フランスのルメール経済・財務相は１６日、自動車大手ルノーのカルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）解任に向け、数日中の取締役会開催を要請したことを明らかにした。

米連邦検察当局は、中国の通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）[HWT.UL]が米国企業から企業秘密を窃取した疑いで捜査しており、近く同社を起訴する可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が１６日、報じた。

米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が１６日に公表した地区連銀経済報告（ベージュブック）で、全国各地の企業でここ数カ月間、楽観的な見方が後退したことが分かった。

英議会は１６日、メイ内閣に対する不信任案を賛成３０６、反対３２５で否決し、メイ首相は続投することが決まった。

シリア北部マンビジュで１６日、自爆攻撃があり、米軍関係者４人が死亡した。監視団体によると、死者は合わせて１９人に上るという。この攻撃で過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）が犯行声明が出した。

英与党・保守党の議員が１６日、英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）の是非を問う国民投票の再実施に向けた法案を提出した。

米フォード・モーターが１６日に示した第４・四半期の利益見通しはアナリスト予想を下回った。また、２０１９年は関税措置により利益が約７億ドル目減りするとの予想を示した。これを受けフォードの株価は序盤の取引で２％下落している。

イングランド銀行（英中央銀行）のカーニー総裁は１６日、メイ首相の離脱協定案が議会で否決された後にポンドが上昇したことについて、市場が合意なき離脱のリスクが低下したと受け止めたか、離脱が延期されると受け止めたことを示唆しているとの認識を示した。

米金融大手バンク・オブ・アメリカ（バンカメ）が発表した２０１８年第４・四半期決算は、利益がアナリスト予想を上回った。年末の金融市場混乱の影響で投資銀行部門や債券取引部門は減収となったものの、金利収入の増加や融資の伸びが寄与した。

米金融大手ゴールドマン・サックスが発表した２０１８年第４・四半期（１０─１２月）決算は、株式取引が堅調だったことで債券取引による損失が相殺され、収入が市場予想を上回った。