月: 2019年1月

市場は荒れ気味、デフレ脱却へ政策「辛抱強く」=黒田日銀総裁 News

市場は荒れ気味、デフレ脱却へ政策「辛抱強く」=黒田日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は4日、全国銀行協会(全銀協)主催の賀詞交歓会であいさつし、足元の市場動向について「やや荒れ気味」とし、米国など海外で予想外のことが起こっていることが大きく影響しているとの認識を示した。その上で、「市場の状況を見つつ、自分の判断でしっかり政策を行っていく」と語った。

コラム:ECBの執行部交代、重要なのは次期首席エコノミスト News

コラム:ECBの執行部交代、重要なのは次期首席エコノミスト

[ロンドン 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 欧州中央銀行(ECB)は執行部の要職が年内に次々と任期満了を迎えて後継者選びが行われるが、最も重要なのはドラギ総裁の交代ではないかもしれない。総裁の後継候補のほとんどは、ユーロ解体など実際の課題に対応する上でドラギ氏のような創造性を欠いている。一方、次期首席エコノミスト候補の先頭を走り、自由な発想力を持つアイルランド中銀総裁のフィリップ・レーン氏は、新ポストで大きな影響力を手に入れ、特に次の景気悪化局面で力を発揮しそうだ。

「株価は気分的な影響がきわめて大きい」=麻生財務相 News

「株価は気分的な影響がきわめて大きい」=麻生財務相

麻生太郎財務相は4日、証券関連7団体の新年名刺交換会であいさつし、年初来の世界的な株安について「アップルのせいだ、商いが薄いからだといろいろ理屈はつけられるが、企業の実態はきわめて好調だ」と述べた。企業収益が増えた結果、税収も伸び、順調に予算編成できたとした。

正午のドルは108円前半、国内勢が買い支え News

正午のドルは108円前半、国内勢が買い支え

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅高の108円前半。前日104円台まで急落したドルは切り返しが続き、一時108.20円をつけた。市場では107円半ば付近で国内勢の買いが入ったとの指摘が出ている。