仮想通貨ビットコインはついに1万ドルの大台を回復した。過去24時間で8%のプラスとなっている。

仮想通貨データ分析を手がけるサンティメントでマーケティングディレクターを務めるブライアン・クインリバン氏は7日、コインテレグラフに対し、仮想通貨取引所が保有しているテザーの割合を知ることでビットコインの価格動向を予想できると明かした。

半減期の価格への影響は長期的にポジティブと考えられるが、半減期直後にビットコインが下落することを示す3つのテクニカル的なサインが点灯している。

資産家でヘッジファンド運用者のポール・チューダー・ジョーンズ氏は、インフレリスクへのヘッジ手段としてビットコインを買い始めている。5月7日付のブルームバーグが報じた。

シカゴマーカンタイル取引所（CME）が手がけるビットコイン先物の建玉が、4億ドル（約424億円）近くまで上昇して過去最高を記録した。半減期を前にビットコインが急騰しており、マーケットのビットコインへの関心は高まっている。

仮想通貨（暗号資産）ビットコイン（BTC）のマイナーたちは、過去7日間でビットコイン売却を控えているようだ。あと4日に迫ったビットコイン半減期の後に、ビットコイン価格が上昇することを予想していることを意味していると考えられる。

仮想通貨（暗号資産）ビットコインは5月8日未明に上昇を始めて1万ドルに迫っている。

半減期の価格への影響について様々な見方が出ているが、ブロックチェーン分析メディアのメサーリの創業者であるライアン・セルキス氏は、一番のポイントはビットコインのインフレ率が米連邦準備理事会（FRB）の目標インフレ率2％を初めて下回ることだろうという見解を示した。ソーシャルメディア上でのビットコイン半減期への言及数が急増したという報告もある中、マーケットの関心は一気に高まっている。