［ダラス　１１日　ロイター］ - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は１１日、過度に緩和的な金融政策を長期間維持することはリスクだと指摘し、連邦準備理事会（ＦＲＢ）が徐々に金利を引き上げることを支持すると述べた。

［東京　１２日　ロイター］ - 日銀が１２日に発表した昨年１２月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は４９６兆７１５１億円となり、前年に比べて２．２％増加した。増加は５１カ月連続。都銀の鈍化により、前月の同２．３％増から伸びが小幅縮小した。

［東京　１２日　ロイター］ - シャープは１２日、液晶事業の分社化や産業革新機構による出資などの１１日以降の報道を受け、経営再建に向けて液晶事業の構造改革などについて複数社と協議を継続しているが、現時点で決定した事実はないとのコメントを発表した。

［デトロイト　１１日　ロイター］ - トヨタ自動車は１１日、北米国際自動車ショー（デトロイトモーターショー）で、高級車ブランド「レクサス」の新型スポーツクーペ「ＬＣ ５００」を発表した。

［東京　１２日］ - 日本経済の低成長の背景にある家計需要の慢性的な低迷、生産性上昇の停滞は、正規・非正規という労働市場の分断に起因するところが大きいと、英エコノミスト誌の元編集長でジャーナリストのビル・エモット氏は指摘する。

［東京　１２日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比２２７円０３銭安の１万７４７０円９３銭と続落して始まった。節目の１万７５００円を割り込むのは昨年１０月１日以来約３カ月ぶり。

［東京　１２日　ロイター］ - 甘利明・経済再生相は１２日朝の閣議後会見で、中国株の下落を受けて「中国経済は規模が大きく世界経済への影響は当然ある」と指摘。高度成長からソフトランディングする過程で「株価が変動するが、やがて落ち着いてくることを期待する」と述べた。

［ニューヨーク　１１日　ロイター］ - 米国株式市場は不安定な展開の末、ダウ工業株３０種とＳ＆Ｐ総合５００種の両指数が小幅高で終了した。企業の昨年第４・四半期決算発表を控えて投資家が警戒姿勢を強めるなか、バイオテクノロジー株とエネルギー株が売られて主要株価指数の上値を抑えた。

［東京　１２日　ロイター］ - 財務省が１２日発表した２０１５年１１月の国際収支（速報）によると、貿易や投資による日本と海外の取引状況を示す経常収支の黒字は１兆１４３５億円だった。経常収支の黒字は昨年７月以降５カ月連続で１兆円の大台が続いており、潜在的な円高圧力になりそうだ。

［東京　１２日　ロイター］ - 麻生太郎財務相は１２日の閣議後会見で、安倍政権が掲げる１億総活躍社会の実現に向けて、税収上振れ分の活用を容認する考えを示した。少子高齢化に向き合う中で、「税収上振れ分で機動的に対応していくことは、おかしな話ではない」と語った。