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FXシグナル売買 たまにやっておくべき確認作業 ブログ

FXシグナル売買 たまにやっておくべき確認作業

2015年より取組んできた外為どっとコム社の無料ツールを使った「シグナル売買」、だんだんと軌道に乗ってきています。売買数量を増やしてからも売買好調です(過去記事:軌道に乗ってきた手応え)。この手の売買でたまにやっておくと良い確認作業についてまとめました。外為どっとコム 半自動売買口座としての使い方
MT4自動売買 スワップポイント差負担軽減 2つの策 ブログ

MT4自動売買 スワップポイント差負担軽減 2つの策

前回、MT4口座のスワップポイント差は長期間でみると思わぬ負担になることを書きました。その影響を軽減するための方法は2つあります。一つは「スワップポイント差の小さいMT4口座を使う事」でこれについては、日本のMT4業者としてはFXTFMT4口座の条件が良いとご紹介しています。参考:FXTF MT4 もう一つは、「スワップポイントの発生しにくいEAを使う事」です。大した頃ではないのですが、MT4で余計なコストをかけずにやっていく工夫です。
円高のクライマックスは英EU離脱時? 円高トレンド加速説に懐疑的な理由とは? ブログ

円高のクライマックスは英EU離脱時? 円高トレンド加速説に懐疑的な理由とは?

■米ドル/円に無視できないベアトレンド再開のサイン 米ドル/円が下値トライしている。前回のコラムで指摘した8月2日(火)の安値を割り込み、「インサイド」の下放れを果たしただけでなく、7月8日(金)の安値99.99円も一時、割り込んだので、ベア(下落)トレンド再開のサインとして無視できないと思う。

【参考記事】

●日銀政策限界で円高になるってホント? 夏バテ相場打破の鍵は8月2日の高値・安値(8月12日、陳満咲杜)

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 巷では、円高トレンドの加速といった見通しが圧倒的に多いが、米ドル/円の「節目破り」により、こういった見通しの勢いが増したと思う。

■円高トレンドには警戒しつつも、なお懐疑的な理由は? しかし、現時点において筆者は、円高トレンドを警戒しつつも、6月安値割れに至るという見方にはなお懐疑的であり、市場コンセンサスが合致すればするほど、実はトレンドが修正されやすいのでは?と疑っている。

 ちなみに、FX会社によって6月安値(6月24日英国民投票日)のレートは違ってくるが、大まかに言えば、98.95円~99.02円前後が同日安値の記録であり、現時点ではまだこの安値を下回っていない。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 筆者が円高トレンドの加速に懐疑的な、その根拠は極めてシンプルだ。

 8月2日(火)の安値100.68円を割り込んだ時点で、同日のローソク足を「母線」とした「インサイド」(ハラミ)の下放れは確認された。そうなれば、このケースで算出される目標レート、98.53円前後を早く打診しないと、下落モメンタムの加速が見られたとは言い切れないからだ。

 なにしろ7月8日(金)の安値99.99円も、いったん割り込んだのだから、本来、6月安値を割り込むのもたやすいことだったのだが、現時点まで割り込んでいないため、どちらかと言うと、「理屈通り」の値動きになっていないとみる。

 換言すれば、テクニカル上の重要な節目を割り込んだにもかかわらず、それと比例したトレンドの進行とモメンタムの加速が見られないのならば、性急な判断は避けた方が良いということだ。

 相場における天井や底は、往々にしてあとにならなければ、はっきりわからないとされている以上、積極的な逆張りはできないものの、高値や安値を追えるかどうかの判断については、慎重なスタンスをとりたい。

■英EU離脱が円高のクライマックスだった可能性 もっとも、2015年以来、筆者は一貫して円高トレンドの可能性を指摘してきたが、6月24日(金)に英EU離脱が決定した日をもって、米ドル/円の下値打診はすでに目標を達成した公算が高いのでは?と思うようになった。

【参考記事】

●英国のEU離脱でポンド暴落もこれ以上の下落には別材料が必要か。ドル/円も然り(6月24日、陳満咲杜)

 何しろ、相場の転換点は、往々にして大きなサプライズを伴った場合が多い。英EU離脱が大きなサプライズであった以上、円高のクライマックスを果たした可能性も大きいと思う。

 その上、筆者が円高トレンドの進行を一貫して指摘してきた理由は、他ならぬ、2015年6月までの円安トレンドの進行が「行き過ぎ」であったからだ。

 言い換えれば、足元で進行している円高は、本質的に2011年10月の安値を起点とした円安トレンドに対する修正であり、大局で見れば、今の円高トレンド自体がいわゆる「推進波」ではなく、「修正波」であるわけだ。したがって、そこにはおのずと限度がある。

米ドル/円 週足 (出所:ヒロセ通商)

 円高の限度を見極めるのは決してたやすいことではないが、手掛かりはある。円の実効レートを見ると、その5年移動平均が、6月安値とほぼ合致しているのだ。ここから、円は均衡状態にあることがわかる。

(出所:日銀のデータより、ザイFX!編集部が作成)

 2015年には5年移動平均から20%以上かい離していた状態がだいぶ解消してきたので、このあたりで円高の一服があってもおかしくなかろう。

 強調しておきたいのは、米ドル/円の値動きは…
長期もみ合いのユーロに反発の兆しアリ! 米利上げ観測後退による米ドル安がカギに ブログ

長期もみ合いのユーロに反発の兆しアリ! 米利上げ観測後退による米ドル安がカギに

■流動性不足気味の中、ドル/円は一時99.50円台へ下落 みなさん、こんにちは。

 先月(7月)の日銀金融政策決定会合でヘリマネ期待が霧散した米ドル/円の下落トレンドは変わらず、今週(8月15日~)も続落。

【参考記事】

●株高に反応薄も悪材料に敏感なドル/円。政府・日銀も為替はもう手立てなしかも!?(8月16日、西原宏一&大橋ひろこ)

 今週(8月15日~)は、本邦勢がお盆休暇、欧米勢がサマーホリデーに入っていることもあり、為替市場の流動性は不足気味。

 このようなマーケット環境下、8月15日(月)の米国債償還の影響もあり、米ドル売り需要が増加しました。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

 流動性が枯渇する中、米ドル/円は節目の100.00円をブレイク。一時、99.50円台と久しぶりに2ケタに突入しました。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

■日銀の追加緩和も効果は半減…。円高トレンド変えられず 9月の日銀金融政策決定会合での追加緩和期待も残っていますが、日銀の追加緩和も回を重ねるうちに徐々に賞味期限切れで効果は半減しており、なかなか円高トレンドを変えられず。

世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)

 過去のコラムで何度かご紹介させていただいていますが、100.60円はアベノミクス相場の50%戻し。

【参考記事】

●ドル/円は105円決壊で100.60円へ下落中! 英ポンド/円は1カ月以内に30%乱高下!?(6月16日、西原宏一)

●ドル/円のボラティリティがリーマン以来の高水準! 日銀会合後の乱高下に要注意(7月28日、西原宏一)

 ザラ場では何度かブレイクしていますが、仮に週足ベースでこの50%戻し水準を明確に割り込んでくると、米ドル/円は2ケタに回帰していく公算が高まってきます。

 ただ、米ドル/円は高値の125円から、すでに20%調整しています(過去のコラム参照)。

【参考記事】

●日銀ゼロ回答&初の為替監視リスト入り! 米ドル/円は106円台到達で目標は100円に(5月2日、西原宏一)

 対円での米ドル安はトレンドこそ変わりませんが、そのスピードは徐々に緩慢になる可能性も。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 米ドル安は、対円ではなく、他通貨にその場を移行していくのかもしれません。

米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)

  中央銀行の追加緩和効果が薄れているという意味では…
3つの米ドル上昇要因、いずれもその 可能性は低い。当面は米ドル売り戦略で! ブログ

3つの米ドル上昇要因、いずれもその 可能性は低い。当面は米ドル売り戦略で!

■100円を切っても一気に円高は進まない 先週8月11日(木)は、山の日の祝日で当コラムの寄稿をお休みさせていただきました。

 その前の週、8月4日(木)のコラムで、米ドル/円について、「2013年5月に103.74円まで上昇したあと約半年間、98円あたりを挟んで、上下5円程度のレンジ相場が続いたような相場展開をイメージしている」とお伝えしましたが、具体的には、大きなレンジとしては95円-105円、もう少し狭いレンジで98円-103円ぐらいのレンジで考えておきたいと思っていました。

 今回は100円を切ったからといって、一気に円高が進むという展開にはならないとも話をしておきました。その見方は、依然として維持しておきたいと思います。

【参考記事】

●日本国債市場大混乱で円金利が急上昇!米ドル/円の100円という大台に意味はない(8月4日、今井雅人)

■一時的に利上げムード高まり、米ドル/円は101円台へ 8月16日(火)、ダドリーNY連銀総裁が「9月の利上げはあり得る」と発言したほか、「市場は利上げに対して過小評価している。たとえば、米10年債利回りが1.5%というのは低過ぎる」などの見解を表明。

 また、ロックハート・アトランタ地区連銀総裁も早期利上げに前向きな発言をしていたために、一時的に利上げムードが高まって米ドル高に向かいました。

 米ドル/円も101円台を回復。一時101.169円まで上昇する動きになりました。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

■FOMC議事録を受けて、米ドル/円は99円台へ下落 しかし、翌日の8月17日(水)に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録(7月26日-27日分)を見ると、ごく一部が「今すぐの利上げの必要性を表明」したものの、メンバーが総じて、「追加利上げをするにはさらに多くの指標を点検する必要があるとの見方で一致している」ことがわかりました。

 「数人は先行きの雇用ペース減速が、近い将来の利上げに反対する理由になるだろう」とも述べています。

 これによって、再び米ドル/円は100.00円を割り込み、一時、99.644円まで米ドル安・円高が進んでいます。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

 しかし、先ほども申し上げたとおり…