-------------10/31ドル円相場------------------------- アジアタイムは中国PMIの悪化や日銀の追加緩和見送りで108円台半ばまでじり安。欧州タイムは米中問題への懸念が再燃し108円台前半へ続落。NYタイムは冴えない指標が続き長期金利が低下する中107.927まで下値を拡大。 OP108.028 HI108.895 LO107.927 CL108.012 -----------10/31主な出来事-------------------------- 09:30 オーストラリア9月住宅建設許可件数 (前月比)+7.6% 前回-1.1%(-0.6%) 予想0.0% 10:00 中国10月製造業PMI 49.3 前回49.8 予想49.8 日銀、金融政策の現状維持を決定「物価安定へのモメンタムが損なわれる恐れに注意が必要な間、現在の長短金利の水準または下回る水準で推移」(2020年春頃までのフォワードガイダンスを修正) 15:30 黒田日銀総裁、定例記者会見 「物価安定へのモメンタム損なわれていないが注意は必要」「政策金利フォワードガイダンスは、低い政策金利が長期間続くことを示した」「海外経済を中心としたリスクは高まっている」「マイナス金利の深堀りは可能」 18:09 「中国、トランプ政権との長期の貿易合意到達を疑問視」-関係者 19:00 ユーロ9月失業率 7.5%前回7.4%(7.5%) 予想7.4% 19:00 ユーロ7-9月期GDP、速報値(前年比) +1.1% 前回+1.2% 予想+1.1% 19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年比) +0.7% 前回+0.9%(0.8%) 予想+0.7% 21:30 カナダ8月月次国内総生産(GDP)(前月比)+0.1%前回0.0% 予想+0.2% 21:30 アメリカ7-9月期雇用コスト指数(前期比) +0.7% 前回+0.6% 予想+0.7% 21:30 アメリカ9月個人消費支出(PCE)(前月比)+0.2% 前回+0.1%(0.2%) 予想+0.3% アメリカ9月PCEデフレーター(前年比) +1.3% 前回+1.4% 予想+1.4% アメリカ9月PCEコア・デフレーター(前年比)+1.7% +1.8% 予想+1.7% 21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 21.8万件 前回21.2万件(21.3万件) 予想21.5万件 22:45 アメリカ10月シカゴPMI 43.2 前回47.1 予想48.0 22:48 トランプ米大統領「米中の第1段階合意の署名で新しい開催地を近く公表する」「パウエルFRB議長に国民は非常に失望している」 --------10/31株式・債券・商品----------------------- 日経平均 22927.04△83.92豪ASX 6663.374 ▼26.108上海総合 2929.056▼10.265英FT 7248.38▼82.40独DAX 12866.79▼43.44NYダウ 27046.23▼140.46 日10年債利回り -0.1330%▼0.0240豪10年債利回り 1.139%△0.002英10年債利回り 0.629%▼0.057独10年債利回り -0.407%▼0.053米02年債利回り 1.5239%▼0.0737米10年債利回り 1.6910%▼0.0805 NY原油 54.18 ▼0.88NY金 1514.80△18.10 ------------11/1注目材料---------------------------- <国内>08:30 9月完全失業率 <海外>09:30 7-9月期豪生産者物価指数10:45 10月財新中国製造業PMI16:00 10月トルコ製造業PMI16:30 10月スイス消費者物価指数16:30 9月スイス小売売上高17:30 10月スイスSVME購買部協会景気指数18:00 10月ノルウェー失業率18:30 10月英製造業PMI21:30 10月米雇用統計22:30 カプラン米ダラス連銀総裁講演22:45 10月米製造業PMI改定値23:00 10月米ISM製造業景況指数23:00 9月米建設支出26:00 クラリダFRB副議長講演26:00 クオールズFRB副議長講演26:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演27:00 10月ブラジル貿易収支27:30 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演----- ムーディーズが南ア格付けを発表 ------------11/1きょうのひとこと-------------------- 昨日のドル円は久しぶりの大陰線となりました。米中不安再燃で円高、米指標悪化でドル安という素直な展開で、1日の下げ幅としては8月25日以来の大きさとなっています。FOMCは利下げを休止したばかりですが、きょうの雇用統計とISMが弱いと、市場が年内追加利下げの催促を始める可能性もありそうです。その半面、雇用統計とISMに対する市場の「期待値」はすでに低下しており、ポジティブサプライズへのハードルも下がっているのでしょう。ドル円は、上がるにしても下がるにしても比較的大きく動く可能性がありそうです。 本日もよろしくお願いします。