----------7/18ドル円相場概況--------------------- OP 112.614HI 112.678LO 111.686CL 112.077 東京市場は、米ヘルスケア法案の可決が困難になった事を受けてドル売りが再燃。日本株の下落も相まって一時112円台を割り込んで下落した。欧州市場は、112.30円台に小戻す場面もあったが、米10年債利回りが2.3%を割り込んで低下する中で上値は重く、再び112円台を割り込む軟調推移。NY市場に入っても米長期金利の低下が続き、111.686円まで下値を切り下げた。ただ、その後は米株が下げ幅を縮小した事が支えとなり112円台を回復するなど下げ渋った。 -----------7/18主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 4-6月期消費者物価指数 (前年比) +1.7%前回+2.2% 予想+1.9% 09:45 米共和党上院議員でさらに2人がヘルスケア法案に反対(与党造反4名となり可決は困難に) 10:30 (豪) RBA議事録・第2四半期の経済指標は概ね好調・金利の据え置きは持続的成長・インフレ目標と合致している・国内の労働市場や住宅市場は注意深く見守る必要・豪ドル高は、豪経済のリバランスを複雑にする・第2四半期のGDP伸び率は上向き、家計消費が回復・2017-18年度の財政政策は以前の予想より積極的・中立実質金利は1%前後に低下、中立名目金利は3.5%・雇用の指標は良好であり、労働市場の改善を裏付け 17:30 (英) 6月消費者物価指数 (前年比) +2.6%前回+2.9% 予想+2.9% (英) 6月小売物価指数 (前年比) +3.5%前回+3.7% 予想+3.6% (英) 6月生産者物価指数 (前年比) +3.3%前回+3.6% 予想+3.4% 18:00 (独) 7月ZEW景気期待指数 17.5前回18.6 予想18.0 (ユーロ圏) 7月ZEW景気期待指数 35.6前回37.7 21:30 (米) 6月輸入物価指数 (前月比) -0.2%前回-0.3%→-0.1%予想-0.2% 23:00 (米) 7月NAHB住宅市場指数 64前回 67→66予想 67 29:00 (米) 5月対内証券投資 +919億USD 前回+18億USD→+97億USD ------------7/18株式・債券・商品----------------------
---------7/19きょうの注目材料------------------------- <国内>未定 7月月例経済報告 <海外>17:00 南アフリカ6月消費者物価指数18:00 ユーロ圏5月建設支出20:00 モルガン・スタンレー第2四半期決算20:00 南アフリカ5月小売売上高21:30 カナダ5月製造業出荷21:30 米6月住宅着工件数21:30 米6月建設許可件数23:30 米EIA週間原油在庫統計 --------7/19きょうのひとこと------------------------- 経済と政治の両面からドルに下落圧力がかかっており、ドル円は3週間ぶりに111.60円台まで下落しました。ただ、この111.60円台は6-7月の上げ幅の半値押し(フィボナッチ50%押し)という象徴的な水準です。多少「贔屓目」に見れば、安値示現後に200日線を回復した動きと相まって底入れの兆しと言えなくもありません。下げが先行していた米ハイテク株が切り返して、ナスダックが高値を更新したのも心強い動きです。 本日もよろしくお願いいたします。