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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/19 火)

WS001092.JPG  
 ----------9/18ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.123
HI 111.661
LO 110.999
CL 111.577
 
東京市場は、敬老の日で休場とあってやや動意を欠いたが、オープンから111円台を回復するなど堅調に推移した。安倍首相が28日の臨時国会冒頭にも衆院を解散する方針を固めたとの報道が(自民圧勝観測による)円売りを誘ったとの見方も。欧州市場は英長期金利の上昇につれて米長期金利も上昇したため111.40円台へと続伸。NY市場では、株高・債券安(金利上昇)の流れに乗って111.661円まで上値を伸ばした。FOMCがタカ派化するとの観測もあった模様。
 
-----------9/18主な出来事----------------------------
 
18:00 (ユーロ圏) 8月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5%
前回+1.5%→+1.3%
予想+1.5%  
 
21:30 (加) 7月国際証券取引高 +239.5億CAD
前回-9.2億CAD→-8.6億CAD
 
23:00 (米) 9月NAHB住宅市場指数 64
前回68→67
予想67  
 
24:00 カーニーBOE総裁
「BOEは今後数カ月でいくぶん引き締めが必要になる公算」「BOEの利上げは限定的かつ緩やかになるだろう」「見通しに著しいリスクがある」
 
29:00 (米) 7月対米証券投資 +13億USD 
前回+344億USD 
 
------------9/18株式・債券・商品----------------------
WS001091.JPG 
------------9/19きょうの注目材料----------------------
<国内>
特になし
 
<海外>
10:30    4-6月期豪住宅価格指数
10:30    9月RBA理事会議事要旨
17:00    7月ユーロ圏経常収支
18:00    7月ユーロ圏建設支出
18:00    9月独ZEW景況感指数
18:00    9月ユーロ圏ZEW景況感指数
21:30    7月カナダ製造業出荷
21:30    4?6月期米経常収支
21:30    8月米住宅着工件数
21:30    8月米建設許可件数
21:30    8月米輸入物価指数
 
------------9/19きょうのひとこと----------------------
 
きょうから明日にかけて行われるFOMCを前に12月利上げの確率が上昇しています(織り込み度合いは1週間前の41.3%から56.9%まで上昇)。今回のFOMCでは、バランスシートの縮小を正式に発表した上で、12月利上げの見通しを維持するとの見方がじわりと優勢になってきたようです。先週発表された米8月消費者物価指数の上ブレも影響している模様です。もっとも、明日の正式発表を前に利上げ確率がボーダーラインの6割を超えて続伸する事は考えにくく、金融市場には次第に「FOMC待ち」のムードが広がりそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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GMOクリック証券口座 2017年9月運用状況

GMOクリック証券口座は、FXだけでなく株式・ソーシャルレンティングなど幅広く利用しています。その2017年9月の運用状況をまとめてみました。FX専用口座:FXのみの方はコチラ証券総合口座:CFD取引・FX・株式など多分野取引の方はコチラ
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くりっく株365とCFD取引口座比較 2017年版

人気上昇中のくりっく株365を始めとしてCFD取引の人気が高まっています。取引条件も2016年から変化してきています(参考記事:くりっく株365とCFD取引 2016年比較)。昨年同様にくりっく株365手数料最安値グループの岡三オンライン証券くりっく株365口座とGMOクリック証券CFD取引口座で日経225とNYダウの取引条件比較をしてみました。
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15日のドル円相場ときょうのひとこと(9/18 月)

0915.PNG  
 
 ----------9/15ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.234
HI 111.334
LO 109.541
CL 110.842
 
東京市場は、北朝鮮のミサイル発射を受けて109.541まで急落したが、前回と同じくコース(のちに飛行距離が前回より長かったことが判明したが)であった事などから深刻視されず、条件反射的なドル売り円買いが一巡すると早々に発射前の水準に持ち直した。午後に入ると株高の流れに乗って110.70円台まで上昇した。欧州市場でも、ロンドンの地下鉄テロ騒動には動じる事なく続伸。ブリハ英MPC委員のタカ派発言を受けてポンド円が急伸した事もあって111.334円まで円売り主導で上昇した。NY市場では小売売上高が予想外に減少した事で111円台を割り込み110.60円前後まで反落。その後も鉱工業生産が予想に反して減少したが、指標の悪化はハリケーンによる一時的ものとの見方もあってドル売りは続かなかった。その後は、米国株が上昇する中、111円台に戻したが、週末らしく買い戻しも続かず110.80円台で取引を終えた。
 
-----------9/15主な出来事----------------------------
 
07:01 北朝鮮がミサイルを発射-NHK
 
16:44 ロンドン西部の地下鉄で爆発
 
17:50 ブリハ英MPC委員
「今後数カ月以内に利上げが必要となる可能性」
 
18:00(ユーロ圏) 7月貿易収支(季調前)+232億EUR
前回+266億EUR
 
21:30(米) 9月NY連銀製造業景況指数24.40
前回25.20
予想18.00
 
21:30(米) 8月小売売上高 (前月比)-0.2%
前回+0.6%→+0.3%
予想+0.1%
 
(米) 8月小売売上高 (前月比:除自動車)+0.2%
前回+0.5%→+0.4%
予想+0.5%
 
 
22:15(米) 8月鉱工業生産 (前月比)-0.9%
前回+0.2%→+0.4%
予想+0.1%
 
22:15(米) 8月設備稼働率76.1%
前回76.7%→76.9%
予想76.7%
 
23:00(米) 9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報95.3
前回96.8
予想95.0
 
23:00(米) 7月企業在庫 (前月比)+0.2%
前回+0.5%
予想+0.2%
 
------------9/15株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 19909.50 +102.06
英FT100  7215.47  -79.92  
独DAX   12518.81  -21.64  
NYダウ  22268.34 +64.86
 
日10年債利回り:0.015%  -0.020
独10年債利回り:0.433% +0.020
英10年債利回り:1.309% +0.079
米 2年債利回り:1.380% +0.019
米10年債利回り:2.202% +0.018
 
NY原油 49.89ドル ±0.00
NY金 1325.20ドル -4.10
 
------------9/18きょうの注目材料---------------------
 
 <国内>
敬老の日の祝日で休場
 
<海外>
08:01    英9月ライトムーブ住宅価格
18:00    ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)改定値
21:30    カナダ7月国際証券取引高
23:00    米9月NAHB住宅市場指数
23:30    ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
24:00    カーニーBOE総裁、講演
29:00    米7月証券投資動向
 
------------9/18きょうのひとこと----------------------
 
北朝鮮のミサイル発射や英地下鉄テロに市場が動じる様子は見られませんでした。15日早朝のミサイル発射を受けた円買いはアルゴリズムによる文字通りの「機械的」な動きだった模様です。北朝鮮の行為はあくまでも挑発に過ぎず米国が先制攻撃に動かない限り大事には至らないというのが「人間的」な見方のようです。こうした市場の動きには心強さを感じます。ただし、市場を暗転させるのは、いつの世も「人間的」な意味での「慣れ」であるという点も忘れてはいけないのでしょう。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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くりっく株365とは・・サヤ取り・配当相当額派から見た有用性

サヤ取りの中身に入るために、くりっく株365についておさらいをしておきましょう。くりっく株365は現状レバレッジ90倍くらいの売買も可能な状況になっています。でも、だからといっていつも高レバレッジ取引が出来るわけではありません。まずは、仕組みをしっかりと理解しておく必要があります。今回初めての方は、最初から読み直すことをお勧めいたします。NYダウ配当金生活 当初の予定と運用記録くりっく株365サヤ取り2018 連載バックナンバー
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米ドル/円は北朝鮮ミサイル発射でも押し目 限定的。年内の上値目標は115~116円!

■米ドルは下げ一服、切り返しの兆しが見られる 前回の本コラムでは、さらなる米ドルの全面安に懐疑的な見方を示した。
【参考記事】
●さらなる米ドル全面安に懐疑的な2つの理由とは? でも、逆張りの米ドル買いも危険(2017年9月8日、陳満咲杜)
 まだ初歩的な段階にすぎないが、結果的に先週末(2017年9月8日)の安値トライが目先の底であることが示唆され、今週(9月11日~)の週明けから米ドルは下げ一服、また、切り返しの兆しが見られる。
ドルインデックス 4時間足(出所:Bloomberg)
 先週(9月4日~)の続落、また安値更新は、北朝鮮の核実験がもたらした地政学リスクの強まりや、ハリケーンの損害が米利上げ観測の後退につながったことなど、諸要素の重なりによって引き起こされた結果といえる。
 が、2017年年初来、ほぼ一本調子の急落を果たしてきただけに、売られすぎの極みで、いわゆるベア(下落)トレンドのクライマックスを迎えていたことは見逃せない。
 そもそも、先週末(9月8日)の安値で計算すれば、2017年年初来、米ドルの下落幅はすでに11%に達していたことがわかる。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
 それは、1985年のプラザ合意以来、最も悪いパフォーマンスだ。あのブレトンウッズ体制が崩壊した1973年でさえ、10%の下落に留まったことから考えると、いくら何でも2017年年初来の米ドル安が行きすぎであったことを悟れるのではないだろうか。
 2017年年末まで、あと3カ月半もあるから、米ドル安の進行が今のスピードを保つなら、それこそプラザ合意の1985年を超える下落幅を達成してしまう。
■さらなる米ドル売りの可能性が小さくなったとする理由とは? しかし、米利上げサイクルにあり、また、米国株が上昇し続けている状況において、1985年を超える米ドル安の進行があれば(有事の米ドル売りと言われているが)、まさに「非常事態」というほかあるまい。
 仮に、このような米ドル安継続の市況があれば、今回は「逆プラザ合意」、すなわち米ドル安を阻止する国際協力体制が構築されてもおかしくなかろう。
 当然のように、「相場は理外の理」、また、「相場のことは相場に聞け」と言われるように、市場における値動きの形成にはそれなりの理由があり、ここまで米ドルが売られてきたのにも当然わけがあった。
 しかし、今一度見直せば、さらなる米ドル売りの可能性がだいぶ小さくなったのもおわかりいただけるかと思う。
 まとめてみれば、米ドル売りを仕掛ける投機筋の動機は…
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今夜の注目材料は?9/15

 東京市場のドル/円は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射すると109.50円台まで急落しましたが、売りが一巡すると110円台を回復。午後には、日経平均株価が上げ幅を拡大する中、110円台半ばまで反発しています。欧米市場の展開が気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
 
9/15(金)
17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演
17:50   ブリハ英MPC委員、講演
18:00   ユーロ圏7月貿易収支
21:30☆ 米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数
21:30☆ 米8月小売売上高
22:15☆ 米8月鉱工業生産指数
22:15   米8月設備稼働率
23:00☆ 米9月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
23:00   米7月企業在庫
-----   ユーロ圏財務相会合
-----   EU非公式財務相会合
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜は、米重要統計の発表が続きます。中でも注目度が高い8月小売売上高は、総合指数こそ前月比+0.1
%に伸びが減速(前回+0.6%)する見通しですが、変動が激しい自動車売上げを除いた指数は前回に続き
+0.5%の高い伸びが見込まれています。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて、米8月小売
売上高をはじめとする重要統計の結果が、北朝鮮のミサイル発射よりも市場に強いインパクトを与える事
になるでしょう。
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(9/15 金)

WS001077.JPG  
 
 
----------9/14ドル円相場概況---------------------
 
OP 110.462
HI 111.039
LO 110.066
CL 110.267
 
東京市場は、110.70円台まで買いが先行するも、北朝鮮がミサイル発射準備との報道を受けて失速。午後は110.40-50円台でもみ合った。欧州市場は110.30円台まで小緩んだが、英中銀の早期利上げ観測が浮上すると、低金利の円を売る動きが強まり110.60円台に持ち直した。NY市場に入りCPIが上ブレすると111.039円まで上昇して月初来高値を更新。しかし、CPIを受けて2.22%台まで上昇していた米10年債利回りが、北朝鮮のミサイル発射準備の(再)報道を受けて急低下すると、ドル円も失速。引けにかけても、北朝鮮リスクを避けようと断続的にドル売り円買いが出て110.20円台へと反落して取引を終えた。
 
-----------9/14主な出来事----------------------------
 
 
10:30 (豪) 8月就業者数 +5.42万人 
前回+2.79万人→+2.93万人
予想+2.00万人 
 
10:30 (豪) 8月失業率 5.6% 
前回5.6% 
予想5.6%
 
11:00 (中国) 8月鉱工業生産 (前年比) +6.0%
前回+6.4% 
予想+6.6%  
 
11:00 (中国) 8月小売売上高 (前年比)  +10.1%
前回+10.4% 
予想+10.5% 
 
16:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75% に維持
 
20:00 (英) BOE政策金利を0.25% 二維持
 (英) BOE議事録
・政策金利は7対2で据え置き
・サンダース氏、マカファーティー氏が利上げを主張
・経済が引き続き成長し、インフレ圧力が上昇し続ければ、今後数カ月以内に利上げを実施する必要
 
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00%に維持
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 28.4万件
前回29.8万件 
予想30.0万件  
 
21:30 (米) 8月消費者物価指数 (前月比) +0.4%
前回+0.1% 
予想+0.3%  
(米) 8月消費者物価指数 (前年比) +1.9%
前回+1.7% 
予想+1.8%  
(米) 8月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7%
前回+1.7% 
予想+1.6%  
 
21:30 (加) 7月新築住宅価格指数 (前月比) +0.4% 
前回+0.2% 
予想+0.4% 
 
24:30 カーニーBOE総裁「自分も向こう数カ月で金融緩和縮小を見込んだ1人」
 
------------9/14株式・債券・商品----------------------
 
WS001078.JPG 
 
------------9/15きょうの注目材料---------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
16:00   ビスコ・イタリア中銀総裁、講演
17:15   ラウテンシュレーガーECB理事、講演
17:50   ブリハ英MPC委員、講演
18:00   ユーロ圏7月貿易収支
21:30   米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数
21:30   米8月小売売上高
22:15   米8月鉱工業生産指数
22:15   米8月設備稼働率(予想:76.7%)
23:00   米9月消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:95.0)
23:00   米7月企業在庫(予想:前月比0.2%)
-----   ユーロ圏財務相会合(タリン)
-----   欧州連合(EU)財務相理事会(タリン、16日まで)
 
------------9/15きょうのひとこと----------------------
 
今朝7時前後にまたしても北朝鮮が東北・北海道方面に向けてミサイルを発射しました。これを受けてドル円は一時109.50円台に差し込みましたが、5・10日の仲値買いの力も借りて、発射前の水準である110.20円台に戻しています。1.昨日来の報道で発射がある程度想定されていた、2.規模やスケールが前回並み、3.実際の被害は出ていない様子、などが下げ渋りの背景と思われます。
 
本日もよろしくお願いいたします。
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ヒロセ通商スワップポイント動向 2017年9月

毎日、スワップ金利サヤ取り(異業者両建)のためのスワップポイント比較を作成しています。毎日のように目立つのがヒロセ通商です。一部の通貨で際立つ高スワップポイントを提供し続けているため、どこかの通貨では必ず1位となっています。その最近の傾向などについてまとめました。ヒロセ通商 体験談と評価
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ドル/円下げ止まりを示唆するサインとは? ユーロ/円は中期的に140円を目指す動きに

■先週までのマーケットはリスクオフ一色だった みなさん、こんにちは。
 先週、9月8(金)までのマーケットはリスクオフ一色。
・9月9日(土)は北朝鮮の建国記念日
・9月11日(月)は米国の同時多発テロがあった日
・9月11日(月)は国連安保理で北朝鮮への制裁決議
 そのため、9月8日(金)はリスクオフ一色となりました。
 米ドル/円は、節目の108.00円を抜けて一時107.32円まで急落し、警戒モード一色で週末を迎えます。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■週明け以降も北朝鮮は動かず…。ドル/円は110円台後半へ しかし、週を明けても北朝鮮からのアクションはなし。
 9月11日(月)も何も起こらず…。そうした中、国連安保理で北朝鮮への制裁決議案は全会一致で採決されました。
 内容は中国、ロシアに譲歩したことでかなり融和的になっており、骨抜きという見方もありますが、全会一致で採決されたことは大きな進歩。
 これで北朝鮮が何か起こせば、制裁をもっと強化する流れになるのでしょう。
 結果、米ドル/円の108.00円割れは「陰の極」となり、107円台は9月8日(金)の欧米市場のみで示現したものとなりました。
 そして、今週(9月11日~)の東京市場ではギャップアップとなり、東京市場の参加者は107円台を見ることなく反発。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
 その後の米ドル/円は、押し目らしい押し目もなく続伸し、一時110.73円まで急伸しています。
■米ドル/円が下げ止まったことを示唆する2つの理由 この一連の流れは、米ドル/円の下落トレンドのいったんの終焉を意味します。
 まず、(1)ベアトラップ(※)です。
(※編集部注:「ベアトラップ」とは、安値を更新して下落トレンド継続になると思われたのに、それが反転上昇すること)
 米ドル/円は、2017年を通してマーケットが何度トライしても割り込めなかった108.00円という重要な節目をいったん割り込んだのですが、週超えではギャップアップして108円台でスタート。
 これがベアトラップとなり、米ドル/円は下げ止まったことを意味します。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
 次に、(2)アイランドリバーサル(※)です。
(※編集部注:アイランドリバーサルとは、窓を開けた後に相場が反転し、再び窓を開けて元の水準へ戻った際に形成される「離れ小島」の様な形のこと)
 前述のように、9月8日(金)の欧米市場でのみ示現した米ドル/円の107円台ですが、週明け(9月11日)のマーケットが108円台で始まったため、107円台は「離れ小島」に。典型的なアイランドリバーサルとなり、ボトムアウトを示唆しています。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
 この2点から、米ドル/円は108.00円レベルで当面ボトムアウト。
 米ドル/円は米税制改革の行方が好転していることからも…