月: 2017年7月

今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月に入り5月高値(114.362円)を突破するも、心理的節目の114.50円を前に伸び悩み。足元で日足の一目均衡表の転換線を下抜けたほか、本日の東京市場でわずかながら今月安値を更新しており、目先的には下値模索の動きが先行しやすくなっていると見ます。目先は75日線や200日線といった、チャートポイントで反発するか注目です。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは7/18の10:35現在)

○下値目処について
7/14安値(112.259円)を割り込んだ事で、目先は200日線(111.490円)や日足の一目均衡表の基準線(111.639円)、75日線(111.476円)などが位置する、111円台半ばが支持帯となるか注目です。割るとボリンジャーバンド-2シグマまで下値余地が広がる公算です。この水準でも下げ止まらないようならば、日足の一目均衡表の雲下限(111.076円)割れを意識した一段安も考えられます。

○上値目処について
足元で20日線(112.697円)が重そうです。すぐ上に6日線(112.960円)や日足の一目均衡表の転換線(113.323円)もあり、行く手を阻みそうです。もし終値で転換線を突破できれば、調整一服期待が高まりそうです。7/14高値(113.574円)を超えると、5月以降強力な上値抵抗となっている114.50円レベルを再び試す事も考えられます。

○上値目処
112.671円(月足の一目均衡表の雲上限)
112.697円(20日線)
112.960円(6日線)
113.375円(日足の一目均衡表の転換線)
113.574円(7/14高値)
114.362円(5/11高値)
114.416円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
114.491円(7/11高値)
114.640円(昨年12月高値118.661円-今年4月安値108.134円の61.8%戻し)
115.503円(3/10高値)
116.047円(16年12/30安値)
116.177円(16年12月高値118.661円-17年4月安値108.134円の76.4%戻し)
118.661円(16年12月高値)

○下値目処
112.183円(現時点での、7/18安値)
112.052円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.043円(26週線)
111.857円(13週線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.785円(200日線)
111.639円(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
111.476円(75日線)
111.248円(日足の一目均衡表の雲上限)
111.076円(日足の一目均衡表の雲下限)
110.978円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
110.235円(5/18安値)
110.141円(週足の一目均衡表の雲下限)
財政健全化計画、大きく内容を変えることはない=麻生財務相 News

財政健全化計画、大きく内容を変えることはない=麻生財務相

[東京 18日 ロイター] - 麻生太郎財務相は18日の閣議後会見で、社会保障費の伸びを「経済・財政再生計画」で定めた目安の範囲に抑えてきた実績に触れ、「(計画を)大きく内容を変えることはない。歳出(面での)計画の取り組みも従来通りやっていきたい」と述べた。2020年度の基礎的財政収支(PB)黒字化目標も「基本的には変えていない」と強調した。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/18 火)

 ----------7/17ドル円相場概況--------------------- OP 112.477HI 112.863LO 112.325CL 112.624 東京市場は、海の日の祝日につき動意限定。前週末の米CPI&小売ショックの余韻が残り小緩む場面もあったが、中国GDPの好結果などもあって午後には112.70円台へ持ち直した。欧州市場は欧州国債利回りが低下する中、ユーロ円やポンド円の下落が重しとなり112.30円台へと弱含んだ。NY市場に入ると、112.325円の安値を付けたのち、ロンドンフィキシングに絡んだ円売り観測などで112.863円の高値まで急反発。ただ、フィキシングタイム通過後は、米長期金利の低下や米国株の弱含みが重しとなり、112.50円台に押し戻されるなど上値が重かった。 -----------7/17主な出来事---------------------------- 11:00 (中国) 6月鉱工業生産 (前年比) +7.6%前回+6.5% 予想+6.5%   11:00 (中国) 4-6月期GDP (前年比) +6.9% 前回+6.9% 予想+6.8%  11:00 (中国) 6月小売売上高 (前年比) +11.0%前回+10.7% 予想+10.6%   16:00 (トルコ) 4月失業率 10.5%前回11.7% 予想11.0%   18:00 (ユーロ圏) 6月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.3% 前回+1.3% 予想+1.3%  21:30 (米) 7月NY連銀製造業景況指数 9.80前回19.80 予想15.00  21:30 (加) 5月国際証券取引高 +294.6億CAD 前回+106.0億CAD→+106.1億CAD ------------7/17株式・債券・商品----------------------
   ---------7/18きょうの注目材料------------------------- <国内>なし <海外>07:45    4-6月期NZ消費者物価指数10:30    RBA議事録17:30    英6月消費者物価指数17:30    英6月小売物価指数17:30    英6月生産者物価指数18:00    独7月ZEW景気期待指数18:00    ユーロ圏7月ZEW景気期待指数19:45    米バンク・オブ・アメリカ(BOA)第2四半期決算20:30    米ゴールドマン・サックス第2四半期決算21:30    米6月輸入物価指数23:00    米7月NAHB住宅市場指数29:00    米5月対内証券投資29:00    米IBM第2四半期決算 --------7/18きょうのひとこと------------------------- 米ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが、昨年9月以来の水準に下落しています。トランプラリーによる上げ幅をそっくり吐き出しただけでなく、そこからさらに下落している事になります。ユーロが強い事もドルインデックス下落の背景ですが、ちょっとやりすぎな気もします。ここからのドルの動きは要注目です。  本日もよろしくお願いいたします。   
コラム:中国経済指標が回復、政府は油断禁物 News

コラム:中国経済指標が回復、政府は油断禁物

[香港 17日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国の第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.9%増と、予想を上回る伸びを示した。堅調な製造業、外需、コモディティ価格の上昇、ドル安といった要因がそろっており、政府は不良債権や住宅価格を抑制するための時間を稼げそうだが、油断は禁物だ。

USTR、議会にNAFTA再交渉の目的通知 通貨操作阻止も表明 News

USTR、議会にNAFTA再交渉の目的通知 通貨操作阻止も表明

[ワシントン 17日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)は17日、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に向けた交渉目的の概要を議会に通知した。米国の貿易協定では初めて、貿易相手国による通貨操作を阻止する仕組みの導入を求めていく方針を打ち出した。