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FX確定申告2018年 書類記入編
前回までで確定申告の準備は完了です。FX確定申告2018 準備編人にもよりますが、私はこの準備が一番時間がかかります。準備が終わり、確定書類記入段階となれば「最後の仕上げ」という気分でやっています。では、始めさせていただきます。
米長期金利上昇で米ドル下げ一服。 ユーロ/円、英ポンド/円は大幅上昇も!?
■米長期金利上昇で、米ドルの下げ一服 米ドルは米長期金利(10年物国債利回り)次第、といった見方を繰り返し指摘してきたとおり、米長期金利が上昇してきたところで、米ドル全体も下げ一服、また、米ドル/円も反発してきた。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
最近の米ドル全体の軟調は、米感謝祭に伴うポジション調整という側面も強かったが、基本的には米長期金利が再び2.3の節目直前まで反落してきたところが大きかったと思う。
しかし、11月29日(水)の大陽線が示していたように、米長期金利の「底割れ」のリスクは後退し、さらに上昇波に復帰している公算が高まっている。
11月17日(金)の本コラムでも言及したように、米長期金利の日足には、「三尊天井(※)」の疑いがあった。
(編集部注:「三尊天井」とは、チャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。仏像が3体並んでいるように見えるために「三尊」と呼ばれている)
【参考記事】
●米ドル高値トライ「三度目の正直」は失敗なのか? 米長期金利から真相を読み解く!(2017年11月14日、陳満咲杜)
■三尊天井の可能性ありから、一転ダブルボトムの可能性 しかし、11月29日(水)の大陽線、また、昨日(11月30日)の続伸から考えて、少なくともその可能性は後退しているから、これからさらなる上放れを期待できるとみる。この場合、11月における2回の安値トライは「ダブル・ボトム」と見なされ、調整波の一巡が有力視される。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(再掲載)(出所:Bloomberg)
大事なのは、米長期金利は米国債市場における取引で決定されるしくみなので、長期金利自体もテクニカル分析が通用するものであるということだ。
その上、米長期金利が市場の取引によって上昇傾向にある限り、米ドルの2017年年初来の下落に対する切り返しもなお途中であり、早期終焉もなかろうといったロジックが展開できよう。このロジックが正しければ、ドルインデックスの反落はあっても限定的で、また再度切り返してくることだろう。
■ドルインデックスは重要なサポートゾーンで下げ止まった 実際、ドルインデックスは重要なサポートゾーンである92半ばにて下げ止まり、ここから切り返していく公算は高いと思われる。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
2017年年初来、米ドルが急落してきた分、それに対する修正(反騰)も一直線にはいかないから、反落があった方が、より健全な上昇波につながる側面も大きいかと思う。
■ユーロ/米ドルの切り返しも米長期金利低下に連動した値動き トランプ政権のゴタゴタ(最近は国務長官の更迭)や米税制改革案審議に関する報道や推測、そして、北朝鮮問題などの材料でこれまでは米ドルを買いにくい側面もあったが、ユーロ/米ドルの切り返しが強かったのも、前述の米長期金利の低下と連動した値動きとみる。
足元で米長期金利が切り返してきた以上、ユーロ/米ドルの切り返しもそろそろ一服してくるのではないだろうか。再度高値更新を果たせなければ、ユーロ/米ドルの日足では、新たな「三尊天井」が形成されてもおかしくないから、要注意だ。
ユーロ/米ドル 日足(出所:Bloomberg)
とはいえ、ユーロ/米ドルの頭打ちがあっても、だいぶ切り返してきた分、ベア(下落)トレンドへ復帰するには時間がかかることも容易に想定される。
一方、米ドル/円は111円の節目を守り、底割れを回避しながら、過大となった円売りポジションの「振り落とし」を果たし、これからむしろ「身軽」になって高値に再トライしやすい環境が整いつつあるのではないかと推測される。
このような見方や推測が正しければ…
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
最近の米ドル全体の軟調は、米感謝祭に伴うポジション調整という側面も強かったが、基本的には米長期金利が再び2.3の節目直前まで反落してきたところが大きかったと思う。
しかし、11月29日(水)の大陽線が示していたように、米長期金利の「底割れ」のリスクは後退し、さらに上昇波に復帰している公算が高まっている。
11月17日(金)の本コラムでも言及したように、米長期金利の日足には、「三尊天井(※)」の疑いがあった。
(編集部注:「三尊天井」とは、チャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。仏像が3体並んでいるように見えるために「三尊」と呼ばれている)
【参考記事】
●米ドル高値トライ「三度目の正直」は失敗なのか? 米長期金利から真相を読み解く!(2017年11月14日、陳満咲杜)
■三尊天井の可能性ありから、一転ダブルボトムの可能性 しかし、11月29日(水)の大陽線、また、昨日(11月30日)の続伸から考えて、少なくともその可能性は後退しているから、これからさらなる上放れを期待できるとみる。この場合、11月における2回の安値トライは「ダブル・ボトム」と見なされ、調整波の一巡が有力視される。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(再掲載)(出所:Bloomberg)
大事なのは、米長期金利は米国債市場における取引で決定されるしくみなので、長期金利自体もテクニカル分析が通用するものであるということだ。
その上、米長期金利が市場の取引によって上昇傾向にある限り、米ドルの2017年年初来の下落に対する切り返しもなお途中であり、早期終焉もなかろうといったロジックが展開できよう。このロジックが正しければ、ドルインデックスの反落はあっても限定的で、また再度切り返してくることだろう。
■ドルインデックスは重要なサポートゾーンで下げ止まった 実際、ドルインデックスは重要なサポートゾーンである92半ばにて下げ止まり、ここから切り返していく公算は高いと思われる。
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
2017年年初来、米ドルが急落してきた分、それに対する修正(反騰)も一直線にはいかないから、反落があった方が、より健全な上昇波につながる側面も大きいかと思う。
■ユーロ/米ドルの切り返しも米長期金利低下に連動した値動き トランプ政権のゴタゴタ(最近は国務長官の更迭)や米税制改革案審議に関する報道や推測、そして、北朝鮮問題などの材料でこれまでは米ドルを買いにくい側面もあったが、ユーロ/米ドルの切り返しが強かったのも、前述の米長期金利の低下と連動した値動きとみる。
足元で米長期金利が切り返してきた以上、ユーロ/米ドルの切り返しもそろそろ一服してくるのではないだろうか。再度高値更新を果たせなければ、ユーロ/米ドルの日足では、新たな「三尊天井」が形成されてもおかしくないから、要注意だ。
ユーロ/米ドル 日足(出所:Bloomberg)
とはいえ、ユーロ/米ドルの頭打ちがあっても、だいぶ切り返してきた分、ベア(下落)トレンドへ復帰するには時間がかかることも容易に想定される。
一方、米ドル/円は111円の節目を守り、底割れを回避しながら、過大となった円売りポジションの「振り落とし」を果たし、これからむしろ「身軽」になって高値に再トライしやすい環境が整いつつあるのではないかと推測される。
このような見方や推測が正しければ…
+155,480円 くりっく株365NYダウだけ高等現象再発生中 思わぬ恩恵に感謝
くりっく株365のNYダウだけが突出して高くなる現象が再び起きています。NYダウ買いポジション保有者には有難い状況です。お蔭でくりっく株365サヤ取りポジションも利益圏に入ってきたので、一旦決済しております。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
FX積立2017年12月 豪ドル円買いレバレッジ2倍で実行
2017年12月のFX積立を本日実行しています。今月はレバレッジ2倍です。豪ドル円は、11月に比べれば下がってきています。2017年の値動きの中ではかなりしっかりとした下げですので、このチャンスにもう少し買っておきたいところではあります。でも、保有ポジションの買い平均値からみるとまだまだ下げが足らない気がするのです。そのため、大きく買う水準ではないと判断してレバレッジ2倍の買いに抑えた次第です。もう少し下げがあるかもしれないので、下げ相場に備えて貯めておいた積立金40万円分の買いも本日はしていません。この部分はあまり欲張ると買えずじまいともなりかねないので欲張りはほどほどにします。もうちょっとだけ下げたらいく予定です。SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況
米ドル/円は、113円台を目指して反騰か! 背景に4つの好材料と売られ過ぎのサイン
■好調な経済指標。12月FOMCでの利上げは、ほぼ確実 この1週間は、米国でいくつかの注目材料が出てきたので、それを1つずつ紹介していきたいと思います。
まず、経済指標です。
11月29日(水)に発表された、2017年7~9月期の米GDP(国内総生産)・改定値は、実質の伸び率が前期と比べて年率で+3.3%と、速報値の+3.0%から上方修正され、米国経済の好調さを印象づけるものとなりました。
米GDPの推移(前期比年率)(出所:Bloomberg)
さらに同日、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言で、「健全な労働市場を維持し、物価上昇率を目標とする年2%に安定させるためには、緩やかな利上げが適切だ」と述べ、12月12日(火)~13日(水)に行われる予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)での0.25%の利上げが、ほぼ確実になりました。
(FRBのデータを基にザイFX!が作成)
■パウエル次期FRB議長は、金融引締め継続へ イエレンFRB議長は今回の任期(~2018年2月)で退任し、後任はジェローム・パウエル現FRB理事に決定しました。
パウエル氏は、米上院での公聴会で次のように述べています。
「金利と保有資産の規模を正常化させるときだ。4.1%という失業率と力強い経済成長を踏まえると、極めて低い金利は適切ではない。徐々に引き上げていく。緩やかな利上げは米経済の回復を維持する最良の方法だ。12月に利上げする条件は整った。保有資産は現在の約4.5兆ドルから小さくなるが、金融危機前の水準よりは大きくなる。試算の規模が安定するには3~4年かかり、2.5兆ドル~3.0兆ドルになると考えている」
この発言を受けて、来年(2018年)以降も金利、量ともに、金融引締めが継続されるという方針がはっきりしました。
【参考記事】
●次期FRB議長は誰? そしてドル/円は…!? 雇用の最大化をめざすとなぜ通貨安になる?(10月30日、西原宏一&大橋ひろこ)
■税制改正の審議は、いよいよ佳境。成立は目前 最後は、税制改正です。トランプ政権と共和党が実現を目指している税制改正について、下院と上院でそれぞれ法案が発表されました。それぞれに若干の違いはあるものの、基本的なポイントは同様となっています。
その中でも、特に法人税の引き下げと、現在、海外に滞留している利益への税率引き下げが大きなポイントです。
特に、海外に滞留している利益への税率引き下げが実現すると、大量の米ドル買いが発生して、米国に資金が流れ込む可能性が出てくるので、米ドルにとっては好材料です。
【参考記事】
●ドル/円はポジション調整狙った戻り売り。でも、感謝祭後はドル高と考える理由は?(11月14日、バカラ村)
下院では、すでに本会議で法案が決議されているほか、上院では、現在、まさに本会議の審議に入っています。今の米国の議会の状況を見ると、成立する可能性がかなり高まってきています。
以上、4点指摘しましたが、いずれも米ドルにとっては好材料…
まず、経済指標です。
11月29日(水)に発表された、2017年7~9月期の米GDP(国内総生産)・改定値は、実質の伸び率が前期と比べて年率で+3.3%と、速報値の+3.0%から上方修正され、米国経済の好調さを印象づけるものとなりました。
米GDPの推移(前期比年率)(出所:Bloomberg)
さらに同日、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長が議会証言で、「健全な労働市場を維持し、物価上昇率を目標とする年2%に安定させるためには、緩やかな利上げが適切だ」と述べ、12月12日(火)~13日(水)に行われる予定のFOMC(米連邦公開市場委員会)での0.25%の利上げが、ほぼ確実になりました。
(FRBのデータを基にザイFX!が作成)
■パウエル次期FRB議長は、金融引締め継続へ イエレンFRB議長は今回の任期(~2018年2月)で退任し、後任はジェローム・パウエル現FRB理事に決定しました。
パウエル氏は、米上院での公聴会で次のように述べています。
「金利と保有資産の規模を正常化させるときだ。4.1%という失業率と力強い経済成長を踏まえると、極めて低い金利は適切ではない。徐々に引き上げていく。緩やかな利上げは米経済の回復を維持する最良の方法だ。12月に利上げする条件は整った。保有資産は現在の約4.5兆ドルから小さくなるが、金融危機前の水準よりは大きくなる。試算の規模が安定するには3~4年かかり、2.5兆ドル~3.0兆ドルになると考えている」
この発言を受けて、来年(2018年)以降も金利、量ともに、金融引締めが継続されるという方針がはっきりしました。
【参考記事】
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■税制改正の審議は、いよいよ佳境。成立は目前 最後は、税制改正です。トランプ政権と共和党が実現を目指している税制改正について、下院と上院でそれぞれ法案が発表されました。それぞれに若干の違いはあるものの、基本的なポイントは同様となっています。
その中でも、特に法人税の引き下げと、現在、海外に滞留している利益への税率引き下げが大きなポイントです。
特に、海外に滞留している利益への税率引き下げが実現すると、大量の米ドル買いが発生して、米国に資金が流れ込む可能性が出てくるので、米ドルにとっては好材料です。
【参考記事】
●ドル/円はポジション調整狙った戻り売り。でも、感謝祭後はドル高と考える理由は?(11月14日、バカラ村)
下院では、すでに本会議で法案が決議されているほか、上院では、現在、まさに本会議の審議に入っています。今の米国の議会の状況を見ると、成立する可能性がかなり高まってきています。
以上、4点指摘しましたが、いずれも米ドルにとっては好材料…
Brexitの清算金大筋合意で進展に期待! 英ポンド上昇で重要な節目突破なるか?
■ビットコイン急騰に金融市場は驚愕 みなさん、こんにちは。
FXとは違いますが、金融市場を驚愕させたのがビットコインの急騰。
11月27日(月)の「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」でビットコイン/円が100万円に到達したことをご紹介したのですが、その後、数日で120万円まで暴騰しました。
【参考記事】
●もしも黒田さんが日銀総裁を辞めたら…!? 生保買いがあっても米ドル/円は戻り売り!(11月27日、西原宏一&大橋ひろこ)
ビットコイン/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 日足)
ビットコインは、早ければ12月にもCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)への先物上場が控えていること。
そして、先週末(11月24日)にはビットコインから分裂した「ビットコインダイヤモンド」が誕生するなど、12月以降も5つ以上のフォーク(分裂)が予定されていることなどを受けて、フォークコインをもらいたい人がビットコインをロングにしている模様。
その後は急反落、急反発を挟んで高値圏で乱高下の状態。
ビットコイン/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 4時間足)
当面、ビットコインの動向にも注目ですね。
■米税制改革法案に市場は注目 為替マーケットの注目は、まず、米税制改革法案の行方。
本日(11月30日)にも、上院本会議で米税制改革法案が可決される見込み。
上下両院の法案一本化の一大作業が控えているものの、可決に向けて今週(11月27日~)のNYダウは、底堅い動き。
NYダウ 4時間足(出所:Bloomberg)
連れて、米ドル/円も調整で112.00円レベルまで反発しています。
米ドル/円 4時間足(出所:Bloomberg)
現在は、投票前の審議中。
投票が延期されれば可決されない見込みが高い、ということを意味するので米ドル売りへ。
個人的には逆に可決されても、セル・ザ・ファクトになると想定しています。
米ドル/円 4時間足 (出所:Bloomberg)
米ドル/円は、前回のコラムでもご紹介させていただいた111.00円(50%戻し=114.73円~107.32円)を終値ベースでブレイクできなかったことで調整入り。
【参考記事】
●米ドル/円は111円割れなら108円へ下落も! 不気味な米ドルの売り手の正体とは!?(11月24日、西原宏一)
前述の米税制改革法案が可決される見込みであることも、米ドルを底堅くさせています。
ただ、米税制改革法案に関しては、マーケットではかなり織り込み済みであるため、米ドル/円の上値は限定的だと想定しています。
29日の外国為替市場で…
FXとは違いますが、金融市場を驚愕させたのがビットコインの急騰。
11月27日(月)の「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」でビットコイン/円が100万円に到達したことをご紹介したのですが、その後、数日で120万円まで暴騰しました。
【参考記事】
●もしも黒田さんが日銀総裁を辞めたら…!? 生保買いがあっても米ドル/円は戻り売り!(11月27日、西原宏一&大橋ひろこ)
ビットコイン/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 日足)
ビットコインは、早ければ12月にもCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)への先物上場が控えていること。
そして、先週末(11月24日)にはビットコインから分裂した「ビットコインダイヤモンド」が誕生するなど、12月以降も5つ以上のフォーク(分裂)が予定されていることなどを受けて、フォークコインをもらいたい人がビットコインをロングにしている模様。
その後は急反落、急反発を挟んで高値圏で乱高下の状態。
ビットコイン/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 4時間足)
当面、ビットコインの動向にも注目ですね。
■米税制改革法案に市場は注目 為替マーケットの注目は、まず、米税制改革法案の行方。
本日(11月30日)にも、上院本会議で米税制改革法案が可決される見込み。
上下両院の法案一本化の一大作業が控えているものの、可決に向けて今週(11月27日~)のNYダウは、底堅い動き。
NYダウ 4時間足(出所:Bloomberg)
連れて、米ドル/円も調整で112.00円レベルまで反発しています。
米ドル/円 4時間足(出所:Bloomberg)
現在は、投票前の審議中。
投票が延期されれば可決されない見込みが高い、ということを意味するので米ドル売りへ。
個人的には逆に可決されても、セル・ザ・ファクトになると想定しています。
米ドル/円 4時間足 (出所:Bloomberg)
米ドル/円は、前回のコラムでもご紹介させていただいた111.00円(50%戻し=114.73円~107.32円)を終値ベースでブレイクできなかったことで調整入り。
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前述の米税制改革法案が可決される見込みであることも、米ドルを底堅くさせています。
ただ、米税制改革法案に関しては、マーケットではかなり織り込み済みであるため、米ドル/円の上値は限定的だと想定しています。
29日の外国為替市場で…
「FX場帳・グラフトレード 相場の見え方」・・・FXの相場観と羽生棋士の大局観の共通点
場帳・グラフを記入始めればすぐに相場の流れがわかるようになると考えている方は多いかもしれません。でも、相場の流れがみえるというのにも段階のようなものがあります。今回の記事は、場帳・グラフ記入を始めて半年くらいして何か変化が出始めてきたら読んで頂きたい内容としてまとめました。サヤすべり取り実践者の参考に少しでもなれば幸いです。
トライオートFX 豪ドル円買い 大底圏狙い設定追加
トライオートFXにて豪ドル円買いの新規設定を追加しています。その内容と思惑について記事にまとめました。トライオートFX検証ブログ 自動売買6つのメリット
ユーロ/米ドルは上昇トレンドに転換した のか?今後のECBの動向に要注目!
■ユーロ/米ドルは週足チャートでウェッジを下抜けして急落 今回はユーロ/米ドルの分析を行なう。まずは週足チャートからご覧いただきたい。
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
週足チャートに、長期のレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」を表示している。
ユーロ/米ドルは、2012年の安値1.20ドル台ミドルから、2014年の高値1.4000ドル近辺(高値は、「1.3990-95ドルレベル」)まで、上昇した。
この上昇は、サポート・ライン「紫の破線(太線)」に従っていた、と考える。
中長期のチャートで見ると、ユーロ/米ドルは、レジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」とサポート・ライン「紫の破線(太線)」で、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成していた、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、サポート・ライン「紫の破線(太線)」を割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
■重要なチャートポイント1.18ドル台半ばを下抜けしトレンド転換 ユーロ/米ドルは、大きく下落して、1.18ドル台ミドルの水平線「赤の破線(太線)」を割り込み、従来の安値を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは下落して、週足チャートに、「緑の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「緑の破線」の上限は1.17ドル台前半程度、下限は1.0350ドル近辺、と考える。
レジスタンス・ライン「ピンクの破線」を表示した。
そして、週足チャートを見てのとおりに、このレジスタンス・ライン「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」点灯の時点では、ボックス相場「緑の破線」が続いていた。
だから、ボックス相場「緑の破線」の上限(1.17ドル台前半程度)が、レジスタンス(上値抵抗)だったが、このレジスタンス(上値抵抗)を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
そして、1.18ドル台ミドルを上に抜けて、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。
重要なチャート・ポイント1.18ドル台ミドルを上に抜けたので、トレンド転換が起こり、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換した可能性が高い、と考えた。
■現在は上昇トレンドに転換したか否か様子見 8月末(8月29日)に、1.2000ドルを上に抜けたことで、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したことを確認した、と考えた。
ユーロ/米ドルは、高値1.2100ドル近辺(正確には、1.20ドル台後半)を付けたが、そこを天井にして、下落している。
それで、ボックス相場「茶色の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は1.2100ドル近辺、下限は1.0350ドル近辺、と考える。
このボックス相場「茶色の破線」が続いている場合は、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、断定できないことになる。
上述のとおりに、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、断定できない状態だが、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換した可能性を、否定する状況でもない。
ボックス相場「茶色の破線」の上限(1.2100ドル近辺)を、上にブレイクする場合には、改めて、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、確認する状況にある。
続いて、日足チャートをご覧いただき…
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
週足チャートに、長期のレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」を表示している。
ユーロ/米ドルは、2012年の安値1.20ドル台ミドルから、2014年の高値1.4000ドル近辺(高値は、「1.3990-95ドルレベル」)まで、上昇した。
この上昇は、サポート・ライン「紫の破線(太線)」に従っていた、と考える。
中長期のチャートで見ると、ユーロ/米ドルは、レジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」とサポート・ライン「紫の破線(太線)」で、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成していた、と考える。
そして、週足チャートを見てのとおりに、ユーロ/米ドルは、サポート・ライン「紫の破線(太線)」を割り込み、「三角保ち合い(ウェッジ)」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
■重要なチャートポイント1.18ドル台半ばを下抜けしトレンド転換 ユーロ/米ドルは、大きく下落して、1.18ドル台ミドルの水平線「赤の破線(太線)」を割り込み、従来の安値を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、ユーロ/米ドルは下落して、週足チャートに、「緑の破線」で示したボックス相場を形成した、と考える。
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「緑の破線」の上限は1.17ドル台前半程度、下限は1.0350ドル近辺、と考える。
レジスタンス・ライン「ピンクの破線」を表示した。
そして、週足チャートを見てのとおりに、このレジスタンス・ライン「ピンクの破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」点灯の時点では、ボックス相場「緑の破線」が続いていた。
だから、ボックス相場「緑の破線」の上限(1.17ドル台前半程度)が、レジスタンス(上値抵抗)だったが、このレジスタンス(上値抵抗)を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
そして、1.18ドル台ミドルを上に抜けて、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。
重要なチャート・ポイント1.18ドル台ミドルを上に抜けたので、トレンド転換が起こり、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換した可能性が高い、と考えた。
■現在は上昇トレンドに転換したか否か様子見 8月末(8月29日)に、1.2000ドルを上に抜けたことで、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したことを確認した、と考えた。
ユーロ/米ドルは、高値1.2100ドル近辺(正確には、1.20ドル台後半)を付けたが、そこを天井にして、下落している。
それで、ボックス相場「茶色の破線」を表示した。
ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は1.2100ドル近辺、下限は1.0350ドル近辺、と考える。
このボックス相場「茶色の破線」が続いている場合は、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、断定できないことになる。
上述のとおりに、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、断定できない状態だが、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換した可能性を、否定する状況でもない。
ボックス相場「茶色の破線」の上限(1.2100ドル近辺)を、上にブレイクする場合には、改めて、「下落トレンド」から「上昇トレンド」に転換したと、確認する状況にある。
続いて、日足チャートをご覧いただき…