----------10/17ドル円相場概況--------------------- OP 112.159HI 112.475LO 112.036CL 112.197 東京市場のドル円は、仲値公示に向けて112.30円台まで買いが先行するも後が続かず。とはいえ111円台に差し込むでもなく112円台前半でもみ合った。欧州市場も同様の展開となり112.10-20円台で膠着。NY市場では長期金利の上昇と共に112.475円まで上昇したが、金利が上げ幅を縮めると112.10円台に押し戻されるなど、方向感なく推移。NYダウが23000ドルの大台に乗せて史上最高値を更新したが、強い円売り材料にはならなかった。 -----------10/17主な出来事---------------------------- 06:45 (NZ) 7-9月期消費者物価指数 (前年比) +1.7% +1.8% +1.9% 09:30 RBA議事要旨「他国の利上げに向けた動きは歓迎すべきことだが、豪政策設定に機械的に影響を及ぼすことはない」「豪ドルのさらなる『大幅』上昇は、成長・インフレ鈍化につながる可能性がある」 17:30 (英) 9月消費者物価指数 (前年比) +3.0%前回+2.9% 予想+3.0% (英) 9月小売物価指数 (前年比) +3.9% 前回+3.9% 予想+4.0% (英) 9月生産者物価指数 (前年比) +3.3%前回+3.4% 予想+3.3% 17:35 ラムスデンBOE副総裁「数ヶ月以内の利上げに賛成票を投じる準備はできていない」
18:00 (独) 10月ZEW景気期待指数 17.6前回17.0 予想20.0 (ユーロ圏) 10月ZEW景気期待指数 26.7 前回31.7 18:00 (ユーロ圏) 9月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) +1.5% 前回+1.5% 予想+1.5% 18:30 テンレイロMPC委員「11月の会合で利上げに賛成票を投じる準備はできていない」「インフレ圧力が増せば、数カ月以内に賛成票を投じる可能性」 19:30 カーニーBOE総裁「雇用創出と成長を後押しする必要性と、目標を上回る可能性があるインフレ率との間でバランスを取らなくてはならない」 21:30 (米) 9月輸入物価指数 (前月比) +0.7%前回+0.6% 予想+0.6% 22:15 (米) 9月鉱工業生産 (前月比) +0.3%前回-0.9%→-0.7%予想+0.3% (米) 9月設備稼働率 76.0%前回76.1%→75.8%予想76.2% 23:00 (米) 10月NAHB住宅市場指数 68前回64 予想64 29:00 (米) 8月対米証券投資 +672億USD前回+13億USD→+12億USD ------------10/17株式・債券・商品----------------------
------------10/18きょうの注目材料--------------------- <国内>10:30 櫻井日銀審議委員、あいさつ <海外>17:00 9月南アフリカ消費者物価指数17:10 ドラギECB総裁、講演17:30 9月英雇用統計18:00 8月ユーロ圏建設支出20:00 8月南アフリカ小売売上高20:45 プラートECB理事、講演21:00 ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁が討論21:30 8月カナダ製造業出荷21:30 9月米住宅着工件数21:30 9月米建設許可件数23:15 クーレECB理事、講演23:30 EIA週間原油在庫統計27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)---- 中国共産党大会開幕(北京) ------------10/18きょうのひとこと---------------------- 米金融政策に敏感な2年債利回りが約9年ぶりの水準に上昇したほか、NYダウ平均が史上最高値を更新するなど、ドル円には強い追い風が吹いていますが、ドル円はその追い風に乗る素振りをほとんど見せません。明確な理由は見つけられませんが、思い当たるとすればFRB議長人事の不透明感によるものなのかもしれません。WSJ紙によると候補は5人に絞られており、トランプ大統領はアジア歴訪(11月3日)前に決断するとの事です。イエレン(続投)、パウエル(昇格)、コーンのハト派議長誕生なら来年の利上げは3回以下にとどまる一方、タカ派のウォルシュもしくはテイラー議長が誕生なら利上げは4回以上になるとの観測を呼びそうです。 本日もよろしくお願いいたします。