月: 2017年4月

訂正:焦点:日銀総裁人事、ポスト黒田に思惑交錯 続投待望論も News

訂正:焦点:日銀総裁人事、ポスト黒田に思惑交錯 続投待望論も

[東京 6日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁の任期である2018年4月8日まで残り1年を切り、市場関係者だけでなく、政府・与党内からも後任人事をめぐって様々な観測が交錯し始めた。2%の物価目標達成がなかなか見通せない中、次期総裁のスタンス次第で金融政策運営が大きく変化する可能性もある。

焦点:パナソニック改革、「自前」から「連携」へ 市場は成長見極め News

焦点:パナソニック改革、「自前」から「連携」へ 市場は成長見極め

[東京 6日 ロイター] - パナソニックが構造改革を加速させている。自前主義からの脱却を掲げ、外部企業との連携を強化。PMI(買収後の統合作業)や人事政策では新たな動きも見せ始めた。しかし、目に見える成果はまだ表れず、市場はパナソニックの成長ストーリーが本物かどうかを見極めようとしている。

ドル/円の上値重いが節目110円も割れず。 話題の「忖度」と米ドル買いに関係が…!? ブログ

ドル/円の上値重いが節目110円も割れず。 話題の「忖度」と米ドル買いに関係が…!?

■トランポノミクス失速と北朝鮮問題で「米ドル安・円高」継続 みなさん、こんにちは。

 前回のコラムでもご紹介させていただいたように、トランポノミクス(※)の失速による米ドル安は継続。

(※編集部注:「トランポノミクス」とは、ドナルド・トランプ氏とエコノミクス(経済学)を合わせた造語で、トランプ氏が掲げる経済政策のこと)

 ヘルスケア法案の採決が中止されたことで、トランプ大統領の求心力が低下しています。

【参考記事】

●トランポノミクス失速でさらなる米ドル安も。新年度入りで本邦勢がどう動くかがカギに(3月30日、西原宏一)

●米中首脳会談はあの国がリスク要因に!? 悪材料出尽くしの英ポンドは上昇ターンへ!(4月3日、西原宏一&大橋ひろこ)

 トランポノミクスに対するリスクは、トランプ政権及び共和党の目指す経済政策の実行が遅れてしまうことといわれていましたが、それが現実のものとなります。

 加えて、北朝鮮に絡むリスクが顕在化し、有事リスクが、日本株を押し下げます。

 そして、本日(4月6日)からの米中首脳会談とマーケットには不安定材料が多く、円高要因には事欠きません。

 米国債利回りの低下も相まって、米ドル/円の戻しは極めて重く、本稿執筆時点では110円台ミドルでの攻防を演じています。

米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 ただ見方を変えてみれば、米ドル/円の上値が重いことも確かですが、110.00円がなかなか割れないことも確かです。

 マーケットでは、本邦機関投資家からの米ドル買いが110.00円をサポートしているといわれています。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

■新年度入りも、本邦機関投資家からの外貨フローは入らず 今週(4月3日~)から本邦企業は新年度入り。

 マーケット参加者は、本邦投資家からどの程度リスクアセットに資金が向かうかに注目していました。

【参考記事】

●トランポノミクス失速でさらなる米ドル安も。新年度入りで本邦勢がどう動くかがカギに(3月30日、西原宏一)

 ところが、北朝鮮リスクもあり、日経平均は上がるどころか、1万9000円を割り込み軟調な展開となっています。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 本邦機関投資家からの外貨フローもほとんど入らず、米ドル/円の上値は極めて限定的に。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 ただ、本稿執筆時点までは110円台前半の米ドル買い需要が引かず、下げ渋っています。

 前述のように、多くの本邦機関投資家が動いていないのに…
韓国検察、ロッテグループ会長に証人として7日に出頭要請 News

韓国検察、ロッテグループ会長に証人として7日に出頭要請

[ソウル 6日 ロイター] - 韓国の検察当局は6日、朴槿恵前大統領の罷免・逮捕につながった政治スキャンダルの捜査で、ロッテグループ会長の重光昭夫(韓国名・辛東彬)氏に証人として現地時間7日の午前9時半(0030GMT、日本時間同日時)に出頭するよう求めたことを明らかにした。

クロス円が下落、北朝鮮巡る地政学リスクを警戒 News

クロス円が下落、北朝鮮巡る地政学リスクを警戒

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の110円前半。ドル/円は110円半ばを中心とする底堅い値動きを示したが、クロス円は総じて軟調。北朝鮮を巡る地政学的リスクが意識されたことや、米中首脳会談を控え、円売りポジションの巻き戻しが目立った。