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今夜から明朝の注目材料は?8/9 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?8/9

東京市場のドル/円は、クロス円の下落に引っ張られる形で109.70円台まで下値を切り下げる場面がありました。北朝鮮が、(米軍基地のある)グアムを攻撃する可能性を示した事を受けてリスク回避の動きが強まりました。欧米市場の展開を読む上で、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 8/9(水)21:15   カナダ7月住宅着工件数21:30   カナダ6月住宅建設許可件数21:30   米4-6月期非農業部門労働生産性21:30  米4-6月期単位労働コスト23:00   米6月卸売在庫23:30   米EIA週間原油在庫統計26:00   米10年債入札(230億ドル) 8/10(水)06:00☆ RBNZオフィシャル・キャッシュレート08:01  英7月RICS住宅価格 08:50  日本6月機械受注 ※☆は特に注目の材料 材料的には、Aランクの指標などはありませんが、薄商いの中で値が振れやすくなっている点には注意が必要でしょう。昨晩もBランクの指標に敏感に反応した経緯があるため、米4-6月期非農業部門労働生産性などにも気を配っておきたいところです。もっとも、北朝鮮ショックが欧米市場でも尾を引くのか、この点が今夜の最大の見どころでしょう。 その他、明朝にはNZ中銀(RBNZ)が政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を発表します。OCRは1.75%に据え置かれる事が確実視されており、同時に発表される中銀声明から「次の一手」に関する手掛りを探そうと注目が集まっています。  
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/9 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/9 水)

 ---------8/8ドル円相場概況--------------------- OP 110.736HI 110.826LO 110.249CL 110.350 東京市場は、人民元高・ドル安の影響や株安を受けて110.50円台に弱含むなど上値が重い。欧州市場でもじりじりと下値を探り110.20円台まで続落した。NY市場に入り、JOLT求人件数が過去最高を記録すると110.826円の高値を付けたが、マイナー指標だけあった持続力を欠いた。その後、トランプ米大統領が北朝鮮に対して厳しい牽制発言を行うと上げ幅をそっくり吐き出し110.30円台で取引を終えた。 -----------8/8主な出来事---------------------------- 08:50 (日) 6月経常収支 +9346億円前回+1兆6539億円 予想+8605億円   (日)6月貿易収支 +5185億円前回-1151億円 予想+5715億円  11:47 (中国) 7月貿易収支 +467.4億USD 前回+428.0億USD→+427.5億USD予想+450.0億USD  15:00 (独) 6月貿易収支 +223億EUR前回+220億EUR 予想+230億EUR  (独) 6月経常収支 +236億EUR 前回+173億EUR→+160億EUR予想+245億EUR  23:00 米6月JOLT求人件数 616.3万件前回566.6万→570.2万件予想575.0万件 28:30  トランプ米大統領・北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と猛威に直面することに」 -----------8/8株式・債券・商品-----------------------  ---------8/9きょうの注目材料------------------------- 国内>なし <海外>10:30    豪6月住宅ローン件数10:30    中国7月消費者物価指数10:30    中国7月生産者物価指数21:15    カナダ7月住宅着工件数21:30    カナダ6月住宅建設許可件数21:30    米4-6月期非農業部門労働生産性21:30  米4-6月期単位労働コスト23:00    6月米卸売在庫23:30    EIA週間原油在庫統計26:00    米10年債入札(230億ドル)  --------8/9きょうのひとこと------------------------- トランプ大統領の「炎と猛威」発言に呼応するように、北朝鮮からは「グアムへのミサイル攻撃を『慎重に検討』している」とのメッセージが発表されました。日本の頭上を威嚇が飛び交う形となっており、日経平均の下げが200円を越えてドル円は110円割れと、東京市場が「炎と猛威」に包まれてしまっているかのようです・・・  本日もよろしくお願いいたします。   
ランド/円、無記名で不信任投票実施 ブログ

ランド/円、無記名で不信任投票実施

南アフリカのズマ大統領について、汚職疑惑が取りざたされているのを始め、ゴーダン財務相の更迭により同国の格付けが引き下げられた事や、国内の景気後退を防げなかった事などから、野党のみならず与党からも辞任要求が出ています。

こうした中、昨日南アフリカのムベテ国民議会議長が「ズマ大統領の不信任投票について無記名で8日に実施」と発言しました。大統領罷免観測の高まりを受けてランドが上昇したのを始め、南ア国債の利回りが低下、南ア株式市場では銀行株が上昇しました。これまでも不信任投票が行われたが、いずれも記名式であった事から辞任には至らなかったため、今回の不信任投票に期待が高まっています。

ただ、不信任案が成立するためには、下院議席(400)の過半数が必要であり、与党アフリカ民族会議(ANC、現在249議席)から50人の造反者が必要となります。ANCは大統領を支持する方針を示しており、予断を許さない。もし罷免となればランドが一段と買い進まれる公算が大きいが、その一方で造反者が少なく不信任案不成立となるリスクにも注意が必要です。 
今夜から明朝の注目材料は?8/8 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?8/8

東京市場のドル/円は、中国当局が人民元の対ドル基準値を元高・ドル安水準に設定した影響などから上値が重く、110円台後半から半ばへと小緩む展開となりました。欧米市場の展開を読む上で、まずは注目イベントを確認しておきましょう。 8/8(火)26:00  米3年債入札(240億ドル)未定 ☆南アフリカ議会、大統領不信任投票未定  OPECと非加盟国、専門家会合 8/9(水)10:30☆中国7月消費者物価指数 10:30  中国7月生産者物価指数10:30  豪6月住宅ローン件数 ※☆は特に注目の材料 ドル/円相場は今夜も手掛り材料難です。欧米の株価や長期金利が大きく動かなければ、昨晩と同じく動意・値幅ともに限られそうです。 その他、南アフリカでは大統領に対する不信任投票が下院議会で行われます。ズマ大統領は既に市場からの信任を失っているため、退陣期待が高まればランド高に振れる一方、政権維持観測が強まるとランドが下落する事になりそうです。
株式投資で片足を失った立花義正氏が第一部で本当に伝えたい事 「涙」の先にあるもの・・ ブログ

株式投資で片足を失った立花義正氏が第一部で本当に伝えたい事 「涙」の先にあるもの・・

相場師立花義正氏の本を読み涙を流した方は多いでしょう。私もその一人です。投資で失敗の経験がある人ほど、立花義正氏の初期の失敗談には共感する部分が沢山あります。「自分も同じ失敗をやっている。でも、私は片足を失うところまではいかなかっただけ幸運だった。」そんな気持ちにもなるかもしれません。」著書「あなたも株のプロになれる」第一部は、立花義正氏がひたすら失敗を繰り返す部分です。なぜ、あそこまで失敗談を書き連ねたのか、それには立花氏の強い想いが入っているのだと感じています。涙の先にあるものがとても大切です。
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、今月2日に2015年1月以来の高値となる1.19ドル台に乗せたものの、その後は伸び悩んでいます。足下で6日線を割り込んでおり、日足の一目均衡表の転換線も下抜けてしまうようならば調整局面入りの可能性が高まりそうです。


(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは8/8の10:44現在)

○下値目処
日足の一目均衡表の転換線(1.17800ドル)が上値抵抗に変化するようならば、相場は調整局面入りの可能性が高まります。その際は20日線(1.16658ドル)や日足の一目均衡表の基準線(1.16111ドル)が機能するかがポイントとなるでしょう。これらでも下げ止まらないようならば、ボリンジャーバンド-2シグマ(1.13623ドル)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処
6日線(1.18177ドル)を回復できれば、8/2高値(1.19099ドル)リトライの公算です。突破できれば1.20ドルの大台が否応なく意識されると見ます。もし大台に乗せられれば、2年超続いた下落局面から反発する可能性が一段と高まる公算です。その場合はm14年高値-17年安値の下落幅に対する戻り具合を確かめる局面に移行する事が予想されます。目先の目標値として、下げ幅の38.2%戻し(1.21663ドル)が挙げられます。


○下値目処
1.17800ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.17127ドル(15年8月高値)
1.16658ドル(20日線)
1.16160ドル(16年5月高値)
1.16111ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.15572ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/3戻し)
1.15829ドル(7/18高値)
1.15144ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.14259ドル(13週線)
1.13623ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)

○上値目処
1.18177ドル(6日線)
1.18740ドル(10年6月安値)
1.18792ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.19099ドル(8/2高値)
1.19693ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.20420ドル(12年7月安値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/8 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/8 火)

  ----------8/7ドル円相場概況--------------------- OP 110.710HI 110.917LO 110.647CL 110.741 東京市場は、前週の米雇用統計の名残で110.80円台までやや買いが先行したが、勢いは続かなかった。それでも110.60円台で下げ渋るなど値動きも限定された。欧州市場ではさらに値動きが細り110.70-80円台でもみ合った。NY市場に入ると110.917円まで上昇したが、米長期金利が伸び悩むと110.70円前後まで押し戻された。一日を通して材料を欠く中、値幅は今年最低の27銭となった。 -----------8/7主な出来事---------------------------- 15:00 (独) 6月鉱工業生産 (前月比) -1.1%前回+1.2% 予想+0.2%   16:15 (スイス) 7月消費者物価指数 (前年比) +0.3%前回+0.2% 予想+0.3%   24:48 ブラード米セントルイス連銀総裁「最近のデータでインフレ率の目標達成に疑問」「最近のインフレデータは予想外に低い」「バランスシート縮小が市場に大きな影響を与えるとは見込まず」 -----------8/7株式・債券・商品-----------------------
  ---------8/7きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    6月国際収支速報         経常収支/貿易収支 <海外>08:01    7月英BRC小売売上高調査10:30    7月豪NAB企業景況感指数未定    7月中国貿易収支14:45    7月スイス失業率15:00    6月独貿易収支15:00    6月独経常収支15:45    6月仏貿易収支15:45    6月仏経常収支26:00    米3年債入札(240億ドル)-----  南アフリカ議会、大統領不信任投票-----  OPECと非加盟国、専門家会合(アブダビ、最終日) --------8/7きょうのひとこと------------------------- まさに「夏枯れ」といった昨日のドル円相場、いや外為市場、いや金融市場でした。なんだか今日も朝から同じニオイが漂っています。甲子園日和ですかね・・・ 本日もよろしくお願いいたします。