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+30,736円 トライオート米ドル円両建て 7月最終週成績
米ドル円が大幅に円高となった先週、トライオート米ドル円で設定している売りのトライオートが活躍をしてくれました。トライオートFXはじめ方ブログ 半自動売買6つのメリット
マイナス金利導入後の残像に翻弄される <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>市場。ドル/円は102円さえ割らない可能性も</i>
■日銀会合結果待ちの間も、思惑で荒れた相場に 相場は荒れている。本記事を執筆しながら日銀会合結果を待っている間も、米ドル/円の乱高下は続き、今朝(7月29日の朝)から「ランダム」な値動きを繰り返しているようにみえる。
米ドル/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 5分足)
一時103円の節目まで急落した値動きについては誤発注の観測も出ているが、基本的には日銀政策の不透明性に対するマーケットの神経質さと警戒心の表れだったと思う。
無理もない。やれ「ヘリマネ」だ、やれ「もっと緩和しろ」だと、いろいろ外部から期待、あるいは圧力がかけられる一方で、日銀は進むも退くも「地獄」の難局に陥っているように見えるからだ。
「戦力の逐次投入はしない」と豪語し、またサプライズ演出に腐心してきた黒田日銀総裁にとって、こういったタイミングで政策を決定しなければならないというのは、まったくおもしろくないことだろう。というか、「得意技」をまったく発揮できない上、何をやってもマーケットの期待に応えられない恐れが大きい。
もっとも、日銀は日本の中央銀行として独立性を保たなければならない。すでにアベノミクスのツールと化した日銀の緩和政策に対する批判は根強く、これから、これをさらに推進していくとしても、できれば政府との距離を置いているといった「演出」をしたいところである。
ところが、安倍さんのやれ20兆、やれ30兆といった財政出動示唆が大きな圧力となり、ここでやらなければ、財政政策との連携を果たせない。悩む、揉める…ということだろうか、執筆中の現時点(12時40分)では、日銀会合の決定がまだ伝わっていない。異常だ。
その分、マーケットはさらに焦り、また憶測が飛ぶ。午前中の、TOPIX先物の一時売買停止は、マーケットの緊張感を象徴する出来事だと思う。
■日銀結果に失望した市場は、激しい円高になるのか? そして、今(12時44分)、やっと出た日銀政策決定は、マネタリーベース80兆円維持、ETF購入6兆円へ増額という内容だった。
前述のように、事前にマイナス金利の拡大ばかりか、「ヘリマネ」といった過激な観測さえあったから、この程度の内容では、とても市場の期待に応えられるものではない。果たしてマーケットの予想どおり、失望による激しい円高になるだろうか。
現時点(12時50分すぎ)のマーケットを見ると、言われるほど円高の進行が進んでいない。米ドル/円は102.65円程度、ユーロ/円は113.75円程度なので、どちらかというと、正常な値動きの範囲に留まっているように見える。
米ドル/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 5分足)
ユーロ/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 5分足)
では、マーケットが「意外に」冷静だったということだろうか。それとも事前予想自体が間違いで、また、市場関係者の大半が、実は一部の過激な観測をまったく信じていなかったのだろうか。
マーケットの変動メカニズムは極めて複雑で…
米ドル/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 5分足)
一時103円の節目まで急落した値動きについては誤発注の観測も出ているが、基本的には日銀政策の不透明性に対するマーケットの神経質さと警戒心の表れだったと思う。
無理もない。やれ「ヘリマネ」だ、やれ「もっと緩和しろ」だと、いろいろ外部から期待、あるいは圧力がかけられる一方で、日銀は進むも退くも「地獄」の難局に陥っているように見えるからだ。
「戦力の逐次投入はしない」と豪語し、またサプライズ演出に腐心してきた黒田日銀総裁にとって、こういったタイミングで政策を決定しなければならないというのは、まったくおもしろくないことだろう。というか、「得意技」をまったく発揮できない上、何をやってもマーケットの期待に応えられない恐れが大きい。
もっとも、日銀は日本の中央銀行として独立性を保たなければならない。すでにアベノミクスのツールと化した日銀の緩和政策に対する批判は根強く、これから、これをさらに推進していくとしても、できれば政府との距離を置いているといった「演出」をしたいところである。
ところが、安倍さんのやれ20兆、やれ30兆といった財政出動示唆が大きな圧力となり、ここでやらなければ、財政政策との連携を果たせない。悩む、揉める…ということだろうか、執筆中の現時点(12時40分)では、日銀会合の決定がまだ伝わっていない。異常だ。
その分、マーケットはさらに焦り、また憶測が飛ぶ。午前中の、TOPIX先物の一時売買停止は、マーケットの緊張感を象徴する出来事だと思う。
■日銀結果に失望した市場は、激しい円高になるのか? そして、今(12時44分)、やっと出た日銀政策決定は、マネタリーベース80兆円維持、ETF購入6兆円へ増額という内容だった。
前述のように、事前にマイナス金利の拡大ばかりか、「ヘリマネ」といった過激な観測さえあったから、この程度の内容では、とても市場の期待に応えられるものではない。果たしてマーケットの予想どおり、失望による激しい円高になるだろうか。
現時点(12時50分すぎ)のマーケットを見ると、言われるほど円高の進行が進んでいない。米ドル/円は102.65円程度、ユーロ/円は113.75円程度なので、どちらかというと、正常な値動きの範囲に留まっているように見える。
米ドル/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 5分足)
ユーロ/円 5分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 5分足)
では、マーケットが「意外に」冷静だったということだろうか。それとも事前予想自体が間違いで、また、市場関係者の大半が、実は一部の過激な観測をまったく信じていなかったのだろうか。
マーケットの変動メカニズムは極めて複雑で…
ドル/円のボラティリティがリーマン以来の 高水準! 日銀会合後の乱高下に要注意
■日銀会合の結果と政府の経済対策に市場は大注目 みなさん、こんにちは。
今回の日銀金融政策決定会合はいつも以上に注目が集まっていますが、その注目度が想定以上のものとなっています。
その背景は、過去のコラムでご紹介したとおり、「ヘリコプターマネー」期待。
【参考記事】
●ヘリコプターマネーの憶測でアベノミクスに反撃の兆し? ドル/円は107円が焦点!(7月14日、西原宏一)
実際には、ヘリコプターマネーは財政法第5条で禁止されていますので、「擬似ヘリマネ」期待となります。
日本銀行における国債の引受けは、財政法第5条により、原則として禁止されています。
出所:日本銀行ウェブサイト
加えて、マーケットの注目を集めているのが、8月2日(火)に政府が閣議決定する経済対策で、その事業規模は28兆円。
安倍晋三首相は27日、福岡市で講演し、8月2日に閣議決定する経済対策について「事業規模で28兆円を上回る総合的かつ大胆な経済対策をまとめたい」と表明した。
国と地方の財政支出(真水)や財政投融資を合計した財政措置は13兆円とする方針も示した。「真水」で6兆円超、財政投融資も6兆円超とする方向だ。
出所:日経新聞
通常、為替マーケットは財政政策に無関心。
ただ、7月29日(金)に日銀が政府に呼応して追加緩和を発表するとの思惑が強いため、今回、「日銀の追加緩和と政府の経済対策」がマーケットの大きな注目を集めることになっています。
■ドル/円のボラティリティがリーマンショック以来の高水準に ここで驚くのが、米ドル/円の1週間物のボラティリティが24%にまで高騰していること。
米ドル/円 1週間物ボラティリティ 日足(出所:CQG)
米ドル/円 1週間物ボラティリティ 月足(出所:CQG)
これは、先月(6月)の英国国民投票前の英ポンド/円のボラティリティを連想させるほどの急騰です。
【参考記事】
●ドル/円は105円決壊で100.60円へ下落中! 英ポンド/円は1カ月以内に30%乱高下!?(6月16日、西原宏一)
では、明日(7月29日)の日銀金融政策決定会合において…
今回の日銀金融政策決定会合はいつも以上に注目が集まっていますが、その注目度が想定以上のものとなっています。
その背景は、過去のコラムでご紹介したとおり、「ヘリコプターマネー」期待。
【参考記事】
●ヘリコプターマネーの憶測でアベノミクスに反撃の兆し? ドル/円は107円が焦点!(7月14日、西原宏一)
実際には、ヘリコプターマネーは財政法第5条で禁止されていますので、「擬似ヘリマネ」期待となります。
日本銀行における国債の引受けは、財政法第5条により、原則として禁止されています。
出所:日本銀行ウェブサイト
加えて、マーケットの注目を集めているのが、8月2日(火)に政府が閣議決定する経済対策で、その事業規模は28兆円。
安倍晋三首相は27日、福岡市で講演し、8月2日に閣議決定する経済対策について「事業規模で28兆円を上回る総合的かつ大胆な経済対策をまとめたい」と表明した。
国と地方の財政支出(真水)や財政投融資を合計した財政措置は13兆円とする方針も示した。「真水」で6兆円超、財政投融資も6兆円超とする方向だ。
出所:日経新聞
通常、為替マーケットは財政政策に無関心。
ただ、7月29日(金)に日銀が政府に呼応して追加緩和を発表するとの思惑が強いため、今回、「日銀の追加緩和と政府の経済対策」がマーケットの大きな注目を集めることになっています。
■ドル/円のボラティリティがリーマンショック以来の高水準に ここで驚くのが、米ドル/円の1週間物のボラティリティが24%にまで高騰していること。
米ドル/円 1週間物ボラティリティ 日足(出所:CQG)
米ドル/円 1週間物ボラティリティ 月足(出所:CQG)
これは、先月(6月)の英国国民投票前の英ポンド/円のボラティリティを連想させるほどの急騰です。
【参考記事】
●ドル/円は105円決壊で100.60円へ下落中! 英ポンド/円は1カ月以内に30%乱高下!?(6月16日、西原宏一)
では、明日(7月29日)の日銀金融政策決定会合において…
一般的に日銀の決定は事前に漏れない。 追加緩和あっても効果持続は難しいとみる
■政府の経済対策は、単年でせいぜい2~3兆円規模 すべてが、明日7月29日(金)の日銀金融政策決定会合の内容次第という相場展開になってきました。
7月10日(日)の参議院選挙終了後、さまざまな憶測で相場が乱高下しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
最初は、建設国債を政府が発行し、それを日銀が直接買い取るのではないかという憶測が飛び交いました。また、秋の臨時国会で決定される政府の緊急経済対策に対する期待感も高まりました。
しかし、その後、政府の経済対策に関しては、全体規模では28兆円とも言われる大きな金額となっていますが、中身を見ると、真水が6~7兆円。それも複数年かけての数字であることもわかっています。単年では、せいぜい2~3兆円程度に留まる可能性が高まっており、期待感は一気に萎んできています。
【参考記事】
●「ポケモンGO」で任天堂も日経平均もGO↑ 3.3兆円買収劇で英ポンドは買われていた(7月21日、今井雅人)
■「ヘリマネは必要なし」と黒田総裁は、ハッキリ! 日銀に関しては、7月11日(月)と12日(火)にヘリコプターベンとも呼ばれるバーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が黒田日銀総裁、安倍首相と次々と会談したことから、「ヘリマネ」という言葉が独り歩き。
市場は、あまり確固とした根拠もないまま、期待だけを先行させて相場をはやしました。
【参考記事】
●「ヘリコプターベン」来襲で株高・円安! 「ヘリマネ政策」前提の期待先行相場続く(7月14日、今井雅人)
その後、7月21日(木)には、黒田総裁がBBCのインタビューで、「ヘリマネは必要ないし、可能性もない」とはっきり不要であることを発言したこともあって、当初の期待感は剥落してきました。
しかし、昨日7月27日(水)には、政府が50年国債を発行し、それをまた日銀が買い取るといった政策を検討していると一部で報じられたことをきっかけに、かなりの乱高下を演じたことは記憶に新しいところでしょう。
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
■FOMCの結果からは、いつ利上げをするのかが曖昧 今週(7月25日~)は、米国でもう1つのビッグイベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されました。
日本時間7月28日(木)午前3時に公表された声明文では、「雇用データは、ここ数カ月で労働力活用の一定の増加を示している」などとして、米国経済の現状認識を上方修正させました。
また、「経済見通しの短期的なリスクは後退した」との文言を追加するなど、前回の会合からは利上げに対するハードルが低くなったことだけは確かですが、市場では「年内利上げの余地は残したものの、いつ利上げを行うかは依然として曖昧」との見方が台頭。
米長期金利の大幅な低下という反応となりました。
米長期金利(米10年債利回り)(出所:CQG)
市場でもその解釈について見方はかなり分かれており、結局のところ、8月に発表される7月の米雇用統計次第ということになりそうです。
そして…
7月10日(日)の参議院選挙終了後、さまざまな憶測で相場が乱高下しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
最初は、建設国債を政府が発行し、それを日銀が直接買い取るのではないかという憶測が飛び交いました。また、秋の臨時国会で決定される政府の緊急経済対策に対する期待感も高まりました。
しかし、その後、政府の経済対策に関しては、全体規模では28兆円とも言われる大きな金額となっていますが、中身を見ると、真水が6~7兆円。それも複数年かけての数字であることもわかっています。単年では、せいぜい2~3兆円程度に留まる可能性が高まっており、期待感は一気に萎んできています。
【参考記事】
●「ポケモンGO」で任天堂も日経平均もGO↑ 3.3兆円買収劇で英ポンドは買われていた(7月21日、今井雅人)
■「ヘリマネは必要なし」と黒田総裁は、ハッキリ! 日銀に関しては、7月11日(月)と12日(火)にヘリコプターベンとも呼ばれるバーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が黒田日銀総裁、安倍首相と次々と会談したことから、「ヘリマネ」という言葉が独り歩き。
市場は、あまり確固とした根拠もないまま、期待だけを先行させて相場をはやしました。
【参考記事】
●「ヘリコプターベン」来襲で株高・円安! 「ヘリマネ政策」前提の期待先行相場続く(7月14日、今井雅人)
その後、7月21日(木)には、黒田総裁がBBCのインタビューで、「ヘリマネは必要ないし、可能性もない」とはっきり不要であることを発言したこともあって、当初の期待感は剥落してきました。
しかし、昨日7月27日(水)には、政府が50年国債を発行し、それをまた日銀が買い取るといった政策を検討していると一部で報じられたことをきっかけに、かなりの乱高下を演じたことは記憶に新しいところでしょう。
米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)
■FOMCの結果からは、いつ利上げをするのかが曖昧 今週(7月25日~)は、米国でもう1つのビッグイベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されました。
日本時間7月28日(木)午前3時に公表された声明文では、「雇用データは、ここ数カ月で労働力活用の一定の増加を示している」などとして、米国経済の現状認識を上方修正させました。
また、「経済見通しの短期的なリスクは後退した」との文言を追加するなど、前回の会合からは利上げに対するハードルが低くなったことだけは確かですが、市場では「年内利上げの余地は残したものの、いつ利上げを行うかは依然として曖昧」との見方が台頭。
米長期金利の大幅な低下という反応となりました。
米長期金利(米10年債利回り)(出所:CQG)
市場でもその解釈について見方はかなり分かれており、結局のところ、8月に発表される7月の米雇用統計次第ということになりそうです。
そして…
NYダウCFD比較 くりっく株365とCFD取引 本当はどっちが有利?
NYダウの取引がどんどん身近になっています。株式市場で関連ETFを購入することもできるし、CFD取引でNYダウを扱うところも増えました。ただ、取引条件が各社様々ですので、比較表を作ってみました。くりっく株365とGMOクリック証券CFD口座の比較ですが、他口座も今回の比較ポイントでみていけば、取引条件の有利不利が確認できます。今後の参考になれば幸いです。
Morning_Limited 遂に不調期到来 MT4運用
Morning_Limitedが、ここのところ調子を崩しています。これまで素晴らしい運用でしっかりと増やし続けてくれたEAですが、いつの時期でも勝ち続けるということはやはりないようです。今後の資料の一部にする意味も含めて記事にまとめておきます。Morning_Limited朝勝負EA稼働状況 放ったらかしで増えてくれそうなMT4EA
ユーロ/円は調整局面が終わるのを待って 売り!? FOMCと日銀政策の行方は?
■ユーロ/円週足・2009年高値更新で「買いシグナル」点灯 今回はユーロ/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。週足チャートに「94.00円-112.00円のボックス相場」(赤の破線)を表示した。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
いわゆる「ダブル・ボトム」を作り、その上限(ネック・ライン)を上抜けして「買いシグナル」を発した、と言える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。「134.00円を下に抜けた」ということは、「新安値を更新した」ということなので、当然に「売りシグナル」だ。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、
130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130.00円を割り込み下落したのだが、昨年(2015年)の12月3日(木)の129円台から134円台への急上昇で、相場は攪乱された、と考える。
12月3日(木)の急上昇は、「クリスマス相場」の特殊な値動きではないかと考える。
つまり、相場が落ち着きを取り戻せば、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」が有効と、改めて確認できるのではないか、と考えた。
今年(2016年)の初日(1月4日)の動きで…
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ユーロ/円は、この「94.00円-112.00円のボックス相場」の上限を抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
いわゆる「ダブル・ボトム」を作り、その上限(ネック・ライン)を上抜けして「買いシグナル」を発した、と言える。
ユーロ/円の上昇は、大局で見れば、当初はサポート・ライン(1)「ピンクの破線」に従っていた、と考える。
そしてユーロ/円は、139円台ミドルを上に抜けた時点で、2009年の高値を更新した。2009年の高値を更新したことで、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、ユーロ/円は上昇して、高値145円台をつけている。
■149.75-80円水準の高値をつけた後は下落に転じる この高値(145円台)をつけてからのユーロ/円は、調整局面を迎えて、サポート・ライン(1)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。そして、「紫の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は145円台ミドル、下限は134.00円と考える。
2014年10月31日(金)に、日銀が追加の金融緩和策を発表したことを材料に、ユーロ/円が急騰した。
ユーロ/円は、ボックス相場「紫の破線」の上限(145円台ミドル)を上に抜けて、この時点での最高値を更新して、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、上昇して、149.75-80円水準の高値をつけている。
ユーロ/円が、高値を更新したので、サポート・ライン(2)「ピンクの破線」を表示した。
ユーロ/円は149.75-80円水準の高値をつけてから、下落に転じている。それで、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していると考えた。
ユーロ/円は急落してサポート・ライン(2)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■売りシグナル点灯後、特殊な状況の影響で反発 そして、134.00円を割り込んだので、ボックス相場「緑の破線」を下にブレイクし、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。「134.00円を下に抜けた」ということは、「新安値を更新した」ということなので、当然に「売りシグナル」だ。
ユーロ/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場のセオリーは、「ボックス相場の下限を割り込む場合は、下限から、その値幅分下落する」である。
つまり、下限は134.00円近辺、ボックス相場の値幅は16円だから、ターゲットは118.00円近辺になる。「緑の破線(両端矢印)」で表示しているのが、その値幅だ。
週足チャートを見てのとおりに、上述のターゲットは、ほぼ達成した。
ユーロ/円は、134.00円を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、
130円台前半(安値は130.10-15円水準)にまで急落したが、いったんそこから反発している。
この反発で、136円台の戻り高値をつけたが、再度急落して、今度は130.00円を割り込み、新値を更新した。
ユーロ/円は、126.00円近辺に急落したが、126.00円近辺から、反転急騰している。
2015年のゴールデン・ウィークの直前あたりからは、ポジション調整による「ユーロの買戻し」が出ていた、と考える。
2015年のゴールデン・ウィークが始まると、市場参加者が極端に少ない中で、スパイラルに急上昇した、と考える。
ユーロ/円が上昇を続けたので、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を表示した。
このサポート・ライン(3)「ピンクの破線」がこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」が、有効な間は、(=このラインを割り込まない場合は、)ユーロ/円が、高値圏での保ち合いを続けている、と判断した。
この時点でのユーロ/円は、ボックス相場「青の破線」を形成した、と考える。
ユーロ/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「青の破線」の上限は141.00円近辺、下限は126.00円近辺、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/円はこのサポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、130.00円を割り込み下落したのだが、昨年(2015年)の12月3日(木)の129円台から134円台への急上昇で、相場は攪乱された、と考える。
12月3日(木)の急上昇は、「クリスマス相場」の特殊な値動きではないかと考える。
つまり、相場が落ち着きを取り戻せば、サポート・ライン(3)「ピンクの破線」を割り込んで発せられた「売りシグナル」が有効と、改めて確認できるのではないか、と考えた。
今年(2016年)の初日(1月4日)の動きで…