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「豪ドル円微上昇+下げで利益」 合成ポジション本日投下
豪ドル円が更に崩れそうな感じがでてきています。積極的に売り込んでいくつもりがないのでFX+FXオプションの合成ポジションを組んでみました。
2019年の米ドル/円は105円台へ下落か。 リスクオフ相場到来なら100円近くまで想定
■炭鉱のカナリアの警告どおり米国株暴落 みなさん、こんにちは。
前回のコラムで、多くの金融関係者がラッセル2000の急落に注目していることをご紹介させていただきました。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
その理由は、ラッセル2000の急落が「炭鉱のカナリア」として、再び米国株の急落を警告しているのではないか?という見方が台頭してきたためです。
以前、公開したコラムでも、このラッセル2000の急落が米国株急落を警告していることを紹介し、実際、10月に米国株が急落したことから、個人的にも通常以上に緊張感をもって、先週(12月17日~)の米国株の動向に留意していました。
【参考記事】
●「炭鉱のカナリア」が米国株急落を警告!? 米ドル/円、クロス円の続落に警戒必要!(10月11日、西原宏一)
結果は、今回もラッセル2000が炭鉱のカナリアとしてワークしており、今週(12月24日~)の米国株は大暴落しました。
ラッセル2000 日足(出所:Bloomberg)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
■米国株急落のきっかけはパウエル議長のタカ派発言 この「米国株急落」のきっかけとなったのは、もちろん先週(12月17日~)開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)です。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
前回のコラムでピックアップしたとおり、FOMCでのパウエル議長の声明は、ややタカ派的な内容でした。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
彼は、トランプ大統領の度重なる圧力に対し、屈することなく利上げを決行。
声明においては、金融政策に政治は「一切影響しない」とし、「我々が正しいと考える行動を止めるものは何もない」と言い放ちました。
マーケットがある程度、利上げを織り込んでいたため、12月の利上げ自体は大きな問題ではありませんが、声明においての彼の極めてタカ派的なスタンスは、マーケットとの対話に失敗した結果となり、米国株の下落を加速させました。
FOMCでの利上げは大きな問題ではなかったが、声明でのパウエル議長のタカ派的なスタンスが、結果として米国株の下落を加速させた (C)Bloomberg/Getty Images News
■トランプ大統領のコメントで米国株の下落幅拡大 加えて、米国株の下落幅を大きくしたのがトランプ大統領のコメント。
トランプ大統領は、「米国経済が抱える唯一の問題はFRBだ。相場感覚がなく、必要不可欠な貿易戦争のほか、米ドル高、国境問題により民主党が政府機関を閉鎖したことすら理解していない」とツイート。
加えて、ムニューシン財務長官が、市場急落を阻止するチーム(プランジ・プロテクション・チーム)の電話会合を招集したことが、逆に相場の重しとなった可能性も。
さらには、つなぎ予算法案が成立せず、一部政府機関の閉鎖が長期化の様相を呈してきたことが、マーケット参加者を神経質にしました。
このように、米国株にとってネガティブな材料が立て続けに飛び出し、特に、12月24日(月)の米国株は急落。
NYダウは2.9%、S&P500は2.7%、ナスダック総合指数は2.2%急落しました。S&P500は、2017年4月以来の安値まで反落し、弱気相場入り寸前です。
S&P500 日足(出所:Bloomberg)
原油は、1年半ぶりの42ドル台に急落。
WTI原油先物 日足(出所:Bloomberg)
米10年国債利回りは、2.74%近辺に低下。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
金価格は、半年ぶりの高値に反発。
NY金先物 日足(出所:Bloomberg)
米ドルは、円とスイスフランに…
前回のコラムで、多くの金融関係者がラッセル2000の急落に注目していることをご紹介させていただきました。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
その理由は、ラッセル2000の急落が「炭鉱のカナリア」として、再び米国株の急落を警告しているのではないか?という見方が台頭してきたためです。
以前、公開したコラムでも、このラッセル2000の急落が米国株急落を警告していることを紹介し、実際、10月に米国株が急落したことから、個人的にも通常以上に緊張感をもって、先週(12月17日~)の米国株の動向に留意していました。
【参考記事】
●「炭鉱のカナリア」が米国株急落を警告!? 米ドル/円、クロス円の続落に警戒必要!(10月11日、西原宏一)
結果は、今回もラッセル2000が炭鉱のカナリアとしてワークしており、今週(12月24日~)の米国株は大暴落しました。
ラッセル2000 日足(出所:Bloomberg)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
■米国株急落のきっかけはパウエル議長のタカ派発言 この「米国株急落」のきっかけとなったのは、もちろん先週(12月17日~)開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)です。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
前回のコラムでピックアップしたとおり、FOMCでのパウエル議長の声明は、ややタカ派的な内容でした。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
彼は、トランプ大統領の度重なる圧力に対し、屈することなく利上げを決行。
声明においては、金融政策に政治は「一切影響しない」とし、「我々が正しいと考える行動を止めるものは何もない」と言い放ちました。
マーケットがある程度、利上げを織り込んでいたため、12月の利上げ自体は大きな問題ではありませんが、声明においての彼の極めてタカ派的なスタンスは、マーケットとの対話に失敗した結果となり、米国株の下落を加速させました。
FOMCでの利上げは大きな問題ではなかったが、声明でのパウエル議長のタカ派的なスタンスが、結果として米国株の下落を加速させた (C)Bloomberg/Getty Images News
■トランプ大統領のコメントで米国株の下落幅拡大 加えて、米国株の下落幅を大きくしたのがトランプ大統領のコメント。
トランプ大統領は、「米国経済が抱える唯一の問題はFRBだ。相場感覚がなく、必要不可欠な貿易戦争のほか、米ドル高、国境問題により民主党が政府機関を閉鎖したことすら理解していない」とツイート。
加えて、ムニューシン財務長官が、市場急落を阻止するチーム(プランジ・プロテクション・チーム)の電話会合を招集したことが、逆に相場の重しとなった可能性も。
さらには、つなぎ予算法案が成立せず、一部政府機関の閉鎖が長期化の様相を呈してきたことが、マーケット参加者を神経質にしました。
このように、米国株にとってネガティブな材料が立て続けに飛び出し、特に、12月24日(月)の米国株は急落。
NYダウは2.9%、S&P500は2.7%、ナスダック総合指数は2.2%急落しました。S&P500は、2017年4月以来の安値まで反落し、弱気相場入り寸前です。
S&P500 日足(出所:Bloomberg)
原油は、1年半ぶりの42ドル台に急落。
WTI原油先物 日足(出所:Bloomberg)
米10年国債利回りは、2.74%近辺に低下。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
金価格は、半年ぶりの高値に反発。
NY金先物 日足(出所:Bloomberg)
米ドルは、円とスイスフランに…
2019年の米ドル/円は105円台へ下落か。 リスクオフ相場到来なら100円近くまで想定
■炭鉱のカナリアの警告どおり米国株暴落 みなさん、こんにちは。
前回のコラムで、多くの金融関係者がラッセル2000の急落に注目していることをご紹介させていただきました。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
その理由は、ラッセル2000の急落が「炭鉱のカナリア」として、再び米国株の急落を警告しているのではないか?という見方が台頭してきたためです。
以前、公開したコラムでも、このラッセル2000の急落が米国株急落を警告していることを紹介し、実際、10月に米国株が急落したことから、個人的にも通常以上に緊張感をもって、先週(12月17日~)の米国株の動向に留意していました。
【参考記事】
●「炭鉱のカナリア」が米国株急落を警告!? 米ドル/円、クロス円の続落に警戒必要!(10月11日、西原宏一)
結果は、今回もラッセル2000が炭鉱のカナリアとしてワークしており、今週(12月24日~)の米国株は大暴落しました。
ラッセル2000 日足(出所:Bloomberg)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
■米国株急落のきっかけはパウエル議長のタカ派発言 この「米国株急落」のきっかけとなったのは、もちろん先週(12月17日~)開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)です。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
前回のコラムでピックアップしたとおり、FOMCでのパウエル議長の声明は、ややタカ派的な内容でした。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
彼は、トランプ大統領の度重なる圧力に対し、屈することなく利上げを決行。
声明においては、金融政策に政治は「一切影響しない」とし、「我々が正しいと考える行動を止めるものは何もない」と言い放ちました。
マーケットがある程度、利上げを織り込んでいたため、12月の利上げ自体は大きな問題ではありませんが、声明においての彼の極めてタカ派的なスタンスは、マーケットとの対話に失敗した結果となり、米国株の下落を加速させました。
FOMCでの利上げは大きな問題ではなかったが、声明でのパウエル議長のタカ派的なスタンスが、結果として米国株の下落を加速させた (C)Bloomberg/Getty Images News
■トランプ大統領のコメントで米国株の下落幅拡大 加えて、米国株の下落幅を大きくしたのがトランプ大統領のコメント。
トランプ大統領は、「米国経済が抱える唯一の問題はFRBだ。相場感覚がなく、必要不可欠な貿易戦争のほか、米ドル高、国境問題により民主党が政府機関を閉鎖したことすら理解していない」とツイート。
加えて、ムニューシン財務長官が、市場急落を阻止するチーム(プランジ・プロテクション・チーム)の電話会合を招集したことが、逆に相場の重しとなった可能性も。
さらには、つなぎ予算法案が成立せず、一部政府機関の閉鎖が長期化の様相を呈してきたことが、マーケット参加者を神経質にしました。
このように、米国株にとってネガティブな材料が立て続けに飛び出し、特に、12月24日(月)の米国株は急落。
NYダウは2.9%、S&P500は2.7%、ナスダック総合指数は2.2%急落しました。S&P500は、2017年4月以来の安値まで反落し、弱気相場入り寸前です。
S&P500 日足(出所:Bloomberg)
原油は、1年半ぶりの42ドル台に急落。
WTI原油先物 日足(出所:Bloomberg)
米10年国債利回りは、2.74%近辺に低下。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
金価格は、半年ぶりの高値に反発。
NY金先物 日足(出所:Bloomberg)
米ドルは、円とスイスフランに…
前回のコラムで、多くの金融関係者がラッセル2000の急落に注目していることをご紹介させていただきました。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
その理由は、ラッセル2000の急落が「炭鉱のカナリア」として、再び米国株の急落を警告しているのではないか?という見方が台頭してきたためです。
以前、公開したコラムでも、このラッセル2000の急落が米国株急落を警告していることを紹介し、実際、10月に米国株が急落したことから、個人的にも通常以上に緊張感をもって、先週(12月17日~)の米国株の動向に留意していました。
【参考記事】
●「炭鉱のカナリア」が米国株急落を警告!? 米ドル/円、クロス円の続落に警戒必要!(10月11日、西原宏一)
結果は、今回もラッセル2000が炭鉱のカナリアとしてワークしており、今週(12月24日~)の米国株は大暴落しました。
ラッセル2000 日足(出所:Bloomberg)
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
■米国株急落のきっかけはパウエル議長のタカ派発言 この「米国株急落」のきっかけとなったのは、もちろん先週(12月17日~)開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)です。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
前回のコラムでピックアップしたとおり、FOMCでのパウエル議長の声明は、ややタカ派的な内容でした。
【参考記事】
●炭鉱のカナリアが米国株急落を再度警告! 2019年の米ドル/円は105円台に下落か(12月20日、西原宏一)
彼は、トランプ大統領の度重なる圧力に対し、屈することなく利上げを決行。
声明においては、金融政策に政治は「一切影響しない」とし、「我々が正しいと考える行動を止めるものは何もない」と言い放ちました。
マーケットがある程度、利上げを織り込んでいたため、12月の利上げ自体は大きな問題ではありませんが、声明においての彼の極めてタカ派的なスタンスは、マーケットとの対話に失敗した結果となり、米国株の下落を加速させました。
FOMCでの利上げは大きな問題ではなかったが、声明でのパウエル議長のタカ派的なスタンスが、結果として米国株の下落を加速させた (C)Bloomberg/Getty Images News
■トランプ大統領のコメントで米国株の下落幅拡大 加えて、米国株の下落幅を大きくしたのがトランプ大統領のコメント。
トランプ大統領は、「米国経済が抱える唯一の問題はFRBだ。相場感覚がなく、必要不可欠な貿易戦争のほか、米ドル高、国境問題により民主党が政府機関を閉鎖したことすら理解していない」とツイート。
加えて、ムニューシン財務長官が、市場急落を阻止するチーム(プランジ・プロテクション・チーム)の電話会合を招集したことが、逆に相場の重しとなった可能性も。
さらには、つなぎ予算法案が成立せず、一部政府機関の閉鎖が長期化の様相を呈してきたことが、マーケット参加者を神経質にしました。
このように、米国株にとってネガティブな材料が立て続けに飛び出し、特に、12月24日(月)の米国株は急落。
NYダウは2.9%、S&P500は2.7%、ナスダック総合指数は2.2%急落しました。S&P500は、2017年4月以来の安値まで反落し、弱気相場入り寸前です。
S&P500 日足(出所:Bloomberg)
原油は、1年半ぶりの42ドル台に急落。
WTI原油先物 日足(出所:Bloomberg)
米10年国債利回りは、2.74%近辺に低下。
米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
金価格は、半年ぶりの高値に反発。
NY金先物 日足(出所:Bloomberg)
米ドルは、円とスイスフランに…
金融市場大荒れの背景に3つの要因あり! 米ドル/円は、当面110円~112円程度で推移
■2018年末にかけて金融市場は大荒れ! 今年(2018年)も残すところ、あとわずかとなりましたが、ここにきて、株式市場を中心に、金融市場は大荒れの展開となっています。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
大荒れとなっている原因は1つではなく、さまざまな要因が重なり合って、今回の展開となっています。
■FOMCが株式市場にマイナスの影響 まず、1つ目はFOMC(米連邦公開市場委員会)です。先週、12月18日(火)~19日(水)に実施されたFOMCでは、0.25%の利上げは確実視されていた一方で、多くの市場関係者が、来年(2019年)以降の利上げが、今回のFOMCでいったん、ペンディング(保留)になるのではないかという予測をしていました。
※2008年12月以降は誘導目標レンジの上限を掲載
※FRBのデータをもとにザイFX!が作成
しかし、現実には、これまで2019年は年3回の利上げという見込みであったものが、年2回の利上げとなったという程度に留まったことが、株式市場にマイナスの影響を与えてしまいました。
【参考記事】
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(12月21日、今井雅人)
2018年12月FOMCで示されたドットチャート(出所:FRB)
■米中貿易交渉は経済に影響を及ぼし始めている 2つ目は、今まさに火花を散らしている、米中貿易交渉です。
一部では、来年(2019年)1月には、合意文章が交わされるのではないかという観測もありましたが、米国の政府関係者の方から、合意はかなり困難であるという見通しが示されたことで、先行きが、かなり怪しくなってきたということです。
今回の関税措置は、米中両国の経済に、実際に影響を及ぼし始めているということが顕在化してきているため、余計に不安感が強まっています。
■FRB議長と米財務長官が解任される!? 3つ目は、トランプ政権の人事です。
軍事の要であったマティス国防長官が、イランからの軍撤退問題で、トランプ米大統領と対立し、辞任することになりました。
安定感のあったマティス長官の辞任を受けて、国際社会では米国の今後の安全保障政策に対して、かなり不安感が広がっています。
トランプ米大統領と対立したマティス国防長官が辞任を表明。パウエルFRB議長やムニューシン米財務長官の解任も噂されるなど、トランプ政権の人事は混迷を極めている (C)Chip Somodevilla/Getty Images
また、トランプ米大統領がFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げへの不満から、パウエルFRB議長を解任する意向であるという報道が出ると、市場へのマイナスの影響は、さらに拡大しました。
ムニューシン米財務長官も解任されるのでは、という話さえ出てきています。
【参考記事】
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
こうした材料をまとめて簡潔に言えば…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
大荒れとなっている原因は1つではなく、さまざまな要因が重なり合って、今回の展開となっています。
■FOMCが株式市場にマイナスの影響 まず、1つ目はFOMC(米連邦公開市場委員会)です。先週、12月18日(火)~19日(水)に実施されたFOMCでは、0.25%の利上げは確実視されていた一方で、多くの市場関係者が、来年(2019年)以降の利上げが、今回のFOMCでいったん、ペンディング(保留)になるのではないかという予測をしていました。
※2008年12月以降は誘導目標レンジの上限を掲載
※FRBのデータをもとにザイFX!が作成
しかし、現実には、これまで2019年は年3回の利上げという見込みであったものが、年2回の利上げとなったという程度に留まったことが、株式市場にマイナスの影響を与えてしまいました。
【参考記事】
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(12月21日、今井雅人)
2018年12月FOMCで示されたドットチャート(出所:FRB)
■米中貿易交渉は経済に影響を及ぼし始めている 2つ目は、今まさに火花を散らしている、米中貿易交渉です。
一部では、来年(2019年)1月には、合意文章が交わされるのではないかという観測もありましたが、米国の政府関係者の方から、合意はかなり困難であるという見通しが示されたことで、先行きが、かなり怪しくなってきたということです。
今回の関税措置は、米中両国の経済に、実際に影響を及ぼし始めているということが顕在化してきているため、余計に不安感が強まっています。
■FRB議長と米財務長官が解任される!? 3つ目は、トランプ政権の人事です。
軍事の要であったマティス国防長官が、イランからの軍撤退問題で、トランプ米大統領と対立し、辞任することになりました。
安定感のあったマティス長官の辞任を受けて、国際社会では米国の今後の安全保障政策に対して、かなり不安感が広がっています。
トランプ米大統領と対立したマティス国防長官が辞任を表明。パウエルFRB議長やムニューシン米財務長官の解任も噂されるなど、トランプ政権の人事は混迷を極めている (C)Chip Somodevilla/Getty Images
また、トランプ米大統領がFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げへの不満から、パウエルFRB議長を解任する意向であるという報道が出ると、市場へのマイナスの影響は、さらに拡大しました。
ムニューシン米財務長官も解任されるのでは、という話さえ出てきています。
【参考記事】
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
こうした材料をまとめて簡潔に言えば…
金融市場大荒れの背景に3つの要因あり! 米ドル/円は、当面110円~112円程度で推移
■2018年末にかけて金融市場は大荒れ! 今年(2018年)も残すところ、あとわずかとなりましたが、ここにきて、株式市場を中心に、金融市場は大荒れの展開となっています。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
大荒れとなっている原因は1つではなく、さまざまな要因が重なり合って、今回の展開となっています。
■FOMCが株式市場にマイナスの影響 まず、1つ目はFOMC(米連邦公開市場委員会)です。先週、12月18日(火)~19日(水)に実施されたFOMCでは、0.25%の利上げは確実視されていた一方で、多くの市場関係者が、来年(2019年)以降の利上げが、今回のFOMCでいったん、ペンディング(保留)になるのではないかという予測をしていました。
※2008年12月以降は誘導目標レンジの上限を掲載
※FRBのデータをもとにザイFX!が作成
しかし、現実には、これまで2019年は年3回の利上げという見込みであったものが、年2回の利上げとなったという程度に留まったことが、株式市場にマイナスの影響を与えてしまいました。
【参考記事】
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(12月21日、今井雅人)
2018年12月FOMCで示されたドットチャート(出所:FRB)
■米中貿易交渉は経済に影響を及ぼし始めている 2つ目は、今まさに火花を散らしている、米中貿易交渉です。
一部では、来年(2019年)1月には、合意文章が交わされるのではないかという観測もありましたが、米国の政府関係者の方から、合意はかなり困難であるという見通しが示されたことで、先行きが、かなり怪しくなってきたということです。
今回の関税措置は、米中両国の経済に、実際に影響を及ぼし始めているということが顕在化してきているため、余計に不安感が強まっています。
■FRB議長と米財務長官が解任される!? 3つ目は、トランプ政権の人事です。
軍事の要であったマティス国防長官が、イランからの軍撤退問題で、トランプ米大統領と対立し、辞任することになりました。
安定感のあったマティス長官の辞任を受けて、国際社会では米国の今後の安全保障政策に対して、かなり不安感が広がっています。
トランプ米大統領と対立したマティス国防長官が辞任を表明。パウエルFRB議長やムニューシン米財務長官の解任も噂されるなど、トランプ政権の人事は混迷を極めている (C)Chip Somodevilla/Getty Images
また、トランプ米大統領がFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げへの不満から、パウエルFRB議長を解任する意向であるという報道が出ると、市場へのマイナスの影響は、さらに拡大しました。
ムニューシン米財務長官も解任されるのでは、という話さえ出てきています。
【参考記事】
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
こうした材料をまとめて簡潔に言えば…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
大荒れとなっている原因は1つではなく、さまざまな要因が重なり合って、今回の展開となっています。
■FOMCが株式市場にマイナスの影響 まず、1つ目はFOMC(米連邦公開市場委員会)です。先週、12月18日(火)~19日(水)に実施されたFOMCでは、0.25%の利上げは確実視されていた一方で、多くの市場関係者が、来年(2019年)以降の利上げが、今回のFOMCでいったん、ペンディング(保留)になるのではないかという予測をしていました。
※2008年12月以降は誘導目標レンジの上限を掲載
※FRBのデータをもとにザイFX!が作成
しかし、現実には、これまで2019年は年3回の利上げという見込みであったものが、年2回の利上げとなったという程度に留まったことが、株式市場にマイナスの影響を与えてしまいました。
【参考記事】
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(12月21日、今井雅人)
2018年12月FOMCで示されたドットチャート(出所:FRB)
■米中貿易交渉は経済に影響を及ぼし始めている 2つ目は、今まさに火花を散らしている、米中貿易交渉です。
一部では、来年(2019年)1月には、合意文章が交わされるのではないかという観測もありましたが、米国の政府関係者の方から、合意はかなり困難であるという見通しが示されたことで、先行きが、かなり怪しくなってきたということです。
今回の関税措置は、米中両国の経済に、実際に影響を及ぼし始めているということが顕在化してきているため、余計に不安感が強まっています。
■FRB議長と米財務長官が解任される!? 3つ目は、トランプ政権の人事です。
軍事の要であったマティス国防長官が、イランからの軍撤退問題で、トランプ米大統領と対立し、辞任することになりました。
安定感のあったマティス長官の辞任を受けて、国際社会では米国の今後の安全保障政策に対して、かなり不安感が広がっています。
トランプ米大統領と対立したマティス国防長官が辞任を表明。パウエルFRB議長やムニューシン米財務長官の解任も噂されるなど、トランプ政権の人事は混迷を極めている (C)Chip Somodevilla/Getty Images
また、トランプ米大統領がFRB(米連邦準備制度理事会)の利上げへの不満から、パウエルFRB議長を解任する意向であるという報道が出ると、市場へのマイナスの影響は、さらに拡大しました。
ムニューシン米財務長官も解任されるのでは、という話さえ出てきています。
【参考記事】
●もし、パウエルFRB議長解任なら株高に!? 2019年のテーマは米国経済失速でドル安(12月24日、西原宏一&大橋ひろこ)
こうした材料をまとめて簡潔に言えば…
米ドル円スワップポイント169円? くりっく365スワップポイント祭り2018年12月末 フェイントを交えて開催中
恒例となったくりっく365スワップポイント祭り、今回も盛大に開催中です。2018年12月は、ちょっとフェイントも加わっております。その状況などをまとめました。くりっく365メリット 私が使い続ける4つの理由
【毎日更新】スイスフラン円スワップポイント比較 2021年11月11日版
スイスフラン円のスワップポイント比較最新状況です。スワップポイント投資・スワップポイントサヤ取りで使うことを意識して作成しています。2021年11月11日 スイスフラン円スワップポイントランキング今回はスワップポイント差22.3円(買い0:売りり22.3)です。スイスフラン円買い スワップポイントランキングFX口座名スプレッド買いみんなのFX原則固定1.7銭0LIGHT FX原則固定1.7銭0DMM FX原則固定1.8銭-18SBI FXトレード前月実績1.69-22くりっく365約4銭-22...
【毎日更新】NZドル円スワップポイント比較 2022年3月7日版
NZドル円スワップポイント比較 ランキング最新状況です。スワップポイント投資・スワップポイントサヤ取りで使うことを意識して作成しています。2022年3月7日 NZドル円スワップポイントランキング今回はスワップポイント差21円(買い16:売り5)です。NZドル円買い スワップポイントランキングFX口座名スプレッド買いアイネットFX2-6.5銭16LINE証券原則固定※例外あり1.2銭16トライオートFX原則固定1.7銭15DMM FX原則固定1.2銭14ヒロセ通商原則固定0.9銭13JFX原則固...
【毎日更新】ユーロ円スワップポイント比較 2020年12月30日版
スワップポイント投資・スワップポイントサヤ取りで使うことを意識して作成しているスワップポイント比較です。2020年12月30日 ユーロ円スワップポイントランキング今回のユーロ円スワップポイント差は84円(買い71:売り13)です。ユーロ円買い スワップポイントランキングFX口座名スプレッド買いくりっく365 ラージ0.82銭(実績)71くりっく365約4銭71みんなのFX原則固定0.4銭-5LIGHT FX原則固定0.4銭-5セントラル短資FX原則固定0.4銭-8GMOクリック証券【FXネオ】...