ブログ

「暗黒時代に見えた希望」 FXオプション攻略2018版 ブログ

「暗黒時代に見えた希望」 FXオプション攻略2018版

今年2月よりFXオプションの活用実験を始めています。数ヶ月経って自分なりのやり方がまとまりつつあります。この数ヶ月の実験により、FXオプションを「FX取引のヘッジ手段」あるいは「独自の収益手段」として使っていけそうだという自信もついてきました。そこで、「FXオプションとはどういうものか」ということから、「どういうやり方で利益を出したりしていくの」かなどについて自分のための整理も含めてまとめていくことにしました。まずは、私のオプション取引との出会いから話を始めさせてください。
米中貿易戦争激化でも中国株以外はなぜ 安定?中国が早晩、妥協するとみる理由は? ブログ

米中貿易戦争激化でも中国株以外はなぜ 安定?中国が早晩、妥協するとみる理由は?

■米中対立が深まり、上海総合指数は大きく下落 米中の軋轢は拡大する気配を見せている。

 譲歩しない中国政府に対して、「話し合うより制裁措置の発動で対抗」というトランプ政権の強硬姿勢が鮮明になってきたから、これが世界金融市場にまた波乱をもたらしている。リスク回避の動きが深刻になってもおかしくないが、今のところ、大きな打撃を受けているのは中国株式市場だ。

 端午節の休場を経て、中国株式市場は6月19日(火)から取引をスタートさせたが、その当日、上海総合指数は一時、前日比マイナス5%超の暴落となり、2016年6月以来の安値を記録した。

上海総合指数 日足(出所:Bloomberg)

 下げはその後も続き、本日(6月22日)、また安値を更新したものの、現執筆時点ではやや持ち直し、やっと一服した模様。

 とはいえ、心理的な節目となる3000の大台をかなり下回った株価指数は、完全なベア(下落)トレンドの構造を露呈。これから2016年1月安値の2638を下回ってきてもおかしくないとみられるだけに、中国リスクが急速に浮上してきたと言える。

上海総合指数 週足(出所:Bloomberg)

 なにしろ、この2016年1月安値は2015年夏に発生した中国株の大崩壊後につけた安値だったので、同安値への再接近や安値割り込みがあれば、中国経済に深い影を落とすに違いないだろう。

 2015年の混乱と言えば、あの人民元ショックやそれがもたらした世界金融市場の混乱が記憶に新しい。今回は早くも世界同時株安を危惧する声が広がっているが、今のところ、大きな影響はみられていないから、市場関係者も一安心したところではないかと思う。

■ロス米商務長官は中国と全面対決の姿勢を打ち出した とはいえ、やはり、米中全面対決を懸念する声は多い。なにしろ、米中政府はともに強硬な態度を取り始め、少なくとも表面上の交渉は中断している模様なのだ。ここから衝突が一段と激化しかねない。

 中国から輸入される商品への関税引き上げ総額は、すでに公表された500億ドル以外に、これから2000億ドルでも4000億ドルでも追加して構わない、と意思表明したトランプ米大統領の発言と整合的に、昨日(6月21日)、ロス米商務長官はより厳しい発言をした。

 ロス氏は「関税、非関税双方を含む大規模な障壁を設ける貿易相手国が一段と苦痛を味わう環境を整える必要がある」と言い、中国に関しては「知的財産権の侵害や技術移転の強制、サイバーセキュリティー問題なども重なる」と警告、また、中国を強く牽制した。

ロス米商務長官は「一段と苦痛を味わう環境を整える必要がある」といったきっつ~い表現を使いながら、中国を強く牽制した。写真は2018年6月のセレクトUSA投資サミット時のもの。 (C)Bloomberg/Getty Images

 こういった全面対決の姿勢が打ち出されたことは、トランプ政権が対中闘争に勝てる自信ありとの意思を表明したとも受け取れるだろう。

 では、米国があの万能に見える中国共産党政権に勝てる勝算はどこにあるのか? その答えは昨日(6月21日)、ロス氏の発言にあり、また大きなヒントを得られるかと思う。

 まず、なんといっても…
貿易戦争を警戒してるのに米ドルはなぜ 安定している? 米ドル/円は需給に注目! ブログ

貿易戦争を警戒してるのに米ドルはなぜ 安定している? 米ドル/円は需給に注目!

■市場の関心事は今度は通商問題に 市場の関心事は、常に目まぐるしく変わります。

 「地政学リスク」から「金融政策」に注目が移ったと思えば、今度は「通商問題」です。

 ここ数日間は、他の材料に乏しい中、米国と中国間での貿易を巡る関税措置の対抗合戦が、貿易戦争につながるのではないかという懸念が広がって、米ドルの重しとなっています。

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 米ドルの金利が、主要国通貨の中で、もっとも高くなったということは、中期的な米ドル高の可能性を高くしていると、私は考えています。

【参考記事】

●金利環境を見れば当面、米国が一人勝ち!? 本邦M&A活況で米ドル高・円安相場に!(6月15日、今井雅人)

主要国の政策金利の推移(2015年~、カッコ内は現在の政策金利)※FRB、各国の中央銀行のデータを基にザイFX!が作成

 しかし、為替相場は、金利動向だけで動くことはありません。特に、地政学リスクや貿易摩擦などは、材料になりやすいです。

■出口は見えず。市場は不安定に… 今回は、米中の貿易摩擦が注目されるようになってきました。

 FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、「貿易摩擦が経済成長を脅かしかねない」との見解を示し、「調査先から投資や人材採用の延期決定について耳にしている。これは初めてのことだ」と、具体的な事例を挙げて説明しました。

 具体的な事例が出てくると、市場も反応しやすくなります。

【参考記事】

●ECBの利上げ期待剥落でユーロ急落! 米中貿易摩擦の激化は米ドル安要因に?(6月18日、西原宏一&大橋ひろこ)

 実は、米中の貿易摩擦の問題は、最近になって出てきた話ではなく、以前からわかっていました。

 しかし、本格的な貿易摩擦になるまでに、何らかの話し合いが行われ、ある程度の妥協案が出てくるのではないかという期待感がありました。

 しかし、中国は6月21日(木)に、トランプ米大統領による最新の関税警告が現実となった場合、中国としても反撃する用意があることを、改めて表明しています。

 まだまだ、この問題の出口が見えてきません。

 そのことが、市場を不安定にさせ、株式市場も軟調となり、米ドルも売らるという現象となっています。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 しかし、米ドルの下落幅は、それほど大きなものではなく、今のところ…
DMMFXデモコンテスト 豪華な賞品につられ、夏旅行を狙って参戦 ブログ

DMMFXデモコンテスト 豪華な賞品につられ、夏旅行を狙って参戦

DMMFXで豪華賞品の用意されたデモコンテストが始まりました。6月11日から始まっていて、知ってはいたのですがデモコンテストということもあり興味を持てず、中身をみていませんでした。2日前、賞品内容をみてビックり、あまりの豪華さにひかれての参戦でございます。DMMFX 詳細
17年間も続いたサポートを割れる寸前! 豪ドルはなぜヤバい?米中貿易戦争が影響? ブログ

17年間も続いたサポートを割れる寸前! 豪ドルはなぜヤバい?米中貿易戦争が影響?

■加熱する米中貿易戦争で日米の株価は? みなさん、こんにちは。

 今週(6月18日~)の日米の株価は乱高下しました。

 6月19日(火)の東京市場では、トランプ米大統領が2000億ドル規模の中国製品に対し、10%の追加関税を課すと警告。

 新たな関税の対象になる中国製品の特定をUSTR(米国通商代表部)に指示したと伝わったことで、米中貿易戦争の激化を懸念する売りが先行し、日経平均は、一時2万2167円まで急落しました。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 NYダウも、6月21日(木)まで7日続落。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 ただ、ナスダックが反発に転じると、日経平均も急反発するといったように、ボラティリティの高い状態が続いています。

 為替市場も同様。

 リスクオフ環境の中、一時109.55円まで急落していた米ドル/円ですが、当記事執筆時点で110.64円まで反発するなど、方向感のない流れになっています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

■商品市場やアジア株の下落。注目は上海総合指数 一方、他市場に目を移すと、米中貿易摩擦の加熱により、代表的な商品先物指数の1つ、CRB Index(ロイター・コアコモディティCRB指数)は急落。

CRB Index 日足(出所:Bloomberg)

 新興国市場も上値の重い展開となっています。

 注目は、上海総合指数です。

 米中貿易摩擦の悪化により、6月19日(火)の上海総合指数は、前日比3.8%安の2907で引けています。これは、2016年9月以来の3000割れです。

上海総合指数 週足(出所:Bloomberg)

 一連の商品指数の下落、アジア株の反落という流れで…
+22,200円 豪ドル円プット・オプション売り決済 その後の売買 ブログ

+22,200円 豪ドル円プット・オプション売り決済 その後の売買

FXオプションプレミアム取りポジションとして保有していた豪ドル円プット・オプション売りポジションを昨日決済しています。昨日記事FXオプションプレミアム取り検証その6を書いた時点では決済の予定はなかったのですが、決済に至った理由とその後の売買などについて記事にまとめました。