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トルコリラ円2017年 安定的に稼げそうなチャートの考察
トルコリラ円で2017年に使っていけそうなチャート候補を3つに絞り、もっとも合いそうなチャートについて記事にまとめてみました。外為どっとコム 半自動売買口座としての使い方
トランプ大統領 CFD取引でも波乱要因
トランプ大統領の政策で大揺れの世界経済、その影響は私の取引する農産物系CFD取引にまで及び始めています。新規の仕掛けは要注意ですね。GMOクリック証券CFD
FX積立派成功のコツ 「バネを折ってはいけない」
FX積立は、数あるFX運用法の中でも破たんリスクの少ないほうに入ります。ただ、これもやり方次第で違ってきます。大きく儲けようとするがあまりに、毎月の積立によるポジションを大き目のとるといずれ資金的にも心理的にも苦しい想いをすることになります。そうならないための考え方の基礎となる部分について書かせて頂きます。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況
トライオートFX 1月単月利益率2.4%
トライオートFXの運用状況です。毎日のようにあるトランプ大統領関連ニュースにより米ドル円は大き目の乱高下が続いています。トライオートFXにとっては良い展開ですトライオートFX 評判とはじめ方ブログ 半自動売買6つのメリット
米ドル反落はコップの中の嵐。ドル/円は 115.62円突破なら戦略的高値追いも!
■米ドル全体の安値打診は「コップの中の嵐」にすぎない 反落していた米ドル全体が底打ちすることは、想定より遅れてはいたものの基本的には規定路線で、米ドル高基調が維持される公算が高い。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
この意味合いでは、米ドル全体の安値打診は、本質的には「コップ中の嵐」にすぎず、トレンド自体を修正できるほどのモメンタムを持ち合わせていないから、米ドル高基調の修正があっても、それは足元で起こることではなく、後ずれすることになるだろう。
前回のコラムで既述したように、米ドル全体の反落は、昨年(2016年)12月15日(木)あたりから始まったわけだから、だいぶ時間が経ってきた。
【参考記事】
●トランプ氏の米ドル高牽制発言で米ドルの反落終了か。祝大統領就任でドル高に?(2017年1月20日(金)、陳満咲杜)
新年(2017年)に入り、ドルインデックスの日足は「下落ウェッジ」のフォーメーションを形成しつつ、安値をトライしており、これは昨日(2017年1月26日)安値まで続いていたとみなされる。が、昨日(1月26日)安値の打診をもって、底打ちに成功したとみる。
昨日(1月26日)のドルインデックス日足は、典型的な「強気リバーサル」のサインを灯した。ザラ場にていったん安値更新を果たしたものの、その後、急反発。月曜日(23日)朝にできた「ギャップ」も埋めたから、シグナルとして示唆に富んでいる。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
このときは、新年(2017年)に入り、米ドル全体の下落が続いていた中、1月17日(火)のトランプ氏の発言に続き、次期財務長官に指名されたムニューチン氏も米ドル高を牽制、23日(月)に米ドルの下落をさらに推し進めた格好になったのだった。
■年初来「ダマシ」が連発した意味合いとは? プライスアクションの視点では、新年(2017年)に入ってからいわゆる「ダマシ」が連続的に発生していたことがはっきりしている。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
まず、1月3日(火)の日足(上記チャートの1)では、高値更新または2016年12月に形成された「トリプル・トップ」をいったんブレイクしたものの、その後、続伸できず反落した。これは典型的な「フォールス・ブレイクアウト」、すなわち、かつての重要レジスタンスゾーンの更新自体が「ダマシ」であったと示唆された。
次に、1月11日(水)の日足(上記チャートの2)は、5日(木)、9日(月)のチャートが示した「ダブル・トップ」に対するブレイクが短期に終わっただけでなく、当日大きく反落して大引けしたから、「フォールス・ブレイクアウト」に「弱気リバーサル」のサインを点灯したわけだ。
最後に、19日(木)の50日移動平均線打診(上記チャートの3)も、そのまま続かず陰線引けしたから、17日(火)、18日(水)のチャートで形成された「インサイド(はらみ足)」のサインに対する上放れの試しが「ダマシ」であったことが露呈した。
ゆえに、23日(月)の急落、また、25日(水)、26日(木)の連続した安値更新につながったわけだが、連続した「ダマシ」の意味合いは「下落ウェッジ」というフォーメーションの形成から考えると、むしろ、その可能性の高さに納得するほどだ。
要するに、「下落ウェッジ」の形成、また進行のニーズがあったからこそ、「ダマシ」のサインが連続して点灯したわけだ。つまるところ、連続したダマシの出現は、フォーメーションの可能性を示唆していたというほかあるまい。
だから、米ドルの反落は、基本的に「下落ウェッジ」の中に制限されるもので、トランプ氏や次期財務長官の米ドル高牽制発言と相まって一時の急落があったとしても、基本的にそれは「コップ中の嵐」なのである。
■新年初! 下落でなく、上昇方向の「ダマシ」のサインが… また、より重要なのは、「下落ウェッジ」の形成が、連続した「ダマシ」をもって形成され、また、その確実性が証明された以上、同フォーメーションの完成、すなわち、米ドルの底打ちが、逆の「ダマシ」のサイン点灯をもって示唆されるはずということだ。また、逆の「ダマシ」のサインが点灯すれば、米ドル底打ちの可能性が証左されるだろうといった推測も、あらかじめできるわけである。
だから、昨日(2017年1月26日)の反騰は、日足における意味合いが大きかった。
なにしろ、昨日(1月26日)の「強気リバーサル」のサインは、一時的な安値更新なしでは典型的なサインになれなかった。そして、その一時的な安値更新を「ダマシ」と見なした場合、それは新年(2017年)に入ってはじめて、下落ではなく、上昇の方向を示唆する「ダマシ」のサインと見られる。
ゆえに、昨年(2016年)12月15日(木)あたりを起点とした米ドル全体の下落は、昨日(1月26日)にてすでに底打ちした公算が高く、これから続伸してくるだろう。
米ドル/円の足型はより堅調であった。1月3日(火)高値から…
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
この意味合いでは、米ドル全体の安値打診は、本質的には「コップ中の嵐」にすぎず、トレンド自体を修正できるほどのモメンタムを持ち合わせていないから、米ドル高基調の修正があっても、それは足元で起こることではなく、後ずれすることになるだろう。
前回のコラムで既述したように、米ドル全体の反落は、昨年(2016年)12月15日(木)あたりから始まったわけだから、だいぶ時間が経ってきた。
【参考記事】
●トランプ氏の米ドル高牽制発言で米ドルの反落終了か。祝大統領就任でドル高に?(2017年1月20日(金)、陳満咲杜)
新年(2017年)に入り、ドルインデックスの日足は「下落ウェッジ」のフォーメーションを形成しつつ、安値をトライしており、これは昨日(2017年1月26日)安値まで続いていたとみなされる。が、昨日(1月26日)安値の打診をもって、底打ちに成功したとみる。
昨日(1月26日)のドルインデックス日足は、典型的な「強気リバーサル」のサインを灯した。ザラ場にていったん安値更新を果たしたものの、その後、急反発。月曜日(23日)朝にできた「ギャップ」も埋めたから、シグナルとして示唆に富んでいる。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
このときは、新年(2017年)に入り、米ドル全体の下落が続いていた中、1月17日(火)のトランプ氏の発言に続き、次期財務長官に指名されたムニューチン氏も米ドル高を牽制、23日(月)に米ドルの下落をさらに推し進めた格好になったのだった。
■年初来「ダマシ」が連発した意味合いとは? プライスアクションの視点では、新年(2017年)に入ってからいわゆる「ダマシ」が連続的に発生していたことがはっきりしている。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
まず、1月3日(火)の日足(上記チャートの1)では、高値更新または2016年12月に形成された「トリプル・トップ」をいったんブレイクしたものの、その後、続伸できず反落した。これは典型的な「フォールス・ブレイクアウト」、すなわち、かつての重要レジスタンスゾーンの更新自体が「ダマシ」であったと示唆された。
次に、1月11日(水)の日足(上記チャートの2)は、5日(木)、9日(月)のチャートが示した「ダブル・トップ」に対するブレイクが短期に終わっただけでなく、当日大きく反落して大引けしたから、「フォールス・ブレイクアウト」に「弱気リバーサル」のサインを点灯したわけだ。
最後に、19日(木)の50日移動平均線打診(上記チャートの3)も、そのまま続かず陰線引けしたから、17日(火)、18日(水)のチャートで形成された「インサイド(はらみ足)」のサインに対する上放れの試しが「ダマシ」であったことが露呈した。
ゆえに、23日(月)の急落、また、25日(水)、26日(木)の連続した安値更新につながったわけだが、連続した「ダマシ」の意味合いは「下落ウェッジ」というフォーメーションの形成から考えると、むしろ、その可能性の高さに納得するほどだ。
要するに、「下落ウェッジ」の形成、また進行のニーズがあったからこそ、「ダマシ」のサインが連続して点灯したわけだ。つまるところ、連続したダマシの出現は、フォーメーションの可能性を示唆していたというほかあるまい。
だから、米ドルの反落は、基本的に「下落ウェッジ」の中に制限されるもので、トランプ氏や次期財務長官の米ドル高牽制発言と相まって一時の急落があったとしても、基本的にそれは「コップ中の嵐」なのである。
■新年初! 下落でなく、上昇方向の「ダマシ」のサインが… また、より重要なのは、「下落ウェッジ」の形成が、連続した「ダマシ」をもって形成され、また、その確実性が証明された以上、同フォーメーションの完成、すなわち、米ドルの底打ちが、逆の「ダマシ」のサイン点灯をもって示唆されるはずということだ。また、逆の「ダマシ」のサインが点灯すれば、米ドル底打ちの可能性が証左されるだろうといった推測も、あらかじめできるわけである。
だから、昨日(2017年1月26日)の反騰は、日足における意味合いが大きかった。
なにしろ、昨日(1月26日)の「強気リバーサル」のサインは、一時的な安値更新なしでは典型的なサインになれなかった。そして、その一時的な安値更新を「ダマシ」と見なした場合、それは新年(2017年)に入ってはじめて、下落ではなく、上昇の方向を示唆する「ダマシ」のサインと見られる。
ゆえに、昨年(2016年)12月15日(木)あたりを起点とした米ドル全体の下落は、昨日(1月26日)にてすでに底打ちした公算が高く、これから続伸してくるだろう。
米ドル/円の足型はより堅調であった。1月3日(火)高値から…
+30,350円 トルコリラ円両建てでハマる スワップ金利サヤ取り失敗例
スワップ金利サヤ取りで保有中だったトルコリラ円ポジションを決済しています。久々の大失敗パターンとなってしまいました。反面教師的事例としてみてくださいませ。
市場はリスクオンでNYダウは2万ドル台! 米ドル/円の上昇再開を阻む原因は何か?
■「つまらない」雰囲気が蔓延。トランプ大統領の就任演説 前回のコラムでは、「トランプ氏が正式に米大統領に就任する。彼がどういう政策を実際に進めるのか、就任式のスピーチに注目しておきたい。就任当日にいくつか大統領令を発表する予定なので、この内容にも注目しておきたい」と述べました。
【参考記事】
●トランプ氏が「トンデモ発言」なく大統領就任式を終えたら、来週からドル高期待!(1月20日、今井雅人)
実際の演説では「貿易、税制、移民、外交のあらゆる面で米国民に恩恵を与える政策を行う」などと発言したものの、悪く言えば、選挙期間中に叫んでいた保護主義の姿勢をそのまま繰り返して演説しただけのような形となってしまいました。
就任式で演説するトランプ米大統領。保護主義の姿勢をそのまま繰り返す内容で、悪く言うと「つまらない」演説に… (C)Alex Wong/Getty Images
アンチメディアの大統領を前にして、メディアが自ら賞賛するはずもなく、「何とも煮え切らない」、ひと言で言えば「つまらない」雰囲気が蔓延してしまったのは言うまでもありません。
■公式サイトでの基本政策発表&スペイン語訳サイト削除 また、ホワイトハウスは政権の交代を受けて、公式サイト上で「TPP(環太平洋連携協定)からの撤退」、「NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉」、「全ての税区分での引き下げ」、「年4%成長を目指し、10年間で2500万人の新規雇用」の基本政策を発表。
同時にスペイン語訳のサイトを削除するといったオマケまで付いた形となりました。
■一時、行き過ぎた保護主義への懸念が高まったが… 週明けの1月23日(月)にもトランプ米大統領は、「極めて大規模な減税や規制緩和を実行すると同時に、大規模な国境税を課す」ことを改めて表明しましたが、ムニューチン次期米財務長官が議会に宛てた書簡で、「過度に強い米ドルは短期的にはマイナス」であるとの見解を示していたことが判明しました。
市場は新政権に対する「行き過ぎた保護主義」などへの懸念を高めることになり、米ドル/円は、一時112.527円まで下落したほか、米長期金利も低下幅を広げることになりました。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■市場は、インフラ投資や規制緩和の動きにリスクオンで反応 ただ、そんな懸念も短命に終わります。
1月24日(火)には、トランプ米大統領が「カナダと米国を結ぶキーストーンXLパイプラインとダコタ・アクセス・パイプライン推進計画」の大統領令にサインしたことがわかると、一気に株価が上昇。米長期金利も急上昇することになりました。
なお、パイプラインは、米国産の鉄鋼のみを使うことが条件付けられたほか、数万人の新規雇用が生まれることも表明されています。
米10年物国債利回り(米長期金利) 1時間足(出所:Bloomberg)
トランプ米大統領は、昨日1月25日(水)も「メキシコ国境での壁建造」の大統領令に署名。「保護主義」と表裏一体ではあるものの、実際の「インフラ投資」や「規制緩和」といった政策に動きが出てきたことで、市場は一転して「リスクオン」の動きとなりました。
ダウ平均は、ついに2万ドルの大台を突破。史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
しかしながら米ドル/円は…
【参考記事】
●トランプ氏が「トンデモ発言」なく大統領就任式を終えたら、来週からドル高期待!(1月20日、今井雅人)
実際の演説では「貿易、税制、移民、外交のあらゆる面で米国民に恩恵を与える政策を行う」などと発言したものの、悪く言えば、選挙期間中に叫んでいた保護主義の姿勢をそのまま繰り返して演説しただけのような形となってしまいました。
就任式で演説するトランプ米大統領。保護主義の姿勢をそのまま繰り返す内容で、悪く言うと「つまらない」演説に… (C)Alex Wong/Getty Images
アンチメディアの大統領を前にして、メディアが自ら賞賛するはずもなく、「何とも煮え切らない」、ひと言で言えば「つまらない」雰囲気が蔓延してしまったのは言うまでもありません。
■公式サイトでの基本政策発表&スペイン語訳サイト削除 また、ホワイトハウスは政権の交代を受けて、公式サイト上で「TPP(環太平洋連携協定)からの撤退」、「NAFTA(北米自由貿易協定)再交渉」、「全ての税区分での引き下げ」、「年4%成長を目指し、10年間で2500万人の新規雇用」の基本政策を発表。
同時にスペイン語訳のサイトを削除するといったオマケまで付いた形となりました。
■一時、行き過ぎた保護主義への懸念が高まったが… 週明けの1月23日(月)にもトランプ米大統領は、「極めて大規模な減税や規制緩和を実行すると同時に、大規模な国境税を課す」ことを改めて表明しましたが、ムニューチン次期米財務長官が議会に宛てた書簡で、「過度に強い米ドルは短期的にはマイナス」であるとの見解を示していたことが判明しました。
市場は新政権に対する「行き過ぎた保護主義」などへの懸念を高めることになり、米ドル/円は、一時112.527円まで下落したほか、米長期金利も低下幅を広げることになりました。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■市場は、インフラ投資や規制緩和の動きにリスクオンで反応 ただ、そんな懸念も短命に終わります。
1月24日(火)には、トランプ米大統領が「カナダと米国を結ぶキーストーンXLパイプラインとダコタ・アクセス・パイプライン推進計画」の大統領令にサインしたことがわかると、一気に株価が上昇。米長期金利も急上昇することになりました。
なお、パイプラインは、米国産の鉄鋼のみを使うことが条件付けられたほか、数万人の新規雇用が生まれることも表明されています。
米10年物国債利回り(米長期金利) 1時間足(出所:Bloomberg)
トランプ米大統領は、昨日1月25日(水)も「メキシコ国境での壁建造」の大統領令に署名。「保護主義」と表裏一体ではあるものの、実際の「インフラ投資」や「規制緩和」といった政策に動きが出てきたことで、市場は一転して「リスクオン」の動きとなりました。
ダウ平均は、ついに2万ドルの大台を突破。史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
しかしながら米ドル/円は…
NYダウはついに2万ドルの大台達成! 米ドル/円反発のカギは金価格が握る?
■NYダウが2万ドルに到達 1月25日(水)のNY市場では、ついにNYダウが2万ドルに到達。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
トランプ米大統領が就任後、次々と公約達成に向けて動き出していることを好感しているともいえます。
NYダウがついに2万ドルを突破。トランプ米大統領が就任後、次々と公約達成に向けて動き出していることを好感した動きか (C)Drew Angerer/Getty Images
マーケットではトランプ米大統領の就任式前後に「株高・米ドル高」の調整が起きるのではないかというのがコンセンサスとなっており、今月(1月)は「米ドル/円や株式」がもたついている流れが続いていたのですが、NYダウはいち早く調整を終えて、上昇に転じたといえます。
【参考記事】
●トランプ氏の記者会見は期待はずれだが、国境税に注目! 中期ドル買いの好機到来(1月12日、西原宏一)
■米ドル/円反発のカギは金が握る? NYダウが上昇トレンドに回帰したと想定すると、次は米ドル/円の調整がいつ終わって上昇トレンドに回帰するかが問題。
その答えを金(ゴールド)の動きから見てみましょう。
以下は、金と米ドル/円の日足チャートになります。
米ドル/円は2016年11月9日(水)に安値101.20円から急騰し、12月15日(木)に高値の118.66円まで到達。
【参考記事】
●ついに今週は米大統領就任式。ドル/円は112円がトランプラリー継続の分水嶺(1月16日、西原宏一&大橋ひろこ)
その後は調整に入り、現在、38.2%まで戻らず、112~116円で推移しています。
米ドル/円(上)&金価格(下) 日足(出所:Bloomberg)
一方、金の動きはどうでしょうか。
2016年11月9日(水)、米ドル/円が安値をつけた同日に金は高値1337ドルに到達。
そして、12月15日(木)、米ドル/円が高値をつけたのと同日に、金は安値1122ドルでボトムアウトして調整局面入りしました。
金は米ドル/円と同じタイミングで相場が反転していることがわかります。そして、以下のチャートのとおり、金は高値と安値の値幅の38.2%戻しのラインは超えたのですが、50%までは戻らず反落。1月25日(水)にはMACDもクロスし、トップアウトしました。
金価格 日足(出所:Bloomberg)
つまり、NYダウと歩調を合わせて、金も調整完了を…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
トランプ米大統領が就任後、次々と公約達成に向けて動き出していることを好感しているともいえます。
NYダウがついに2万ドルを突破。トランプ米大統領が就任後、次々と公約達成に向けて動き出していることを好感した動きか (C)Drew Angerer/Getty Images
マーケットではトランプ米大統領の就任式前後に「株高・米ドル高」の調整が起きるのではないかというのがコンセンサスとなっており、今月(1月)は「米ドル/円や株式」がもたついている流れが続いていたのですが、NYダウはいち早く調整を終えて、上昇に転じたといえます。
【参考記事】
●トランプ氏の記者会見は期待はずれだが、国境税に注目! 中期ドル買いの好機到来(1月12日、西原宏一)
■米ドル/円反発のカギは金が握る? NYダウが上昇トレンドに回帰したと想定すると、次は米ドル/円の調整がいつ終わって上昇トレンドに回帰するかが問題。
その答えを金(ゴールド)の動きから見てみましょう。
以下は、金と米ドル/円の日足チャートになります。
米ドル/円は2016年11月9日(水)に安値101.20円から急騰し、12月15日(木)に高値の118.66円まで到達。
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その後は調整に入り、現在、38.2%まで戻らず、112~116円で推移しています。
米ドル/円(上)&金価格(下) 日足(出所:Bloomberg)
一方、金の動きはどうでしょうか。
2016年11月9日(水)、米ドル/円が安値をつけた同日に金は高値1337ドルに到達。
そして、12月15日(木)、米ドル/円が高値をつけたのと同日に、金は安値1122ドルでボトムアウトして調整局面入りしました。
金は米ドル/円と同じタイミングで相場が反転していることがわかります。そして、以下のチャートのとおり、金は高値と安値の値幅の38.2%戻しのラインは超えたのですが、50%までは戻らず反落。1月25日(水)にはMACDもクロスし、トップアウトしました。
金価格 日足(出所:Bloomberg)
つまり、NYダウと歩調を合わせて、金も調整完了を…