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レイセオン(RTN) 2018年米国株投資候補銘柄まとめ
レイセオン(RTN)は、航空宇宙・軍需が中心なのですがその技術力により暗号解読やサイバーセキュリティ製品の開発も行っています。サイバー攻撃被害が身近なものになってきている現在、その対策市場は拡大し続けていくことになるでしょう。従業員数7万人強のうち4万人近くが技術者で強力な開発力を持ちます。きな臭い世界情勢の中、各国が軍事費を大幅に削減することは考えられないため業績も安定気味に推移することが期待できます。米国株で1億円
ドラギ総裁は、ややハト派会見でもユーロの 上昇トレンド不変! ユーロ/円は135円へ
■ドラギ総裁の会見はハト派でも、ユーロの上昇トレンド不変 みなさん、こんにちは。
7月20日(木)のECB理事会後のドラギ総裁の会見は、ややハト派なコメント。
しかしマーケット参加者の認識は「シントラショックで加熱したユーロ市場の沈静化を狙ったもの」といった見方が大勢で、ユーロの上昇トレンドは変わらず。
【参考記事】
●ドラギ総裁はハト派でも買われたユーロ! 「シントラショック」以降、ユーロは新局面へ(7月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
7月25日(火)の欧米市場でのユーロ/米ドルは、ついに1.1712ドルまで到達。
このレベルは、2015年8月の高値である1.1714ドルとほぼ同値です。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
2015年8月24日(月)は、NYダウが1000ドル以上の急落を演じた日で、米ドル/円も一時116円台まで急落したのは、記憶に新しいところ。
【参考記事】
●日経平均1343円暴騰はなぜ起きたのか? さらに利下げ見込むNZドルは0.55ドルへ(2015年9月10日、西原宏一)
その後、ユーロ/米ドルは、この1.1714ドルを高値に今年(2017年)1月3日(火)の1.0341ドルまで下落。
そして2017年相場が始まってすぐに到達した、この1.0341ドルが底値となり、ユーロ/米ドルは反発しました。
7月25日(火)には、とうとう2年前の高値である1.1714ドルまで回復してきたことになります。ユーロ/米ドルにとってこのレベルまで回復したことは重要。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
■FOMCを受けて、為替相場は米ドル売りに そして、本日(7月27日)日本時間未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表を迎えます。FOMCは政策金利を据え置きました。
(出所:FRBのデータを基にザイFX!編集部が作成)
声明文では、バランスシート正常化について、前回(6月)は「年内」という表現。それを今回は「比較的早期に」という表記に変えています。
マーケットの認識は「FOMCは9月を念頭に置いている」といったところ。
バランスシートの正常化を進めるということは、利上げ政策は見送られるといった見方が増えることとなり、早期の利上げ予想は後退。
OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)によると12月の利上げ確率は44.7%と50%を切ってきました。
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
「利上げ政策が見送られる」といった観測は「米ドル売り・株買い」要因。そして、新興国にとってはポジティブに作用します。
結果、マーケットは米ドル売りとなり、ユーロ/米ドル、米国株は上昇。そして、資源国通貨の豪ドル/米ドルも上昇しました。
ユーロ/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
豪ドル/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 4時間足)
米ドル/円も111.00円レベルまで下落しましたが、日本は…
7月20日(木)のECB理事会後のドラギ総裁の会見は、ややハト派なコメント。
しかしマーケット参加者の認識は「シントラショックで加熱したユーロ市場の沈静化を狙ったもの」といった見方が大勢で、ユーロの上昇トレンドは変わらず。
【参考記事】
●ドラギ総裁はハト派でも買われたユーロ! 「シントラショック」以降、ユーロは新局面へ(7月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
7月25日(火)の欧米市場でのユーロ/米ドルは、ついに1.1712ドルまで到達。
このレベルは、2015年8月の高値である1.1714ドルとほぼ同値です。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
2015年8月24日(月)は、NYダウが1000ドル以上の急落を演じた日で、米ドル/円も一時116円台まで急落したのは、記憶に新しいところ。
【参考記事】
●日経平均1343円暴騰はなぜ起きたのか? さらに利下げ見込むNZドルは0.55ドルへ(2015年9月10日、西原宏一)
その後、ユーロ/米ドルは、この1.1714ドルを高値に今年(2017年)1月3日(火)の1.0341ドルまで下落。
そして2017年相場が始まってすぐに到達した、この1.0341ドルが底値となり、ユーロ/米ドルは反発しました。
7月25日(火)には、とうとう2年前の高値である1.1714ドルまで回復してきたことになります。ユーロ/米ドルにとってこのレベルまで回復したことは重要。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
■FOMCを受けて、為替相場は米ドル売りに そして、本日(7月27日)日本時間未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表を迎えます。FOMCは政策金利を据え置きました。
(出所:FRBのデータを基にザイFX!編集部が作成)
声明文では、バランスシート正常化について、前回(6月)は「年内」という表現。それを今回は「比較的早期に」という表記に変えています。
マーケットの認識は「FOMCは9月を念頭に置いている」といったところ。
バランスシートの正常化を進めるということは、利上げ政策は見送られるといった見方が増えることとなり、早期の利上げ予想は後退。
OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)によると12月の利上げ確率は44.7%と50%を切ってきました。
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
「利上げ政策が見送られる」といった観測は「米ドル売り・株買い」要因。そして、新興国にとってはポジティブに作用します。
結果、マーケットは米ドル売りとなり、ユーロ/米ドル、米国株は上昇。そして、資源国通貨の豪ドル/米ドルも上昇しました。
ユーロ/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
豪ドル/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 4時間足)
米ドル/円も111.00円レベルまで下落しましたが、日本は…
ドラギ総裁は、ややハト派会見でもユーロの 上昇トレンド不変! ユーロ/円は135円へ
■ドラギ総裁の会見はハト派でも、ユーロの上昇トレンド不変 みなさん、こんにちは。
7月20日(木)のECB理事会後のドラギ総裁の会見は、ややハト派なコメント。
しかしマーケット参加者の認識は「シントラショックで加熱したユーロ市場の沈静化を狙ったもの」といった見方が大勢で、ユーロの上昇トレンドは変わらず。
【参考記事】
●ドラギ総裁はハト派でも買われたユーロ! 「シントラショック」以降、ユーロは新局面へ(7月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
7月25日(火)の欧米市場でのユーロ/米ドルは、ついに1.1712ドルまで到達。
このレベルは、2015年8月の高値である1.1714ドルとほぼ同値です。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
2015年8月24日(月)は、NYダウが1000ドル以上の急落を演じた日で、米ドル/円も一時116円台まで急落したのは、記憶に新しいところ。
【参考記事】
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その後、ユーロ/米ドルは、この1.1714ドルを高値に今年(2017年)1月3日(火)の1.0341ドルまで下落。
そして2017年相場が始まってすぐに到達した、この1.0341ドルが底値となり、ユーロ/米ドルは反発しました。
7月25日(火)には、とうとう2年前の高値である1.1714ドルまで回復してきたことになります。ユーロ/米ドルにとってこのレベルまで回復したことは重要。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
■FOMCを受けて、為替相場は米ドル売りに そして、本日(7月27日)日本時間未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表を迎えます。FOMCは政策金利を据え置きました。
(出所:FRBのデータを基にザイFX!編集部が作成)
声明文では、バランスシート正常化について、前回(6月)は「年内」という表現。それを今回は「比較的早期に」という表記に変えています。
マーケットの認識は「FOMCは9月を念頭に置いている」といったところ。
バランスシートの正常化を進めるということは、利上げ政策は見送られるといった見方が増えることとなり、早期の利上げ予想は後退。
OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)によると12月の利上げ確率は44.7%と50%を切ってきました。
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「利上げ政策が見送られる」といった観測は「米ドル売り・株買い」要因。そして、新興国にとってはポジティブに作用します。
結果、マーケットは米ドル売りとなり、ユーロ/米ドル、米国株は上昇。そして、資源国通貨の豪ドル/米ドルも上昇しました。
ユーロ/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
豪ドル/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 4時間足)
米ドル/円も111.00円レベルまで下落しましたが、日本は…
7月20日(木)のECB理事会後のドラギ総裁の会見は、ややハト派なコメント。
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7月25日(火)の欧米市場でのユーロ/米ドルは、ついに1.1712ドルまで到達。
このレベルは、2015年8月の高値である1.1714ドルとほぼ同値です。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
2015年8月24日(月)は、NYダウが1000ドル以上の急落を演じた日で、米ドル/円も一時116円台まで急落したのは、記憶に新しいところ。
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そして2017年相場が始まってすぐに到達した、この1.0341ドルが底値となり、ユーロ/米ドルは反発しました。
7月25日(火)には、とうとう2年前の高値である1.1714ドルまで回復してきたことになります。ユーロ/米ドルにとってこのレベルまで回復したことは重要。
ユーロ/米ドル 月足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足)
■FOMCを受けて、為替相場は米ドル売りに そして、本日(7月27日)日本時間未明にFOMC(米連邦公開市場委員会)の金融政策発表を迎えます。FOMCは政策金利を据え置きました。
(出所:FRBのデータを基にザイFX!編集部が作成)
声明文では、バランスシート正常化について、前回(6月)は「年内」という表現。それを今回は「比較的早期に」という表記に変えています。
マーケットの認識は「FOMCは9月を念頭に置いている」といったところ。
バランスシートの正常化を進めるということは、利上げ政策は見送られるといった見方が増えることとなり、早期の利上げ予想は後退。
OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)によると12月の利上げ確率は44.7%と50%を切ってきました。
(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)
「利上げ政策が見送られる」といった観測は「米ドル売り・株買い」要因。そして、新興国にとってはポジティブに作用します。
結果、マーケットは米ドル売りとなり、ユーロ/米ドル、米国株は上昇。そして、資源国通貨の豪ドル/米ドルも上昇しました。
ユーロ/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
豪ドル/米ドル 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 4時間足)
米ドル/円も111.00円レベルまで下落しましたが、日本は…
スワップ金利サヤ取り管理簿 2017年7月状況
スワップ金利サヤ取りをコツコツと続けています。これまでの決済利益+現在の含み益で利益累計400万円はほぼクリアしています。次は500万円を意識しながら地道に続けていくつもりです。
米ドルを買う気になれない理由はどこに? ドル/円は引っ張り合いでレンジ長期化!?
■米ドル安が進行、ユーロは2010年6月安値が視野に! 先週(7月17日~)から今週(7月24日~)にかけては、全体的に米ドル安が進んでいます。
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
ユーロ/米ドルも、1.17ドル台までは上昇する可能性を指摘していたところ、あっさりと達成してしまいました。
【参考記事】
●ドル/円がレンジ相場入りしている理由は? 日本の金融政策だけ別方向。円売り模索か(7月20日、今井雅人)
昨日、7月26日(水)のNY市場で、当面の上値メドとして非常に重要視されていた2015年8月24日(月)の高値1.1714ドルも上抜けて、一時1.17476ドルまで値を上げています。
(※編集部注:本記事の寄稿後、7月27日(木)の東京時間にユーロ/米ドルは一時、1.1777ドル付近まで上昇した)
ユーロ/米ドル 週足(出所:Bloomberg)
テクニカル的には、2010年6月7日(月)の安値、1.1877ドルが視野に入ってきたといえます。
ユーロ/米ドル 月足(出所:Bloomberg)
【参考記事】
●ドラギ総裁はハト派でも買われたユーロ! 「シントラショック」以降、ユーロは新局面へ(7月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
●ユーロ/米ドルは1.2ドル打診もあり得る! 今後、豪ドルが買われるとみる理由とは?(7月21日、陳満咲杜)
●日本がゼロ金利固定の間に欧州や米国は金利正常化へ! ユーロに優位性あり!(7月20日、西原宏一)
■米ドル安なのに米株高の不可解な動きが継続 7月26日(火)~27日(水)に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、ほぼ予想どおりの結果となり、目新しいものは何もなかったのですが、それでも、発表後は米ドル安になっています。
米ドルVS世界の通貨 15分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 15分足)
市場の声を聞いてみると、「インフレの現状認識を下方修正したほか、バランスシート正常化プランの開始時期を『比較的早く』と曖昧な表現にとどめたことで、全般ハト派的な印象が強まった」ようです。
【参考記事】
●本日のFOMCの発表は「現状維持」と予想、ドル/円短期チャートは買いシグナルだが…(7月26日、松田哲)
その一方で、NYダウは史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
株はますます上昇するのに、米ドルは下がり続ける。なんとも不可思議な動きのようにみえます。その原因が何かということについては、前回のコラムで紹介しました。
【参考記事】
●ドル/円がレンジ相場入りしている理由は? 日本の金融政策だけ別方向。円売り模索か(7月20日、今井雅人)
先週(7月17日~)から今週(7月24日~)の動きを見ていて、ますます、その見方に確信を持ってきています。
やはり、一番の原因となっているのは「トランプリスク」…
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
ユーロ/米ドルも、1.17ドル台までは上昇する可能性を指摘していたところ、あっさりと達成してしまいました。
【参考記事】
●ドル/円がレンジ相場入りしている理由は? 日本の金融政策だけ別方向。円売り模索か(7月20日、今井雅人)
昨日、7月26日(水)のNY市場で、当面の上値メドとして非常に重要視されていた2015年8月24日(月)の高値1.1714ドルも上抜けて、一時1.17476ドルまで値を上げています。
(※編集部注:本記事の寄稿後、7月27日(木)の東京時間にユーロ/米ドルは一時、1.1777ドル付近まで上昇した)
ユーロ/米ドル 週足(出所:Bloomberg)
テクニカル的には、2010年6月7日(月)の安値、1.1877ドルが視野に入ってきたといえます。
ユーロ/米ドル 月足(出所:Bloomberg)
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米ドルVS世界の通貨 15分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 15分足)
市場の声を聞いてみると、「インフレの現状認識を下方修正したほか、バランスシート正常化プランの開始時期を『比較的早く』と曖昧な表現にとどめたことで、全般ハト派的な印象が強まった」ようです。
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その一方で、NYダウは史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
株はますます上昇するのに、米ドルは下がり続ける。なんとも不可思議な動きのようにみえます。その原因が何かということについては、前回のコラムで紹介しました。
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先週(7月17日~)から今週(7月24日~)の動きを見ていて、ますます、その見方に確信を持ってきています。
やはり、一番の原因となっているのは「トランプリスク」…
米ドルを買う気になれない理由はどこに? ドル/円は引っ張り合いでレンジ長期化!?
■米ドル安が進行、ユーロは2010年6月安値が視野に! 先週(7月17日~)から今週(7月24日~)にかけては、全体的に米ドル安が進んでいます。
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
ユーロ/米ドルも、1.17ドル台までは上昇する可能性を指摘していたところ、あっさりと達成してしまいました。
【参考記事】
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昨日、7月26日(水)のNY市場で、当面の上値メドとして非常に重要視されていた2015年8月24日(月)の高値1.1714ドルも上抜けて、一時1.17476ドルまで値を上げています。
(※編集部注:本記事の寄稿後、7月27日(木)の東京時間にユーロ/米ドルは一時、1.1777ドル付近まで上昇した)
ユーロ/米ドル 週足(出所:Bloomberg)
テクニカル的には、2010年6月7日(月)の安値、1.1877ドルが視野に入ってきたといえます。
ユーロ/米ドル 月足(出所:Bloomberg)
【参考記事】
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■米ドル安なのに米株高の不可解な動きが継続 7月26日(火)~27日(水)に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、ほぼ予想どおりの結果となり、目新しいものは何もなかったのですが、それでも、発表後は米ドル安になっています。
米ドルVS世界の通貨 15分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 15分足)
市場の声を聞いてみると、「インフレの現状認識を下方修正したほか、バランスシート正常化プランの開始時期を『比較的早く』と曖昧な表現にとどめたことで、全般ハト派的な印象が強まった」ようです。
【参考記事】
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その一方で、NYダウは史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
株はますます上昇するのに、米ドルは下がり続ける。なんとも不可思議な動きのようにみえます。その原因が何かということについては、前回のコラムで紹介しました。
【参考記事】
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先週(7月17日~)から今週(7月24日~)の動きを見ていて、ますます、その見方に確信を持ってきています。
やはり、一番の原因となっているのは「トランプリスク」…
米ドルVS世界の通貨 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 4時間足)
ユーロ/米ドルも、1.17ドル台までは上昇する可能性を指摘していたところ、あっさりと達成してしまいました。
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昨日、7月26日(水)のNY市場で、当面の上値メドとして非常に重要視されていた2015年8月24日(月)の高値1.1714ドルも上抜けて、一時1.17476ドルまで値を上げています。
(※編集部注:本記事の寄稿後、7月27日(木)の東京時間にユーロ/米ドルは一時、1.1777ドル付近まで上昇した)
ユーロ/米ドル 週足(出所:Bloomberg)
テクニカル的には、2010年6月7日(月)の安値、1.1877ドルが視野に入ってきたといえます。
ユーロ/米ドル 月足(出所:Bloomberg)
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■米ドル安なのに米株高の不可解な動きが継続 7月26日(火)~27日(水)に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)は、ほぼ予想どおりの結果となり、目新しいものは何もなかったのですが、それでも、発表後は米ドル安になっています。
米ドルVS世界の通貨 15分足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 15分足)
市場の声を聞いてみると、「インフレの現状認識を下方修正したほか、バランスシート正常化プランの開始時期を『比較的早く』と曖昧な表現にとどめたことで、全般ハト派的な印象が強まった」ようです。
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その一方で、NYダウは史上最高値を更新しました。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
株はますます上昇するのに、米ドルは下がり続ける。なんとも不可思議な動きのようにみえます。その原因が何かということについては、前回のコラムで紹介しました。
【参考記事】
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先週(7月17日~)から今週(7月24日~)の動きを見ていて、ますます、その見方に確信を持ってきています。
やはり、一番の原因となっているのは「トランプリスク」…
NYダウー日経225サヤ取り 配当相当額のお蔭で収支均衡ライン上がる
NYダウー日経225サヤ取りポジション、7月は特に売買もないまま配当相当額を受取続けています。そんあまったり運用でも、既存ポジションに利益が乗り始めました。今年の利益42万円(参考:NYダウで1億円 損益状況に上乗せができるかもしれません。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
本日のFOMCの発表は「現状維持」と予想、 ドル/円短期チャートは買いシグナルだが…
■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
本日のFOMCの発表は「現状維持」と予想、 ドル/円短期チャートは買いシグナルだが…
■2010年以降の米ドル/円週足を分析 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、週足チャートをご覧いただきたい。
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…
週足チャートには、「75.00円-86.00円のボックス相場」を、「赤の破線」で表示している。 下限は、歴史的最安値の75.32円と断定することもできるので、「75.32円-86.00円のボックス相場」と考えてもOKだ。
米ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
2010年半ばから2012年12月末まで2年以上にわたり、このボックス相場が続いた。このボックス相場の上限86.00円を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円は、急上昇して、103円台後半の高値をつけたが、その高値(103.85円)から、93円台にまで大きく急落した。
93円台からは反転し、101円台へ大きく急上昇している。
この乱高下で、「緑の破線」で示したように、「三角保ち合い(ウェッジ)」を作った。そして、この「三角保ち合い(ウェッジ)」「緑の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このウェッジ「緑の破線」を上に抜けたことで発せられた「買いシグナル」に従い、米ドル/円は、大きく上昇した。
この「買いシグナル」に従い、この時点では105円台ミドルをつけている。
しかし、105円台ミドルの高値をつけてから、調整局面に入り、米ドル/円は、100円台後半にまで下落した。ただし、100円台後半は、底堅く推移した。
結果的に、米ドル/円は、「ピンクの破線」で示した新たな「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この三角保ち合い(ウェッジ)「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
■2014年10月31日の日銀追加緩和で急騰 そして、従来の高値であった105円台ミドルを上に抜けたことで、さらに米ドル/円は上昇して、110円台に乗せた。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
いったん110円台に乗せた後で、米ドル/円は105円台に急落している。110円台から105円台への急落は、「調整の下落」だった、と考える。
105円台からは反転して上昇気味だったが、2014年の10月31日(金)に、「日銀の追加緩和策」が発表されると、それまでの最高値であった110円台前半を上に抜けて、大きく上昇した。
この時の「日銀の追加緩和策」は、俗に「黒田バズーカ」と呼ばれる。
この時点では121円台後半の高値をつけている(この時の高値は、121.80-85円水準)。
■さらに新たなウェッジを形成し、買いシグナル点灯 121円台後半の高値を付けてからの米ドル/円は、「紫の破線」で示したように、新たな三角保ち合い(ウェッジ)を形成した、と考える。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
そして、2015年5月下旬に、高値(122.00円近辺)を明確に更新した時点で、三角保ち合い「紫の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発したと考える。
この「買いシグナル」に従い、2015年6月初旬に、高値125.80-85円レベルをつけている。
■最高値更新後は下落に転じ、「売りシグナル」点灯 125円台をつけて最高値を更新した後の米ドル/円は、下落に転じている。
米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
120円台ミドルにまで急落したが、120円台ミドルから反発して125円台を回復し、三角保ち合い(ウェッジ)「紫の破線」のサポート・ラインに支えられている状態だった。
ただし、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込む場合は、「売りシグナル」なので、要注意だと考えていた。
上述のように考えていたところ、このサポート・ライン「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した。
この「売りシグナル」で、パニック気味に116円台前半まで急落したが、116円台前半からは反発急騰して、121円台を回復した。
しかし、その後は120.00円程度を中心レートに、上下動を繰り返した。
2015年11月6日(金)の米国雇用統計をきっかけに、米ドル/円は、121円台から123円台に急上昇している。
2015年12月15日(火)、16日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)の直前は、120円台程度だったが、FOMCで、米国の利上げ開始が発表されてからは、123円台をつけている。
しかし、この年(2015年)の年末相場は、円高気味に推移し、2015年年末のクローズは、120.00円近辺だった。
2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)に…