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米国株と米国債、米経済はどちらを反映? レイ・ダリオ氏の警告。米ドル急落に警戒!
■米国経済を反映しているのは、米国株か米国債か? みなさん、こんにちは。
過去2カ月、マーケットでは米経済を反映しているのは、米国株なのか米国債なのかという論議が行われていました。
AmazonやFacebook、AppleなどのIT系が牽引し、底堅く推移している米国株をみていると、最近停滞気味の経済指標にも関わらず、米経済は好調を維持しているように見えます。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
一方、6月13日(火)~14日(水)に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをほぼ織り込んでいる金融市場では、米金利の停滞が続いています。
米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
好調な米国株を材料視すると、米ドル/円も底堅く推移するはずですが、チャートが示しているように、米ドル/円は米国株に追随していません。
米ドル/円&NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
むしろ、このところは逆相関ともいえる展開。
では、連動しているといわれている日経平均と米ドル/円はどうか?
米ドル/円&日経平均 日足(出所:Bloomberg)
これも過去1カ月、米ドル/円は日経平均の上昇に追随していません。
では、米ドル/円を動かしている要因はなにか?
米ドル/円は米金利の下落に追随して続落しています。
米ドル/円&米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
マーケットでは、日本株の上昇に比較して、米ドル/円の反発が弱く、米ドル/円が遅れて追随するとの見方もありましたが、今週(6月5日~)に入っての米ドル/円は節目の110.00 円を割り込み、一時109.12円まで下落しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
この背景には「中東5カ国がカタールとの国交を断絶」との報道が…
過去2カ月、マーケットでは米経済を反映しているのは、米国株なのか米国債なのかという論議が行われていました。
AmazonやFacebook、AppleなどのIT系が牽引し、底堅く推移している米国株をみていると、最近停滞気味の経済指標にも関わらず、米経済は好調を維持しているように見えます。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
一方、6月13日(火)~14日(水)に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをほぼ織り込んでいる金融市場では、米金利の停滞が続いています。
米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
好調な米国株を材料視すると、米ドル/円も底堅く推移するはずですが、チャートが示しているように、米ドル/円は米国株に追随していません。
米ドル/円&NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
むしろ、このところは逆相関ともいえる展開。
では、連動しているといわれている日経平均と米ドル/円はどうか?
米ドル/円&日経平均 日足(出所:Bloomberg)
これも過去1カ月、米ドル/円は日経平均の上昇に追随していません。
では、米ドル/円を動かしている要因はなにか?
米ドル/円は米金利の下落に追随して続落しています。
米ドル/円&米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
マーケットでは、日本株の上昇に比較して、米ドル/円の反発が弱く、米ドル/円が遅れて追随するとの見方もありましたが、今週(6月5日~)に入っての米ドル/円は節目の110.00 円を割り込み、一時109.12円まで下落しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
この背景には「中東5カ国がカタールとの国交を断絶」との報道が…
米国株と米国債、米経済はどちらを反映? レイ・ダリオ氏の警告。米ドル急落に警戒!
■米国経済を反映しているのは、米国株か米国債か? みなさん、こんにちは。
過去2カ月、マーケットでは米経済を反映しているのは、米国株なのか米国債なのかという論議が行われていました。
AmazonやFacebook、AppleなどのIT系が牽引し、底堅く推移している米国株をみていると、最近停滞気味の経済指標にも関わらず、米経済は好調を維持しているように見えます。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
一方、6月13日(火)~14日(水)に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをほぼ織り込んでいる金融市場では、米金利の停滞が続いています。
米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
好調な米国株を材料視すると、米ドル/円も底堅く推移するはずですが、チャートが示しているように、米ドル/円は米国株に追随していません。
米ドル/円&NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
むしろ、このところは逆相関ともいえる展開。
では、連動しているといわれている日経平均と米ドル/円はどうか?
米ドル/円&日経平均 日足(出所:Bloomberg)
これも過去1カ月、米ドル/円は日経平均の上昇に追随していません。
では、米ドル/円を動かしている要因はなにか?
米ドル/円は米金利の下落に追随して続落しています。
米ドル/円&米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
マーケットでは、日本株の上昇に比較して、米ドル/円の反発が弱く、米ドル/円が遅れて追随するとの見方もありましたが、今週(6月5日~)に入っての米ドル/円は節目の110.00 円を割り込み、一時109.12円まで下落しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
この背景には「中東5カ国がカタールとの国交を断絶」との報道が…
過去2カ月、マーケットでは米経済を反映しているのは、米国株なのか米国債なのかという論議が行われていました。
AmazonやFacebook、AppleなどのIT系が牽引し、底堅く推移している米国株をみていると、最近停滞気味の経済指標にも関わらず、米経済は好調を維持しているように見えます。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
一方、6月13日(火)~14日(水)に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げをほぼ織り込んでいる金融市場では、米金利の停滞が続いています。
米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
好調な米国株を材料視すると、米ドル/円も底堅く推移するはずですが、チャートが示しているように、米ドル/円は米国株に追随していません。
米ドル/円&NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
むしろ、このところは逆相関ともいえる展開。
では、連動しているといわれている日経平均と米ドル/円はどうか?
米ドル/円&日経平均 日足(出所:Bloomberg)
これも過去1カ月、米ドル/円は日経平均の上昇に追随していません。
では、米ドル/円を動かしている要因はなにか?
米ドル/円は米金利の下落に追随して続落しています。
米ドル/円&米長期金利(米10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
マーケットでは、日本株の上昇に比較して、米ドル/円の反発が弱く、米ドル/円が遅れて追随するとの見方もありましたが、今週(6月5日~)に入っての米ドル/円は節目の110.00 円を割り込み、一時109.12円まで下落しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
この背景には「中東5カ国がカタールとの国交を断絶」との報道が…
6月8日、英欧米の重大イベントの行方は? ECB慎重姿勢でユーロ上昇の可能性低いか
■ビッグイベントを前に米ドル安や円高が進行 この1週間は、まず、6月2日(金)に発表された米国の5月雇用統計の結果が、予想を大きく下回ったことを受けて、米ドル全面安の展開となりました。
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
その後、今週(6月5日~)に入ると、中東6カ国がカタールとの国交を断絶すると発表したことを受けて、カタールが海外から資産を引き揚げるのではないかという憶測のもと、マクロ系のヘッジファンドなどが一斉に円買いをしたために、円高が進行するという局面もありました。
世界の通貨VS円 1時間足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 1時間足)
また、本日6月8日(木)に、市場が非常に注目しているイベントがあるので、その前にリスクを減らしておきたいという意図も働いたようです。
【参考記事】
●今こそ米ドル/円押し目買いの好機!? 今晩の雇用統計が悪くてもさほど売られないかも(6月2日、陳満咲杜)
●英国・欧州・米国のビッグイベント集中! 6月8日は何が起こるかわからない……!?(6月5日、西原宏一&大橋ひろこ)
●米ドル/円は売りシグナル!英国総選挙など材料満載の6月8日は予想外の結果に注意(6月7日、松田哲)
本日は3つの大きなイベントがあり、市場関係者が注目していますが、直前にいろいろな情報が出てきているので、結局は、それほどの波乱要因にはならないような気がしています。
■ECBは引き締めに慎重な姿勢へ、ユーロ上昇の可能性低下 まず、ECB(欧州中央銀行)の定例理事会ですが、7日(水)にブルームバーグがユーロ圏当局者の話として、ECBが政策決定後に発表する最新の経済予測で「2019年までのインフレ率を下方修正する準備をしている」と報じました。
それが正しいかどうかはともかくとして、市場の一部で憶測が高まっている、テーパリング(※)などの金融引き締め策への転換には、慎重な姿勢をみせるのでないかと考えられます。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
もちろん、私の予想と反するような動きがあれば、ユーロは上昇すると思いますが、その可能性は低くなったと考えておきたいと思います。
ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
【参考記事】
●しっくりこないユーロ高…原因はどこに? 注目イベント重なる来週は大荒れに警戒!(6月1日、今井雅人)
●重要イベント目白押し! 期待先行で上昇のユーロ/米ドルはイベント通過後に売り狙い(6月6日、バカラ村)
次に英国の総選挙ですが、大手調査会社の直前の…
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
その後、今週(6月5日~)に入ると、中東6カ国がカタールとの国交を断絶すると発表したことを受けて、カタールが海外から資産を引き揚げるのではないかという憶測のもと、マクロ系のヘッジファンドなどが一斉に円買いをしたために、円高が進行するという局面もありました。
世界の通貨VS円 1時間足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 1時間足)
また、本日6月8日(木)に、市場が非常に注目しているイベントがあるので、その前にリスクを減らしておきたいという意図も働いたようです。
【参考記事】
●今こそ米ドル/円押し目買いの好機!? 今晩の雇用統計が悪くてもさほど売られないかも(6月2日、陳満咲杜)
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本日は3つの大きなイベントがあり、市場関係者が注目していますが、直前にいろいろな情報が出てきているので、結局は、それほどの波乱要因にはならないような気がしています。
■ECBは引き締めに慎重な姿勢へ、ユーロ上昇の可能性低下 まず、ECB(欧州中央銀行)の定例理事会ですが、7日(水)にブルームバーグがユーロ圏当局者の話として、ECBが政策決定後に発表する最新の経済予測で「2019年までのインフレ率を下方修正する準備をしている」と報じました。
それが正しいかどうかはともかくとして、市場の一部で憶測が高まっている、テーパリング(※)などの金融引き締め策への転換には、慎重な姿勢をみせるのでないかと考えられます。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
もちろん、私の予想と反するような動きがあれば、ユーロは上昇すると思いますが、その可能性は低くなったと考えておきたいと思います。
ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
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次に英国の総選挙ですが、大手調査会社の直前の…
6月8日、英欧米の重大イベントの行方は? ECB慎重姿勢でユーロ上昇の可能性低いか
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米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
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世界の通貨VS円 1時間足
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また、本日6月8日(木)に、市場が非常に注目しているイベントがあるので、その前にリスクを減らしておきたいという意図も働いたようです。
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■ECBは引き締めに慎重な姿勢へ、ユーロ上昇の可能性低下 まず、ECB(欧州中央銀行)の定例理事会ですが、7日(水)にブルームバーグがユーロ圏当局者の話として、ECBが政策決定後に発表する最新の経済予測で「2019年までのインフレ率を下方修正する準備をしている」と報じました。
それが正しいかどうかはともかくとして、市場の一部で憶測が高まっている、テーパリング(※)などの金融引き締め策への転換には、慎重な姿勢をみせるのでないかと考えられます。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
もちろん、私の予想と反するような動きがあれば、ユーロは上昇すると思いますが、その可能性は低くなったと考えておきたいと思います。
ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
【参考記事】
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米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
その後、今週(6月5日~)に入ると、中東6カ国がカタールとの国交を断絶すると発表したことを受けて、カタールが海外から資産を引き揚げるのではないかという憶測のもと、マクロ系のヘッジファンドなどが一斉に円買いをしたために、円高が進行するという局面もありました。
世界の通貨VS円 1時間足
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本日は3つの大きなイベントがあり、市場関係者が注目していますが、直前にいろいろな情報が出てきているので、結局は、それほどの波乱要因にはならないような気がしています。
■ECBは引き締めに慎重な姿勢へ、ユーロ上昇の可能性低下 まず、ECB(欧州中央銀行)の定例理事会ですが、7日(水)にブルームバーグがユーロ圏当局者の話として、ECBが政策決定後に発表する最新の経済予測で「2019年までのインフレ率を下方修正する準備をしている」と報じました。
それが正しいかどうかはともかくとして、市場の一部で憶測が高まっている、テーパリング(※)などの金融引き締め策への転換には、慎重な姿勢をみせるのでないかと考えられます。
(※編集部注:「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること)
もちろん、私の予想と反するような動きがあれば、ユーロは上昇すると思いますが、その可能性は低くなったと考えておきたいと思います。
ユーロ/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
【参考記事】
●しっくりこないユーロ高…原因はどこに? 注目イベント重なる来週は大荒れに警戒!(6月1日、今井雅人)
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次に英国の総選挙ですが、大手調査会社の直前の…
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米ドル/円は売りシグナル!英国総選挙など 材料満載の6月8日は予想外の結果に注意
■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
米ドル/円は売りシグナル!英国総選挙など 材料満載の6月8日は予想外の結果に注意
■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。その形状を見ると、ダブル・ボトムを完成した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
FX積立 積立派の鉄則 手間をかけないことが大切な理由
私のFX積立は、月1回だけポジションを作るという形で続けています。毎月月初にポジションを作ったらあとはやることがありません。この積立も2012年10月から始めたもので、そろそろ5年が経過しようとしています。低リスクでやっているせいもありますが、危ない思いをすることもなく続けてこれました。今回は一番重要かもしれない鉄則をご紹介します。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況