ブログ

MT4 理想のエントリーパターン2016 ブログ

MT4 理想のエントリーパターン2016

今のところこのパターンに合うロジックのEAを基本に動かしています。私の理想とするエントリーパターンは、5つほどあります。値動きの激しい時間帯を避ける。翌日にポジションを持ちこさない。スプレッド拡大時にポジションは持たない。運用通貨は、主要3通貨に絞る休みのあるEA以下、補足説明させていただきます。
ジャクソンホールでは、イエレン議長より 黒田総裁に注目すべし! その理由は? ブログ

ジャクソンホールでは、イエレン議長より 黒田総裁に注目すべし! その理由は?

■動意薄で、静かな状況が続くマーケット 今週(8月22日~)の為替マーケットは、総じて動意薄。ショートカバーが観察された英ポンド/米ドルの切り返しが、やや目立つぐらいで、比較的、静かな市況だ。

 今晩(8月26日)のジャクソンホールにおけるイエレン議長の講演を待ち、FRB(米連邦準備制度理事会)のシグナルを待っているというところか。

英ポンド/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 4時間足)

■イエレン講演で利上げの明白なサインは出ないだろう 一方、ジャクソンホールでの会合の重要性は否定しないものの、イエレン議長に金融政策に関する明白なメッセージを期待するのは現実的ではない、といった指摘も聞こえる。

 そもそも、ジャクソンホールでの会合自体は、各国金融当局の水面下での意見交換、政策連携や調整といった色合いが強かったと言われている。現在のようにあまりにも注目され、まるで公のイベントのように報道されるのは、本来の目的からかけ離れたものとの印象がある。

 そのためか、2015年は、イエレン議長がジャクソンホールでの会合に参加していなかったし、2016年も講演のみで質疑応答はないという。

 おしゃべりな一部米連銀総裁と違い、慎重派とされるイエレン議長のことであるから、終始曖昧、あるいはバランスが取れた講演になりそうだ。米早期利上げの有無に関して明白なサインは出さず、政策の余地をしっかりと残す可能性が大きいと推測される。

 何しろ、カードは温存した方が得策だ。米景気は良いとはいえ、利上げを急ぐ段階にきているとは思わない。

■ジャクソンホールで、もっとも警戒したいのは黒田総裁! その反面、金融当局のなかで手持ちカードが少ない者は思い切って発言し、マーケットを刺激しようという思惑があってもおかしくないと思われる。

 言うまでもないが、もっとも警戒すべきなのは、実はイエレン議長ではなく、黒田日銀総裁ではないかと思う。

ジャクソンホールで開催される経済シンポジウムに参加する黒田日銀総裁。市場関係者の注目はFRBのイエレン議長の講演だが、実は、もっとも警戒すべきなのは、黒田日銀総裁かも?(C)Bloomberg/Getty Images

 サプライズ演出に長けた黒田総裁が、世界中から注目されているジャクソンホールの場を借りて、マーケットに震撼を与えようと「ヘリコプターマネー(ヘリマネ)」を連想させる発言をしても、そのこと自体はむしろサプライズではない。

【参考記事】

●ハイパーインフレもたらすヘリマネの恐怖。もしかしたら「悪い円安」がすでに進行中!?(7月22日、陳満咲杜)

 この意味では、今晩のジャクソンホールでの会合は、イエレン議長よりも、黒田総裁を警戒した方が良いと思う。

■日銀政策限界論は、ヘリマネ観測が剥落した結果 もっとも、最近、「日銀政策限界論からくる円高加速」といったシナリオが多く聞こえてくるが、その根拠は薄いと思われる。

【参考記事】

●日銀政策限界で円高になるってホント? 夏バテ相場打破の鍵は8月2日の高値・安値(8月12日、陳満咲杜)

 市場関係者たちは、一時の材料を煽る傾向が強いので、2016年7月後半まで煽られた「財政出動+ヘリマネ観測」のように、目下の日銀政策限界論自体も大袈裟であり、また、それ単独でとらえるべきではない。

 言い換えれば、それ以前に、いわゆる「ヘリマネ」観測があったからこそ、今の日銀政策限界論が存在しているワケだ。

 要するに、現在の限界論は、「ヘリマネ」観測が剥落した結果であり、過激な見方が修正され、違う方向の過激論が出ただけの話であろう。マーケットにおけるコンセンサスや観測は、いつも行き過ぎるから、今回の変調は決して珍しいケースではないと思う。

■7月までの切り返しこそがメインの動きか だから、足元の円高を、2016年7月までの行き過ぎた円安に対する修正と位置づければ、トレンドはよく理解できる。もっとも、修正という言葉自体、メインの動きでないことを暗示しており、足元で進行している円高もメインの動きではないということだ。

 となると、7月高値107.49円までの切り返しこそがメインの値動きになる可能性があり、修正はここまでだいぶ進んできたからこそ、そろそろ限界に突き当たり、反騰してくることだろう。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 米ドル/円は、6月安値を割り込まない限り、すでに「二番底」をつけたか、これからつけることになるだろう。

【参考記事】

●円高のクライマックスは英EU離脱時? 円高トレンド加速説に懐疑的な理由とは?(2016年8月19日、陳満咲杜)

 2015年の夏相場とは反対に、足元は「行き過ぎた」円高に対する修正段階にあり、7月高値もいずれ更新される蓋然性が高いのではないかと考えている。

 また、米ドル全体については、ドルインデックスの…
イエレン講演でトレンド作る発言はない! ダル~い相場展開は長期化の可能性高い ブログ

イエレン講演でトレンド作る発言はない! ダル~い相場展開は長期化の可能性高い

■動かない? 理由は簡単、材料がないからでしょう 金融市場は完全に膠着相場に入ってきました。もはや、「夏枯れ相場」と言うだけでは説明がつかないほどの膠着です。

 今週(8月22日~)は、「お盆休み」明けとあって、市場参加者が完全に戻ってくることから、実需勢をはじめとした活発なフローが期待されていました。

 しかし、為替市場は、米ドル/円では100円を意識した中で極めて狭いレンジ取引を繰り返しているほか、日経平均にいたっては「日銀のETF(上場投資信託)買入れ」を巡る思惑が交錯してしまい、投機筋といった、本来であれば相場の仕掛け役を果たす向きも、そっぽを向いてしまって一向に動意付く兆しが見えてきません。

 理由は簡単、材料がないからでしょう。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

日経平均 日足(出所:株マップ.com)

■ダルい相場展開は長期化する可能性あり 前回のコラムで、もし、相場が円安方向に動くとしたら、こんな要因だと説明し、さらにそれが現実のものとなる可能性は低いことも指摘しました。

【参考記事】

●3つの米ドル上昇要因、いずれもその可能性は低い。当面は米ドル売り戦略で!(8月18日、今井雅人)

 今のところ、その様子に変化はありません。逆に、リスクシナリオによる円高、あるいは株安の展開も今のところ材料難です。

 正直に申し上げて、このダルい相場展開はかなり長期化する可能性が高いと危惧をしているところです。

■米ドル/円の想定レンジは、当面99~102円程度 私自身も、米ドル/円で細かいレンジトレードを続けています。

 こういった膠着感が高まっている時というのは、レンジ設定の水準を間違えさえしなければ、意外と小銭を稼げることが多いので、割り切って、少し考えてみていただければと思います。

 私自身は、当面99~102円程度の中での小動きであるとの見通しの下に、その範囲内でのレンジトレードを続けています。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 さて、材料がなかなか見つからない中で…
米国が新金融政策を模索!? イエレン講演 次第で米利上げシナリオ修正、ドル急落も ブログ

米国が新金融政策を模索!? イエレン講演 次第で米利上げシナリオ修正、ドル急落も

■ジャクソンホールでのイエレン議長の講演に注目 みなさん、こんにちは。

 今週(8月22日~)の為替相場は小動き。

 ボラティリティが低下している要因として、今週(8月22日~)は、まだ夏季休暇から戻っていない市場参加者が多い、ということがまずひとつ挙げられます。

世界の通貨VS円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 4時間足)

 しかし、一番の理由は8月25日(木)~27日(土)にジャクソンホールでの経済シンポジウムを控えているため。

【参考記事】

●注目はジャクソンホールでのイエレン発言。米国は次が最後の利上げとなる可能性(8月22日、西原宏一&大橋ひろこ)

ジャクソンホールは米国のワイオミング州にある地名(建物の名称ではない)。写真をみると、非常にきれいで、豊かな自然が広がっているが、イエレン議長はどこで講演をするのだろうか? (C)ullstein bild/Getty Images

 このジャクソンホールの経済シンポジウムが脚光を浴び始めたのが、2010年8月でした。

 2010年8月の同経済シンポジウムで、当時FRB(米連邦準備制度理事会)議長だったバーナンキ氏が、量的緩和(QE)に言及したことがきっかけになっています。

ジャクソンホールでの経済シンポジウムが脚光を浴びるようになったのは2010年8月。当時FRB議長だったバーナンキ氏が量的緩和に言及したことがきっかけだった (C)Bloomberg/Getty Images

 そして今年(2016年)は、8月26日(金)にFRBのイエレン議長が2年ぶりに講演するため、マーケットの注目が集まっているわけです。

■話題となっているサンフランシスコ連銀総裁の論文とは? 今回のイエレン議長の講演でのポイントは、もちろん米利上げに関してのコメント。

 ただし、今回は金融政策の再考(Rethink)という意見も出ているため、単なる金利の上げ下げだけの問題ではなくなってきています。

 そのきっかけとなったのが、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が8月15日(月)に発表した短い論文でした。

 論文の内容は「景気後退に備え、金融政策の枠組みを再考すべきだ」と主張。

 インフレ目標値(2%)の引き上げのほか、物価水準や名目国内総生産(GDP)目標の採用を選択肢に掲げました。

サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が発表した論文を受けて、米国の金融政策を再考すべきとの意見が出てきた (C)Rob Kim/Getty Images Entertainment

 注目すべきは、自然利子率が低い環境下では、新しい金融政策を考えるべきと主張していること。

(※執筆者注:「自然利子率」とはインフレを加速も減速もさせない景気に中立的な均衡実質利子率のこと)

 新しい金融政策を模索しているということは、米金利の上げ下げだけが、今回の講演の焦点ではないということになります。

 つまり、マーケットが描いている米利上げシナリオに不透明感が増すことになります。

 今年(2016年)のジャクソンホールでの経済シンポジウムの…
米国30(NYダウ)積立9月ボーナス間近 NYダウで楽観論でたらすべきこと・・ ブログ

米国30(NYダウ)積立9月ボーナス間近 NYダウで楽観論でたらすべきこと・・

NYダウ積立でポジションを保有しているGMOクリック証券CFD口座「米国30」で、3ヶ月に1度のボーナスがそろそろ発生します。発生日は、9月9日で調度2週間後になります。積立開始してから最初のボーナス、楽しみです。GMOクリック証券CFD
ドラギ発言の裏を狙って儲ける相場とは? ユーロ/米ドルは下落トレンドに変化なし! ブログ

ドラギ発言の裏を狙って儲ける相場とは? ユーロ/米ドルは下落トレンドに変化なし!

■ユーロ/米ドルは大きく上下動を繰り返した 今回は、ユーロ/米ドルの分析を行なう。まずは月足チャートをご覧いただきたい。

 月足チャートで見ると、ユーロ/米ドルは0.8500ドル近辺(安値は、0.8200ドル近辺)から、1.6000ドル近辺まで大きく上昇している。

ユーロ/米ドル 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 1.6000ドル近辺の高値を付けて以降は、安値1.2000ドル程度-高値1.6000ドル程度のゾーンで、大きく上下動を繰り返した。

 この「安値1.2000程度-高値1.6000程度のゾーンでの大きな上下動」は、個人的には、「高値圏での乱高下」と、判断している。

 いつもではないのだが(=必ずではないのだが)、一般的に「高値圏での乱高下」は、「売りのシグナル」だ。

 つまり、この大きな上下動は、いずれネック・ライン(=下限)を下に割り込むことを示唆しているのだろう、と推測していた。

 このネック・ライン(=下限)は1.2000ドル近辺のことで、ネック・ライン(=下限)を割り込む場合は、その後で大きく下落する、と考える。

■重要サポートを割り込み、「売りシグナル」点灯 上述のように考えていたところ、1.2000ドルを割り込んだ。

 重要な節目(=チャート・ポイント)である1.2000ドルを割り込んだことで、「売りシグナル」を発した、と考える。

 サポート・ライン「緑の破線」は、その傾きを緩やかにして、2013年7月の安値1.27ドル台ミドルに合わせている。

 月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルはこのサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ。

ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 このサポート・ライン「緑の破線」を割り込んだ時点で、まず、「売りシグナル」を発した、と考える。

 高値1.4000ドル近辺からの下落に合わせて、レジスタンス・ライン「緑の破線」を加筆した。

 このレジスタンス・ライン「緑の破線」は、直近の高値に合わせて表示している。

 このところの高値(1.17ドル台前半)を抜けるまでは、このレジスタンス・ライン「緑の破線」は、直近の高値に合わせれば良い、と考える。

■長期サポートライン割り込み、さらなる「売りシグナル」点灯 長期のサポート・ライン「赤の破線」を表示した。

ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 月足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、この長期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込み、その時点でさらなる「売りシグナル」を発した、と考える。

 中長期のチャート(この月足チャート)で判断するならば、「赤の破線」を割り込んで発せられたこの「売りシグナル」のターゲットは、「紫の破線」で表示した1.18ドル台の水平線と考える。

 月足チャートを見てのとおりに、上述のターゲット(1.18ドル台ミドル)は、達成した、と考える。

■1.18ドル台の水平線や三角保ち合いを下抜け 長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」を表示した。

ユーロ/米ドル 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2008年以降のユーロ/米ドルが、下落トレンド(下落傾向)にあることを示している、と考える。

 1.18ドル台に「紫の破線」で水平線を表示した。

 これらの2本の「紫の破線」に注目すると、ユーロ/米ドルは「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。

 2015年1月の値動きで、重要なチャート・ポイント1.2000ドルを割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 そして、1.18ドル台の水平線「紫の破線」を、割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、さらなる「売りシグナル」を発した、と考える。

 この1.18ドル台ミドルを割り込んで発せられた「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは、1.04ドル台の安値を付けた。

 1.04ドル台からは、1.17ドル台に大きく反発(上昇)した。しかし、1.17ドル台からは、再び下落に転じている。

 ユーロ/米ドルは、1.17ドル台から1.05ドル台に下落したが、1.05ドル台から1.16ドル台にまで再度、上昇している。

 しかしながら、大局で見るならば、今のところユーロ/米ドルの下落トレンドに変化がない、と考えている。

■「売りシグナル」の目標は、パリティ(1.0000ドル)割れ 続いて、長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」の平行線を表示した、別の月足チャートをご覧いただきたい。

ユーロ/米ドル 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 長期のレジスタンス・ライン「紫の破線」とその平行線「紫の破線」の値幅を示すために、「緑の破線(両端矢印)」を表示した。

 この月足チャートを俯瞰すると、中長期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込んで「売りシグナル」を発し、1.18ドル台の水平線「紫の破線」を割り込んで、さらに「売りシグナル」を発した、と考える。

 これらの「売りシグナル」のターゲットは、パリティ(1.0000ドル)を割り込んだあたり、と考えることができる。

 続いて、別のラインなどを書き込んだもう1つの…
新興国債券(ドル建て)の利回りを1.5倍にする方法 リーマン危機後最高のパフォーマンスを出した新興国債券(ドル建て) ブログ

新興国債券(ドル建て)の利回りを1.5倍にする方法 リーマン危機後最高のパフォーマンスを出した新興国債券(ドル建て)

新興国債券(ドル建て)は、投資適格社債などと比べるとリスクはあるのですが、利回りが高目のものが多いのが魅力です。この新興国債券(ドル建て)は、リーマン危機後の回復も早く、その後も順調に上昇しています。私も、2016年8月24日の日本経済新聞でこの事実を知りました。この新興国債券(ドル建て)は、投資信託・海外ETFなどで購入するのが一般的です。今回は、利回りを更に高くする方法がありますので紹介させていただきます。使うのは、トライートETFです。トライオートETF 詳細