なぜ私はverylonganimalsの偽物NFTを購入してしまったのか

この記事はNFTをこれから買おうとしている人や2、3作品買ってなんとなく買う事に慣れてきた人向けの記事です。openseaでの購入者向けに書いていますが、他のマーケットプレイスでも十分応用できます。

そもそもNFTとは?

ここは知らない人がいれば読んでください。本題はこれからです。

verylonganimalsとの出会い

3月初旬。私には気になるNFTアートがあった。

それがverylonganimalsです。verylonganimalsとは、こんな感じのベリーロングな動物のNFTアートのことです。かわいいです。

クリエイターはAkimuneKawaさん。

最初は「なげーな」と思っていたくらいだったのですが、だんだんとその不思議な魅力に取り憑かれていきました。当時もその魅力は既に十二分に出ていましたが、最近は

NFTプロジェクト「Very Long Animals」の9つの成功要因についてVery Shortに考察する

と考察が出たり、Twitterで #verylonganimals を検索すると

https://tinyurl.com/ybw6g39y

のように大変賑わっています。

オファーから、購入、そして偽物だと気づくまで

このNFTアート、あっという間に売れてしまいなかなか手に入りません。しかし私は気に入ったanimalsがあり、ダメ元で所有者にオファーをかけました。真夜中にオファーを入れて、朝起きて確認したら、、、なんと購入ができていたのです!

私は喜びました。欲しいものが手に入った!と。

一通り喜び終わった後、私は改めて作品を眺めようと一覧リストに飛びました。

すると、、、

「なんかオーナー数少なくないか?」「取引ボリュームがおかしい、、、」ということに気が付きました。

そうです。私はそのverylonganimalsのNFTの偽物を購入してしまったのです。完全に誤購入でした。が、後の祭りです。

私の頭の中では「偽物を出すなんてやめてくれ」とか「運営なんとかして」などとそんな考えが一瞬浮かびましたが、コントロールできるのは自分自身のみ。

こうなってしまった以上、私に何かできる事はないかと考えた結果、同じように偽物のNFTアートを購入してしまう人が増えないように起こった事や対策をまとめることにしました。

下記に購入前に気を付けた方が良い5つのポイントをまとめましたので

NFT購入時の参考になれば幸いです。

偽物のNFTアートに騙されない5つのチェックポイント

1.出品ブランド名とURL確認する

偽物は出品ブランド名を寄せてきます。verylonganimalsで言えば

本物

VeryLongAnimals

https://opensea.io/collection/very-long-animals

偽物

VeryLongAnima

https://opensea.io/collection/verylonganimal

VeryLongAnimals v2

https://opensea.io/collection/verylonganimals-v2

です。

ちなみに上記2つが偽物というのは

くわしく調べようと作者のAkimuneKawaさんに直接確認済み。

わかってはいましたが、オフィシャルに偽物(ややこしい)です。

画像で並べても全くわかりません。

そりゃそうです。究極的には同じ画像だからです。

ここはよくチェックしてください。

opensea内をサーフィンしていたら、

いつの間にか偽物に迷い込んでしまうこともあります。

2.Mintedされた作品を受け取っている人のコレクションを確認する

それぞれの作品ページの下部にItem Activityという項目があります。

そのNFTが誰から誰に渡ったのかが記録されているのですが、

この一番下のMIntedの行のToの列の欄の人の保有している作品を確認します。

参考:verylonganimals

ここでは、不自然に作品が並んでいないかを見ます

例えばこんな感じ。

贋作販売車の保有NFTページ

もちろんこのように揃えるコレクターの方もいるので全てが怪しいということにはなりませんが、指標の一つになります。

3.Twitter連携をしているか

Twitterと連携している場合、信頼できる場合が多いです。

さらにTwitterに飛んで、その人がどのようなTweetをしているのか、作品について書いているかをチェックします。

4.item、owners、floor price、volume tradedは適切か

自分が欲しいと思った本物の作品群の数字を見て、購入前に数字が大きく変わっていないか確認しましょう。変化していた時は、再度作品名やアーティストを確認しましょう。

ちなみにverylonganimalsでは

本物

偽物

となっています。

ちなみに偽物のowners数が3となっていますが、そのうち1は私ですね。ちくわください。

それぞれの項目はこういった意味で使われています。

 item:そのNFTアーティストが販売している作品の数

 owners:そのNFTアーティストの作品を保有している人の数

 floor price:販売されている作品の最低価格

 volume traded:作品の総取引金額

5.眠い時に買わない

これは極めて重要です。私は普段24時前後に就寝するのですが、この日は26時前後にverylonganimalsを買いたいと思ってしまい、作品の購入オファーを出してしまいました。その結果、偽物を掴んでしまったわけです。ちく(わ)しょうと思いました。自分のコンディションがいい時、正常な判断がしやすい時に購入を検討しましょう。

もしも偽物を間違って買ってしまったら

それでも、もしかしたらあなたも偽物を買ってしまう日が来るかもしれません。

現在、NFTに詳しい弁護士の方とも少し本件についてコミュニケーションしましたが

偽物を出品した人本人までたどり着くのが大変で、購入金額を取り戻すのは困難な場合が多いとのことでした。

そこは一瞬うなだれてかまいません。つらいですから。

しかしあなたにはその後、すぐにどうしてもやらなければならないことがあります。

それは

買ってしまった偽物を自分のCollectedからHiddenに移しておくこと。

です。openseaには現在月間およそ1億人の人が訪れています。

その中から何かの拍子にあなたのコレクション一覧を見て、そこから偽物の作品一覧にたどり着き、そのまま購入してしまうという可能性も否定できません。

二次被害を防ぐ為にも、必ず変更しておきましょう。

まとめ

さて、今回は私の経験から得た、購入する時に

ちゅういしてほしいことをまとめました。

くまなくチェックをしてから購入するようにしてください。

わたしは大丈夫、と思わない方がいいです。

みなさんのNFTコレクターライフがより良いものになりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参照元:NFT Media

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