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トラリピFX運用2018年10月状況
手数料無料化が始まったトラリピ口座、運用も堅調にスタートしています。派手な活躍は滅多にありませんが、きっちりとお金を増やしてくれる安定感がトラリピの良さですね。マネースクエア トラリピ検証中
FX底値狙い 失敗しても「お小遣い」が貰える? 不思議な戦略
下げ相場終盤とみられるとことなどで、「あと1円下げたら買いたい」と本気で思う事は誰にでもあります。今回の戦略はそういう時に有効に使えます。しかも、1円下で買えない場合でもお小遣いが貰えるという不思議なことが起きたりもします。では、始めさせていただきます。
5日のドル円ときょうのひとこと(10/8 月)
------------10/5ドル円相場-------------------------- 114円台の上値が重く、米雇用統計発表後は調整ムードに。 OP113.898 HI114.099 LO113.559 CL113.702 -----------10/5主な出来事---------------------------10:30 (豪) 8月小売売上高(前月比)+0.3% 前回0.0% 予想+0.2% 15:00 (独) 8月生産者物価指数(前月比) +0.3%前回+0.2% 予想+0.2% 15:00 (独) 8月製造業新規受注(前月比) +2.0%前回-0.9% 予想+0.5% 21:30 (加) 8月貿易収支+5.3億カナダドル 前回-1.1億カナダドル(-1.9億カナダドル) 予想-5.0億カナダドル 21:30 (加) 9月失業率 5.9%前回6.0% 予想5.9% 9月新規雇用者数+6.33万人 前回-5.16万人 予想+2.50万人 21:30 (米) 8月貿易収支-532億ドル 前回-501億ドル(-500億ドル) 予想-535億ドル 21:30 (米) 9月非農業部門雇用者数変化(前月比) +13.4万人前回+20.1万人(27.0万人) 予想+18.5万人 9月失業率 3.7%前回3.9% 予想3.8% 9月平均時給(前年比)+2.8% 前回+2.9% 予想+2.8% 9月平均時給(前月比)+0.3% 前回+0.4%(0.3%) 予想+0.3% 28:00 (米) 8月消費者信用残高(前月比) +201億ドル前回+166億ドル 予想+150億ドル ---------10/5株式・債券・商品----------------------- 日経平均 23,783.72▼191.90豪ASX 6,185.49△9.19上海総合 ----英FT 7318.54▼99.80独DAX 12111.90▼132.24NYダウ 26447.05 ▼180.43 日10年債利回り 0150%豪10年債利回り 2.714%英10年債利回り 1.722%独10年債利回り 0.573%米2年債利回り 2.880%△0.020 米10年債利回り 3.2328%△0.0458 NY原油 74.34ドル△0.01 NY金 1205.60ドル△4.00 ------------10/8きょうの注目材料---------------------<日本>体育の日で祝日特になし <海外>米国祝日(コロンブスデー)10:45 中国9月財新サービス業PMI 14:45 スイス9月失業率 15:00 ドイツ8月鉱工業生産 ------------10/8きょうのひとこと--------------------- きょうは日米ともに祝日のため、開店休業状態となりそうです。きょうのひとこともほぼ休業となります。 本日もよろしくお願いします。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html -------------------
ユーロ/円の値動きで今後の市況がわかる!? リスクオン継続で株高・円安の見通しは不変
■ドルインデックスは調整終了、上昇トレンド復帰か 前回のコラムにおいて、「ドルインデックスが9月安値をもって調整変動を完成」という可能性に言及した。今週以降(10月1日~)、米ドルの急伸でその可能性は一段と強まったと言える。
【参考記事】
●日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は…(2018年9月28日、陳満咲杜)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
上のチャート上に記しているように、2018年8月高値からの反落波は、典型的なジグザグ変動の構造をもって9月安値で底打ち、昨日(10月4日)の高値につながった。
重要なのは、いったん9月4日(火)高値(b)を突破したので、前述のジグザグ変動における途中の切り返しの頂点の再打診をもって、調整波の底打ちを証左したわけだ。
したがって、米ドル全体がまたブル(上昇)基調に復帰し、これから高値トライしやすいのではないかと思われる。
米ドルの対極として、ユーロの値動きはまったく逆なので、ユーロ/米ドルの構造も然り。
ユーロ/米ドル 日足(出所:IG証券)
9月までの切り返しで、調整(反騰)波自体のジグザグ変動を完成させ、その後、9月上旬の安値を割り込み、ベア(下落)トレンドへの復帰を示唆している。
なにしろ、9月4日(火)、10日(月)あたりの安値が、ジグザグ変動における途中の調整だったので、再度割り込んだ以上は、元のトレンド(ベア)に復帰した公算が大きいかと思われる。
■リスクオン・オフと米ドル全体の強弱に因果関係はない ところで、米ドルの上昇に懐疑的な向きがなお多く、その根拠もいろいろあるようだが、もっとも流行っている見方は、「やはり米長期金利の上昇で米国株が調整してくる可能性が大きいから、米国株の調整があれば、米ドル高の基調も弱まるだろう」といった推測や、「トランプ政権が米ドル高を好まないから、牽制してくるのではないか」といった思惑であろう。
しかし、米国株の反落があれば、一時にせよ、リスクオフになる局面が想定されやすいものの、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフとの関連性は、言うほど単純ではないので、因果関係があるわけではないことを強調しておきたい。
2008年のリーマンショック後、究極のリスクオフが米ドル高につながった前例は言うまでもないが、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフの関連性はケース・バイ・ケースで、何らかの法則性をもって説明しきれないことは確かだ。
一方、2008年のリーマンショック時には米ドル/円の急落が見られたように、米ドルは対円でのみ、リスクオン・オフの関連性が高いと言える。
米ドル/円 月足(出所:IG証券)
リスクオンなら米ドル高・円安、リスクオフなら米ドル安・円高、といった見方はおおむね正解であろう。リスクオフの円高は検証されてきた為替市場の法則であり、これからも機能するだろう。
となると、米長期金利の上昇が米国株の圧力と化し、米国株の下落でリスクオフの局面になれば、円全面高になる市況が確認されるだろう。
逆に言えば、円全面高にならない限り、本格的なリスクオフではないから、米国株の上昇基調が崩れる云々が大げさで、また、米長期金利の上昇が米国株の基調を転換させるといった指摘も性急であり、大して確実性はないだろう。
■ユーロ/円の保ち合いが、円全面高の市況でないことを明示 昨日(10月4日)、米国株も高値圏にて波乱となったが、これは米10年国債利回りの上昇を受けた値動きで、ブル基調自体が否定されたわけではない。
だから、米ドル/円も113円台後半をキープ、ユーロ/円など主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)も総じて保ち合いの状況を保っている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
前述のように、ユーロ/米ドルがすでにベアトレンドへ復帰した状況の中、ユーロ/円の保ち合い自体が1つのサインとして注目されるだろう。それはほかならぬ、円全面高の市況にほど遠く、リスクオフ云々も大袈裟、ということである。
もっとも、米長期金利の上昇は当然…
【参考記事】
●日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は…(2018年9月28日、陳満咲杜)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
上のチャート上に記しているように、2018年8月高値からの反落波は、典型的なジグザグ変動の構造をもって9月安値で底打ち、昨日(10月4日)の高値につながった。
重要なのは、いったん9月4日(火)高値(b)を突破したので、前述のジグザグ変動における途中の切り返しの頂点の再打診をもって、調整波の底打ちを証左したわけだ。
したがって、米ドル全体がまたブル(上昇)基調に復帰し、これから高値トライしやすいのではないかと思われる。
米ドルの対極として、ユーロの値動きはまったく逆なので、ユーロ/米ドルの構造も然り。
ユーロ/米ドル 日足(出所:IG証券)
9月までの切り返しで、調整(反騰)波自体のジグザグ変動を完成させ、その後、9月上旬の安値を割り込み、ベア(下落)トレンドへの復帰を示唆している。
なにしろ、9月4日(火)、10日(月)あたりの安値が、ジグザグ変動における途中の調整だったので、再度割り込んだ以上は、元のトレンド(ベア)に復帰した公算が大きいかと思われる。
■リスクオン・オフと米ドル全体の強弱に因果関係はない ところで、米ドルの上昇に懐疑的な向きがなお多く、その根拠もいろいろあるようだが、もっとも流行っている見方は、「やはり米長期金利の上昇で米国株が調整してくる可能性が大きいから、米国株の調整があれば、米ドル高の基調も弱まるだろう」といった推測や、「トランプ政権が米ドル高を好まないから、牽制してくるのではないか」といった思惑であろう。
しかし、米国株の反落があれば、一時にせよ、リスクオフになる局面が想定されやすいものの、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフとの関連性は、言うほど単純ではないので、因果関係があるわけではないことを強調しておきたい。
2008年のリーマンショック後、究極のリスクオフが米ドル高につながった前例は言うまでもないが、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフの関連性はケース・バイ・ケースで、何らかの法則性をもって説明しきれないことは確かだ。
一方、2008年のリーマンショック時には米ドル/円の急落が見られたように、米ドルは対円でのみ、リスクオン・オフの関連性が高いと言える。
米ドル/円 月足(出所:IG証券)
リスクオンなら米ドル高・円安、リスクオフなら米ドル安・円高、といった見方はおおむね正解であろう。リスクオフの円高は検証されてきた為替市場の法則であり、これからも機能するだろう。
となると、米長期金利の上昇が米国株の圧力と化し、米国株の下落でリスクオフの局面になれば、円全面高になる市況が確認されるだろう。
逆に言えば、円全面高にならない限り、本格的なリスクオフではないから、米国株の上昇基調が崩れる云々が大げさで、また、米長期金利の上昇が米国株の基調を転換させるといった指摘も性急であり、大して確実性はないだろう。
■ユーロ/円の保ち合いが、円全面高の市況でないことを明示 昨日(10月4日)、米国株も高値圏にて波乱となったが、これは米10年国債利回りの上昇を受けた値動きで、ブル基調自体が否定されたわけではない。
だから、米ドル/円も113円台後半をキープ、ユーロ/円など主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)も総じて保ち合いの状況を保っている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
前述のように、ユーロ/米ドルがすでにベアトレンドへ復帰した状況の中、ユーロ/円の保ち合い自体が1つのサインとして注目されるだろう。それはほかならぬ、円全面高の市況にほど遠く、リスクオフ云々も大袈裟、ということである。
もっとも、米長期金利の上昇は当然…
ユーロ/円の値動きで今後の市況がわかる!? リスクオン継続で株高・円安の見通しは不変
■ドルインデックスは調整終了、上昇トレンド復帰か 前回のコラムにおいて、「ドルインデックスが9月安値をもって調整変動を完成」という可能性に言及した。今週以降(10月1日~)、米ドルの急伸でその可能性は一段と強まったと言える。
【参考記事】
●日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は…(2018年9月28日、陳満咲杜)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
上のチャート上に記しているように、2018年8月高値からの反落波は、典型的なジグザグ変動の構造をもって9月安値で底打ち、昨日(10月4日)の高値につながった。
重要なのは、いったん9月4日(火)高値(b)を突破したので、前述のジグザグ変動における途中の切り返しの頂点の再打診をもって、調整波の底打ちを証左したわけだ。
したがって、米ドル全体がまたブル(上昇)基調に復帰し、これから高値トライしやすいのではないかと思われる。
米ドルの対極として、ユーロの値動きはまったく逆なので、ユーロ/米ドルの構造も然り。
ユーロ/米ドル 日足(出所:IG証券)
9月までの切り返しで、調整(反騰)波自体のジグザグ変動を完成させ、その後、9月上旬の安値を割り込み、ベア(下落)トレンドへの復帰を示唆している。
なにしろ、9月4日(火)、10日(月)あたりの安値が、ジグザグ変動における途中の調整だったので、再度割り込んだ以上は、元のトレンド(ベア)に復帰した公算が大きいかと思われる。
■リスクオン・オフと米ドル全体の強弱に因果関係はない ところで、米ドルの上昇に懐疑的な向きがなお多く、その根拠もいろいろあるようだが、もっとも流行っている見方は、「やはり米長期金利の上昇で米国株が調整してくる可能性が大きいから、米国株の調整があれば、米ドル高の基調も弱まるだろう」といった推測や、「トランプ政権が米ドル高を好まないから、牽制してくるのではないか」といった思惑であろう。
しかし、米国株の反落があれば、一時にせよ、リスクオフになる局面が想定されやすいものの、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフとの関連性は、言うほど単純ではないので、因果関係があるわけではないことを強調しておきたい。
2008年のリーマンショック後、究極のリスクオフが米ドル高につながった前例は言うまでもないが、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフの関連性はケース・バイ・ケースで、何らかの法則性をもって説明しきれないことは確かだ。
一方、2008年のリーマンショック時には米ドル/円の急落が見られたように、米ドルは対円でのみ、リスクオン・オフの関連性が高いと言える。
米ドル/円 月足(出所:IG証券)
リスクオンなら米ドル高・円安、リスクオフなら米ドル安・円高、といった見方はおおむね正解であろう。リスクオフの円高は検証されてきた為替市場の法則であり、これからも機能するだろう。
となると、米長期金利の上昇が米国株の圧力と化し、米国株の下落でリスクオフの局面になれば、円全面高になる市況が確認されるだろう。
逆に言えば、円全面高にならない限り、本格的なリスクオフではないから、米国株の上昇基調が崩れる云々が大げさで、また、米長期金利の上昇が米国株の基調を転換させるといった指摘も性急であり、大して確実性はないだろう。
■ユーロ/円の保ち合いが、円全面高の市況でないことを明示 昨日(10月4日)、米国株も高値圏にて波乱となったが、これは米10年国債利回りの上昇を受けた値動きで、ブル基調自体が否定されたわけではない。
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もっとも、米長期金利の上昇は当然…
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●日経平均は年内の2万5000円打診が確実! ドル/円は115.65円めざす?一方クロス円は…(2018年9月28日、陳満咲杜)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
上のチャート上に記しているように、2018年8月高値からの反落波は、典型的なジグザグ変動の構造をもって9月安値で底打ち、昨日(10月4日)の高値につながった。
重要なのは、いったん9月4日(火)高値(b)を突破したので、前述のジグザグ変動における途中の切り返しの頂点の再打診をもって、調整波の底打ちを証左したわけだ。
したがって、米ドル全体がまたブル(上昇)基調に復帰し、これから高値トライしやすいのではないかと思われる。
米ドルの対極として、ユーロの値動きはまったく逆なので、ユーロ/米ドルの構造も然り。
ユーロ/米ドル 日足(出所:IG証券)
9月までの切り返しで、調整(反騰)波自体のジグザグ変動を完成させ、その後、9月上旬の安値を割り込み、ベア(下落)トレンドへの復帰を示唆している。
なにしろ、9月4日(火)、10日(月)あたりの安値が、ジグザグ変動における途中の調整だったので、再度割り込んだ以上は、元のトレンド(ベア)に復帰した公算が大きいかと思われる。
■リスクオン・オフと米ドル全体の強弱に因果関係はない ところで、米ドルの上昇に懐疑的な向きがなお多く、その根拠もいろいろあるようだが、もっとも流行っている見方は、「やはり米長期金利の上昇で米国株が調整してくる可能性が大きいから、米国株の調整があれば、米ドル高の基調も弱まるだろう」といった推測や、「トランプ政権が米ドル高を好まないから、牽制してくるのではないか」といった思惑であろう。
しかし、米国株の反落があれば、一時にせよ、リスクオフになる局面が想定されやすいものの、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフとの関連性は、言うほど単純ではないので、因果関係があるわけではないことを強調しておきたい。
2008年のリーマンショック後、究極のリスクオフが米ドル高につながった前例は言うまでもないが、米ドル全体の強弱とリスクオン・オフの関連性はケース・バイ・ケースで、何らかの法則性をもって説明しきれないことは確かだ。
一方、2008年のリーマンショック時には米ドル/円の急落が見られたように、米ドルは対円でのみ、リスクオン・オフの関連性が高いと言える。
米ドル/円 月足(出所:IG証券)
リスクオンなら米ドル高・円安、リスクオフなら米ドル安・円高、といった見方はおおむね正解であろう。リスクオフの円高は検証されてきた為替市場の法則であり、これからも機能するだろう。
となると、米長期金利の上昇が米国株の圧力と化し、米国株の下落でリスクオフの局面になれば、円全面高になる市況が確認されるだろう。
逆に言えば、円全面高にならない限り、本格的なリスクオフではないから、米国株の上昇基調が崩れる云々が大げさで、また、米長期金利の上昇が米国株の基調を転換させるといった指摘も性急であり、大して確実性はないだろう。
■ユーロ/円の保ち合いが、円全面高の市況でないことを明示 昨日(10月4日)、米国株も高値圏にて波乱となったが、これは米10年国債利回りの上昇を受けた値動きで、ブル基調自体が否定されたわけではない。
だから、米ドル/円も113円台後半をキープ、ユーロ/円など主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)も総じて保ち合いの状況を保っている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
前述のように、ユーロ/米ドルがすでにベアトレンドへ復帰した状況の中、ユーロ/円の保ち合い自体が1つのサインとして注目されるだろう。それはほかならぬ、円全面高の市況にほど遠く、リスクオフ云々も大袈裟、ということである。
もっとも、米長期金利の上昇は当然…
PER比較による米国株割高感あり NYダウ売りでサヤ取り仕掛ける
NTダウの値動きが少々怪しくなってきた気がします。個人的に「NYダウ売ってみたいな」なんて思い始めていたところです。サヤ取り売買は、そういう相場観とは関係ないのですが、本日NYダウ売りー日経225買いのサヤ取りポジションを本日仕掛けています。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/5 金)
------------10/4ドル円相場-------------------------- 年初来高値へ買い先行も早々に失速。米長期金利の上昇を嫌気して米国株が大きく下落すると円買いに拍車がかかり、113.60円台まで下値を切り下げた。なお、日銀が超長期債の利回り上昇を容認する模様との観測報道が円買いの手掛りになったとの見方もあった。 OP114.448 HI114.548 LO113.634 CL113.939 -----------10/4主な出来事--------------------------- 10:30 (豪) 8月貿易収支 +16.04億豪ドル前回+15.51億豪ドル(15.48億豪ドル) 予想+14.00億豪ドル 20:30 (米) 9月チャレンジャー人員削減数(前年比) +70.9% 前回+13.7% 21:05 日銀、超長期債の利回り上昇を容認のもよう 21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 20.7万件前回21.4万件(21.5万件) 予想21.3万件 23:00 (米) 8月製造業新規受注(前月比) +2.3%前回-0.8%(-0.5%) 予想+2.1% 27:00 (メキシコ) メキシコ中銀、政策金利 を7.75%に維持
ペンス米副大統領、中国非難の演説 NYタイムスは「新冷戦」と報じる
---------10/4株式・債券・商品----------------------- 日経平均 24110.96▼159.66豪ASX 6176.297△30.226上海総合 -----英FT 7418.34▼91.94独DAX 12244.14▼43.44NYダウ 26627.48▼200.91 日10年債利回り 0.1590%△0.0180豪10年債利回り 2.708%△0.069英10年債利回り 1.669%△0.094独10年債利回り 0.531%△0.056米2年債利回り 2.8680%▼0.0039米10年債利回り 3.1870%△0.0057 NY原油 74.33▼2.08NY金 1201.60▼1.30 ------------10/5きょうの注目材料--------------------- <国内> 特になし<海外> 10:30 8月豪小売売上高 15:00 8月独生産者物価指数15:00 8月独製造業新規受注15:45 8月仏貿易収支15:45 8月仏経常収支 15:45 8月仏財政収支 16:15 9月スイス消費者物価指数18:35 クノット・オランダ中銀総裁、講演 20:00 デギンドスECB副総裁、講演 21:30 8月カナダ貿易収支21:30 9月カナダ雇用統計21:30 8月米貿易収支21:30 9月米雇用統計25:30 カプラン米ダラス連銀総裁、講演 25:40 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演 28:00 8月米消費者信用残高 ------------10/5きょうのひとこと--------------------- 米長期金利の上昇が重荷となったようで、米国株が下落しました。まあ、ダウは史上最高値を更新し続けていたので、200ドルくらいの下落は健全な調整の範囲内でしょう。今夜の米9月雇用統計で賃金が予想以上に伸びていた場合に(おそらく金利は上昇)、米株がどう反応するのか見てみたいところですね。 本日もよろしくお願いいたします。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html -------------------
ペンス米副大統領、中国非難の演説 NYタイムスは「新冷戦」と報じる
---------10/4株式・債券・商品----------------------- 日経平均 24110.96▼159.66豪ASX 6176.297△30.226上海総合 -----英FT 7418.34▼91.94独DAX 12244.14▼43.44NYダウ 26627.48▼200.91 日10年債利回り 0.1590%△0.0180豪10年債利回り 2.708%△0.069英10年債利回り 1.669%△0.094独10年債利回り 0.531%△0.056米2年債利回り 2.8680%▼0.0039米10年債利回り 3.1870%△0.0057 NY原油 74.33▼2.08NY金 1201.60▼1.30 ------------10/5きょうの注目材料--------------------- <国内> 特になし<海外> 10:30 8月豪小売売上高 15:00 8月独生産者物価指数15:00 8月独製造業新規受注15:45 8月仏貿易収支15:45 8月仏経常収支 15:45 8月仏財政収支 16:15 9月スイス消費者物価指数18:35 クノット・オランダ中銀総裁、講演 20:00 デギンドスECB副総裁、講演 21:30 8月カナダ貿易収支21:30 9月カナダ雇用統計21:30 8月米貿易収支21:30 9月米雇用統計25:30 カプラン米ダラス連銀総裁、講演 25:40 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演 28:00 8月米消費者信用残高 ------------10/5きょうのひとこと--------------------- 米長期金利の上昇が重荷となったようで、米国株が下落しました。まあ、ダウは史上最高値を更新し続けていたので、200ドルくらいの下落は健全な調整の範囲内でしょう。今夜の米9月雇用統計で賃金が予想以上に伸びていた場合に(おそらく金利は上昇)、米株がどう反応するのか見てみたいところですね。 本日もよろしくお願いいたします。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html -------------------
+68,780円 自動売買でも活きるスワップポイントの恩恵トライオートFX 2018年10月
10月始まったばかりのトライオートFX、損益的には好調なスタートです。この好調の背景には、ちょっとした理由があります。トライオートFX検証ブログ 自動売買6つのメリット
米ドル/円は短期的に買われ過ぎている! でも、当面は米ドル高。押し目買い方針で
■米10年物国債利回りは2011年以来の水準へ上昇! 足元で、米国の長期金利が上昇しています。
10月3日(水)には、米国の10年物国債の利回りが、これまでなかなか超えられなかった、5月18日(金)の3.1261%を上に抜けて、2011年以来の高水準となりました。
米10年物国債利回り 月足(出所:Bloomberg)
また、30年物国債の利回りも3.3706%と、こちらも2014年以来の高水準となっています。
米30年物国債利回り 月足(出所:Bloomberg)
そのきっかけとなったのは、9月分のISM非製造業景況指数の総合指数が、予想値をはるかに上回る61.6という高い結果となったことでした。これは、実に21年ぶりの高水準でした。
※ISMのデータを基にザイFX!が作成
■さらなる米利上げペースの加速が意識される!? 先日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、政策金利の0.25%の引き上げが決定され、FF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標は、2.00~2.25%となりました。
米国はすでに、先進国でもっとも高い水準の政策金利となっていますが、各国との差が、さらに開くことになりました。
【参考記事】
●米国と他の先進国の金利差は今後も拡大。米ドル/円は押し目買いのチャンス狙い!(9月27日、今井雅人)
※日本の政策金利は短期政策金利の値を掲載
※FRB、各国の中央銀行のデータを基にザイFX!が作成
また、その先の予想としては、今年(2018年)12月に、さらに0.25%、来年(2019年)は3回、2020年は1回の利上げが予想され、それでいったん、利上げも終了ということになっています。
この先、今回のISMのような強い数字が出てくれば、「さらなる利上げペースの加速か」という見方も出てくるでしょう。
■マクロ環境、金利環境に素直に反応した相場展開へ こうした環境下で、米ドル高になってきていますが、マクロ環境、金利環境に素直に反応した相場展開になってきたということです。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
そして、その素直な流れを作っているのが、その他のリスク要因への不安感の低下ということです。
米中の通商交渉は、米国が3度目の追加関税措置を実施しましたが、今のところ、目に見えるほどの影響は出ていません。もちろん、今後の展開については予断を許さないのですが、今すぐに、市場に影響が出るような状況ではないことは、はっきりしてきています。
【参考記事】
●雲を上抜けた米ドル/円は113円を目指す! 対中関税第3弾発動でも市場はリスクオン?(9月21日、今井雅人)
もう1つのリスク要因であった新興国通貨の下落、あるいは新興国経済の不安定化に関しては…
10月3日(水)には、米国の10年物国債の利回りが、これまでなかなか超えられなかった、5月18日(金)の3.1261%を上に抜けて、2011年以来の高水準となりました。
米10年物国債利回り 月足(出所:Bloomberg)
また、30年物国債の利回りも3.3706%と、こちらも2014年以来の高水準となっています。
米30年物国債利回り 月足(出所:Bloomberg)
そのきっかけとなったのは、9月分のISM非製造業景況指数の総合指数が、予想値をはるかに上回る61.6という高い結果となったことでした。これは、実に21年ぶりの高水準でした。
※ISMのデータを基にザイFX!が作成
■さらなる米利上げペースの加速が意識される!? 先日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、政策金利の0.25%の引き上げが決定され、FF(フェデラル・ファンド)金利の誘導目標は、2.00~2.25%となりました。
米国はすでに、先進国でもっとも高い水準の政策金利となっていますが、各国との差が、さらに開くことになりました。
【参考記事】
●米国と他の先進国の金利差は今後も拡大。米ドル/円は押し目買いのチャンス狙い!(9月27日、今井雅人)
※日本の政策金利は短期政策金利の値を掲載
※FRB、各国の中央銀行のデータを基にザイFX!が作成
また、その先の予想としては、今年(2018年)12月に、さらに0.25%、来年(2019年)は3回、2020年は1回の利上げが予想され、それでいったん、利上げも終了ということになっています。
この先、今回のISMのような強い数字が出てくれば、「さらなる利上げペースの加速か」という見方も出てくるでしょう。
■マクロ環境、金利環境に素直に反応した相場展開へ こうした環境下で、米ドル高になってきていますが、マクロ環境、金利環境に素直に反応した相場展開になってきたということです。
米ドルVS世界の通貨 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
そして、その素直な流れを作っているのが、その他のリスク要因への不安感の低下ということです。
米中の通商交渉は、米国が3度目の追加関税措置を実施しましたが、今のところ、目に見えるほどの影響は出ていません。もちろん、今後の展開については予断を許さないのですが、今すぐに、市場に影響が出るような状況ではないことは、はっきりしてきています。
【参考記事】
●雲を上抜けた米ドル/円は113円を目指す! 対中関税第3弾発動でも市場はリスクオン?(9月21日、今井雅人)
もう1つのリスク要因であった新興国通貨の下落、あるいは新興国経済の不安定化に関しては…