月: 2017年4月

金融緩和からの出口戦略、シミュレーションしている=岩田日銀副総裁 News

金融緩和からの出口戦略、シミュレーションしている=岩田日銀副総裁

[東京 25日 ロイター] - 日銀の岩田規久男副総裁は25日の参院財政金融委員会で、金融緩和政策からの出口戦略について「いくつかのシミュレーションはしている」と明言した。ただ、目標とする物価2%に距離がある現状では「(出口戦略を)公表するとかえって市場の混乱を招くため、今は控えている」と述べた。藤巻健史委員(維新)の質問に答えた。

日経平均は1万9000円回復、北朝鮮情勢への警戒感が後退 News

日経平均は1万9000円回復、北朝鮮情勢への警戒感が後退

東京株式市場で日経平均は3日続伸。終値で3月30日以来、約4週間ぶりに1万9000円台を回復した。為替がドル安/円高方向に振れたことが重荷となり、朝方は小安く始まったものの、懸念された北朝鮮による核実験やミサイル発射などの挑発行為がなく、地政学リスクへの懸念が後退した。円相場が1ドル110円台まで弱含むと自動車株などに買い戻しが入ったほか、保険、銀行などの金融株も買われて指数を支えた。

ドル/円もみ合い、リスク警戒和らいでも手掛かり欠く News

ドル/円もみ合い、リスク警戒和らいでも手掛かり欠く

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の110円前半だった。朝方は北朝鮮による核実験やミサイル発射が警戒されたが、午後にかけてリスク回避姿勢を強めるような報道は伝わらなかった。過度なリスク警戒感の和らぎに伴い、ドル/円は株価の上昇をにらんで110円台を回復。ただ、午後は目先の手掛かりに乏しいとされ、110円前半でのもみ合いが続いた。

チリでM6.9の地震、大きな被害なし News

チリでM6.9の地震、大きな被害なし

[サンティアゴ 24日 ロイター] - 南米チリの西方沖で24日、マグニチュード(M)6.9の強い地震が発生した。首都サンティアゴでも揺れを観測し、沿岸地域では一時、津波警報が出されたが、深刻な被害は出ていない。

焦点:ルペン氏が決選投票へ新戦略、極左と右翼取り込み狙う News

焦点:ルペン氏が決選投票へ新戦略、極左と右翼取り込み狙う

[パリ 24日 ロイター] - 5月7日のフランス大統領選の決選投票に向け、極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首はグローバリゼーションやテロリズムの危険性を争点として訴える一方、ライバルのマクロン氏をエスタブリッシュメント候補と位置づけて批判する戦略を取りそうだ。