Terraエコシステム復興プラン2(修正版)が可決|暗号資産取引所の対応表明も続々と


アルゴリズム型ステーブルコイン「TerraUSD(UST)」や「Terra(LUNA)」の開発を主導しているTerraform Labsは2022年5月25日に、Terraエコシステムの復興に向けて”ステーブルコイン無しの新チェーン”を立ち上げる提案1623『Terraエコシステム復興プラン2(修正版)』が可決されたことを発表しました。

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投票者の65.5%が提案に賛成

アルゴリズム型ステーブルコイン「TerraUSD(UST)」や「Terra(LUNA)」の開発を主導しているTerraform Labsは2022年5月25日に、Terraエコシステムの復興に向けて”ステーブルコイン無しの新チェーン”を立ち上げる提案1623『Terraエコシステム復興プラン2(修正版)』が可決されたことを発表しました。

『Terraエコシステム復興プラン2』が最初に公開された後には、コミュニティ投票期間中に提案内容が修正されたことによって一部から批判の声が出ていたものの、最終的には投票者の65.5%が提案に賛成し、提案が可決されたと報告されています。

(画像:Terra Station)(画像:Terra Station


Terra 2.0が登場します。
新しいブロックチェーンの創設とコミュニティの保護を求める「提案1623」は圧倒的な支持を得て可決されました。

新通貨発行とトークン配布について

今回の提案が可決されたことによって「アルゴリズム型ステーブルコインを含まない新しいTerraチェーン」が作成されることになるとのことで、現行のチェーン名称は『テラ・クラシック(トークン名:Luna Classic/LUNC)』、新しいチェーン名称は『テラ(トークン名:Luna/LUNA)』になると報告されています。

なお、新しいチェーンはジェネシスブロックから作成されるとのことで、テラ・クラシックとは完全に異なるものになるためハードフォークにはならないとも説明されています。

新通貨LUNAは「LUNCのステイカー・LUNC保有者・残留UST保有者・Terra Classicの必須アプリ開発者」にエアドロップされる予定になっているとのことで、トークン配布の要約としては以下のような比率で分配されると説明されています。

コミュニティプール 30%
攻撃前のLUNA保有者 35%
攻撃前のaUST保有者 10%
攻撃後のLUNA保有者 10%
攻撃後のUST保有者 15%

複数の暗号資産取引所が対応表明

今回の提案可決発表を受けて「LUNA・UST」を取り扱っていた暗号資産取引所からは『新通貨LUNA&新Terraチェーンのサポート』が続々と発表されており、これまでには「Bitfinex・Bitrue・Huobi・HitBTC・Bybit・Bitget」などといった複数の暗号資産取引所から『新通貨・新チェーン対応』の発表がなされています。

各取引所は公式Twitterアカウントや公式サイトでこれらの発表を行なっており、Terraの公式Twitterアカウントでも暗号資産取引所の対応ツイートがリツイートされているため、対応取引所や続報を確認したい方はTerraの公式Twitterアカウントなどをご確認ください。

>>「Terra公式Twitter」はこちら
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>>「Bitrue」の発表はこちら
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>>「HitBTC」の発表はこちら
>>「Bybit」の発表はこちら
>>「Bitget」の発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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