----------7/14ドル円相場概況--------------------- OP 113.286HI 113.574LO 112.259CL 112.520 東京市場は、3連休前の実質5・10日とあって実需のドル買いが先行すると113.574円まで上昇。しかし、仲値公示後はじり安の展開となり、午後には113.20円前後まで弱含んだ。欧州市場は米長期金利が低下する中、113.00円前後まで続落。NY市場に入ると、米6月消費者物価指数と米6月小売売上高のダブルパンチを浴びて5分で50銭の急落を演じた。その後も米長期金利が低下幅を拡大する中、ドル売り圧力は収まらず112.259円まで下値を切り下げた。その後は、米国株の上昇に支えられて買い戻しが入ったが、長期金利の巻き戻しにもかかわらず112.70円台で頭打ちになると112.50円付近に押し戻されてクローズした。 -----------7/14主な出来事---------------------------- 18:00 (ユーロ圏) 5月貿易収支(季調前)+214億EUR前回+179億EUR 21:30 (米) 6月消費者物価指数 (前月比)0.0%前回-0.1%予想+0.1%(米) 6月消費者物価指数 (前年比)+1.6%前回+1.9%予想+1.7%(米) 6月消費者物価指数 (コア:前年比)+1.7%前回+1.7%予想+1.7% 21:30 (米) 6月小売売上高 (前月比)-0.2%前回-0.3%→-0.1%予想+0.1%(米) 6月小売売上高 (前月比:除自動車)-0.2%前回-0.3%予想+0.2% 22:15 (米) 6月鉱工業生産 (前月比)+0.4%前回0.0%→+0.1%予想+0.3%(米) 6月設備稼働率76.6%前回76.6%→76.4%予想76.8% 23:00 (米) 7月ミシガン大消費者信頼感指数・速報93.1前回95.1予想95.0 23:00 (米) 5月企業在庫 (前月比)+0.3%前回-0.2%予想+0.3% ------------7/14株式・債券・商品---------------------- 日経平均 20118.86(△19.05)上海総合3222.42(△4.25) 英FT 7242.13(▼15.16)独DAX12733.41(▼60.59) NYダウ21637.74 (△84.65) 日10年債0.078% (▼0.001) 豪10年債2.718% (△0.031)英10年債1.310% (△0.008)独10年債0.597% (▼0.006)米2年債 1.356% (▼0.007)米10年債2.332% (▼0.013) NY原油 46.54(△0.46)NY金 1227.50(△10.20) --------7/17きょうの注目材料------------------------- <国内>海の日の祝日で休場 <海外>11:00 中国6月鉱工業生産11:00 中国6月小売売上高11:00 中国4-6月期GDP16:00 トルコ4月失業率18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・改定値21:30 カナダ5月国際証券投資21:30 米7月NY連銀製造業景気指数 --------7/17きょうのひとこと------------------------ 米6月消費者物価指数は、たしかに期待外れでしたが、コア指数が前年比+1.7%と底堅い伸びを示しており低インフレ懸念が高まるほどではないと感じます。それより、米6月小売売上高が除自動車で2カ月連続で減少した事のほうが消費大国アメリカの景気先行きに対する不安を抱かせます。ドル円は200日移動平均線(111.741)や6-7月の上げ幅の半値押し(111.639)のサポートを試す展開がやってきそうです。 今週もよろしくお願いいたします。