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ダマシほど重要なシグナルはない! <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル上昇トレンド継続を示唆するダマシとは?</i> ブログ

ダマシほど重要なシグナルはない! <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>ドル上昇トレンド継続を示唆するダマシとは?</i>

■米ドル高トレンド定着ならず、その原因は? 米ドル高トレンドが定着したかと思いきや、米ドル全体の上昇モメンタムが低下し、昨日(11月12日)はドルインデックスが下落してきた。 

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

 米ドルロング筋の苛立ちを刺激する市況になっていると言ってもおかしくなかろう。

 何しろ、金融政策の相違に基づくユーロ売りといった「鉄板トレード」が1.07ドルの節目に拒まれたようにみえるからだ。

ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)

 昨日(11月12日)、ドイツなど主要国の株価指数は軒並み1%を超えて下落、NYダウは1.4%安で約1カ月半ぶりの下落幅を記録した。 

独DAX指数 日足(出所:CQG)

NYダウ 日足(出所:CQG)

 これは原油先物相場をはじめ、金、銅など商品相場の大波乱がエネルギー関連大手企業業績への懸念を強め、株価指数を押し下げた側面が指摘できるだろう。また、FRB(米連邦準備制度理事会)幹部のハト派発言が相次ぐ中、株式相場が改めて2015年年内利上げの可能性に反応したとも解釈される。 

NY原油 日足 (出所:CQG)

 となると、目下の米ドルの伸び悩みは自然の成り行きかと思われる。何しろ、利上げ観測が株売りをもたらし、株安に伴うリスクオフがユーロ買い・円買いにつながるといった構造は、いつか来た道でもある。

■米ドル高の行方を相場のシグナルから推測 ドルインデックスについては8月相場の大混乱の前例もあるが、果たして今回の米ドル高も短命に終わるのだろうか。

 相場のことを相場に聞くなら、あれこれ考えるより、相場自体のシグナルを観察した方がよほど効果的であろう。

 結論を先に言うと、現在、相場が発したシグナルを見る限り、今回の米ドル高は「ホンモノ」の可能性が高まっており、3月高値を再打診するまで、試練を受けながらも、8月のような大反落は回避できるのではと思う。

 換言すれば、これから商品相場の反乱や株安局面が引き続き想定されるが、これらの試練を乗り越えてこそ、ホンモノの米ドル高と言えるので、ドルインデックスのシグナルを丹念に点検しておきたい。

 3月高値からドルインデックスは頭打ちとなり、反落して、大型保ち合いを形成した。 

ドルインデックス 週足 (出所:CQG)

 この保ち合いのフォーメーションはチャート上に表示されているとおり、シンメトリカル・トライアングルと見なす場合、8月24日(月)の週の週足が「邪魔」になってくる。何が邪魔かというと、やはり、その長い「ヒゲ」、つまり週足の実体部分を除いた値幅の部分だ。これがトライアングルの「枠」からはみだしているのである。

 当然のように、8月24日(月)の週以降の… 
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2015年3月と似ているユーロ/ドルの動き。 みんな同じことを言い出すと相場は終わり

■米ドル高の流れはできてきているが、ペースはゆっくり 米国の2015年12月の利上げムードが高まっており、米ドル高の流れができてきたことは、前回のコラムでお話ししました。

【参考記事】

●「鉄の男」黒田健在で日銀追加緩和せず!ユーロ安・米ドル高が明らかな理由とは?(11月5日、今井雅人)

 しかし、そのスピードは、かなりゆっくりで、大きなトレンドを形成するというところまでは至っていないのが現状です。

 米ドル/円も、一気に123円台にまで上昇したものの、結局、そこで日本の輸出企業による米ドル売り・円買いに上値を阻まれました。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 そうした動きを見て、短期的に米ドル買いをしていた投機筋も、あきらめて米ドル売りをしています。

 しかし、その一方で、長期投資をする機関投資家などが、徐々にではありますが、米ドルの押し目買いを続けています。すでに122円台半ばから121円台にかけて、米ドル買い注文が入ってきているようです。

■円安トレンド形成のペースがゆっくりだと思う理由 長期的な買いが入ってきているということは、円安トレンドを形成するには大事な要素ではありますが、そのペースは、やはりゆっくりとしたものになるのではないかと思っています。

 それは、日銀の金融緩和期待が遠のいているからです。

 11月11日(水)、日銀の原田審議委員が、「当面は金融緩和をする必要はない」という発言をしていますが、これが今の日銀の本音だと思います。

 その背景にあるのは、エネルギー価格以外の物価は、上昇傾向にあるということです。

 確かに消費者物価指数で、生鮮品を除く総合指数、いわゆるコア指数は、直近の8月、9月と2カ月連続で前年同月比マイナス0.1%となっています。

 しかし、食料及びエネルギーを除く総合指数、いわゆるコアコア指数と呼ばれるものを見ると、7月から0.6%→0.8%→0.9%と、徐々に上昇してきています。

 これが、日銀の自信につながっているということです。

■米ドル/円の上昇ペースはゆっくり 何度も申し上げますが、私は2015年内の追加緩和は、ないと思っていますので、どうしても米ドル/円の上昇ペースは、ゆっくりとしたものとなってしまうのではないかと考えています。

 そうであるなら、押し目買いをするか、米ドルを買ってのんびりと待つか、どちらかではないでしょうか。

【参考記事】

●米FOMCで年内利上げ期待高まりドル高!黒田日銀総裁の追加緩和に対する本音は?(10月29日、今井雅人)

●「鉄の男」黒田健在で日銀追加緩和せず!ユーロ安・米ドル高が明らかな理由とは?(11月5日、今井雅人)

米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)

 一方で、ユーロ/米ドルは…
年末に向けてドル需要急増の可能性大!? 米ドル/円は上昇トレンド継続で125円へ ブログ

年末に向けてドル需要急増の可能性大!? 米ドル/円は上昇トレンド継続で125円へ

■底固めした米ドル/円の上昇トレンドは変わらず みなさん、こんにちは。

 10月15日(木)という日柄、118.06円という価格、ともに重要なポイントで底固めした米ドル/円の上昇トレンドは変わらず(前回のコラム参照)。

【参考記事】

●郵政グループ3社上場成功で日本株活況! 12月米利上げに向けてドル高トレンド不変(11月5日、西原宏一)

 懸念された10月の米雇用統計ですが、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回るプラス27万1000人と驚きの結果に。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)

 失業率、平均時給という側面から見ても、しっかりした内容です。

■12月の米利上げ確率は70%近くまで急騰 これを受けて、12月15~16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げが実施される確率は70%近くまで急騰。

 呼応して、米ドル/円は一時、123.61円まで急騰しました。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 好調な米雇用統計を受け、急騰した米ドル/円ですが、今週(11月9日~)は前述の123.61円を攻めあぐねて、いったん122円台後半まで反落しています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

 それは、この水準が前述した118.06円からのターゲットであったからです。

 米ドル/円の123.61円というレベルは、10月15日(木)の安値118.05円から1カ月弱で約5.50円上昇した水準になります。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 まず、黒田バズーカなどの特殊な要因のない通常のボラティリティ環境下での米ドル/円は、5~6円の上昇がいったんのメドであるということ。

 そして米ドル/円は、上海ショックの安値と8月31日(月)の高値、それに米ドルが対ユーロと対円で同時に安値をつけた10月15日(木)の3点で引いたフィボナッチ・エクスパンションが123.52円。

【フィボナッチ・エクスパンションに関する参考記事】

●3回に分けて利益確定する時の目安は? ひろぴーの実践トレード塾 第3講(4)

米ドル/円 日足(出所:ヒロセ通商)

 11月9日(月)にはこの水準を達成しましたので、今週(11月9日~)は調整期間入り。

【参考記事】

●ドラギ講演は追加緩和の核心に迫るか? 今週の大穴はハト派講演のある英ポンド!(11月10日、西原宏一&松崎美子)

 ただ、12月に米利上げを控えて、米ドル高トレンドは…
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1万円から始めるインド株投資 GMOクリック「インドINF」がおいしい理由

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米国12月利上げを見越してドル/円上昇、 利上げ幅が0.25%なら予想されることは? ブログ

米国12月利上げを見越してドル/円上昇、 利上げ幅が0.25%なら予想されることは?

■米ドル/円は週足でダブルボトムを完成し、上昇 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まず、週足チャートをご覧いただきたい。

 週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 

米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。

 2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。

■ウェッジを2つ上抜けして、さらに上昇  米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけるが、その高値(103.85円)から、93円台にまで急落した。

 93円台からは反転し、101円台に急上昇している。

 この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。  

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。

 103円台後半の高値を更新した時点で、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。 

 この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。 

 しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。

 いったん、100円台にまで下落した後の米ドル/円は、102円台ミドル程度を中心レートにした「保ち合い」に推移している。

 結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けた。高値を更新したことで、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 この「買いシグナル」に従い、米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。

 いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。

 105円台からは反転して上昇気味だったが、昨年(2014年)の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、従来の高値110円台前半を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。 

 この「買いシグナル」に従い大きく上昇して、この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。

■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。

 そして、5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角持合い(ウェッジ)「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2015年3月の高値は、122.00円近辺なので、前回(2014年12月)の高値「121.80-85円水準」を上に抜けたのだが、高値を更 新しても急騰しなかったので、この時点では三角保ち合い「紫の破線」の上限(122.00円近辺)が持続されている、つまり、「買いシグナル」ではない、 と考えた。

 この時点(2015年3月の時点)では、122.20-25円水準を上に抜ける場合が「買いシグナル」になるのだろう、と考えていた。

 5月下旬に、122.00円を明確に上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。

■最高値更新後は下落に転じる 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。 

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 122.00円近辺が上昇の過程でチャート・ポイント(レジスタンス)だったので、122.00円近辺がチャート・ポイント(サポート)になるのか注意深く見ていたが、122.00円を割り込み、120円台ミドルにまで急落した。

 しかし、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角持合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。

 ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。

 上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。

  この「売りシグナル」で、116円台前半まで急落したが、116円台前半から反発急騰して、121円台を回復した。

 しかし、その後は、120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。

 先週末(11月6日)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。

 続いて、別のラインを描いた…
トルコリラ円 USDTRYからみた見通し ブログ

トルコリラ円 USDTRYからみた見通し

トルコリラ円は、ここのところ安定して推移しています。一時の下げ続きからは落ち着いてきたようです。USDTRYチャートからみた、今後のトルコリラ円予想をまとめてみました。スワップポイントの最新状況も本日更新しております。トルコリラ円(TRYJPY)スワップポイント比較2015