国内話題NFTプロジェクト「Crypto Ninja(クリプト ニンジャ)」とは
皆さんは、『Crypto Ninja』というNFTプロジェクトをご存じでしょうか。
『Crypto Ninja』は、2021年9月にスタートした日本発のNFTコレクションです。日本で最も人気のあるNFTコレクションだとも言われており、非常に注目度の高いNFTだと言えるでしょう。
この記事では、そんな日本発のNFTプロジェクト『Crypto Ninja』の魅力について、詳しく解説していきたいと思います。
・『Crypto Ninja』とは何なのか気になる方
・『Crypto Ninja』が注目されている理由を知りたい方
・『Crypto Ninja』の今後について知りたい方
是非この記事を参考にしてみてくださいね。
クリプトニンジャとは
『Crypto Ninja』は、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で取引されている、「忍者」がモチーフのNFTコレクションです。こちらのコレクションは、デジタルマーケターのイケダ ハヤト氏が立ち上げ、キャラクターデザインをイラストレーターのリツ氏が担当しました。「一点ものを丁寧に売っていく」ことをモットーとして作られたコレクションなので、限定100点の販売となっています。
そんな『Crypto Ninja』には、多くの二次創作が出回っており、様々なクリエイターがファンアートを制作し、盛り上がっていることでも有名なNFTコレクションです。2021年9月にミントされて以降、2022年6月の時点では合計で32体の『Crypto Ninja』が販売されています。
クリプトニンジャが注目されている理由
さて、そんな日本発のNFTコレクション『Crypto Ninja』ですが、ここまで注目されるようになった理由は何なのでしょうか。注目されている三つの理由をご説明いたします。
著名人が保有するNFTコレクション
NFT市場が大きな盛り上がりを見せるようになった昨今、著名人や芸能人がNFTに参入するというケースが増えてきています。
タレント自身の広報活動や、ボランティアの一環としてNFTを出品することが多い中、コレクター側として、アーティストグループ『EXILE』の関口メンディーさんが、『Crypto Ninja』のNFTコレクションを購入したことがニュースとなり、大きな話題を呼びました。
自由度が高く、二次創作の販売も可能
先ほども軽く触れましたが、『Crypto Ninja』は二次創作を自由に認めているコレクションなので、一部のルールに違反しなければ、様々なファンアートを制作することが可能です。『Crypto Ninja』のイラストを描いて、別のNFTコレクションとして販売しても問題ありませんし、好きなようにグッズ化してしまっても大丈夫だという自由度の高さが、多くのクリエイターたちから注目を集めました。
こうした二次創作が増えると、運営側は損をするのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、二次創作が盛んになることによって『Crypto Ninja』の認知が世間に広まることは、運営側にとってもNFTコレクションの価値を押し上げる手助けになるので、まさにアーティストと運営側の両方が得する関係なのです。
▼二次創作NFTコレクション「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ)」
コミュニティ「Ninja Dao」の盛り上がり
『Crypto Ninja』には「Ninja Dao」と呼ばれるコミュニティも存在し、この原稿を書いている2022年6月19日時点では、世界中から28000人以上のメンバーがコミュニティに参加しています。「Ninja Dao」は、『Crypto Ninja』のオーナーだけでなく、コレクションを所有していない人でも無料で参加できるのが特徴です。
「Ninja Dao」のコミュニティ内には、初心者でも分かりやすい「仮想通貨入門YouTubeチャンネル」や、危険がいっぱいのクリプトの世界を安全に生き抜くための指標を学ぶ「クリプトリテラシー検定」、2022年4月に開校したメタバースの学校「ニンジャ寺子屋」など、充実したコンテンツが多数用意されています。こうしたコミュニティの充実度も、『Crypto Ninja』が注目される理由のひとつかも知れませんね。
▼Ninja Daoとは
Crypto Ninja Partnersとは?
それでは次に、NFTコレクションの『Crypto Ninja Partners』がどのようなものなのかについても、詳しく解説していきましょう。
『Crypto Ninja Partners』のNFTコレクションは、2022年5月に『Crypto Ninja』のスピン企画として誕生しました。『Crypto Ninja』のサブキャラクターが主役となる内容で、『Crypto Nina』よりもリーズナブルな価格で販売されているのが特徴です。
「より多くの人にニンジャNFTホルダーになってもらいたい」とのコンセプトからスタートしたこちらのコレクションは、なんと販売数が22,222点となっています。驚くのは販売数の多さだけでなく、実はこの『Crypto Ninja Partners』は、先ほどご紹介した「Ninja Dao」のプロジェクトメンバーにより制作されたファンアート、つまり二次創作によるNFTコレクションなのです。
22,222点ものNFTコレクションが発行されれば、購入を希望していたコレクターたちにいきわたりそうですが、なんと『Crypto Ninja Partners』は、販売開始後たった1時間程度で完売してしまいました。海外の投資家が密かに目をつけていたのではないかとの声もあり、販売はパブリックセールを待たずに、プレセールの段階で完売したそうです。
欲しかったのに買えなかったというコレクターの方にとっては残念でしたが、これほどの発行数のコレクションが、たった1時間で完売を記録したということは、なかなかの快挙なのではないでしょうか。
▼CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ) とは
クリプトニンジャの今後
多くのファンアートが制作され、日本では知らない人がいないほどのコレクションとなった『Crypto Ninja』ですが、今後の展開についても見ていきましょう。
『Crypto Ninja』の人気の高さは皆さんもご存じの通りですが、すでにアニメ化に向けてのプロジェクトもスタートしています。こちらのアニメはNFTに関する実証実験も兼ねており、新たなキャラクターIPを創出し、資金調達ができるかを検証していくという目的もあるそうです。
アニメ化のプロジェクトは、株式会社ツクリエ、株式会社Tokyo Otaku Mode、株式会社THE BATTLE、株式会社ファンワークスの4社が共同で行っており、今後の展開に期待大ですね。
このほか、2022年夏にはスマホゲーム『Crypto Ninja Party!』のリリースも予定されています。こちらは『Crypto Ninja』のキャラクターたちが、ゲーム内で活躍するブロックチェーンゲームです。プレイすることでゲーム内通貨を稼ぐことができ、正しい手順を踏めば日本円や他の仮想通貨へも換えられるという仕様が正式に発表されました。
ミニゲームがメインのようですが、マルチプレイにも対応しているとのことなので、リリースが非常に楽しみですね。ゲームは現在、開発中とのことなので、続報をお待ちください。
最後に
今回は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」で販売されている日本発のNFTプロジェクト『Crypto Ninja』について、詳しくご紹介いたしました。
『Crypto Ninja』は忍者をモチーフにしたキャラクターNFTであり、二次創作も可能なことから多くのファンアートが作られているコレクションです。アニメやゲーム化など、今後の展開にも非常に期待でき、さらに大きなIPとして育っていきそうなコンテンツなので目が離せませんね。NFTのメイン市場は海外なので、日本らしい「忍者」のキャラクターというのも、海外コレクターの好みをしっかりとリサーチしており、その魅力が高く評価されています。
様々な楽しみ方が可能なコミュニティ「Ninja Dao」は、今後もさらなる盛り上がりを見せると思うので、気になった方は参加してみても楽しいかも知れませんよ。
『Crypto Ninja』とは一体どのようなNFTプロジェクトなのか、話題にはなっていたものの、詳しい内容が知りたかったという方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
▼Ninja Daoとは
▼CryptoNinja Partners(クリプトニンジャ・パートナーズ) とは
参照元:NFT Media