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+487,520円 NYダウの値動きの激しさにびびった2週間 慣れない売買は怪我の元と悟る
今年に入りNYダウ売り中心の売買をしていこうと決めたくりっく株365口座、早くも撤退を決めました。今後は、馴染んできた「日経225-NYダウのサヤ取り」に徹していきます。くりっく株365 高配当と安定性 私の使い方
1500pipsの値動きに対応 余裕資金積上げました スワップポイントサヤ取り2019年1月
2019年に入り、為替の値動きが大きくなってきています。大きな変動要因もいくつもあります。目先の大きな変動要因として英国EU離脱に向けた諸手続きによる混乱があります。その激変でもロスカットされないようにするために、資金管理強化の一環として資金を動かしたところです。
豪ドル円合成売りポジション 含み損増加が抑制されるのはなぜか?
豪ドル円売りポジション+FXオプションの合成ポジションで、ゆったりと構えて下げるのを待つときに向いている仕掛けです。日数がかさんでもマイナススワツプポイントがあまり気にならないからです。仕掛けてから10日ほどたった状況をまとめました。
FX専業トレーダー心得 狡兎三窟(コウトサンクツ)のススメとは
この記事を読まれている方の中には、FXや株式投資利益など、投資運用で生活をしていこうと思っているかもしれません。専業トレーダーとして、トレード収入で生活していく。私も、20歳の頃からそういう生活を目指していましたので、その気持ちはよくわかります。実際、35歳のときにサラリーマンを退職して投資運用で生活をしてきました。その自分を振り返ってみて思うことを今回は書かせて頂きました。今回初めてこの連載を読まれる方は、第一回から読み始めることをおすすめいたします。FX初心者が利益が出せるようになるために抑え...
度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は?
■数分間で米ドル/円が4円超の急落! 今後のシナリオは? 新年早々、為替相場ではフラッシュ・クラッシュが発生した。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。
となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。
2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。
【参考記事】
●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)
■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。
もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。
一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。
だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
【スパイクローについての参考記事】
●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!
同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。
実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。
■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。
2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。
米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。
実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。
もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。
となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。
2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。
【参考記事】
●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)
■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。
もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。
一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。
だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
【スパイクローについての参考記事】
●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!
同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。
実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。
■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。
2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。
米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。
実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。
もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
度肝を抜かれた4円超の急落! ドル/円の シナリオを再考、考えに考え抜いた結論は?
■数分間で米ドル/円が4円超の急落! 今後のシナリオは? 新年早々、為替相場ではフラッシュ・クラッシュが発生した。
米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。
となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。
2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。
【参考記事】
●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)
■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。
もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。
一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。
だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
【スパイクローについての参考記事】
●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!
同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。
実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。
■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。
2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。
米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。
実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。
もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
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2019年1月3日(木)未明、数分間で米ドル/円が4円超の急落を演じ、一気に105円の節目割れを果たしたことで、市場関係者は度肝を抜かれた。もちろん、筆者もそのうちの1人であった。
となると、正月からずっと考えざるを得なかったのは、米ドル/円のシナリオだ。
2019年は米ドル高・円安と考えた方向性は果たして間違いだったのだろうか。今年(2019年)はやはり、円高トレンドを形成していくのだろうか。
【参考記事】
●2019年、ドル/円は125円超への上昇期待!株価は歴史的な安値圏にあり。反発は近い(2018年12月21日、陳満咲杜)
■円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」 相場を再度点検し、また、だいぶ悩んだ後の結論として、2019年年初のクラッシュがあったからこそ、変動レンジ自体は下方修正せざるを得ないものの、基本的な方向性、すなわち、「米ドル高・円安という方向性についての見方は不変」とまず申し上げる。
もっとも、2019年年初の急落は、ウェリントン市場における薄商いの時間帯を狙った意図的な仕掛けであったことは間違いない。
一部報道では、トルコリラ/円のストップを狙った大物投機筋の仕掛けだったと言われるが、その真相はどうであれ、円の急伸自体、その値動きのすべてを「正当化」できるかどうか、疑問視されるのは確かだ。
だから、米ドル/円にしても、ユーロ/円などクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)相場にしても、1月3日(木)において共通した日足が形成され、いわゆる「スパイクロー」(安値と終値の距離が長く、長い足でまた、ひげがつく足型)のサインが点灯していた。
世界の通貨VS円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
【スパイクローについての参考記事】
●陳満咲杜氏監修、欧米流プライスアクションがMT4チャート上へ表示できるように!
同足型は、先週(2018年12月31日~)の週足でも確認されたから、相場自体の構造を暗示していたのではないかと思う。
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要するに、円高方向への急伸自体が「正当化」できる値動きなら、1月3日(木)の米ドル/円やクロス円の急落後でも、円高方向へ続伸でき、週足における「足」あるいは「ひげ」の部分を埋めていたのではないかと推測される。
実際、米ドル/円の週足に照らして考えると、その「足」あるいは「ひげ」部分の値幅は実に4円超を記録したから、円高方向への急伸は、あくまで「事故にあった結果」と考えるべきではないかと思う。
■今回の急落の値動きは、Brexit時のチャートに似ている!? 仮にこのような考え方が正しければ、今回の値動きは、あのBrexitショック時の足型を彷彿とさせ、また、その後の行方から大きな示唆を得られるのではないかと思う。
2016年6月24日(金)に発生したBrexitショックによって円高方向への急伸が見られたが、結果的に同週において米ドル/円は3.56円程度の「下ひげ」を形成、その足型はその後の米ドル/円相場の反転をもたらした。
米ドル/円 週足 言ってみれば、「スパイクロー」は往々にして円急騰(円高)のクライマックス的な段階に出現し、また、その出現によって急激な円高が一気に達成されたからこそ、その後は逆に円安に振られやすいのではないかと推測される。
実際、2019年年初の急落で、積み上げられてきた円売りポジションが一掃されたことは、ほぼ間違いなく、ここからの円高余地は、2016年夏場と同様、逆に限定されるのではないかとみる。
もちろん、米ドル/円は急落してきた以上、たちまちV字回復する…
2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。 米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!
皆様、明けましておめでとうございます。今年も1年、どうぞ、よろしくお願いします。
■波乱の幕開け。2019年はどんな展開に…? 昨年(2018年)の後半から、米国を中心に世界中で株価が急落し、今年(2019年)も波乱の幕開けとなっています。今年は、どういう展開になっていくのでしょうか?
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
■景気が世界的に減速。米ドル高になりにくい まず、さまざまなシンクタンクなどが、今年(2019年)の世界経済見通しを発表していますが、共通しているのは、全体的に景気は減速するということです。
リーマンショック以降、各国の大規模な金融緩和と積極的な財政出動に助けられ、この10年間、安定した景気拡大がありました。しかし、ここに来て、その拡大にも限界が来ています。
FRB(米連邦準備制度理事会)が、ここ2~3年、金利の正常化を目指して量的緩和の終了、政策金利の引き上げをしてきたことの影響も、ここに来て、顕在化してきているようです。
すでに、FRBは、ドットチャートによると今年(2019年)2回を予定している利上げに関しても、状況によっては中止するというニュアンスのコメントを出しはじめました。
【参考記事】
●2019年の米利上げは1回程度で終了かも!? 12月FOMCに加えて米中首脳会談にも注目(2018年11月29日、今井雅人)
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(2018年12月21日、今井雅人)
長期金利も、昨年(2018年)ピークをつけて、今年(2019年)は上昇しない可能性のほうが、高くなってきています。
米長期金利(米10年債利回り) 週足(出所:Bloomberg)
昨年(2018年)は、長期金利の上昇に伴って米ドル高になっていきましたので、今年(2019年)は、米ドル高になりにくい1年、ということになってくると考えています。
ドルインデックス(左)と米長期金利(右)日足(出所:Bloomberg)
■円安にもなりにく1年か 世界銀行が直近に出した経済見通しでは、サブタイトルは「ダークニングスカイズ」と、先行きに暗雲が立ち込めていることを示唆したものとなっています。
報告書の中で、世界全体で2019年は2.9%の成長と、2018年を下回るものになると予想しています。
こうした状況を考慮すると、今年(2019年)は、先進国の株価は上昇しにくい1年になる可能性が高いということがわかります。
株価が上昇しないということになると、リスクオンの円安という展開も、起きにくくなるということです。
そういう意味においては、米ドル/円だけではなく、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)においても、円安になりにくい1年になるのではないかと予想しています。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
加えて、今年(2019年)は、さまざまなリスク要因があります。まず…
■波乱の幕開け。2019年はどんな展開に…? 昨年(2018年)の後半から、米国を中心に世界中で株価が急落し、今年(2019年)も波乱の幕開けとなっています。今年は、どういう展開になっていくのでしょうか?
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
■景気が世界的に減速。米ドル高になりにくい まず、さまざまなシンクタンクなどが、今年(2019年)の世界経済見通しを発表していますが、共通しているのは、全体的に景気は減速するということです。
リーマンショック以降、各国の大規模な金融緩和と積極的な財政出動に助けられ、この10年間、安定した景気拡大がありました。しかし、ここに来て、その拡大にも限界が来ています。
FRB(米連邦準備制度理事会)が、ここ2~3年、金利の正常化を目指して量的緩和の終了、政策金利の引き上げをしてきたことの影響も、ここに来て、顕在化してきているようです。
すでに、FRBは、ドットチャートによると今年(2019年)2回を予定している利上げに関しても、状況によっては中止するというニュアンスのコメントを出しはじめました。
【参考記事】
●2019年の米利上げは1回程度で終了かも!? 12月FOMCに加えて米中首脳会談にも注目(2018年11月29日、今井雅人)
●ダウ急落。数年間の株価上昇は行き過ぎ! 米ドル/円は110円程度まで下落の可能性(2018年12月21日、今井雅人)
長期金利も、昨年(2018年)ピークをつけて、今年(2019年)は上昇しない可能性のほうが、高くなってきています。
米長期金利(米10年債利回り) 週足(出所:Bloomberg)
昨年(2018年)は、長期金利の上昇に伴って米ドル高になっていきましたので、今年(2019年)は、米ドル高になりにくい1年、ということになってくると考えています。
ドルインデックス(左)と米長期金利(右)日足(出所:Bloomberg)
■円安にもなりにく1年か 世界銀行が直近に出した経済見通しでは、サブタイトルは「ダークニングスカイズ」と、先行きに暗雲が立ち込めていることを示唆したものとなっています。
報告書の中で、世界全体で2019年は2.9%の成長と、2018年を下回るものになると予想しています。
こうした状況を考慮すると、今年(2019年)は、先進国の株価は上昇しにくい1年になる可能性が高いということがわかります。
株価が上昇しないということになると、リスクオンの円安という展開も、起きにくくなるということです。
そういう意味においては、米ドル/円だけではなく、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)においても、円安になりにくい1年になるのではないかと予想しています。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
加えて、今年(2019年)は、さまざまなリスク要因があります。まず…
2019年は米ドル高にも円安にもなりにくい。 米ドル/円は100円割れまで下落の可能性!
皆様、明けましておめでとうございます。今年も1年、どうぞ、よろしくお願いします。
■波乱の幕開け。2019年はどんな展開に…? 昨年(2018年)の後半から、米国を中心に世界中で株価が急落し、今年(2019年)も波乱の幕開けとなっています。今年は、どういう展開になっていくのでしょうか?
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
■景気が世界的に減速。米ドル高になりにくい まず、さまざまなシンクタンクなどが、今年(2019年)の世界経済見通しを発表していますが、共通しているのは、全体的に景気は減速するということです。
リーマンショック以降、各国の大規模な金融緩和と積極的な財政出動に助けられ、この10年間、安定した景気拡大がありました。しかし、ここに来て、その拡大にも限界が来ています。
FRB(米連邦準備制度理事会)が、ここ2~3年、金利の正常化を目指して量的緩和の終了、政策金利の引き上げをしてきたことの影響も、ここに来て、顕在化してきているようです。
すでに、FRBは、ドットチャートによると今年(2019年)2回を予定している利上げに関しても、状況によっては中止するというニュアンスのコメントを出しはじめました。
【参考記事】
●2019年の米利上げは1回程度で終了かも!? 12月FOMCに加えて米中首脳会談にも注目(2018年11月29日、今井雅人)
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長期金利も、昨年(2018年)ピークをつけて、今年(2019年)は上昇しない可能性のほうが、高くなってきています。
米長期金利(米10年債利回り) 週足(出所:Bloomberg)
昨年(2018年)は、長期金利の上昇に伴って米ドル高になっていきましたので、今年(2019年)は、米ドル高になりにくい1年、ということになってくると考えています。
ドルインデックス(左)と米長期金利(右)日足(出所:Bloomberg)
■円安にもなりにく1年か 世界銀行が直近に出した経済見通しでは、サブタイトルは「ダークニングスカイズ」と、先行きに暗雲が立ち込めていることを示唆したものとなっています。
報告書の中で、世界全体で2019年は2.9%の成長と、2018年を下回るものになると予想しています。
こうした状況を考慮すると、今年(2019年)は、先進国の株価は上昇しにくい1年になる可能性が高いということがわかります。
株価が上昇しないということになると、リスクオンの円安という展開も、起きにくくなるということです。
そういう意味においては、米ドル/円だけではなく、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)においても、円安になりにくい1年になるのではないかと予想しています。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
加えて、今年(2019年)は、さまざまなリスク要因があります。まず…
■波乱の幕開け。2019年はどんな展開に…? 昨年(2018年)の後半から、米国を中心に世界中で株価が急落し、今年(2019年)も波乱の幕開けとなっています。今年は、どういう展開になっていくのでしょうか?
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
■景気が世界的に減速。米ドル高になりにくい まず、さまざまなシンクタンクなどが、今年(2019年)の世界経済見通しを発表していますが、共通しているのは、全体的に景気は減速するということです。
リーマンショック以降、各国の大規模な金融緩和と積極的な財政出動に助けられ、この10年間、安定した景気拡大がありました。しかし、ここに来て、その拡大にも限界が来ています。
FRB(米連邦準備制度理事会)が、ここ2~3年、金利の正常化を目指して量的緩和の終了、政策金利の引き上げをしてきたことの影響も、ここに来て、顕在化してきているようです。
すでに、FRBは、ドットチャートによると今年(2019年)2回を予定している利上げに関しても、状況によっては中止するというニュアンスのコメントを出しはじめました。
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長期金利も、昨年(2018年)ピークをつけて、今年(2019年)は上昇しない可能性のほうが、高くなってきています。
米長期金利(米10年債利回り) 週足(出所:Bloomberg)
昨年(2018年)は、長期金利の上昇に伴って米ドル高になっていきましたので、今年(2019年)は、米ドル高になりにくい1年、ということになってくると考えています。
ドルインデックス(左)と米長期金利(右)日足(出所:Bloomberg)
■円安にもなりにく1年か 世界銀行が直近に出した経済見通しでは、サブタイトルは「ダークニングスカイズ」と、先行きに暗雲が立ち込めていることを示唆したものとなっています。
報告書の中で、世界全体で2019年は2.9%の成長と、2018年を下回るものになると予想しています。
こうした状況を考慮すると、今年(2019年)は、先進国の株価は上昇しにくい1年になる可能性が高いということがわかります。
株価が上昇しないということになると、リスクオンの円安という展開も、起きにくくなるということです。
そういう意味においては、米ドル/円だけではなく、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)においても、円安になりにくい1年になるのではないかと予想しています。
世界の通貨VS円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 週足)
加えて、今年(2019年)は、さまざまなリスク要因があります。まず…
iDeco(イデコ)2019年1月状況 下げ相場で積立金が呑み込まれている状況
iDeco(イデコ)確定拠出年金2019年1月の運用状況です。2013年末より始めたiDeco(イデコ)も、早いもので5年になります。運用商品ですので途中段階では山あり谷ありです。株価下落により、現在は谷底という感じになっています。