【完全版】Giveaway、エアドロップでNFTを無料でもらう方法
2013年に誕生したイーサリアム(ETH)の共同創業者、ギャビン・ウッドによって「Web3.0」という言葉が作られました。
ブロックチェーン技術の登場によって、透明性の高い分散管理型のネットワークが構築。メタバースやNFTなどの新時代のコンテンツが次々に誕生している状況です。
そんな目まぐるしい変化のなかで、今注目を集めているのが「Giveaway(ギヴ・アウェイ)によるエアドロップを使ったNFTコレクションの配布」活動。
主にTwitter上で頻繁におこなわれているイベントになります。
手軽にNFTを入手できるということもあり、非常に注目を集めているNFTのGiveawayですが詳細がわからずに困っていませんか。
NFTをGiveawayでもらう方法は非常に簡単です。
今回は、NFTをエアドロップでGiveawayしてもらう方法を紹介。最後まで読むと、TwitterでおこなわれているNFTnoGiveawayに応募できるのでぜひ、参考にしてみてください。
Giveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップってなに?
NFTのGiveaway(ギヴ・アウェイ)とは、NFTを無料配布してくれるイベント・キャンペーンのことを指します。
Giveawayとは日本語に直訳すると「Giveaway=与える」という意味です。
またエアドロップという言葉は、一般的に知られている機能としてはApple製品に付随する「高速で大容量データを無線通信できる機能」。
一方、暗号資産業界で使われるエアドロップという言葉は、取引所をはじめとした各種一般企業が「資金調達を目的におこなうトークンの無料配布イベント」を指します。
ただ、NFTのGiveawayキャンペーンで用いられているエアドロップは、資金調達の意味合いは含まれておらず、「無料配布」のみを指す言葉です。
つまり、NFTのGiveawayとは「NFTの無料配布」という認識。当然NFT本来の特徴である、将来的に価値が上昇する可能性も秘めているので、Giveawayイベントを見つけたときには、ぜひ応募しておきたいところです。
なぜGiveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップでNFTが貰えるの?
将来的な価値のあるNFTが無料でもらえると聞くと、少し怪しさを感じます。なかには詐欺を疑って応募するのが怖いと感じる方もいるのではないでしょうか。
以下では、NGTがGiveaway(エアドロップ)によって無料でもらえる理由を解説します。
NFTがGiveawayされる理由には、以下の2つの理由が挙げられます。
- フォロワー数を増やす(NFTコレクションのファンを増やす)
- NFTコレクションの認知度を高める
- 認知度・フォロワー数(ファン)を増やしてNFTコレクションの価値を高める
最近、別のテーマでも配信したBAYCも最初は約0.1ETH(約20,000円)からのスタートでしたが、2022年現在では最高取引額は1億5,000万円近くまで上昇。
ほかの業界では類を見ないほどのスケール感でアウトパフォームするのが、現在のNFTの魅力です。
そして将来的な価値を大きく高めるために、一定ラインまでは無料でNFTを配布。広くマス層にまでメタ認知してもらい、ブランディングさせるためのマーケティング手法ともいえるでしょう。
それが、話題性の高いNFTが無料でGiveaway(エアドロップ)によってもらえるイベントの正体です。
Giveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップでNFTをもらう方法
Giveaway(エアドロップ)によるNFTの無料配布が詐欺案件ではないということがわかったら、次は実際に応募する方法を抑えましょう。
まずNFTをGiveaway(エアドロップ)で無料でもらうためには、以下の2つに登録する必要があります。
- ウォレット(暗号資産専用のデジタル財布)への利用登録
- NFTマーケットプレイスへの利用登録
実際の詳しい登録手順は、以下をご参照ください。なお、今回はMetaMask(メタマスク)というウォレットとOpenSea(オープンシー)というNFTマーケットプレイスで説明します。
- MetaMaskへの利用登録
MetaMask(メタマスク)の専用アプリをスマートフォンでダウンロード。
または、PCのGoogle Chromeにダウンロードして「拡張機能として登録」します。
https://metamask.io/
公式サイトは上記のURLよりダウンロード可能です。
このとき、特に注意が必要なのが「シークレットリカバリーフレーズ」と呼ばれる12個の英単語を大切に保管しておくこと。
シークレットリカバリーフレーズは、登録後にMetaMaskを管理するために欠かせないので忘れずに残しておきましょう。
また、登録手続きで表示された順番に英単語を入力する必要があるので、スクリーンショットをしたりメモ帳に書き写したりして紛失しないようにしっかりと保存。
「シークレットリカバリーフレーズ」は、アカウント同期などの際に使います。
そのほか、秘密鍵(ウォレットアカウントの大元の管理暗号データ)を管理するための暗号データの役割も担っているので大切に保管しておいてください。
- OpenSeaに登録
OpenSea(オープンシー)への登録は、右上に表示されている「お財布マーク(2つ折りタイプ)」を選択。
bitski、Fortmatic、Wallet Connectなどの各種ウォレット(財布)が表示されるので、ご自身が利用しているウォレットを選択してください。
今回はMetaMask(メタマスク)を想定して解説。各種ウォレットを選択したら、ログイン画面が表示されるので「パスワード」を入力します。
無事にログインできると、MetaMaskとOpenSeaの紐付け作業が終了。
なお、OpenSeaは以下のリンクから公式ホームページに移動できます。
https://opensea.io/
OpenSea(オープンシー)とMetaMask(メタマスク)の利用登録が完了すると、上記の画面が表示できます。
右側の縦長の小さな画面が「MetaMask」。背後の横長の画面がOpenSeaです。
いずれも赤枠で囲われている部分がMetaMaskのアドレスになります。
アドレス部分をタップまたはカーソルを合わせるとコピーできるので、応募するためにコピペしておきましょう。
- Twitterで「# NFT Giveaway」のプロジェクトを検索して応募
Twitter上で「# NFT Giveaway」と検索すると、現在世界中でNFTのGibveaway(エアドロップ)を実施しているさまざまなプロジェクトがヒット。
ご自身の興味のある内容を選んでください。
現在のNFT Giveawayプロジェクトでは、主に以下の3点が応募条件として提示されていることが多いです。
- NFT Giveawayの投稿をRT(リツイート)+いいね(like)
- 新規フォロー
- 指定されたワードのタグ付け
- ウォレットのアドレスを送付
上記の指定された条件を満たすことで、「参加者全員」または「応募した人のなかから抽選」でNFTがGibveawayされます。
無料でもらえるので、気になるプロジェクトを見つけたらぜひ試してみてはいかがでしょう。
Giveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップ国外プロジェクト事例3選
以下からは、Twitter上で実際にNFTのGiveaway(エアドロップ)がおこなわれている事例をいくつかご紹介します。
現在、SNSでおこなわれているGiveawayから、将来大きく価値を伸ばす可能性のある作品が出てくる可能性は0ではありません。どのようなNFTコレクションが出品されているのかをみてみましょう。
事例①:Crypto Slot(クリプトスロット)
NFT Giveawayの「Crypto Slotos」は、2022年5月24日にスタートされた、比較的新しいNFT Giveaway(エアドロップ)プロジェクトです。
製作者は「NFT Giveaway」。Twitterアカウント名は @Meta NFTPunksです。
NFT Giveawayへの応募条件は、
- いいね(like)ボタンを推す
- リツイート(RT)
- ハッシュタグを付ける
- ウォレットアドレスを伝える
上記が応募条件の内容です。
内容を満たすことによって、主催者がWL Crypto SlotsのNFTコレクションをプレゼントしてくれます。合計で100体あり、応募期限は48時間と短めの設定。
https://cryptoslotsnft.netlify.app/
詳細は、上記のWL Crypto Sloto公式サイトからも確認可能です。
事例②:Great GoatsNFT(偉大なヤギ)
Great Goats NFTは、ソラナ(SOL)暗号通貨によって作成されたプロジェクトです。
さまざまなファッション、背景カラー、現代名画を彷彿とさせるコレクションなどさまざまなGreat Gotas(偉大なヤギ)たちが楽しめます。
製作者は「Yushen NFT」。Twitterアカウント名は「habdalla113」です。
応募条件としては、
- @Grea tGoats NFTのフォロー
- @habdalla113のフォロー
- @lulubai_NFTsのフォロー
- 「いいね(like)」&「リツイート(RT)」
- 指定ワードのタグ付
上記が応募条件となっています。
過去にもさまざまなNFTコレクションをGiveaway(エアドロップ)しているクリエイターであり、Grea tGoatsNFTは4,500以上のいいねを記録。
2022年5月24日に開始された新しいプロジェクトなので、気になる方はぜひ確認してみてください。
・Great Goats NFT:https://twitter.com/GreatGoatsNFT
事例③:Phantom Network(ファントム・ネットワーク)/The Meta Whales
Phantom Network(ファントムネトワーク)は、非常に美しいグラフィックデザインが特徴的なヒーロー系のNFTです。
さまざまな装備、髪型、背景のNFTコレクションが楽しめます。
製作者は、「kevin Susanto」。Twitterアカウント名は「@Kevin Susanto」です。
左側の女性のNFTが「Phantom NetWork(Project PXNと呼ばれるプロジェクト)」。
右側のクジラのような生物のNFTは「The Meta Whales」というコレクションになります。
応募条件としては、
- @The Meta Whalesのフォロー
- @Kevin Susantoのフォロー
- @Alpha Gang Gangのフォロー
- リツイート(RT)&タグ付け
Kevin Susantoは現在、フォロワー数が25万人以上を突破しています。Phantom NetWorkやThe Meta Whales以外にも複数のNFTを提供している注目のクリエイターです。
以下は、OpenSeaに公開されているNFTコレクションなのでぜひ、参考にしてください。
・公式OpenSeaサイト:https://opensea.io/collection/pxnghostdivision
Giveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップ国内プロジェクト事例3選
Twitter上でおこなわれているNFTのGiveaway(エアドロップ)の数は、海外が多いですが日本国内でも実施されています。
以下では、日本でおこなわれているNFTのGiveawayの実例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
事例①:Tiny Dino Club
Tiny Dino Clubは、さまざまな体色のドットデザインの恐竜をコレクションできるNFT。恐竜のなかには、火を吹くドラゴンのようなキャラクターやサングラス、剣、タバコを装備する愛嬌のあるさまざまな恐竜NFTが楽しめます。
製作者は「@Tiny Dino Club」というクリエイターです。
応募条件としては、
- @Tiny Dino Clubのフォロー
- 「いいね(like)」&「リツイート(RT)」
- NFTGiveawayのタグを付けて引用RT
- 作品一覧の中から欲しいDinoのリプ
2021年9月18日までおこなわれていたイベントですが、OpenSeaでは今でも購入できます。
・OpenSea:https://opensea.io/collection/tiny-dino-club-generative
事例②:NSM×CNP Collaboration
NSM×CNP Collaborationは、Neo Samurai MonkeysとCryptoNinja PartnersによるコラボレーションNFT Giveaway企画です。
両者ともに、すでに特定のファン層を抱えておりファンの間では大きな盛り上がりを見せています。
実施期間は2022年5月25日から48時間限定でおこなわれる、非常に希少性の高いイベントです。
イベント実行者は「ikehaya(イケハヤ)」。YouTuberとしても非常に知名度の高い方になります。
応募するための条件としては、
- リツイート(RT)
- いいね(like)
- @BigHatMonkeysのフォロー
- @IHayatoのフォロー
- リプでメッセージ応援した方のなかから3名
という内容です。
以下はそれぞれのNFTプロジェクトの公式OpenSeaになるので、ほかの作品も気になる方はぜひ確認してみてください。
・NSM:https://opensea.io/collection/neo-samurai-monkeys
・CNP:https://opensea.io/collection/cryptoninjapartners
事例③:CryptoNinja_NFT(宇迦ちゃん)
しばりなさんは、NFTクリエイターとして活動されている方です。
2022年の1月13日に「宇迦ちゃん」というNFTコレクションを5名の方にプレゼントするNFT Giveawayを決行。
製作者は「しばりな NFTcreator」。Twitterアカウント名は「@SHIBA_RINA7」です。
応募条件としては、
- 「@CryptoNinja_NFT」と「@SHIBS_RINA7」をフォロー
- NFT Giveawayの投稿内容を「リツイート」して「いいね」
という内容でした。
結果的には、「460リツイート」・「26リツイート引用」・「559いいね」という数字を記録して大成功したプロジェクトです。
Giveaway(ギヴ・アウェイ)、エアドロップでNFTを無料でたくさん手に入れるコツ
NFTのGiveaway(エアドロップ)は国内外問わず、主にTwitter上で頻繁におこなわれていることがわかりました。
Twitterが主に利用されている理由としては、FacebookやInstagramよりも情報の拡散力が高いことが挙げられます。
そんなNFTのGiveawayプロジェクトを効率的に活用して、無料でさまざまなNFTをコレクションするためのコツを以下にまとめました。
すべてのNFTが、将来的に大きく資産価値を高める可能性を秘めています。もし大きな価値を持つようになれば、二次市場にリリースして資産構築をすることも可能。
ぜひ、NFTのGiveawayを有効活用してみましょう。
<NFTのGiveawayを上手に入手するコツ>
- Twitterを定期的に確認する
- NFTクリエイターの情報にアンテナを貼っておく
- スムーズに応募できるようにOpenSeaに日頃から触れておく(操作しておく)
- MetaMaskの機能や操作に慣れておく
NFTのGiveaway(エアドロップ)プロジェクトは不定期に開催されます。
もし優良プロジェクトを発見したときに、慌てないでスムーズに応募するためにもOpenSea(オープンシー)やMetaMask(メタマスク)に慣れておきましょう。
事前調査でクリエイターを調べたり、Twitter情報の定期チェックを欠かさないことが上手にGiveawayで無料でNFTを入手するコツです。
まとめ
アメリカの調査会社であるEmergen Researchの発表によると、2020年のNFTの市場規模は約3億4,000万ドル(約300億円)になるだろうと予想。
しかし実際には、予想は大きく外れて2021年時点で約176億ドル(約2兆円)にまで急成長しています。
今後も市場規模の拡大が予想されるNFTコンテンツですが、マーケティング活動の一環として無料でNFTがもらえるGiveaway(エアドロップ)が話題です。
Twitter上で「いいね」や「引用」、「タグ付け」、「フォロー」などの一定条件を満たすことで貰えます。どんなNFTが価値を上げるのかわからないことを考慮すると、ぜひとも無料で入手しておきたいところです。
NFTのGiveawayに応募するためには、「MetaMask(メタマスク)」と「OpenSea(オープンシー)」への登録が必要なので、用意しておきましょう。日頃からNFT関連のコンテンツや情報に触れておくことで、上手にGiveaway(エアドロップ)に応募できます。
ぜひ、今回の内容を参考にして無料でNFTをGiveawayで入手してみてください。
参照元:NFT Media