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FXトレーダー 売買判断を淡々とする境地とは ブログ

FXトレーダー 売買判断を淡々とする境地とは

FXで注文を出す時の判断をどうやってすべきか、これについて悩み続けている方は案外多いものです。その悩みは核心をついた非常に重要なものです。実際のところ、売買判断の基準について悩んでいる間は運用成績が安定しないからです。私は、幸い10年以上前にこの迷いからは抜け出ることができました。今回はいつもとは別の角度からこの部分について書かせて頂きます。
スワップ金利サヤ取り トルコリラ円(TRYJPY)について ブログ

スワップ金利サヤ取り トルコリラ円(TRYJPY)について

7月26日現在のトルコリラ円スワップポイント比較を更新しています。トルコリラ円(TRYJPY)スワップポイント比較2016両建て運用法:スワップ金利サヤ取り(異業者両建)のチャンスという感じになってきています。ここでは、過去の経験よりの注意点などについてまとめさせていただきます。
小林芳彦さん堅調 これでは勝てない(汗)ヒロセ通商リアルトレードバトル ブログ

小林芳彦さん堅調 これでは勝てない(汗)ヒロセ通商リアルトレードバトル

ヒロセ通商リアルトレードバトル、今月は私もエントリーしています。いつもの自分のペースでの売買なので、目指すところは「小林芳彦さんとの勝負に勝つ事」です。まあ、勝つといっても「小林芳彦さんが調子を崩したから勝った」という感じなんですけどね。ヒロセ通商 体験談と評価
ハイパーインフレもたらすヘリマネの恐怖。 もしかしたら「悪い円安」がすでに進行中!? ブログ

ハイパーインフレもたらすヘリマネの恐怖。 もしかしたら「悪い円安」がすでに進行中!?

■日銀、政府両サイドからの円安要因で米ドル/円上昇 円の変動率が拡大している。「ヘリコプターマネー(ヘリマネ)」への期待が膨らみ、円売りが一段と加速したかと思いきや、今度は黒田日銀総裁の発言で、一転して円買いとなるなど、マーケットは神経質な反応を見せている。

 米ドル/円は昨日(7月21日)、一時107.49円を打診した。6月23日(木)高値106.91円をブレイクしたのは一昨日(7月20日)だった。円売りの原動力となったのは、政府と日銀の両サイドから出されたメッセージだと思われる。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 政府サイドについては、財政支出の総額が従来の10兆円から20兆円、あるいは30兆円に増額されるかもしれないとの報道があり、日銀サイドでは、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長の訪日で、「ヘリマネ」政策を実施するのではないかと疑われた。いずれの思惑も円売りに作用するから、107.49円の打診はその結果として納得できる。

 さらに、ソフトバングによる英ARMの買収といったニュースも流れ、M&Aに絡む資金フローの連想から円が売られやすかったと思われる。

 この間の急速な円安進行は、英EU離脱がもたらした「パニック相場」への単純な反動というよりも、新たな円売り材料の出現に反応した結果と言える。

■黒田さんの「ヘリマネ」否定で反落した米ドル/円だが… ところで、昨日(7月21日)、米ドル/円は反落してきた。

 日経新聞による「20~30兆円規模」の財政支出案が報道されたものの、黒田日銀総裁が英BBCのインタビューにおいて、「ヘリマネ」を明白に否定したことを受け、マーケットが一斉に円売りポジションを手仕舞い、円の反騰をもたらしたのだ。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

 無理もない。財政出動より「ヘリマネ」の方が、円売り材料として「核爆弾」級の「最終兵器」となり、極めて強烈なインパクトを持つ。黒田さんの話にマーケットはより反応しやすく、また、反応せざるを得なかった。

 だからこそ、逆に言うと、米ドル/円がこの間、ほぼ調整なしで一直線に107.49円まで反騰したこと自体が行きすぎだったとも言える。期待先行の結果であったから、少なくとも短期スパンにおいて、それは再び修正されやすかった。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 なにしろ、「ヘリマネ」は「核爆弾」級の「最終兵器」だから、安易に使われることはなく、また、使われた時こそ、本当に生死の境をさまよう時ではないかと推測される。

 巷では「ヘリマネ」、「ヘリマネ」というものの… 
TrendEscape AUDJPY 古の相場師の売買を彷彿させるミラートレーダーストラテジー ブログ

TrendEscape AUDJPY 古の相場師の売買を彷彿させるミラートレーダーストラテジー

大きなトレンドに乗ったと判断すればじっくりと含み益を溜め込んで1000pips級の利益も出すという実力を持っているのが「TrendEscape AUDJPY」です。2年ほど前に稼働させていた時期があるのですが、そろそろ再稼働を検討しています。セントラルミラートレーダー口座
孫社長の3.3兆円買収でトレンドが反転!? 米ドル/円は節目の107円突破し110円へ ブログ

孫社長の3.3兆円買収でトレンドが反転!? 米ドル/円は節目の107円突破し110円へ

■米ドル/円は売り注文をこなし、107円台回復 みなさん、こんにちは。

 前回のコラムで取り上げた「ヘリマネ」報道をきっかけに、今週(7月18日~)も米ドル/円は続伸。

【参考記事】

●ヘリコプターマネーの憶測でアベノミクスに反撃の兆し? ドル/円は107円が焦点!(7月14日、西原宏一)

 本邦輸出企業の米ドル売り注文が密集している105~107円のエリアを抜くのに時間を要しましたが、本日(7月21日)、ついに節目の107.00円を突破。一時、107.49円まで急騰しています。

米ドル/円 30分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 30分足)

■ソフトバンクの大型買収報道で円安が加速 今週(7月18日~)、欧米短期筋が一斉に米ドル/円での米ドル買いに動いたのが、まず既報の「ヘリマネ」報道。

【参考記事】

●トルコクーデター鎮圧で有事の円高ならず。孫社長の英企業3.3兆円買収でポンドは!?(西原宏一&大橋ひろこ)

 ただ、それ以上にマーケットを驚かし、円安のスピードを加速させたのが、ソフトバンクによる大型買収報道でした。

ソフトバンクが英半導体設計ARMを3.3兆円で買収、IoT(Internet of Things)強化へ


ソフトバンクグループは18日、英半導体設計ARMホールディングスを約240億ポンド(約3.3兆円)で買収すると発表した。

あらゆるものがインターネットにつながるIoT(インターネット・オブ・シングス)時代を見据え、同領域に強みを持つ同社を買収することで需要の取り込みを目指す。

日本企業による海外でのM&A(合併・買収)としては過去最大規模になる。

孫正義社長はロンドンで行った会見で「IoTは人類史上もっとも大きなパラダイムシフトになる」と指摘。「IoTの時代の中心の会社はARMだ」と述べ、買収に自信を示した。

出所:ロイター

■巨額の英ポンド/円の買いがウワサになっていた 先週(7月11日~)、米ドル/円が6円急反発しているのは「ヘリマネ」期待が背景にあると多くのマーケット参加者は理解していました。

 ただ、先週(7月11日~)の英ポンド/円は約13円も急騰。

英ポンド/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 4時間足)

 しかも、東京市場で英ポンド/円が暴騰する傾向があり、多くのトレーダーの間では、何らかの大型案件が結ばれて、巨額の英ポンド/円の買い需要があるのでは?とウワサになっていました。

 それが先週末、前述のソフトバンクのARM買収の報道が流れ、大型案件のウワサは現実に。その買収金額は驚愕の3.3兆円。

■ソフトバンクは資金調達をすべて終了したとの見方も 市場参加者の間では、ソフトバンクはARM買収金額のうち、すでに1.7兆円の英ポンドの手当て(=英ポンド買い)は終わっているとの意見がある一方、報道された時点ですでに英ポンドの手当てはすべて終了しているとの見方もあり、意見は交錯しています。

 ここで、トレードの観点で相場を整理すると、ソフトバンクの大型買収のウワサが出ていた段階で英ポンド/円はすでに13円も暴騰。そして、事実として大型買収の全貌が報道されます。

英ポンド/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/円 4時間足)

 トレードの基本からすれば、「バイ・ザ・ルーマー セル・ザ・ファクト」(ウワサで買って、事実で売る)の流れから、英ポンド/円は13円急騰した143円でトップアウトしたと考えることもできます。

 ただし、

(1)英ポンドの手当てが半分しか終わっていない可能性が高いこと

(2)ソフトバンクが英ポンドをすべて買い終わっていると仮定したとしても、約3.3兆円の円売りがマーケットに持ち込まれたことになるため、これまでの米ドル/円における円の需給を大きく変化させる可能性があること

 つまり、買収金額があまりにも巨額であるため、マーケットのトレンドを変化させる公算が高まっています。

世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)

   アベノミクスの初動を振り返ってみると…