月: 2019年1月

今の米ドル/円は下落しにくい状況にある!? 注目材料は3つ。米中合意なら円安ドル高へ ブログ

今の米ドル/円は下落しにくい状況にある!? 注目材料は3つ。米中合意なら円安ドル高へ

■身動きが取れなくなった金融市場 世界の金融市場は、まったく動かなくなりました。

 年初の混乱に疲れて、相場も方向感をなくし、市場関係者も身動きが取れなくなってきています。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 次のテーマは何か、じっと待っている状態です。もう何週間も、同じことを紹介していますが、当面の材料と言えば、おそらく3つでしょう。

【参考記事】

●米ドル/円は110円あたりが当面の上限か!? 落ち着いた相場で取るべき投資戦略は…?(1月18日、今井雅人)

■対話路線の中国VS強硬姿勢の米国 1つ目は、米中貿易摩擦です。

 中国は、完全対決から対話路線に方向転換し、何とか合意を取り付けようとしていますが、米国側は依然として、かなり強硬姿勢のようです。

 合意ができれば、株価も急伸し、円安と米ドル高の展開になってくるでしょう。そうなれば、米ドル/円も110.00円を、しっかりと上に抜けてくるに違いありません。

【参考記事】

●米ドル/円は110円あたりが当面の上限か!? 落ち着いた相場で取るべき投資戦略は…?(1月18日、今井雅人)

●2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!(1月11日、今井雅人)

●金融市場大荒れの背景に3つの要因あり! 米ドル/円は、当面110円~112円程度で推移(2018年12月27日、今井雅人)

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

■英国のEU離脱問題で再び市場が混乱!? 2つ目は、英国のEU(欧州連合)離脱問題です。

 この問題については、やや先送りになった感はありますが、なにひとつ、方向性が出ているわけではありません。

 そんなに遠くないうちに、再び市場を混乱させる材料になってくる可能性があります。

【参考記事】

●2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!(1月11日、今井雅人)

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足)

 3つ目は、米国の金融政策です。すでに…
今の米ドル/円は下落しにくい状況にある!? 注目材料は3つ。米中合意なら円安ドル高へ ブログ

今の米ドル/円は下落しにくい状況にある!? 注目材料は3つ。米中合意なら円安ドル高へ

■身動きが取れなくなった金融市場 世界の金融市場は、まったく動かなくなりました。

 年初の混乱に疲れて、相場も方向感をなくし、市場関係者も身動きが取れなくなってきています。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 次のテーマは何か、じっと待っている状態です。もう何週間も、同じことを紹介していますが、当面の材料と言えば、おそらく3つでしょう。

【参考記事】

●米ドル/円は110円あたりが当面の上限か!? 落ち着いた相場で取るべき投資戦略は…?(1月18日、今井雅人)

■対話路線の中国VS強硬姿勢の米国 1つ目は、米中貿易摩擦です。

 中国は、完全対決から対話路線に方向転換し、何とか合意を取り付けようとしていますが、米国側は依然として、かなり強硬姿勢のようです。

 合意ができれば、株価も急伸し、円安と米ドル高の展開になってくるでしょう。そうなれば、米ドル/円も110.00円を、しっかりと上に抜けてくるに違いありません。

【参考記事】

●米ドル/円は110円あたりが当面の上限か!? 落ち着いた相場で取るべき投資戦略は…?(1月18日、今井雅人)

●2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!(1月11日、今井雅人)

●金融市場大荒れの背景に3つの要因あり! 米ドル/円は、当面110円~112円程度で推移(2018年12月27日、今井雅人)

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

■英国のEU離脱問題で再び市場が混乱!? 2つ目は、英国のEU(欧州連合)離脱問題です。

 この問題については、やや先送りになった感はありますが、なにひとつ、方向性が出ているわけではありません。

 そんなに遠くないうちに、再び市場を混乱させる材料になってくる可能性があります。

【参考記事】

●2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!(1月11日、今井雅人)

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足)

 3つ目は、米国の金融政策です。すでに…
日銀が輸出版ヒートマップ、減少の可能性を可視化 警戒示す指標も News

日銀が輸出版ヒートマップ、減少の可能性を可視化 警戒示す指標も

日銀はこのほど、日本の輸出が先行き大幅に減少する可能性を可視化した輸出版のヒートマップを作成し、1月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の全文に掲載した。それによると、現状は過去のITバブル崩壊やリーマンショックほどの強いシグナルは観察されないものの、海外経済を巡る不確実性が高まる中で、落ち込みを示唆する指標も増えている。

ドル109円後半でもみ合い、ドラギ発言に注目 News

ドル109円後半でもみ合い、ドラギ発言に注目

午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル高/円安の109円後半。前日の海外市場でドルは110円にワンタッチしたものの、その後急落したことで、この日の市場では気迷い気分が広がった。市場は欧州中央銀行(ECB)理事会後のドラギ総裁の会見に関心を寄せている。

日経平均は3日続落、外部環境への懸念が重し News

日経平均は3日続落、外部環境への懸念が重し

東京株式市場で日経平均は小幅ながら3日続落した。前日の米国株は上昇したが、米政府機関の閉鎖や貿易摩擦など外部環境に対する懸念は根強く、主力株に売りが先行した。相対的に出遅れ感のある中小型株が物色され、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、ファーストリテイリングなど指数寄与度の高い銘柄が下落し、上値が抑えられた。一方、為替が1ドル109円台半ばで安定していたことが支えとなり、売り圧力も限定的だった。