月: 2018年6月

米利上げ、世界経済にプラス 新興国に大きな問題ない=日銀総裁 News

米利上げ、世界経済にプラス 新興国に大きな問題ない=日銀総裁

[ウィスラー(カナダ) 31日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議出席のため訪れた当地で記者団の取材に応じ、米国の利上げを背景とした一部新興国からの資金流出について、新興国経済全体に大きな問題を与えているわけではないと述べた。米金融政策の正常化は、世界経済にプラスとの認識を示した。

薬価は内政問題、国益に反する交渉しない=安倍首相 News

薬価は内政問題、国益に反する交渉しない=安倍首相

[東京 1日 ロイター] - 安倍晋三首相は1日午前の参院本会議で、米通商代表部(USTR)が日本の薬価制度に懸念を表明していることについて、「薬価はすぐれて内政の問題で、2国間交渉の対象になることは受け入れられない」と述べ、「薬価を含め、いかなる国とも国益に反する交渉はしない」と強調した。

前場の日経平均は続伸、1ドル109円台の円安が支え News

前場の日経平均は続伸、1ドル109円台の円安が支え

[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比71円68銭高の2万2273円50銭となり続伸した。米国が欧州連合(EU)やカナダ、メキシコに対する追加関税発動を発表したことで貿易戦争への懸念が高まり、朝方は売りが先行。下げ幅は一時100円を超えたが、弱含みの円相場が支えとなり次第に下げ渋った。1ドル109円台まで円安が進むと先物に買い戻しが入って上げ幅が拡大した。トヨタ、三菱UFJなどの主力大型株に押し目買いが入ったことも投資家心理を改善させた。

日米財務相、北朝鮮情勢を協議 FTAや為替は議論せず News

日米財務相、北朝鮮情勢を協議 FTAや為替は議論せず

[ウィスラー(カナダ)/東京 31日 ロイター] - 日米の財務相は5月31日夕(日本時間6月1日朝)、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開催されているカナダのウィスラーで会談し、両国の経済関係や北朝鮮情勢について意見交換した。日本の財務省同行筋によると、2国間の自由貿易協定(FTA)や為替は議題に上らなかった。

鉄鋼・アルミ関税の標的は間違い、問題は中国=米下院歳入委員長 News

鉄鋼・アルミ関税の標的は間違い、問題は中国=米下院歳入委員長

[ワシントン 31日 ロイター] - 米下院歳入委員会のブレイディ委員長(共和党)は31日、トランプ政権が鉄鋼・アルミニウムの輸入制限でカナダ、メキシコ、欧州連合(EU)に対する適用除外を撤回し、追加関税を導入すると決めたことについて「標的を間違えている」と批判した。