2016-01

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来年度物価、せいぜい1%=富士通総研・早川氏

[東京 13日 ロイター] - 元日銀理事の早川英男・富士通総研エグゼクティブ・フェローは13日、都内で2016年の日本経済見通しについて講演し、16年度の消費者物価指数は「せいぜい1%」との見通しを示した。原油価格が足元のバレル30ドルから反転上昇することがなければさらに下振れるとし「幸か不幸か2%は達成しない」と言い切った。
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日経平均は7日ぶり大幅反発、中国懸念後退で全面高に

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は7日ぶりの反発。前日比496円の大幅高となった。米国株高などを背景に序盤から買いが先行。ドル/円が118円台を回復したことに加え、輸出・輸入ともにマイナス幅が縮小した12月中国貿易統計も支えとなった。東証33業種全てが上昇。東証1部の値上がり銘柄は94%に上るなど、全面高商状となった。
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コラム:視界不良の米金融政策が招く波乱相場=鈴木敏之氏

[東京 13日] - 年初から市場が大きく荒れる中、8日に発表された12月米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比29.2万人という強烈な増加をみせた。米国の金融政策は「ビハインド・ザ・カーブ(手遅れ)」「オーバーキル(過剰引き締め)」という、文字通り相反するリスクをはらみ、展望が持てない不透明の極みに陥っている。