昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/27 金)
----------10/26ドル円相場概況--------------------- OP 113.673HI 114.077LO 113.342CL 114.004 東京市場のドル円は、前日終盤にドルが売られた流れを継いで弱含みの展開となり、113.342円まで下落した。その後、欧州市場序盤にかけて113円台後半へ値を戻したが、ECB理事会を目前にして動意は盛り上がりを欠いた。NY市場ではユーロに対するドル高の影響もあって強含みの推移。米下院が予算決議案を可決したと伝わると欧州債の動きに連れて低下していた米国債利回りが上昇に転じた事から114円台を回復。114円台の重さを完全に払拭することはできなかったが下値も堅く114円ちょうど付近で取引を終えた。 -----------10/26主な出来事---------------------------- 06:45 (NZ) 9月貿易収支 -11.43億NZD前回-12.35億NZD→-11.79億NZD予想 -9.00億NZD 09:30 (豪) 7-9月期輸入物価指数 (前期比) -1.6% 前回-0.1% 予想-1.5% 16:30 (スウェーデン) スウェーデン中銀政策金利を -0.50% に維持 17:00 (ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利を 0.50%に維持 18:30 (南ア) 9月生産者物価指数 (前年比) +5.2%前回+4.2% 予想+4.9% 20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00%に維持 21:30 (米) 新規失業保険申請件数 22.2万件(22.3万件) 23.5万件 23.3万件 21:30 (米) 9月卸売在庫 (前月比) +0.9%(+0.8%) +0.4% +0.3% 23:00 (米) 9月中古住宅販売保留件数指数 (前月比) -2.6%(-2.8%) +0.5% 0.0% 20:45 (ユーロ圏) ECB政策金利を 0.00%に維持ECB声明「来年1月から9月まで債券買い入れを月額300億ユーロに減額」「必要ならばQEの期間や規模を拡大する選択肢を残す」「QEの終了後も長期にわたって保有債券の償還元本を再投資する」 21:30 ドラギECB総裁会見「十分な量的緩和は依然として必要」「コアインフレが持続的に上昇する兆候はまだみられない」「経済見通しの達成にはECBのサポートが必要」 24:05 米下院、18年度予算決議案を可決 ------------10/26株式・債券・商品----------------------
------------10/27きょうの注目材料--------------------- <国内>08:30 9月全国消費者物価指数08:30 10月東京都区部CPI <海外>09:30 7-9月期豪生産者物価指数15:00 9月独輸入物価指数15:45 10月仏消費者信頼感指数16:15 プラートECB理事、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演19:45 アンジェローニECB顧問、講演20:00 バイトマン独連銀総裁、講演21:30 米7-9月期米GDP速報値21:30 米7-9月期個人消費速報値23:00 10月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値 ------------10/27きょうのひとこと---------------------- トランプ米大統領肝煎りの税制改革法案が年内に実現する可能性が出てきました。昨日、米下院は2018年度予算決議案を僅差で可決(上院は通過済み)。税制改革法案の可決には、通常、上院の5分の3の賛成が必要ですがこの予算決議案が成立したことで、過半数の賛成で可決できるようになりました。なお、ホワイトハウスはトランプ大統領は減税や雇用の創出を常に優先課題としていて、今後、議会とのさらなる協力を期待している」との声明を発表。税制改革の関連法案の年内成立に向けて意欲を示しました。 本日もよろしくお願いいたします。