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19日のドル円相場ときょうのひとこと(10/22 月)
------------10/19ドル円相場-------------------------- 112円台で小幅な値動きながらも、米長期金利上昇で堅調に推移。 OP112.184 HI112.645 LO112.143 CL112.542 -----------10/19主な出来事--------------------------- 08:30 (日) 9月全国消費者物価指数(生鮮食料品除く前年比)+1.0% 前回0.9% 予想1.0% 10:44 易綱中国人民銀行総裁 「最近の株式市場のバリュエーションは、比較的低い水準にあり、中国経済のファンダメンタルズとは一致していない」「企業の資金調達支援で的を絞った措置を検討している」 11:00 (中国) 7-9月期GDP(前年比)+6.5% 前回6.7% 予想6.6% (中国) 9月小売売上高(前年比)+9.2% 前回+9.0% 予想+9.0% (中国) 9月鉱工業生産(前年比)+5.8% 前回+6.1% 予想+6.0% 17:00 (ユーロ) 8月経常収支 +239億ユーロ前回+213億ユーロ(195億ユーロ) -- 21:30 (加) 8月小売売上高(前月比) -0.1%前回+0.3%(0.2%) 予想+0.3% 21:30 (加) 9月消費者物価指数(前年比) +2.2%前回+2.8% 予想+2.7% 23:00 (米) 9月中古住宅販売件数 515万件 前回534万件(533万件) 予想530万件 22:30 モスコビシ欧州委員(経済・財務・税制担当)「イタリア来年度予算を巡る対立を緩和したい」 25:30 メイ首相はアイルランド国境問題で主要な要求の一つを取り下げる構え-複数の関係者 ---------10/19株式・債券・商品----------------------- 日経平均 22532.08▼126.08豪ASX 5939.493▼2.921上海総合 2550.465 △64.046英FT 7049.80△22.81独DAX 11553.83▼35.38NYダウ 25444.34△64.89 日10年債利回り 0.1490%▼0.0030豪10年債利回り 2.682%▼0.044英10年債利回り 1.576%△0.038独10年債利回り 0.460%△0.043米2年債利回り 2.9038%△0.0297米10年債利回り 3.1921%△0.0135 NY原油 69.12 △0.47NY金 1228.70▼1.40 ------------10/22きょうの注目材料--------------------- <国内>特になし<海外>未定 メイ英首相がブレグジット交渉の進捗について議会で演説 ------------10/22きょうのひとこと--------------------- 米中間選挙が11月6日に迫っています。21日にNBCとWSJが発表した世論調査によると、民主党支持が50%、共和党支持が41%で民主有利の模様です。一方で、トランプ大統領の支持率は47%に上昇。また、どちらの党が経済運営に優れているかとの問いには共和党が民主党に15ポイントの大差を付けてリードしたそうです。選挙結果についてブルームバーグは「投票率が鍵を握る」との見通しを示しています。 本日もよろしくお願いします。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html --------------------------------------
スワップポイント振替機能を使ったFXオプション複利運用
前回ご紹介した「スワップポイント複利戦略」の続きです。今回は運用上の注意点などについて書かせていただきます。この戦略で注意して欲しいのが、「FXオプションポジションの建てすぎ」です。最初はスワップポイントの範囲内と思ってはいても、やっているうちに結構な金額を使ってしまうこともあるからです特に、相場が大きく動いてくると気持ちが高揚してきて、「よ~し、大勝負かけるぞ!」という気持ちになりやすい方などは要注意です。この仕掛けは、「もしかしたら10倍以上になるかも・・」という可能性もあるせいか、慣れてくると毎日のようにポジションを作りたくなります。FXでもよくある「ポジポジ病」に似た症状です。夢にかける・・・と書けば聞こえはよいですが、そのために大金を浪費することになったら大変です。こうならないために、予め対策を取っておくべきです。お勧めは、この対策を兼ねてFXポジション運用を「スワップポイント振替機能」口座をつかうことです。
日米株の調整は終盤戦。株が大波乱でも 米ドル/円の動きはなぜ、限定的なのか?
■中国市場悪化も、日米株のスピード調整は終盤戦突入か 中国株や中国人民元は、昨日(10月18日)、また安値を更新し、市場センチメントを再び悪化させた。
上海総合指数 日足(出所:Bloomberg)
したがって、昨日(10月18日)の米国株や日経平均の反落を中国市場のセンチメント悪化の一環と見なしても、大した間違いではなかろう。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
ところで、前回のコラムでも指摘したように、そもそも今月(10月)以降の株式市場の大幅調整は、本格的なリスクオフというよりもスピード調整の側面が大きいから、米国株や日本株自体のブル(上昇)基調は、なお維持されている。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
NYダウは、10月11日(木)安値をもっていったん底を打ち、また、200日移動平均(200日線)をキープしているところがその最大の証拠となる。そして、中国株の動向に左右されやすい日経平均についても200日線を巡る攻防が続き、2万2000円の大台を守れている限り、「底割れ」の状況ではないと思われるから、スピード調整も終盤戦に入りつつあるかと思う。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
リスクオフかどうかの判断は決して容易ではないが、為替市場との連動性で考える場合は、やはり、円とスイスフランが全面高になったかどうか、また、伝統的なリスク回避先とされる商品の金(ゴールド)が買われるかどうかがひとつのバロメーターだと言える。
そして、昨日(10月18日)を含め、10月以降、株式市場の波乱があっても、リスク回避先通貨や商品の値動きは限定的だったので、前回のコラムで行った判断が維持されるわけだ。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
■クロス円の重い動きはリスクオフではなく米ドル全面高の結果 一方、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の多くは頭が重く、続落の市況となっている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
これをリスクオフの前兆と捉える向きもあるが、詳細に見てみると、リスクオフより米ドル全面高の結果ではないか、という見方が浮上する。
換言すれば、外貨安による受動的な円高が大きな背景となり、円全面高の状況とはほど遠い。
ドルインデックスは95後半にトライし、今月(10月)高値の更新を果たしていくだろう。この場合、9月安値を「ヘッド」とした「逆三尊(※)」というフォーメーションの成立につながり、また、同フォーメーションの成立でドルインデックスは2018年年初来高値の更新を果たす見込みだ。
(※編集部注:「逆三尊」はチャートのパターンの1つで、「三尊型」と反対に、底を示す典型的な形とされている)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
この見方は米ドルの対極として位置づけされるユーロ/米ドルで…
上海総合指数 日足(出所:Bloomberg)
したがって、昨日(10月18日)の米国株や日経平均の反落を中国市場のセンチメント悪化の一環と見なしても、大した間違いではなかろう。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
ところで、前回のコラムでも指摘したように、そもそも今月(10月)以降の株式市場の大幅調整は、本格的なリスクオフというよりもスピード調整の側面が大きいから、米国株や日本株自体のブル(上昇)基調は、なお維持されている。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
NYダウは、10月11日(木)安値をもっていったん底を打ち、また、200日移動平均(200日線)をキープしているところがその最大の証拠となる。そして、中国株の動向に左右されやすい日経平均についても200日線を巡る攻防が続き、2万2000円の大台を守れている限り、「底割れ」の状況ではないと思われるから、スピード調整も終盤戦に入りつつあるかと思う。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
リスクオフかどうかの判断は決して容易ではないが、為替市場との連動性で考える場合は、やはり、円とスイスフランが全面高になったかどうか、また、伝統的なリスク回避先とされる商品の金(ゴールド)が買われるかどうかがひとつのバロメーターだと言える。
そして、昨日(10月18日)を含め、10月以降、株式市場の波乱があっても、リスク回避先通貨や商品の値動きは限定的だったので、前回のコラムで行った判断が維持されるわけだ。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
■クロス円の重い動きはリスクオフではなく米ドル全面高の結果 一方、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の多くは頭が重く、続落の市況となっている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
これをリスクオフの前兆と捉える向きもあるが、詳細に見てみると、リスクオフより米ドル全面高の結果ではないか、という見方が浮上する。
換言すれば、外貨安による受動的な円高が大きな背景となり、円全面高の状況とはほど遠い。
ドルインデックスは95後半にトライし、今月(10月)高値の更新を果たしていくだろう。この場合、9月安値を「ヘッド」とした「逆三尊(※)」というフォーメーションの成立につながり、また、同フォーメーションの成立でドルインデックスは2018年年初来高値の更新を果たす見込みだ。
(※編集部注:「逆三尊」はチャートのパターンの1つで、「三尊型」と反対に、底を示す典型的な形とされている)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
この見方は米ドルの対極として位置づけされるユーロ/米ドルで…
日米株の調整は終盤戦。株が大波乱でも 米ドル/円の動きはなぜ、限定的なのか?
■中国市場悪化も、日米株のスピード調整は終盤戦突入か 中国株や中国人民元は、昨日(10月18日)、また安値を更新し、市場センチメントを再び悪化させた。
上海総合指数 日足(出所:Bloomberg)
したがって、昨日(10月18日)の米国株や日経平均の反落を中国市場のセンチメント悪化の一環と見なしても、大した間違いではなかろう。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
ところで、前回のコラムでも指摘したように、そもそも今月(10月)以降の株式市場の大幅調整は、本格的なリスクオフというよりもスピード調整の側面が大きいから、米国株や日本株自体のブル(上昇)基調は、なお維持されている。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
NYダウは、10月11日(木)安値をもっていったん底を打ち、また、200日移動平均(200日線)をキープしているところがその最大の証拠となる。そして、中国株の動向に左右されやすい日経平均についても200日線を巡る攻防が続き、2万2000円の大台を守れている限り、「底割れ」の状況ではないと思われるから、スピード調整も終盤戦に入りつつあるかと思う。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
リスクオフかどうかの判断は決して容易ではないが、為替市場との連動性で考える場合は、やはり、円とスイスフランが全面高になったかどうか、また、伝統的なリスク回避先とされる商品の金(ゴールド)が買われるかどうかがひとつのバロメーターだと言える。
そして、昨日(10月18日)を含め、10月以降、株式市場の波乱があっても、リスク回避先通貨や商品の値動きは限定的だったので、前回のコラムで行った判断が維持されるわけだ。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
■クロス円の重い動きはリスクオフではなく米ドル全面高の結果 一方、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の多くは頭が重く、続落の市況となっている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
これをリスクオフの前兆と捉える向きもあるが、詳細に見てみると、リスクオフより米ドル全面高の結果ではないか、という見方が浮上する。
換言すれば、外貨安による受動的な円高が大きな背景となり、円全面高の状況とはほど遠い。
ドルインデックスは95後半にトライし、今月(10月)高値の更新を果たしていくだろう。この場合、9月安値を「ヘッド」とした「逆三尊(※)」というフォーメーションの成立につながり、また、同フォーメーションの成立でドルインデックスは2018年年初来高値の更新を果たす見込みだ。
(※編集部注:「逆三尊」はチャートのパターンの1つで、「三尊型」と反対に、底を示す典型的な形とされている)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
この見方は米ドルの対極として位置づけされるユーロ/米ドルで…
上海総合指数 日足(出所:Bloomberg)
したがって、昨日(10月18日)の米国株や日経平均の反落を中国市場のセンチメント悪化の一環と見なしても、大した間違いではなかろう。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
ところで、前回のコラムでも指摘したように、そもそも今月(10月)以降の株式市場の大幅調整は、本格的なリスクオフというよりもスピード調整の側面が大きいから、米国株や日本株自体のブル(上昇)基調は、なお維持されている。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
NYダウは、10月11日(木)安値をもっていったん底を打ち、また、200日移動平均(200日線)をキープしているところがその最大の証拠となる。そして、中国株の動向に左右されやすい日経平均についても200日線を巡る攻防が続き、2万2000円の大台を守れている限り、「底割れ」の状況ではないと思われるから、スピード調整も終盤戦に入りつつあるかと思う。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
リスクオフかどうかの判断は決して容易ではないが、為替市場との連動性で考える場合は、やはり、円とスイスフランが全面高になったかどうか、また、伝統的なリスク回避先とされる商品の金(ゴールド)が買われるかどうかがひとつのバロメーターだと言える。
そして、昨日(10月18日)を含め、10月以降、株式市場の波乱があっても、リスク回避先通貨や商品の値動きは限定的だったので、前回のコラムで行った判断が維持されるわけだ。
【参考記事】
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(2018年10月12日、陳満咲杜)
■クロス円の重い動きはリスクオフではなく米ドル全面高の結果 一方、主要クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の多くは頭が重く、続落の市況となっている。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
これをリスクオフの前兆と捉える向きもあるが、詳細に見てみると、リスクオフより米ドル全面高の結果ではないか、という見方が浮上する。
換言すれば、外貨安による受動的な円高が大きな背景となり、円全面高の状況とはほど遠い。
ドルインデックスは95後半にトライし、今月(10月)高値の更新を果たしていくだろう。この場合、9月安値を「ヘッド」とした「逆三尊(※)」というフォーメーションの成立につながり、また、同フォーメーションの成立でドルインデックスは2018年年初来高値の更新を果たす見込みだ。
(※編集部注:「逆三尊」はチャートのパターンの1つで、「三尊型」と反対に、底を示す典型的な形とされている)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
この見方は米ドルの対極として位置づけされるユーロ/米ドルで…
リピート系自動売買 スプレッド比較 2018年10月
2018年10月、トラリピ口座が手数料無料化により取引条件を大幅に改善してきています。そろそろ他のリピート系自動売買口座にも動きが出てくるかもしれません。ちょっと期待しています。トラリピ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/19 金)
------------10/18ドル円相場-------------------------- 112円台後半でもみ合いの後、米株安で一時112円割れ。イタリア・サウジ不安などが重し。 OP112.685 HI112.726 LO111.944 CL112.185 -----------10/18主な出来事--------------------------- 06:00 米財務省、中国の為替操作国認定を見送り 08:50 (日) 9月貿易統計(通関ベース) +1396億円 -4446億円(-4384億円) -500億円 09:30 (豪) 9月失業率 5.0% 5.3% 5.3% 09:30 (豪) 9月新規雇用者数 +0.56万人 +4.40万人(4.46万人) +1.50万人 15:00 (独) 9月卸売物価指数(前月比) +0.4% +0.3% 17:30 (英) 9月小売売上高指数(前月比) -0.8% +0.3%(0.4%)-0.4% 21:30 (米) 10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数 22.2 22.9 20.0 21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数 21.0万件 21.4万件(21.5万件) 21.2万件 23:00 (米) 9月景気先行指標総合指数(前月比) + 0.5%+0.4% +0.5% 25:30 モスコビシ欧州委員(経済・通貨担当) 「イタリア政府の19年財政赤字目標GDP比2.4%が引き続き懸念事項」 ---------10/18株式・債券・商品------------------------- 日経平均 22658.16▼182.96豪ASX 5942.414 △3.319上海総合 2486.419 ▼75.195英FT 7026.99▼27.61独DAX 11589.21▼125.82NYダウ 25379.45▼327.23 日10年債利回り 0.1520%△0.0040豪10年債利回り 2.726%△0.024英10年債利回り 1.538%▼0.037独10年債利回り 0.416%▼0.045米2年債利回り 2.8741%▼0.0144米10年債利回り 3.1786%▼0.0264 NY原油 68.65 ▼1.10NY金 1230.10△2.70 ------------10/19きょうの注目材料---------------------<国内> 08:30 9月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く) 15:35 黒田日銀総裁、あいさつ(全国信用組合大会) <海外> 11:00 7?9月期中国GDP11:00 9月中国鉱工業生産11:00 9月中国小売売上高17:00 8月ユーロ圏経常収支21:30 8月カナダ小売売上高 21:30 9月カナダCPI23:00 9月米中古住宅販売件数 25:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演 25:10 カーニーBOE総裁、講演 25:45 カプラン米ダラス連銀総裁、講演 ------------10/19きょうのひとこと--------------------- イタリアの拡張予算案、サウジアラビア人ジャーナリストの失踪問題、ブレグジット協議の難航、トランプ大統領がメキシコの国境閉鎖も辞さないとツイートなどなど、普段ならあまり気に留めそうもない問題を不安視して市場センチメントが悪化しています。根底には中国バブル崩壊懸念がくすぶっているのでしょう。上海株が4年ぶり安値、人民元(対ドル)も1年9カ月ぶり安値に沈むなど、さながら「中国売り」の様相です。きょうのGDPや鉱工業生産にも注目が集まりそうです。 本日もよろしくお願いいたします。 ---【お知らせ】---- 為替の仕組みを解説する本を書きました。 『いちばんやさしい為替の教本』(インプレス刊) 特別ページで「【Chapter1】為替の基礎知識」をすべて無料公開中です。特別ページ:http://www.gaitamesk.com/sp/book2.html -------------------
ムニューシンの刺激的な発言にも反応薄!? 米ドル/円よりユーロ/米ドルに安心感あり
■さらなる株価大幅下落の可能性はかなり低下 米国の株価急落に端を発した金融市場の混乱は、その後、さらに拡大することはなく、米国の株価は、やや値を戻してきています。今後、大幅に下落していく可能性は、かなり低くなったと見ています。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
ただ、直近でも、米国の10年物国債の利回りは、3.25%を超えてきており、株価の重しになってくることは、十分に考えられます。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
強気相場への回帰というのも、なかなか難しいのではないでしょうか。
【参考記事】
●NYダウ急落は下落相場の始まりではない!? 想定どおり調整のドル/円は111円台を買い(10月11日、今井雅人)
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(10月12日、陳満咲杜)
■日本も為替問題の対象に!? 先週末(10月13日)、ムニューシン米財務長官が、かなり刺激的な発言をしました。
日本との通商交渉において、「為替問題は同交渉の1つである」と明言したのです。
長官は、「これからの貿易交渉ではどの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」と、日本を特別扱いにはしないことを明らかにしました。
ムニューシン米財務長官は、為替問題で日本を特別扱いしないと明言。日本側は完全に梯子を外された格好となってしまった… (C)Bloomberg/Getty Images
日本側は、米国との交渉は、主に関税中心であり、それ以外は議論にはならないと発表していただけに、米国側から梯子を外された形です。
このことに、週明け(10月15日)の金融市場が、どう反応するのかに注目が集まっていました。
■なぜか下がらなかった米ドル/円… ところが、週明け、10月15日(月)の東京市場は、少し不可思議な動きをしました。
まず、日経平均が、このムニューシン米財務長官の発言を嫌気して、下落しました。円高圧力がかかって、輸出企業にマイナスの影響が出ることを懸念したためです。
日経平均 1時間足(出所:Bloomberg)
しかし、不思議なことに、米ドル/円はあまり下がらず、全体的にも、若干の円高にしかなりませんでした。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
その後、海外市場に移ってから、やや円高に向かったのですが、それでも値幅は、あまり大きいものではありませんでした。
これは、何を示唆していると考えればいいのでしょうか? 恐らく…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
ただ、直近でも、米国の10年物国債の利回りは、3.25%を超えてきており、株価の重しになってくることは、十分に考えられます。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
強気相場への回帰というのも、なかなか難しいのではないでしょうか。
【参考記事】
●NYダウ急落は下落相場の始まりではない!? 想定どおり調整のドル/円は111円台を買い(10月11日、今井雅人)
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■日本も為替問題の対象に!? 先週末(10月13日)、ムニューシン米財務長官が、かなり刺激的な発言をしました。
日本との通商交渉において、「為替問題は同交渉の1つである」と明言したのです。
長官は、「これからの貿易交渉ではどの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」と、日本を特別扱いにはしないことを明らかにしました。
ムニューシン米財務長官は、為替問題で日本を特別扱いしないと明言。日本側は完全に梯子を外された格好となってしまった… (C)Bloomberg/Getty Images
日本側は、米国との交渉は、主に関税中心であり、それ以外は議論にはならないと発表していただけに、米国側から梯子を外された形です。
このことに、週明け(10月15日)の金融市場が、どう反応するのかに注目が集まっていました。
■なぜか下がらなかった米ドル/円… ところが、週明け、10月15日(月)の東京市場は、少し不可思議な動きをしました。
まず、日経平均が、このムニューシン米財務長官の発言を嫌気して、下落しました。円高圧力がかかって、輸出企業にマイナスの影響が出ることを懸念したためです。
日経平均 1時間足(出所:Bloomberg)
しかし、不思議なことに、米ドル/円はあまり下がらず、全体的にも、若干の円高にしかなりませんでした。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
その後、海外市場に移ってから、やや円高に向かったのですが、それでも値幅は、あまり大きいものではありませんでした。
これは、何を示唆していると考えればいいのでしょうか? 恐らく…
ムニューシンの刺激的な発言にも反応薄!? 米ドル/円よりユーロ/米ドルに安心感あり
■さらなる株価大幅下落の可能性はかなり低下 米国の株価急落に端を発した金融市場の混乱は、その後、さらに拡大することはなく、米国の株価は、やや値を戻してきています。今後、大幅に下落していく可能性は、かなり低くなったと見ています。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
ただ、直近でも、米国の10年物国債の利回りは、3.25%を超えてきており、株価の重しになってくることは、十分に考えられます。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
強気相場への回帰というのも、なかなか難しいのではないでしょうか。
【参考記事】
●NYダウ急落は下落相場の始まりではない!? 想定どおり調整のドル/円は111円台を買い(10月11日、今井雅人)
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■日本も為替問題の対象に!? 先週末(10月13日)、ムニューシン米財務長官が、かなり刺激的な発言をしました。
日本との通商交渉において、「為替問題は同交渉の1つである」と明言したのです。
長官は、「これからの貿易交渉ではどの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」と、日本を特別扱いにはしないことを明らかにしました。
ムニューシン米財務長官は、為替問題で日本を特別扱いしないと明言。日本側は完全に梯子を外された格好となってしまった… (C)Bloomberg/Getty Images
日本側は、米国との交渉は、主に関税中心であり、それ以外は議論にはならないと発表していただけに、米国側から梯子を外された形です。
このことに、週明け(10月15日)の金融市場が、どう反応するのかに注目が集まっていました。
■なぜか下がらなかった米ドル/円… ところが、週明け、10月15日(月)の東京市場は、少し不可思議な動きをしました。
まず、日経平均が、このムニューシン米財務長官の発言を嫌気して、下落しました。円高圧力がかかって、輸出企業にマイナスの影響が出ることを懸念したためです。
日経平均 1時間足(出所:Bloomberg)
しかし、不思議なことに、米ドル/円はあまり下がらず、全体的にも、若干の円高にしかなりませんでした。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
その後、海外市場に移ってから、やや円高に向かったのですが、それでも値幅は、あまり大きいものではありませんでした。
これは、何を示唆していると考えればいいのでしょうか? 恐らく…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
ただ、直近でも、米国の10年物国債の利回りは、3.25%を超えてきており、株価の重しになってくることは、十分に考えられます。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
強気相場への回帰というのも、なかなか難しいのではないでしょうか。
【参考記事】
●NYダウ急落は下落相場の始まりではない!? 想定どおり調整のドル/円は111円台を買い(10月11日、今井雅人)
●日本株は秋のバーゲンセール!? 株安は一時的、米ドル/円は115円突破も視野に!(10月12日、陳満咲杜)
■日本も為替問題の対象に!? 先週末(10月13日)、ムニューシン米財務長官が、かなり刺激的な発言をしました。
日本との通商交渉において、「為替問題は同交渉の1つである」と明言したのです。
長官は、「これからの貿易交渉ではどの国とも為替問題を協議していく。日本を例外にすることはない」と、日本を特別扱いにはしないことを明らかにしました。
ムニューシン米財務長官は、為替問題で日本を特別扱いしないと明言。日本側は完全に梯子を外された格好となってしまった… (C)Bloomberg/Getty Images
日本側は、米国との交渉は、主に関税中心であり、それ以外は議論にはならないと発表していただけに、米国側から梯子を外された形です。
このことに、週明け(10月15日)の金融市場が、どう反応するのかに注目が集まっていました。
■なぜか下がらなかった米ドル/円… ところが、週明け、10月15日(月)の東京市場は、少し不可思議な動きをしました。
まず、日経平均が、このムニューシン米財務長官の発言を嫌気して、下落しました。円高圧力がかかって、輸出企業にマイナスの影響が出ることを懸念したためです。
日経平均 1時間足(出所:Bloomberg)
しかし、不思議なことに、米ドル/円はあまり下がらず、全体的にも、若干の円高にしかなりませんでした。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
その後、海外市場に移ってから、やや円高に向かったのですが、それでも値幅は、あまり大きいものではありませんでした。
これは、何を示唆していると考えればいいのでしょうか? 恐らく…