ブログ
トライオートFX 2017年2月運用状況
トライオートFXの好調は2月に入っても続いています。今のところ、トランプ大統領相場は大き目の往来相場となっていてトラーオートFXのような回転売買には合っているようです。トライオートFX 評判とはじめ方ブログ 半自動売買6つのメリット
日米首脳会談最大の注目は為替の議論が あるかないか。米ドル/円は110円まで下落も
■いよいよ日米首脳会談、為替の動きを占うビッグイベント 今日は2月9日(木)。いよいよ明日10日(金)は日米首脳会談です。今後の金融市場、特に為替市場の動きを占うビッグイベントです。
当初、トランプ氏の経済政策は米国への資金還流を促し、さらにインフレ傾向になって米金利も上昇していくことから、米ドル高に向かうという見方が市場でも大半を占めるようになっていました。
トランプ氏の経済政策で、為替は米ドル高に向かうとの見方が大半を占めるようになっていたが… (C)Chip Somodevilla/Getty Images
しかし、その後、トランプ米大統領本人や政権幹部から、日本は通貨安誘導をしているとか、現在の米ドルは高すぎるとか、あるいは今後、日米の二国間通商交渉を行い、その中に為替条項を入れるとか、円高圧力がかかるような発言が相次いで飛び出しました。
そのことで市場の雰囲気が一変して、米ドル/円も一時、111円台半ばまで米ドル安・円高が進行しています。
米ドル/円 4時間足(出所:Bloomberg)
■為替の話が出なければ、米ドル/円は上昇しそう さて、日米首脳会談の結果はどうなるか?
最大の注目点は、為替相場についての議論がなされるかどうかということです。
このテーマが持ち出された場合、トランプ米大統領は日本側がどんな説明をしても、納得することはないでしょう。
しかし、日本側が為替以外の点でトランプ米大統領を満足させるような経済パッケージを示せれば、今回は為替の話はしないようにするという姿勢に変わる可能性はあります。もし、為替の話が出なければ、会談後に米ドル/円はある程度、上昇する公算が高いと考えています。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
【参考記事】
●「本当にやるの!?」 トランプ氏に市場困惑! 日米首脳会談で、まともな理屈は通じるか(2月2日、今井雅人)
しかし、すべてはトランプ米大統領次第…
当初、トランプ氏の経済政策は米国への資金還流を促し、さらにインフレ傾向になって米金利も上昇していくことから、米ドル高に向かうという見方が市場でも大半を占めるようになっていました。
トランプ氏の経済政策で、為替は米ドル高に向かうとの見方が大半を占めるようになっていたが… (C)Chip Somodevilla/Getty Images
しかし、その後、トランプ米大統領本人や政権幹部から、日本は通貨安誘導をしているとか、現在の米ドルは高すぎるとか、あるいは今後、日米の二国間通商交渉を行い、その中に為替条項を入れるとか、円高圧力がかかるような発言が相次いで飛び出しました。
そのことで市場の雰囲気が一変して、米ドル/円も一時、111円台半ばまで米ドル安・円高が進行しています。
米ドル/円 4時間足(出所:Bloomberg)
■為替の話が出なければ、米ドル/円は上昇しそう さて、日米首脳会談の結果はどうなるか?
最大の注目点は、為替相場についての議論がなされるかどうかということです。
このテーマが持ち出された場合、トランプ米大統領は日本側がどんな説明をしても、納得することはないでしょう。
しかし、日本側が為替以外の点でトランプ米大統領を満足させるような経済パッケージを示せれば、今回は為替の話はしないようにするという姿勢に変わる可能性はあります。もし、為替の話が出なければ、会談後に米ドル/円はある程度、上昇する公算が高いと考えています。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
【参考記事】
●「本当にやるの!?」 トランプ氏に市場困惑! 日米首脳会談で、まともな理屈は通じるか(2月2日、今井雅人)
しかし、すべてはトランプ米大統領次第…
トランプ米大統領へのお土産は文句なし!? 日米首脳会談乗り切れば「株高・円安」へ
■トランプ大統領への日本からのお土産は文句なし! みなさん、こんにちは。
今月(2月)のマーケットの焦点は、なんといっても2月10日(金)に予定されている日米首脳会談。
今回の首脳会談には麻生財務相も同行する模様。
この報道により、会談では「為替が協議される」ことが連想され、今週(2月6日~)じわじわと円高が進行。
一時、トランプラリーの38.2%戻しとなる112.00円を割り込んでいます。
【参考記事】
●日米首脳は友好ムードも会談は予測不能! 相場の乱高下に巻き込まれないよう要注意(2月6日、西原宏一&大橋ひろこ)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
ただ、そうしたマーケット参加者の懸念とは裏腹に、漏れ伝えられる報道は、ポジティブなものが多数。
まず大型のインフラ投資について。
4500億ドルの市場・70万人の雇用創出効果、米に表明へ
政府が日米首脳会談に向けて作成を進めている「日米成長雇用イニシアチブ」の中に、米国内におけるインフラ投資で4500億ドル(約51兆円)の市場創出効果があり、70万人の雇用を生み出すと明記されることがわかった。政府筋が明らかにした。
同イニシアチブは、日米首脳会談でトランプ米大統領に示される。巨額投資を進める資金に関しては「日本のファイナンス(資金)力を最大限に活用する」と明記される。
この部分に関しては、口頭で外国為替資金特別会計の資金活用も念頭にあることを説明する。
出所:ロイター
雇用を重視するトランプ米大統領にとって、文句のない日本からのお土産です。
マーケット関係者によれば、本邦当局はかなりトランプ米大統領に配慮してお土産(?)を慎重に作成しているようですが、ゴルフも含めて長時間に渡って会談することが必ずしも友好的な結果に終わるとは限りません。
先日、トランプ米大統領に電話を切られたターンブル豪首相のことも話題になりました。
そのため、今回ばかりは安倍首相の外交手腕にかなりの比重が置かれている模様。
■日米首脳会談を経て、早晩「株高・円安」回帰へ そして、これらの一連の報道に対して「日本のお金で米国の雇用を作り出すというのはおかしい」という批判がありますが、これは、マーケット参加者の誤解だと考えています。
本邦機関投資家が米国にインフラ投資をするのは急遽決まったわけではなく、運用先に困っている担当者にとって、老朽化が進んでいるジョン・F・ケネディ空港などの米国の空港や刑務所などを筆頭としたインフラ投資は魅力的な運用先。
つまり、本邦機関投資家は、政府から指示されたため急遽、米国に投資を決めたわけではありませんので、前述の批判は当てはまらないわけです。
ただ、トレードの観点から考えれば、こうしたインフラ投資は、長期に渡った投資であるため、即為替に影響を及ぼすものではないことも事実です。
一方、日米首脳会談に向けての交渉という意味においては、たとえば米ドル/円が120円を超えて円安が進行しているといった相場で会談に入るより、今週(2月6日~)のように111円台という円高気味で首脳会談を迎えたほうが、会談はいいムードで進行します。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
これが、米当局からの圧力をかわすために、本邦当局が考えたシナリオの一部だとするとすごいと言わざるを得ませんが…。
どちらにせよ、日米首脳会談は、友好的かつ建設的に進行し、マーケットは早晩「株高・円安」トレンドに戻ると想定しています。
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
ただ、想定以上に今回の日米首脳会談はマーケットの注目を集めているため、首脳会談前はリスクを抑える必要があるでしょう。
日米首脳会談を迎えて、方向感なく膠着している主要通貨を…
今月(2月)のマーケットの焦点は、なんといっても2月10日(金)に予定されている日米首脳会談。
今回の首脳会談には麻生財務相も同行する模様。
この報道により、会談では「為替が協議される」ことが連想され、今週(2月6日~)じわじわと円高が進行。
一時、トランプラリーの38.2%戻しとなる112.00円を割り込んでいます。
【参考記事】
●日米首脳は友好ムードも会談は予測不能! 相場の乱高下に巻き込まれないよう要注意(2月6日、西原宏一&大橋ひろこ)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
ただ、そうしたマーケット参加者の懸念とは裏腹に、漏れ伝えられる報道は、ポジティブなものが多数。
まず大型のインフラ投資について。
4500億ドルの市場・70万人の雇用創出効果、米に表明へ
政府が日米首脳会談に向けて作成を進めている「日米成長雇用イニシアチブ」の中に、米国内におけるインフラ投資で4500億ドル(約51兆円)の市場創出効果があり、70万人の雇用を生み出すと明記されることがわかった。政府筋が明らかにした。
同イニシアチブは、日米首脳会談でトランプ米大統領に示される。巨額投資を進める資金に関しては「日本のファイナンス(資金)力を最大限に活用する」と明記される。
この部分に関しては、口頭で外国為替資金特別会計の資金活用も念頭にあることを説明する。
出所:ロイター
雇用を重視するトランプ米大統領にとって、文句のない日本からのお土産です。
マーケット関係者によれば、本邦当局はかなりトランプ米大統領に配慮してお土産(?)を慎重に作成しているようですが、ゴルフも含めて長時間に渡って会談することが必ずしも友好的な結果に終わるとは限りません。
先日、トランプ米大統領に電話を切られたターンブル豪首相のことも話題になりました。
そのため、今回ばかりは安倍首相の外交手腕にかなりの比重が置かれている模様。
■日米首脳会談を経て、早晩「株高・円安」回帰へ そして、これらの一連の報道に対して「日本のお金で米国の雇用を作り出すというのはおかしい」という批判がありますが、これは、マーケット参加者の誤解だと考えています。
本邦機関投資家が米国にインフラ投資をするのは急遽決まったわけではなく、運用先に困っている担当者にとって、老朽化が進んでいるジョン・F・ケネディ空港などの米国の空港や刑務所などを筆頭としたインフラ投資は魅力的な運用先。
つまり、本邦機関投資家は、政府から指示されたため急遽、米国に投資を決めたわけではありませんので、前述の批判は当てはまらないわけです。
ただ、トレードの観点から考えれば、こうしたインフラ投資は、長期に渡った投資であるため、即為替に影響を及ぼすものではないことも事実です。
一方、日米首脳会談に向けての交渉という意味においては、たとえば米ドル/円が120円を超えて円安が進行しているといった相場で会談に入るより、今週(2月6日~)のように111円台という円高気味で首脳会談を迎えたほうが、会談はいいムードで進行します。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
これが、米当局からの圧力をかわすために、本邦当局が考えたシナリオの一部だとするとすごいと言わざるを得ませんが…。
どちらにせよ、日米首脳会談は、友好的かつ建設的に進行し、マーケットは早晩「株高・円安」トレンドに戻ると想定しています。
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
ただ、想定以上に今回の日米首脳会談はマーケットの注目を集めているため、首脳会談前はリスクを抑える必要があるでしょう。
日米首脳会談を迎えて、方向感なく膠着している主要通貨を…
FX積立で失敗 想定されるケースと対処法
FX積立で失敗したという話はまだ聞いたことがありません。それ故、タイトルがちょっとおかしい気もするかもしれません。もしも、FX積立で失敗するとすれば大体予測がつきます。誰もが陥る可能性のあることですので、警告の意味も含めて記事にさせて頂きます。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況
含み益生活 ここからが本番です くりっく株365NYダウ配当金生活 2017年2月
2017年2月現在のNYダウ配当金生活ポジション状況です。ちょっと気楽にみていられる感じになってきています。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
ドル/円は日米首脳会談を見越して下落? ボックス相場下抜けで「売り」がセオリー
■米ドル/円は日足チャートで10円幅のボックス相場を下抜け 今回は米ドル/円の分析を行なう。まずは、日足チャートをご覧いただきたい。日足チャートを俯瞰すると、米ドル/円は、高値圏で「緑の破線(太線)」で示したボックス相場を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このボックス相場「緑の破線(太線)」の上限は125円台後半程度、下限は115円台後半程度で、値幅約10円のボックス相場だ。
日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
ボックス相場のセオリーでは、ボックス相場を下に抜けた場合は、その下限から、ボックスの値幅分、下落したところがターゲットになる。
つまり、ボックス相場「緑の破線(太線)」の下限は115.50円台後半、ボックス相場「緑の破線(太線)」の値幅は約10円だから、ターゲットは、105円台後半程度、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、米ドル/円は2016年5月上旬に、105円台の安値を付けている。
だから、2016年5月上旬の時点で、上述のターゲットは、すでに達成した、と考える。
ターゲットの水準(105円台後半程度)を「緑の破線(両端矢印)」で表示した。
■小さいボックス相場を次々と形成しながら下落 米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込んで、115円台で発せられた「売りシグナル」に従い下落した。そしてボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「赤の破線」の上限は115.00円近辺、下限は110.50円近辺、と考える。
この、ボックス相場「赤の破線」の下限(110.50円近辺)を割り込み、さらに「売りシグナル」を発した、と考える。
この110.50円近辺で発せられた「売りシグナル」に従い、下落して、107円台を付けた。
107円台からは111円台に反発したが、2016年4月29日(金)のゴールデン・ウィーク初日に、この時点での安値(107.50円近辺)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、105円台に下落している。105円台からは、再度、反発して111円台を付けている。
その結果として、米ドル/円は、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は112.00円近辺、下限は105.50円近辺、と考える。
この時点での米ドル/円は、105円台ミドルの安値を付けたが、105円台ミドルの安値を付けて以降は、麻生財務大臣の「口先介入」を材料・きっかけに、111円台にまで反発(上昇)した。
しかし、111円台からは反転下落して、ボックス相場「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、ボックス相場「紫の破線」の下限(105円台ミドル)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■2016年6月の「英国国民投票」を材料に大きく乱高下 昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
■「ヘリコプター・マネー」の思惑で大きく上昇 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降…
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このボックス相場「緑の破線(太線)」の上限は125円台後半程度、下限は115円台後半程度で、値幅約10円のボックス相場だ。
日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
ボックス相場のセオリーでは、ボックス相場を下に抜けた場合は、その下限から、ボックスの値幅分、下落したところがターゲットになる。
つまり、ボックス相場「緑の破線(太線)」の下限は115.50円台後半、ボックス相場「緑の破線(太線)」の値幅は約10円だから、ターゲットは、105円台後半程度、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、米ドル/円は2016年5月上旬に、105円台の安値を付けている。
だから、2016年5月上旬の時点で、上述のターゲットは、すでに達成した、と考える。
ターゲットの水準(105円台後半程度)を「緑の破線(両端矢印)」で表示した。
■小さいボックス相場を次々と形成しながら下落 米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線(太線)」を割り込んで、115円台で発せられた「売りシグナル」に従い下落した。そしてボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「赤の破線」の上限は115.00円近辺、下限は110.50円近辺、と考える。
この、ボックス相場「赤の破線」の下限(110.50円近辺)を割り込み、さらに「売りシグナル」を発した、と考える。
この110.50円近辺で発せられた「売りシグナル」に従い、下落して、107円台を付けた。
107円台からは111円台に反発したが、2016年4月29日(金)のゴールデン・ウィーク初日に、この時点での安値(107.50円近辺)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、105円台に下落している。105円台からは、再度、反発して111円台を付けている。
その結果として、米ドル/円は、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線」の上限は112.00円近辺、下限は105.50円近辺、と考える。
この時点での米ドル/円は、105円台ミドルの安値を付けたが、105円台ミドルの安値を付けて以降は、麻生財務大臣の「口先介入」を材料・きっかけに、111円台にまで反発(上昇)した。
しかし、111円台からは反転下落して、ボックス相場「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、ボックス相場「紫の破線」の下限(105円台ミドル)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。
■2016年6月の「英国国民投票」を材料に大きく乱高下 昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。
「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
■「ヘリコプター・マネー」の思惑で大きく上昇 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。
昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降…
デューカスコピー・ジャパン 取引手数料の仕組み 高いか安いかは通貨次第
前回記事トルコリラ円スプレッド0.8銭で紹介したデューカスコピー・ジャパンには、売買手数料があります。手数料計算の仕組みが1万通貨でいくらという今までのタイプではないのでちょっと戸惑うかもしれません。有利な通貨ペアなどもあるので、記事にまとめさせていただきます。デューカスコピー・ジャパン 詳細
「勝ち易い時に勝てばよい」 CFD取引2017 最終回
私の売買ルールは、始める前に最低限のことをゆるく決めるようにしています。どんな投資分野でも運用でも「理論」と「実践」には必ずズレがあるからです。今回の「コーン サヤすべり取り」も最低限の大まかなルールを決めてゆったりを始めていきます。
トルコリラ円0.8銭 欧州時間の中心レート 最初は何かの間違いだと思いました。
トルコリラ円で1銭未満のスプレッドを提示する業者を最近知りました。しかも、海外FXではなく日本国内で営業中のFX業者さんなんです。デューカスコピージャパンという会社さんで、あのMT4で有名だったアルパリジャパンを引き継いだFX業者さんです。