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ループイフダンは本当に簡単なのか? 設定と留意点 ブログ

ループイフダンは本当に簡単なのか? 設定と留意点

先日、読者の方より「ループイフダンは本当に簡単なのか?」という質問を頂きました。簡単だといろんなところで紹介されてはいるのですが、やはり「本当に?」と思っている方も多いと思います。「簡単に絶対儲かる」なんてものではないので、「どこが簡単」で「どこに注意すべきか」についてまとめました。ループイフダン検証中
+51,720円 異通貨サヤ取り利益確定 2017年2月 ブログ

+51,720円 異通貨サヤ取り利益確定 2017年2月

異通貨サヤ取りの決済をしています。この運用法は定期的に訪れるチャンスを待って仕掛けていくものです。今年は2回目の決済となり、1ヶ月に1回のペースで売買をしています。売買状況などをご紹介させて頂きます。売買に使っているのはくりつく365です。くりっく365メリット 私が使い続ける4つの理由
値洗い制度(ロールオーバー形式)と建値維持形式 FX税金では超要注意 ブログ

値洗い制度(ロールオーバー形式)と建値維持形式 FX税金では超要注意

使っている口座が、値洗い制度(ロールオーバー形式)と建値維持形式かで毎年の税金額が大きく違ってきます。これを知らずに取引をしていた方が、予想もしない税金の支払いを迫られて困ってしまうということも実際に起こっています。私のところにも、過去に数件相談がありました。でも、理解しておけば問題のない制度でもあります。違いや考え方についてまとめました。
米ドル・米国株・金トリプル高のレアケース! 米ドル反落は押し目買いの好機になる ブログ

米ドル・米国株・金トリプル高のレアケース! 米ドル反落は押し目買いの好機になる

■米ドルは上昇へ! 反落は押し目買いの好機 米ドル全体は、一進一退しながらも上昇傾向を強めている。ドルインデックスの日足から考えると、2つのポイントを見逃せない。


 まず、前回のコラムでも指摘したように、2017年1月30日(月)高値(a)を転換点と見なす場合、すでに突破しているから、米ドル高の基調が確認されたといえる。

【参考記事】

●日米首脳会談でリスクオフの警戒は不要!なぜドル全体の底打ち確定近しと言える?(2017年2月10日、陳満咲杜)

ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)

 その上、1月19日(木)高値(b)も一時ブレイクしたから、米ドルの反落は、すでに2月2日(木)安値99.23をもってすでに完成した、といったシナリオは維持される。

 一方、一昨日(2月15日)に高値トライしてから反落したため、また米ドル安基調に復帰したのでは…と思われる節もあるが、基本的には上昇波途中におけるスピード調整であろう。

 なにしろ、前述の(a)と(b)の高値に対するブレイクは、2017年の年初来形成され、2月2日(木)安値までに形成された大型「下落ウェッジ」を証左しただけでなく、同フォーメーションに対する上放れを確認したわけだから、ここから安易な安値更新はなかろう。

 換言すれば、「下落ウェッジ」の上放れが確認された以上、米ドルの反落があれば、押し目買いの好機と見なすべきだ。

■これから「後付け」のファンダメンタルズ材料が… ドルインデックスにしても、米ドル/円にしても、一昨日(2月15日)の高値打診から反落してきたが、前回のコラムにて指摘したように、これは日米首脳会談と無関係であった。

【参考記事】

●日米首脳会談でリスクオフの警戒は不要! なぜドル全体の底打ち確定近しと言える?(2017年2月10日、陳満咲杜)

 トランプ政権が発足して以来、いろんな出来事があったが、基本的にリスクオフにはならなかった。だから、目先の米ドル全体の軟調は、2017年年初から2月2日(木)までの米ドルの反落と同様、スピード調整といった視点で捉えるのが妥当であろう。

トランプ政権が発足して以来、さまざまな出来事があったが、リスクオフにはならなかった (C)Pool/Getty Images

 相場の内部構造が米ドル高を示唆しているなら、それに伴い、また後付けで、ファンダメンタルズ上の材料が出てくるはずだ。

 それ以前の「トランプ・ラリー」が行きすぎた分、2017年年初来、米ドル全体はスピード調整してきたが、2月2日(木)安値をもってすでに完了したのであれば、新たな材料が浮上してくるはずだ。

 場合によっては材料の蒸し返しでも再度大きく効いてくるケースが多いから、ファンダメンタルズ上の材料を再度確認しておきたい。

 「トランプ・ラリー」が行きすぎであったからこそ、米ドル全体はスピード調整をはじめ、その後のトランプ氏による米ドル高牽制も効いたわけだ。

 となると、米ドル高に再度転じた先週(2月6日~)の値動きの背景に、「トランプ減税」期待の再燃や、早ければ3月にもFRB(米連邦準備制度理事会)の追加利上げあり、といった観測が高まったことがあったのは、むしろ自然の成り行きだ。

 この2つの材料は、どれも過去材料の蒸し返しにすぎないが、米ドル全体のスピード調整がすでに完了した公算が大きい現在、これらの材料は再度効いてくるとみる。

 「財政拡張+金融引き締め」の局面では、典型的な反応パターンは持続的な通貨高である。だから、いくらトランプ大統領が米ドル高を牽制しても、米ドル高の基調は安易に修正されず、当面維持されるだろう。

 教科書どおりなら、足元の米ドル高は、まだ…
日米首脳会談成功で円高リスクが後退。 「暗黙のドイツマルク」のような存在とは? ブログ

日米首脳会談成功で円高リスクが後退。 「暗黙のドイツマルク」のような存在とは?

■日米首脳会談は成功、円高リスク後退 みなさん、こんにちは。

 前回のコラムでご紹介させていただいたように、本邦当局が周到に準備した「お土産=日米成長雇用イニシアチブ」も功を奏し、日米首脳会談は成功裏に終了。

【参考記事】

●トランプ米大統領へのお土産は文句なし!? 日米首脳会談乗り切れば「株高・円安」へ(2月9日、西原宏一)

日米首脳会談を終えて共同で記者会見をするトランプ米大統領と安倍首相。本邦当局が用意した「お土産」も功を奏したか (C)Chip Somodevilla/Getty Images

 安倍総理はトランプ大統領と2日間を過ごし、ゴルフをプレーするだけでなく、追加の9ホールを2人だけで回るほどの親密ぶり。

 安倍首相の姿勢を「土下座外交」と揶揄する報道もありますが、トランプ米大統領との関係づくりには各国とも苦戦する中、短期間で親交を深めた安倍首相には各国のトップから会談の申込みが殺到しているとの報道も。

【参考記事】

●カギはNYタイムズと朝日新聞にあり!? トランプ大統領と安倍首相の共通点とは?(2月13日、西原宏一&大橋ひろこ)

 日米首脳会談を終えて、円高リスクは後退。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

 一方、NYダウを筆頭に米国株は続伸。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 株の堅調さに加え、鉄鉱石価格の上昇も加わり豪ドル/円も高騰。

鉄鉱石価格 日足(出所:Bloomberg)

豪ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)

■米ドル/円は高値追いはできないが、押し目買い継続 本邦勢は依然、トランプ政権に対する不透明感を払拭できない状況が続いていますが、グローバルな環境はリスクオン。

 米ドル/円は6ビリオン(60億ドル)ともウワサされる115.00円のオプションに阻まれ、いったん上値を抑えられていますが、マーケット関係者によれば、このオプションは今週(2月13日~)末で徐々に行使期限を迎え、影響力が落ちてきます。

 本稿執筆時点での米ドル/円は、依然、日足・一目均衡表の雲の中で乱高下している状態であるため高値追いはできませんが、引き続き、下値は限定的で押し目買い継続。

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

 今回の日米首脳会談を経て、徐々に明らかになってきたのが…
利上げ期待高まって上昇した米ドル/円。 けれど、115円手前で失速した理由とは? ブログ

利上げ期待高まって上昇した米ドル/円。 けれど、115円手前で失速した理由とは?

■日米首脳会談で為替政策は先送り、まずは一安心 注目された日米首脳会談ですが、とりあえず問題を先送りして、為替政策についても今後、両金融当局、つまり、財務省同士で話し合いをしようということで、いったん落ち着きました。まずは一安心というところでしょうか。

日米首脳会談では具体的な問題に関する言及はなく、為替政策は今後、両国の財務相をトップに議論することが決まった (C)Chip Somodevilla/Getty Images

【参考記事】

●日米首脳会談最大の注目は為替の議論があるかないか。米ドル/円は110円まで下落も(2月9日、今井雅人)

 ただ、ムニューチン新米財務長官は、長期的には米ドル高が望ましいが、短期的には現在の米ドルの水準は高すぎるという認識をすでに示しています。3月に麻生財務大臣と初会談をする予定となっているので、そこでの議論に注目をしておきたいと思います。

米財務長官に任命されたムニューチン氏は、短期的な米ドルの水準は高すぎるとのスタンス。3月の麻生財務大臣との初会談が注目される (C)Bloomberg/Getty Images

【参考記事】

●「米ドル高の弊害」へ言及があれば一気にセンチメント逆転か。「その時」を警戒せよ!(2016年12月1日、今井雅人)

■イエレン議長の発言は利上げが早まることを示唆? さて、目先の政治的なリスクがとりあえず先送りされた状況の中で、その後は米国の景気状況、金融政策に注目が移っています。

 一番の注目は「米国がいつ利上げをするのか? 今年、何回の利上げを実施するのか?」という点です。その点を占うのに重要な発言が今週ありました。

 14日(火)、上院銀行委員会で開催された半期に一度の議会報告の中で、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、「FOMC(米連邦公開市場委員会)会合はまったく予断を持たずに協議する」とした上で、「緩和解除を長く待ち過ぎるのは賢明ではない。待ち過ぎればFOMCは最終的に急速なペースで、利上げを迫られる可能性があり、金融市場を混乱させ、経済を景気後退に追いやるリスクが生じる恐れがある」と発言をしました。

 この発言を市場は、利上げが早まることを示唆しているのではないかと受け取り、米ドルが上昇しました。

米ドルVS世界の通貨 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 1時間足)

 15日(水)も、重要な経済指標が…