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日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は… ブログ

日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は…

■米ドル/円、日経平均が高値更新! 筆者の予想どおり、米ドル/円も日経平均も高値を更新している。

米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 日経平均は1991年以来の高値、実に27年ぶりの新高値である。高値更新を予想すること自体は大したことではなく、本来、誰にでもできるものであったが、懐疑的な論調が多かっただけに、巷ではサプライズと感じる向きもあったかもしれない。しかし、それだからこそ、足元の相場が正常であることを物語る。

■相場の本質を一言で言うなら「不確実性」 相場の本質を1つのキーワードで表すなら、間違いなく「不確実性」という言葉が最もふさわしいだろう。相場は常に変化し、また、常に市場参加者の判断や思惑を織り込んでいくから、常に不確実性を伴うものだ。

 しかし、個人投資家の多くは確実性を求める傾向が強いから、意見が分かれる時や、いわゆるファンダメンタルズ上の材料に惑わされる時などは、往々にして素直にトレンド・フォローに徹しきれず、また、トレンドに懐疑的になりがちだ。

 米中貿易戦争の激化や日米通商交渉懸念など、ファンダメンタルズ上の材料ばかりに気を取られていると、水準的な判断(高値前後で逆張りを仕掛ける)になりがちであり、ある意味では理解しやすい行動パターンだった。

■高値更新は逆張りのショート筋が踏みあげられた結果 ここで重要なのは、こういった逆張りの行動が、実はトレンドを加速させていく土台を作ったということだ。米ドル/円や日経平均の高値更新は、決してロング筋のみではなく、逆張りのショート筋の多くが踏み上げられた結果であることを理解していただきたい。

 だからこそ、前回のコラムにおいて、「米ドル/円に強気な筆者にとって、こういった見方や動きは大歓迎だ。なぜなら、トレンド自体に疑心暗鬼な者、また、逆張り派が多い時に限って、トレンド・フォローに徹すべきであり、トレンド・フォローのスタンスさえ間違っていなければ、自分のポジションと逆の見通しが多く語られる局面はむしろ安心できると思うからだ」と強調したのだ。

【参考記事】

●マスコミが「次回の大暴落は必至」と断言している間は安泰。円安・株高はまだ進む!(2018年9月21日、陳満咲杜)

 マスコミの論調も然り。「次回の大暴落は必至」と断言している間は安泰であり、円安・株高は逆に進みやすい、と判断したわけだ。相場の不確実性を理解できれば、これはもはや自明の理で、スタンスを維持する大きな根拠になることも言うまでもない。

 実際、FOMC(米連邦公開市場委員会)の無風通過があって、材料出尽くしで米ドル/円と日経平均の「セル・ザ・ファクト」の市況も一時的にあったが、それはたちまち修正され、また、高値更新したのもそのためである。

 FOMC前は日経平均も米ドル/円も売りが増加傾向にあり、FOMC後に一時的な下落があったため、さらなるショート筋の参入を誘ったに違いないが、結果的にはそれは典型的な「ダマシ」だった。

 要するに、「セル・ザ・ファクト」自体がダマシで、「セル・ザ・ファクト」の出尽くしを見込んだ「バイ・ザ・ファクト」こそ、正解であった。

 こういった説明がマクロ的で大きすぎるなら…
米国と他の先進国の金利差は今後も拡大。 米ドル/円は押し目買いのチャンス狙い! ブログ

米国と他の先進国の金利差は今後も拡大。 米ドル/円は押し目買いのチャンス狙い!

■リスクオンの株高・円安が継続 ここ1週間で、日経平均は堅調に推移し、一時、2万4000円の大台に乗せる動きを見せています。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 為替市場でも、全体的に円安傾向が続いています。

世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)

 その背景になるのが、ここのところのリスクオンムードの高まりです。

 これに関しては、前回、前々回の当コラムで紹介してきましたが、その流れは依然として、継続しているということです。

【参考記事】

●雲を上抜けた米ドル/円は113円を目指す! 対中関税第3弾発動でも市場はリスクオン?(9月21日、今井雅人)

●トルコ政策金利発表などの不安乗り切れば米ドル/円は「雲」を上抜け、113円が視野に(9月13日、今井雅人)

■米国の利上げは米ドルに有利な材料 足元の環境を、少し整理してみます。

 9月25日(火)~26日(水)に、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、市場の予想どおり、政策金利の0.25%引き上げが決定しました。

 これで、政策金利であるFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標は、2.00%~2.25%となりました。

※FF金利誘導目標の上限を掲載

※FRBのデータを基にザイFX!が作成

 米国は、先進国で唯一、政策金利の引き上げを継続してきており、他の先進国との金利差は、ますます拡大したことになります。

※日本の政策金利は短期政策金利の値を掲載

※FRB、各国の中央銀行のデータを基にザイFX!が作成

 これは、明らかに米ドルにとっては有利な材料です。

■金利差を背景にした米ドル買いはさらに優勢に そして、同時に公表されたメンバー全員による今後の見通しでは、年内(恐らく12月)にもう1回、そして来年(2019年)にあと3回の利上げを実施することが示唆されています。

2018年9月FOMCで示されたドットチャート(出所:FRB)

 また、今回から、現在の金融政策を「緩和的」と呼ぶことをやめました。つまり今後、ますます先進国との金利差は拡大していく可能性が高まったということです。

 とくに、日本は当面、利上げが実施される見通しがまったくない国であり、米ドル/円を考えてみると、金利差を背景にした米ドル買いというのは、中期的にはさらに優勢になっていく環境が整ったといえます。

 2つ目は、日米の通商交渉の行方です。今週(9月24日~)、安倍総理と…
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