月: 2017年4月

日経平均は続落、終値で年初来安値更新 地政学リスク高まる News

日経平均は続落、終値で年初来安値更新 地政学リスク高まる

[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、続落。終値でも年初来安値を更新し、12月7日以来の水準となった。シリアや北朝鮮情勢の地政学リスクの高まりを背景に、ドル/円<JPY=>が109円台まで円高に振れたことで主力輸出株は軒並み下落した。指数は一時290円近く急落したが、節目の1万8500円を割り込むと押し目買いが入り、下げ止まった。

「米国株バブルの宴戦略」 バブル最終局面と読んでNYダウ買いポジション5枚追加の目論見 ブログ

「米国株バブルの宴戦略」 バブル最終局面と読んでNYダウ買いポジション5枚追加の目論見

本日くりっく株365で、「日経225売りーNYダウ買い」ポジションを追加しています。米国株バブルが最終局面に入ってきたという認識のもとでのNYダウ買いです。その目論見についてまとめました。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
アングル:韓国製品ボイコット、中国人労働者に跳ね返り News

アングル:韓国製品ボイコット、中国人労働者に跳ね返り

[北京/上海 11日 ロイター] - 米軍の新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)の韓国配備に反発し、中国が韓国製品のボイコットなどの対応を採ったため、現代自動車やロッテグループといった韓国企業に打撃が及んでいる。ただ、その影響は中国の労働者や納入企業にも跳ね返っている。

米ドル/円の下値ターゲットは107.50円近辺、 米雇用統計結果とシリア攻撃はどう影響? ブログ

米ドル/円の下値ターゲットは107.50円近辺、 米雇用統計結果とシリア攻撃はどう影響?

■米ドル/円は日足チャートで10円幅のボックス相場を下抜け 今回は米ドル/円の分析を行なう。まずは、日足チャートをご覧いただきたい。日足チャートを俯瞰すると、米ドル/円は、高値圏で「緑の破線(太線)」で示したボックス相場を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このボックス相場「緑の破線(太線)」の上限は125円台後半程度、下限は115円台後半程度で、値幅約10円のボックス相場だ。

 日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 ボックス相場のセオリーでは、ボックス相場を下に抜けた場合は、その下限から、ボックスの値幅分、下落したところがターゲットになる。

 つまり、ボックス相場「緑の破線(太線)」の下限は115.50円台後半、ボックス相場「緑の破線(太線)」の値幅は約10円だから、ターゲットは、105円台後半程度、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、米ドル/円は2016年5月上旬に、105円台の安値を付けている。

 だから、2016年5月上旬の時点で、上述のターゲットは、すでに達成した、と考える。

 ターゲットの水準(105円台後半程度)を「緑の破線(両端矢印)」で表示した。

■小さいボックス相場を次々と形成しながら下落 米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込んで、115円台で発せられた「売りシグナル」に従い下落した。そしてボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「赤の破線」の上限は115.00円近辺、下限は110.50円近辺、と考える。

 この、ボックス相場「赤の破線」の下限(110.50円近辺)を割り込み、さらに「売りシグナル」を発した、と考える。

 この110.50円近辺で発せられた「売りシグナル」に従い、下落して、107円台を付けた。

 107円台からは111円台に反発したが、2016年4月29日(金)のゴールデン・ウィーク初日に、この時点での安値(107.50円近辺)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」に従い、105円台に下落している。105円台からは、再度、反発して111円台を付けている。

 その結果として、米ドル/円は、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「紫の破線」の上限は112.00円近辺、下限は105.50円近辺、と考える。

 この時点での米ドル/円は、105円台ミドルの安値を付けたが、105円台ミドルの安値を付けて以降は、麻生財務大臣の「口先介入」を材料・きっかけに、111円台にまで反発(上昇)した。 

 しかし、111円台からは反転下落して、ボックス相場「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。 

 昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、ボックス相場「紫の破線」の下限(105円台ミドル)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

■2016年6月の「英国国民投票」を材料に大きく乱高下 昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。

 「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。

 99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。

■「ヘリコプター・マネー」の思惑で大きく上昇 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。

 大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。

 いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。

 昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成中、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。

■2016年1月下旬以降の相場は一定のスピードで徐々に下落 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン「ピンクの破線」に従って下落した、と考える。

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 レジスタンス・ライン「ピンクの破線」の平行線を表示した。米ドル/円が、2本の平行線に挟まれて下落しているということは、「米ドル/円は、一定のスピードで、徐々に、下落していた」ということだ。そして、「ピンクの破線」の傾きのスピードで下落していた、ということである。

 昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで…