DFINITY、インターネットコンピューター(ICP)上でNFT1万個を無料配布
インターネットコンピューター(ICP)上でNFT1万個が無料配布
非営利団体ディフィニティ財団(DFINITY Foundation)が、同団体が開発を主導する分散型クラウド「インターネットコンピューター(Internet Computer Protocol:ICP)」上で、初めてNFTをドロップするとして、10,000個のユニークなNFTを9月1日20:00に(UTC:協定世界時)無料配布を行った。
配布されたNFT「アイシーパンク(ICPunks)」はピエロをモチーフにしたキャラクターで、先日決済大手のVisaが購入したことでも話題となった有名なNFTアート「クリプトパンク(CryptoPunks)」や、1990年代のヒップホップデュオInsane Clown Posseの頭文字に触発されて制作したものであるとのことだ。
This hit was hard and the numbers were crazy!
— ICPunks (@IcPunks) September 1, 2021
We did it in less than 30 minutes, just because the #InternetComputer was completely jammed.
Enjoy your ICPunks, and we’re inviting you to our marketplace in a few hours!
Thanks@dfinity @DFINITYDev @dominic_w @beavskis pic.twitter.com/F0ArkKm2Hj
なお「アイシーパンク」の発表によると、10,000個の全NFTは配布開始後30分にて配布完了したとのことで、およそ6万人のユーザーがこのイベントに参加をしたとのことだ。また「アイシーパンク」のサイト公開後には8万9,000人が訪問し、無料配布の応募を行っていたことも発表されている。
We started a claiming process for the first group from the whitelist.
— ICPunks (@IcPunks) September 1, 2021
A real stress test for the Internet Computer@DFINITYDev @dfinity @dominic_w @beavskis
But this is just the beginning… pic.twitter.com/NHoHpp7NxP
インターネットコンピューターは2008年に構想され、今年5月にメインネットのローンチした。これまでにa16zやPolychain Capitalなどの投資家から1億200万ドル(約130億円)の資金調達を行っている。 現状アマゾンのAWAやGoogleが手がける特定の企業のクラウドコンピューティングサービスの分散化を、ブロックチェーンを活用し目指しているプロジェクトだ。 そのエコシステムで活用されるICPトークンは、現在米コインベースをはじめ多くの暗号資産取引所に上場している。
1/ Congratulations to @ICPunks on selling out 10,000 NFTs in under 30 minutes on launch day.
— DFINITY Foundation (@dfinity) September 2, 2021
Just as CryptoKitties stress-tested the Ethereum network in 2017, demand for clown punks successfully tested the #InternetComputer.
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参考:ICPunks・公式ミディアム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artacet
参照元:ニュース – あたらしい経済