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ランド円1銭の重み 両建て派が留意すべき事 ブログ

ランド円1銭の重み 両建て派が留意すべき事

南アフリカランド円スプレッドとスワップ金利比較 2016年最新情報の最新比較を更新しました。数か月前に高スワップポイント通貨を中心に顕著だったスワップポイント変動はほぼ終息してきているようです。スワップ金利サヤ取り(異業者両建)の妙気がこれから高くなってくる時期に入るかもしれません。今回は仕掛けの際に重要な「1銭の重み」についてまとめてみました。
EU条約からみた「EU離脱派勝利後のシナリオ」  ・・FTSE100配当金生活 ブログ

EU条約からみた「EU離脱派勝利後のシナリオ」  ・・FTSE100配当金生活

EU離脱問題に揺れる英国、離脱派がどんどん強くなってきています。外から見ると英国のEU離脱にメリットがあるとは思えないのに英国内では離脱すべきという声が強くなっていくというのは不思議ですよねぇ。私のFTSE100買いポジションも動かせない状況です。CFD取引初心者向け FTSE100配当金生活
引退したソロスが動くほど今後の相場は おもしろい!? リーマン級ショックも想定内! ブログ

引退したソロスが動くほど今後の相場は おもしろい!? リーマン級ショックも想定内!

■ドルインデックス急落は5月の行きすぎの反動 前回(6月3日)のコラムでは米ドル全体の頭打ちを想定していた。実際にそのとおり、ドルインデックスは急落し、先週(5月30日~)の96の節目手前から、一時93.50割れまで反落してきた。

【参考記事】

●なぜ、ドル高になりきれない? 世にも怖い「キンチョウ」の夏の「冷やし中華」とは?(2016年6月3日、陳満咲杜) 

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

 5月米雇用統計が市場予想より大幅に悪化していたことが直接の引き金となったが、注意すべきなのは、米追加利上げ観測によって、米ドルの切り返しが5月いっぱい先行していたということだ。

 要するに、同観測を過大に織り込んでいたために、その反動も大きかったのである。換言すれば、利上げ観測自体が行きすぎだったので、米雇用統計が仮に良かったとしても、米ドルが先行して上昇していた分、足元の米ドル高は限定的だったはずだ。このことは前回のコラムの趣旨であり、また、現時点でも変わらないと思う。

■米国株高なのに米ドル安・円高になっている理由とは? 米ドル/円に関しては、前回のコラムで指摘したとおり、4月末高値111.88円を超えない限り、米ドル/円の下落構造は維持され、米ドル安・円高の底打ちといった安易な推測は現実的ではなかろう。

【参考記事】

●なぜ、ドル高になりきれない? 世にも怖い「キンチョウ」の夏の「冷やし中華」とは?(2016年6月3日、陳満咲杜)

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 実際、米国株が歴史的に高い水準をキープしているだけに、リスクオフの米ドル安・円高は理屈上、解釈されにくいが、米国を除いた主要中央銀行による量的緩和の流れにおいて問題を考えれば、「理外の理」がおわかりいただけるかもしれない。 

S&P500指数 週足(出所:CQG)

 今週(6月6日~)、S&P500指数が10カ月ぶりの高い水準を記録した一方、商品指数も同じく10カ月ぶりの高いレベルに到達している。

CRB商品指数 週足(出所:CQG)

 その上、ジャンク債が今年(2016年)、9%も高くなり、金(ゴールド)、原油と円が揃って上昇してきた。こういった市況は、もはや単純にリスクオン・オフをもって説明できなくなっており、市場における高い流動性が唯一の背景として解釈されやすい。

 何しろ、EU(欧州連合)、日銀をはじめ、主要地域、国の史上最大規模の量的緩和は資金の氾濫をもたらし、過剰流動性が原因で各資産が「理屈なし」に買われている。どうやら、唯一の理屈があるとしたら、やはり、「米追加利上げ観測の後退が市場のコンセンサスとなっているため、米ドルだけが買われにくい」ということである。

 しかし、世界経済成長自体は明るい見通しになっていない。EU、日本はもちろん、比較的成長率の高い米国でも5月雇用統計で見られたように、景気回復の失速が現実味を増している。

 こういった流れを汲むと、市場関係者の多くが… 
マネーパートナーズ新制度 キャッシュバックプログラム FXポジション保有だけでキャッシュバック 貸株のFX版? ブログ

マネーパートナーズ新制度 キャッシュバックプログラム FXポジション保有だけでキャッシュバック 貸株のFX版?

マネーパートナーズで新制度「キャッシュバックプログラム」が6月より始まっています。これは、証券口座も開設している方を対象としてFXの取引高と保有ポジションに応じてキャッシュバックをするという制度です。中身がかなり斬新ですので紹介させていただきます。代用有価証券でFX マネーパートナーズ運用記録
ソロスが世界経済悲観トレード開始! 米ドル/円は中期で100円を目指す過程に ブログ

ソロスが世界経済悲観トレード開始! 米ドル/円は中期で100円を目指す過程に

■弱い米雇用統計で、米ドル/円は106円台前半へ急落 みなさん、こんにちは。

 以前コラムでも紹介したとおり、米ドル/円の110円以上のレベルでは、本邦輸出企業からの断続的な米ドル売り圧力があり、これによって上げ止まり。

【参考記事】

●米国の6月利上げ観測台頭でドル全面高! でもなぜ、米ドル/円の戻りは鈍いのか?(5月19日、西原宏一)

 そして、6月3日(金)の米雇用統計が想定以上に弱い数字であったことに呼応して、米ドル/円は反落。

【参考記事】

●米雇用統計ショックで6月利上げ消滅! 英国のEU離脱支持が増えたワケとは?(6月7日、西原宏一&松崎美子)

 110円レベルでもみ合っていた米ドル/円は、あっという間に106.38円まで急落しました。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 米ドル/円は引き続き、105~110円の±1円程度のレンジ圏内での推移。

■6月はビッグイベント満載! ドル/円は100円を目指す流れ ただ、前回のコラムでも紹介したように、6月はビッグイベントが目白押し。

【参考記事】

●英国国民投票はなぜ、英ポンドだけでなく、豪ドル/円や米ドル/円にも影響するのか?(6月2日、西原宏一)

1.FOMC(米連邦公開市場委員会)

2.日銀金融政策決定会合

3.EU(欧州連合)離脱の是非を問う英国の国民投票

 と控えています。

 こうしたビッグイベントを控えて、マーケットが不透明な中、米ドル/円の中期の流れは引き続き100円へと続く円高過程へ。

米ドル/円 週足(出所:CQG)

■直近の市場はミニリスクオン相場に 一方、直近のマーケットはミニリスクオン相場に。

 要因は米雇用統計の悪化が、6月の米国の利上げ予測を大きく後退させたこと。

【参考記事】

●米雇用統計ショックで6月利上げ消滅! 英国のEU離脱支持が増えたワケとは?(6月7日、西原宏一&松崎美子)

 呼応して、原油相場はもみ合いながら、51ドル台へ上昇し、久しぶりに50ドルの大台を回復。

WTI原油先物 日足(出所:CQG)

 NYダウも少しずつ値を上げ、ついに1万8000ドル台へ。

NYダウ 日足(出所:CQG)

 ただ、日本株は「米ドル安・円高」の影響で、軟調な展開が続いており、3大イベントを控え、ミニリスクオンながら方向性が明確ではなく、気迷い相場が続いています。

日経平均株価 日足(出所:CQG)

  このような環境下、マーケットの話題をさらったのが…
6月に日銀追加緩和の可能性高し!! その理由は? 追加緩和あれば円安へ! ブログ

6月に日銀追加緩和の可能性高し!! その理由は? 追加緩和あれば円安へ!

■衝撃的な結果となった米雇用統計で市場ムード一変! 米国の雇用統計は、衝撃的な結果でした。

 先週6月3日(金)に発表された米国の雇用統計5月分は、非農業部門就業者数が3.8万人の増加と、事前予想16万人の増加をはるかに下回り、実に6年ぶりの低水準となりました。

 また、4月分、3月分が、それぞれ3.7万人、2.2万人の下方修正となりました。

米雇用統計(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)

 正直言って、これほど予想より悪い雇用統計の結果を、ここ数年見たことがありません。この衝撃的な結果によって、市場のムードが一変しました。

■6月、7月はおろか、2016年内の利上げはないかも!? それまでは、2016年6月にもFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げが実施されるのではないか? という観測が広がっていましたが、今回の結果で、一気にその観測は萎んでしまいました。

【参考記事】

●FOMC議事録で6月米利上げ可能性浮上! だけど、ドル高トレンドを作るのは困難か…(5月19日、今井雅人)

●米国は利上げはしてもドル高は望まない。大きく下落した豪ドルの底打ちは近いか(5月26日、今井雅人)

 そればかりか、7月も利上げが見送られ、場合によっては2016年内の利上げはないのではないか? という声も市場関係者の中で聞かれるようになってきています。

■結果、為替市場は米ドル全面安の展開に 実際に、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長も、週明け6月6日(月)の講演で、雇用統計の結果を「失望した」と表現し、当面、今後の経済指標の結果を見守る必要性があることを認めています。

 為替市場においては、当然のように米ドル全面安の展開となり、その流れは今も続いています。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

 米ドル/円も、109円台前後から106円台にまで米ドル安・円高が進み、その後、一向に戻る気配を見せていません。その他の通貨に対しても、軒並み米ドル安傾向が続いています。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

■豪ドル/米ドルは、予想どおり上昇へ 前々回のコラムで、豪ドル/米ドルのチャートを使って、上昇するのではないか? という見通しを書きましたが、米ドル全面安の流れの中で、見事に上に突き抜けました。

 チャートやポジション動向というのは、かなり有効に機能することが改めてよくわかりました。

【参考記事】

●米国は利上げはしてもドル高は望まない。大きく下落した豪ドルの底打ちは近いか(5月26日、今井雅人)

豪ドル/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 日足)

 さて、今後の展開ですが…