月: 2019年1月

毎勤統計、不適切調査で賃金など実態より低く 組織的隠蔽は否定 News

毎勤統計、不適切調査で賃金など実態より低く 組織的隠蔽は否定

厚生労働省は11日、賃金や労働時間の動向を把握する「毎月勤労統計」の調査において、実施すべき全数調査の一部を抽出調査で行っていたと発表した。これにより「決まって支給する給与」などが低く出ていたため、雇用保険や労災保険で追加給付が必要な事態となっている。根本匠厚生労働相は会見で「組織的隠蔽があったという事実は現段階ではない」との認識を示した。

金融庁、コインチェックを登録業者に認定 サイバー対策強化を評価 News

金融庁、コインチェックを登録業者に認定 サイバー対策強化を評価

金融庁は11日、仮想通貨取引所のコインチェックを資金決済法に基づく登録業者に認定すると正式発表した。コインチェックは登録制の開始前から事業を行っていた「みなし業者」だが、訪問審査や内部管理体制の改善状況の検討を踏まえ、登録可能と判断した。金融庁は11日付でコインチェックへの業務改善命令を解除した。

度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は? ブログ

度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は?

■数分間で米ドル/円が4円超の急落! 今後のシナリオは? 新年早々、為替相場ではフラッシュ・クラッシュが発生した。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。

 となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。

 2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。

【参考記事】

●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)

■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。

 もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。

 一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。

 だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

【スパイクローについての参考記事】

●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!

 同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。

世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)

 要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。

 実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。

■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。

 2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。

米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。

 実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。

 もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は? ブログ

度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は?

■数分間で米ドル/円が4円超の急落! 今後のシナリオは? 新年早々、為替相場ではフラッシュ・クラッシュが発生した。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。

 となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。

 2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。

【参考記事】

●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)

■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。

 もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。

 一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。

 だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

【スパイクローについての参考記事】

●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!

 同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。

世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)

 要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。

 実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。

■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。

 2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。

米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。

 実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。

 もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
米政権、壁建設巡り非常事態宣言と災害関連予算の転用検討=報道 News

米政権、壁建設巡り非常事態宣言と災害関連予算の転用検討=報道

米ホワイトハウスはトランプ大統領が求めるメキシコ国境の壁建設を可能にするため、国家非常事態宣言に向けた調整を行っており、陸軍工兵隊の災害対策業務に割り当てられている未執行予算を転用する可能性も検討している。米紙ワシントン・ポストが関係筋の話として10日報じた。

街角景気が大幅悪化、企業部門は2年半ぶり低水準=12月景気ウォッチャー調査 News

街角景気が大幅悪化、企業部門は2年半ぶり低水準=12月景気ウォッチャー調査

内閣府が11日に発表した12月の景気ウオッチャー調査では、家計・企業・雇用の3部門がそろって悪化し、全体の景況感が17年3月以来の低水準に落ち込んだ。特に企業部門は2年半ぶりの低水準に落ち込んだ。先行きも5カ月ぶりに50を割り込んだ。不安定な株式市場や今年10月の消費増税、人手不足、米中摩擦への懸念など、消費者・企業心理にはマイナス材料が目白押しとなっている。

ドル108円前半で伸び悩み、米CPI待ち News

ドル108円前半で伸び悩み、米CPI待ち

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル安/円高の108円前半。株価が堅調に推移する中、ドルは108円半ばまで強含んだものの、3連休を控えた利益確定売りや調整売りに押され、伸び悩んだ。