月: 2017年4月

バランスシート縮小、年内着手を=米FOMC議事要旨 News

バランスシート縮小、年内着手を=米FOMC議事要旨

[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月14─15日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、大半のメンバーが経済が想定通りに推移すれば、年内に4兆5千億ドル規模に拡大したFRBのバランスシートの縮小に着手すべきだと考えていたことが分かった。

このあとFOMC議事録

このあとFOMC議事録

ドル円は今回も110円が支えられ、ADPが良かったこともあって、111.43円まで上昇しました。昨年10月からADPの計算方法が変わり、精度が上がったと言われており、今回良い数字が出たということは、米雇用統計も良い数字が出る可能性が高いです。もしここで良い数字が出れば6月利上げの可能性も高まります。ただ、雇用統計自体の相場への影響は、ADPがあるために小さくなってきていますが。このあとはFOMC議事録の公表です。バランス
WHロデリック会長、3月27日付で解任 東芝・畠沢氏が議長に News

WHロデリック会長、3月27日付で解任 東芝・畠沢氏が議長に

[東京 5日 ロイター] - 米原子力プラント大手ウエスチングハウス(WH)の会長を務めていたダニー・ロデリック氏が3月27日付で解任されていたことがわかった。同氏の解任に伴い、東芝の畠沢守執行役常務がWH社の取締役会議長に就任した。東芝の広報担当者が5日、明らかにした。

門間元日銀理事、実質金利低下の効果を疑問視 家計に悪影響も News

門間元日銀理事、実質金利低下の効果を疑問視 家計に悪影響も

[東京 5日 ロイター] - 元日銀理事でみずほ総合研究所・エグゼクティブエコノミストの門間一夫氏は5日、日銀が名目金利を抑制し続ける中、今後の物価上昇が家計に悪影響を与える可能性があるとし、さらなる実質金利の低下が日本経済にプラスかどうか「判断が難しい局面にきている」との認識を示した。ロイターとのインタビューで語った。

「買いシグナル」点灯も上値は限定的だった ユーロ/円、やっぱり下落トレンド継続!? ブログ

「買いシグナル」点灯も上値は限定的だった ユーロ/円、やっぱり下落トレンド継続!?

■ユーロ/円は週足でダブル・ボトムのネックラインを上抜け 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに「94.00円-112.00円のボックス相場」(赤の破線)を表示した。

ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。いわゆる「ダブル・ボトム」を作り、その上限(ネック・ライン)を上抜けして「買いシグナル」を発した、と言える。

 ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。 

 そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。

■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。

ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円、と考える。

 2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。

 ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。

 ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。

 ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。

 ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

■売りシグナル点灯後、特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。「134.00円を下に抜けた」ということは、「新安値を更新した」ということなので、当然に「売りシグナル」だ。

ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。

 つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。

 週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。

 ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、

130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。

 この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。

 ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。

 2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。

 2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。

 ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。

 このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。

 この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。

ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。

 そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 2016年1月29日(金)の日銀政策決定会合で…