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メキシコペソ円手数料7社比較 スプレッド0.15銭登場 売買で使うならどこ? ブログ

メキシコペソ円手数料7社比較 スプレッド0.15銭登場 売買で使うならどこ?

FX口座スプレッド買スワップ売スワップセントラル短資FX原則固定0.2銭140-140サクソバンク証券平均実績0.157銭100.3-156LIGHTFX原則固定0.3銭141-141GMOクリック証券原則固定0.3銭120-130ヒロセ通商原則固定0.3銭110-160マネーパートナーズ原則固定0.3銭110-130くりっく3650.5-1.0銭117-117table.tbl_ualm{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_ualm{width:100%;}table.tbl_ualm td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_ualm th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_ualm,table.tbl_ualm td,table.tbl_ualm th{border:solid 1px #C0C0C0;}セントラル短資FXのスプレッドは12月20日までのキャンペーンLIGHTFXのスワップポイントは11月15日までのキャンペーンサクソバンク証券のスプレッド実績は前月(2019年9月)の平均値(日本時間8時~16時)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/29 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/29 火)

  -------------10/28ドル円相場------------------------- アジアから欧州にかけては108.60-70台の小競り合い。NY市場に入るとトランプ発言で3カ月ぶりに109.037まで上伸。SP500が史上最高値を更新するなどリスクオンの流れが強まった。 OP108.669 HI109.037  LO108.653 CL108.970 -----------10/28主な出来事-------------------------- 16:00 ドイツ9月輸入物価指数(前月比) +0.6% -0.6% +0.2%  18:25 トゥスクEU大統領「1月31日までのブレグジットの延期を確認」 21:54 トランプ米大統領「中国との貿易に関する合意署名の作業、想定より早く進んでいる」 --------10/28株式・債券・商品----------------------- 日経平均 22867.27△67.46豪ASX  6740.707 △1.486上海総合 2980.050 △25.117英FT  7331.28△6.81独DAX  12941.71△47.20NYダウ 27090.72△132.66 日10年債利回り -0.1220%△0.0140豪10年債利回り 1.095%△0.037英10年債利回り 0.722%△0.040独10年債利回り  -0.332%△0.030米02年債利回り 1.6435%△0.0259米10年債利回り 1.8420%△0.0477 NY原油 55.81 ▼0.85NY金 1495.80▼9.50 ------------10/29注目材料---------------------------- <国内>08:30  10月東京都区部消費者物価指数 <海外>15:00  9月南アフリカマネーサプライM315:45  ロウRBA総裁講演16:00  10月英ネーションワイド住宅価格指数18:30  9月英消費者信用残高18:30  9月英マネーサプライM422:00  8月米ケース・シラー住宅価格指数23:00  10月米消費者信頼感指数23:00  9月米住宅販売保留指数 ------------10/29きょうのひとこと-------------------- ドル円の109.00円には今日と明日で満期を迎えるオプションが30億ドル超設定されている模様です。値動きは行使価格の付近に収まりがちで、109円を超えると売りが出やすく、下回ると買いが出やすくなると読むのが一般的です。109.06付近には200日移動平均線が通るというテクニカル上の問題や、明日にはFOMCの政策発表が控えているという投資家心理上の問題もあって、8月高値の109.32は近そうで遠い印象です。  本日もよろしくお願いします。    
+20828円 米ドル円自動売買が稼働中 【トライオートFX運用状況+AI育成記録 2019年10月29日】 ブログ

+20828円 米ドル円自動売買が稼働中 【トライオートFX運用状況+AI育成記録 2019年10月29日】

トライオートFXの運用状況と数ヶ月続けているAI育成についてまとめました。どちらもゆっくり続けています。+20828円 トライオートFX2019年10月29日10月単月の総合成績です。スワップポイントとの合計で20,828円です。ここのところ米ドル円の自動売買だけでやっています。米ドル円の変動値幅が狭くなってきたせいか、売買回数が減っています。大きく動く時期もあれば、小さく動く時期もある。この繰り返しなので、いちいち気にしないようにしています。AIが良い感じで成長中「MAiMATE(マイメイト)」によるAI育成もなかなかよい感じです。「MAiMATE(マイメイト)」は、インブァスト証券が提供するサービスで自分のための売買判断をしてくれるAIを育成するものです。無料で利用できるサービスです。参考記事:MAiMATE「マイメイト」の始め方 「登録申込」から「誕生」まで私は「長期視点の売買に役立つシグナルを出すAI」を目指して育成中です。画像右側が売買記録ですが、売買頻度が1週間に1回くらいになってきています。最初のうちは、毎日のように売買したりしていたので、少しは育成の効果があったのかもしれません。もっとも、ここのところの米ドル円は小動きが続いています。「育成の効果」というよりは「相場環境の影響」という風にみるべきかもしれませんね(汗)。まあ、売買に使えるようになるにはまだまだ地道な育成が必要というところです。長期視点で信頼性のあるシグナルを出してくれるようになったら、ポジションも乗せていくつもりでいます。いつになるかはわかりませんけど、楽しくやっています(笑)。「設定状況」「成績」「今後の予定」の順番で記事は続きます。トライオートFX 設定状況自動売買 米ドル円買い設定現在この「重攻第二波」が動いています。内容はこうなっています。設定タイプ:追尾型通貨ペア:米ドル円売買方針:買い1本の数量:5千通貨売買本数:10本利益確定幅40銭損きり設定:なし設定当時の思惑と考え方は、この記事でまとめています。参考記事:米ドル円新規仕掛け「重攻第二波」始動 2019年7月18日第一波も稼働中なのですが、111.134円が最後の買いポジションとなっていて、その後は買いポジションが発生しない設定にしてあります。米ドル円が111円台まで上昇するまでは、この第二波のみが売買をする状況ということです。このように小分けにすることで、リピート系自動売買のデメリット部分でもある損失加速のリスクを防ぐ効果があります。関連記事:リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスクリピート系自動売買は、大きな為替変動時にポジションが大きく増加しながら含み損を増やすという現象が起きます。それが、投資家の恐怖を大きく増幅させることで、大失敗を招く元にもなります。こういうリスク管理をきっちりやっていけば、トライオートFXで手堅く稼いでいけるようになります。トライオートは、一旦設定を止めておいて時間をおいて再稼働させたりすることができます。今回のケースは、稼働したままですが一部停止ということも出来るので、今後の相場展開次第ではそういう使い方をする可能性もあります。自由度の高いトライオートFXだからこそできる技です。トライオートFX口座 豪ドル円5万通貨売り手動売買で入れてある豪ドル円売りポジション5万通貨です。自動売買保有ポジションは、「米ドル円買いポジション」のため、それだけでは下げ相場では含み損を増やしがちになります。値下がり時のリスク低減の役割を持っているのがこのポジションです。以下、「トライオートFX月別・年度別成績」に続きます。2019年度 月別成績2019年度運用開始時元金 5,718,717円年月利益額2019利益利益率2019年1月362,480円362,480円6.34%2019年2月17,584円380,064円6.64%2019年3月19,373円399,437円6.98%2019年4月19,062円418,499円7.32%2019年5月44,830円463,329円8.10%2019年6月1,818円465,147円8.13%2019年7月6,422円471,596円8.24%2019年8月171,292円642,888円11.24%2019年9月22,261円664,549円11.62%2019年10月20828円685,377円11.98%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年も、残すところ80日程度、利益を伸ばせるところまで頑張ります。どこまでいけるかなぁ。年度別成績(2016~2019年)運用原資 4,858,316円運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。2016年5月運用開始、運用開始時資金は100万円でした。2度資金追加していて、その合計額が運用原資です。年利益額累計利益2016年2,679円2,679円2017年303,461円306,140円2018年554,261円860,401円2019年685,377円1,545,778円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}少しづつ利益増加中です。現在仕掛けている豪ドル円の売りポジション次第でもあるんですけどね。まあ、下がらないと話にならないので今年中には難しいかもしれません。今後の予定手動売買ポジションで豪ドル円売りを増やすタイミングを待っています。今日現在は、あと一週間くらいは様子を見るつもりでいます。豪ドル円の上げ方に勢いがでてきているからです。上げの勢いを感じるときに売りを仕掛けるとそのまま持っていかれかねないので避けています。日々の値動きをみながら、豪ドル円5万通貨の売りポジションを仕掛けるタイミングを探していきます。売買があればお知らせしますね。トライオートFXの関連ページトライオートFX運用の主要ページトライオートFXの始め方と検証トライオートFX 運用記録と売買方針自動売買ビルダーの使い方リピート設定 今後の候補サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
25日のドル円相場ときょうのひとこと(10/28 月) ブログ

25日のドル円相場ときょうのひとこと(10/28 月)

  -------------10/25ドル円相場------------------------- 小幅な値動き続く。下値は堅いが、米中絡みのグッドニュースでも上値は108.771どまりと上値も重かった。 OP108.609 HI108.771  LO108.509 CL108.673 -----------10/25主な出来事-------------------------- 17:00 ドイツ10月IFO企業景況感指数 94.6 前回94.6 予想94.5 19:12 EU27カ国、英離脱延期を原則合意決定は29日までに  23:00 アメリカ10月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 95.5 前回96.0 予想96.0  27:00 アメリカ9月財政収支 +828億ドル前回-2003億ドル 予想+830億ドル  24:17 米通商代表部(USTR)「米中通商協議は『第1段階』の一部事項で仕上げに近付いている」 --------10/25株式・債券・商品----------------------- 日経平均 22799.81△49.21豪ASX  6739.221 △45.574上海総合 2954.933 △14.012英FT  7324.47▼3.78独DAX  12894.51△22.41NYダウ 26958.06△152.53 日10年債利回り -0.1360%△0.0030豪10年債利回り 1.058%▼0.025英10年債利回り 0.682%△0.057独10年債利回り  -0.362%△0.042米02年債利回り 1.6176%△0.0399米10年債利回り 1.7943%△0.0282 NY原油 56.66 △0.43NY金 1505.30△0.60 ------------10/28注目材料---------------------------- <国内>10:10  日銀国債買入れオペ(1-3年、3-5年、5-10年) <海外>16:00 独9月輸入物価指数18:00 ユーロ圏9月マネーサプライM324:00 ドラギECB総裁講演26:00 テンレイロ英MPC委員講演----- 英議会で12/12総選挙実施動議の採決----- EU大使級協議(英離脱延期問題)----- グーグル(アルファベット)7-9月期決算 ------------10/28きょうのひとこと-------------------- 先週のドル円は108.25-108.77の極小値幅ながらも、終値ベースで+0.2%と堅調を維持。きょうも、英議会採決などのブレグジット絡みのイベントが注目されますが、どの道「合意なき離脱」の可能性は高まりそうにないので、ドル円相場への影響という点では引き続き小さいのでしょう。 本日もよろしくお願いします。  
スワップサヤ取り決済のコツと利益を伸ばす小技 ブログ

スワップサヤ取り決済のコツと利益を伸ばす小技

スワップポイントサヤ取りで決済をスムーズにやるコツと、利益を少し伸ばす小技をご紹介ます。 仕掛けと決済の違い決済するときに注意していることは、仕掛けのときと重なる部分が多いです。参考:【仕掛け編】 スワップポイントサヤ取りの仕掛け方ちょっと違うところや誤解しやすいところもあるので、説明させていただきます。注文を出す時間帯順張りで仕掛けていく1分足チャートで流れを見る指値注文が有効な通貨ペアとFX口座その1:注文を出す時間帯注文を出すのは、仕掛け時と同じ以下の時間帯です。朝8時~8時50分11時30~12時30分15時~17時スプレッドが狭く、値動きが緩めであることが多い時間帯です。決済のときも、落ち着いてゆっくりやるためには、こういう時間帯を狙うとうまくいきやすいです。実は、決済時にはもう一つ有効と感じている時があります。それは「大きな流れが出ている時」です。為替相場で大きな流れが出ているときがあります。大きな上げ相場で数日~数週間にわたり上げ続けている。大きな下げ相場で数日~数週間にわたし下げ続けている。こういう時は、この大きな流れに乗せてポジションを決済します。この部分、後ほど補足させていただきます。その2:順張りで仕掛けていく仕掛け時同様、決済の順番も「順張り」でやっています。上げ相場:売りポジション買い決済⇒買いポジション売り決済下げ相場:買いポジション売り決済⇒売りポジション買い決済同じ順張りでも、決済と仕掛けではポジションを動かす順番が違うので注意してください。仕掛け時は、「上げ相場では買いポジション⇒売りポジション」でした。相場の流れに合わせてポジションを動かしていくので、順番が反対になります。ここ誤解しやすい部分かもしれません。大きな流れにポジションを乗せていくイメージを作ってみると理解しやすいかと思います。その3:1分足チャートで流れを見る上げ相場・下げ相場の流れを1分足チャートでみるのも同じです。仕掛け時同様に基本的に「成行注文」でやっています。その4:指値注文が有効な通貨ペアとFX口座この部分も仕掛け時と同じです。決済値をちょっとだけ有利にする小技として使っています。補足部分:大きな流れが出ている時の利益を伸ばす小技先程「後ほど補足」と書いたところを説明させていただきます。為替相場では、年に何度か大きく動いて方向性がわかりやすい時期があります。暴落・暴騰に近い動きで、こういうときは素直に流れに乗せれば5銭や10銭の利益を取るのは難しくないと感じる時です。スワップポイントサヤ取りでは、5銭・10銭相当の利益上乗せはありがたいところです。こういう時に、ちょっと冒険してスワップポイントサヤ取りポジションを決済することがあります。決済順番は、いつもの順張りです。暴騰相場:売りポジション買い決済⇒買いポジション売り決済暴落相場:買いポジション売り決済⇒売りポジション買い決済暴騰相場であれば、まず上げ相場で不利になる売りポジションを決済します。そこから上昇の流れをみています。「ちょっと上昇」したら買いポジション決済です。この「ちょっと」を数値に置き換えるのが難しいところですが、私は大体「5銭以内」です。10銭・20銭と狙いたいところなのですが、そこまでの動きは一日くらい待たないといけないことが多いです。片方のポジション決済を1日遅らせる・・・この運用法では、ちょっとしたリスクになります。たまに1日くらい待つこともあるのですが、あまりやらないようにしています。相当なストレスになるからです。このやり方でやる時でも、出来るだけその日のうちに片方のポジションを決済します。なので、欲張るのは「5銭以内くらい」と決めています。ここの部分は、利益が積み上がり慣れてきてから挑戦してみてください。低リスクで続けていくことに徹するのであれば、ここは無視した方がよいです。私も、「年に1回か2回」くらいの頻度です。なので、仕掛けのときにこのタイミングを狙うことはありません。年に数度しかないタイミングだからです。これを待っているよりも、さっさと両建てポジションを作って、スワップポイント差利益をためていった方が良いです。
10月暴落説が喧伝されたが日米株は暴騰も! 米ドル/円は上昇前のスピード調整 ブログ

10月暴落説が喧伝されたが日米株は暴騰も! 米ドル/円は上昇前のスピード調整

■ドルインデックスは大きく反落し、200日線にトライ 前回(2019年10月11日)のコラムで指摘したとおり、米ドル全体(ドルインデックス)は頭打ちを果たし、大きく反落してきた。

【参考記事】

●まだ早いけど、言っちゃった!米ドル/円日足に「逆三尊」の可能性(2019年10月11日、陳満咲杜)

ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)

 日足における「三尊天井(※)」の形成や下放れが確認され、また200日移動平均線(200日線)にいったんトライしたのも想定の範囲内であり、目先いくぶんスピード調整があっても、反落波自体の進行は続く公算が高い。

(※編集部注:「三尊天井」=「三尊型」。「三尊型」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。仏像が3体並んでいるように見えるために「三尊型」と呼ばれていて、人の頭と両肩に見立てて「ヘッド&ショルダー」と呼ぶこともある)

 もっとも、ドルインデックスでみるとわかるように、夏場(6月末)から米ドル全体は大きく上昇してきたが、その上昇波は実に2018年8月から形成されてきた「ウェッジ」型上昇波の一部として数えられ、いったん頭打ちになると、比較的大きな反落になりやすいかと思われる。

ドルインデックス 日足 

(出所:Bloomberg) 

■200日線をしっかり割り込むか否かにも注目 一方、200日線のサポートもしかり。

 今年(2019年)6月の安値打診は、同線を一時下抜け、比較的深い押し目を形成したが、結局うまく回復し、また1月、3月の安値も同線にサポートされてきたことに照らして考えると、米ドル全体がもう一段調整するには、まず200日線を下放れすることが前提条件となる。したがって、サイン待ちの局面でもある。

ドルインデックス 日足 

(出所:Bloomberg)  

■クロス円の堅調から市場センチメントの改善もうかがえる たびたび強調してきたように、米ドル全体の反落が米ドル/円の反落を伴わない場合は、往々にしてリスクオン(あるいはリスクオフではない)ムードにあり、これはクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の方が最も上昇しやすい時期でもある。

 英ポンド/円をはじめ、主要クロス円の反転や堅調な値動きから考えると、市場センチメントの改善もうかがえる。

世界の通貨VS円 日足 

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足) 

 そもそも、市場センチメント云々自体が適切ではないかもしれない。確かに米中貿易戦争や英EU離脱問題が長引いたことでセンチメントは大きく悪化していたが、米国株は波乱があってもベア(下落)基調に転換してはいなかった。

 セクターごとにセンチメントを反映していたかもしれないが、マーケットの全体からみると、必ずしも悲観一色になったとは限らなかった。

 為替市場もそうであった。確かに米中合戦の真只っ中、トランプ米大統領の「怒りのツイート」もあって、米ドル/円は8月に一時2019年年初来安値を更新したが、たちまち回復し、終値をもって105円の節目を割ったことはなかった。

 また繰り返しとなるが、2018年3月の安値は米中貿易戦争の勃発に対応した値動きだが、少なくとも2019年8月末の時点において、米中合戦の激しさは増す一方だったので、2018年3月安値104.56円の水準から考えると、2019年8月末には本来、100円の大台を割り込んでもおかしくなかった。

【参考記事】

●世界経済が大混乱なのに米ドル/円は底割れを回避。それが意味するものは?(2019年8月16日、陳満咲杜)

 ましてや、英EU離脱問題もあった。合意なき離脱が避けられないと思われる時期でもあったが、米ドル/円は前述のように、終値をもって105円の大台を割り込めなかった。このこと自体が、市場センチメントが巷で思われているほど悪化していなかったことを示唆している。

 このような言い方は、捉え方によっては適切ではない可能性もあるから、「市場センチメントが悪化したにもかかわらず、米ドル/円は底割れしなかったから、内部構造をもって円高の限界を示した」という言い方の方が、よりわかりやすいかもしれない。

 いずれにせよ、目先、米ドル/円は200日線に接近し、また8月1日(木)高値にも接近している以上、今さら弱気はいらない。

米ドル/円 日足 

(出所:Bloomberg)  

 前回のコラムで提示した「逆三尊」のフォーメーション…
ブレグジット絡みの英ポンド上昇は終了か。 いずれ下落と見てショートポジション構築へ ブログ

ブレグジット絡みの英ポンド上昇は終了か。 いずれ下落と見てショートポジション構築へ

■EU離脱延期申請で、ブレグジット問題は先送りに… 結局というか何というか、ブレグジット(英国のEU離脱)の問題は、また先送りになってしまいました。

【参考記事】

●米中部分合意で米ドル/円に110円の可能性。でも、リスクオンの円安基調は期間限定!?(10月18日、今井雅人)

 英国のジョンソン首相は、10月末に迫っていたEU(欧州連合)離脱の期限を、来年(2020年)の1月まで延ばすことをEUに申請しました。

 10月末の離脱にあれだけこだわっていましたが、結局どうすることもできず、離脱申請書に自身の署名をしないという最後の抵抗を見せてはいますが、議会の決定した延期法案に従わざるを得なくなったということです。

ジョンソン首相は10月末に迫っていたEU離脱期限を来年(2020年)1月まで延期することをEUに申請。離脱申請書に自身の署名をしないという最後の抵抗は見せているが… (C)Justin Sullivan/Getty Images

 EU側も、合意なき離脱は避けたいというのが本音で、この申請は認められると思います。

 さらにジョンソン首相は、12月に解散総選挙を行い、国民にEU離脱の是非を問う意向を示していますが、これも議会の承認が必要なので、どうなっていくか、よくわからない状態です。まったく、この国の混乱ぶりには呆れるばかりです。

■EU離脱延期ほぼ確定的で、英ポンド上昇も終了か 英ポンド/米ドルは、一時1.30ドル台まで上昇しましたが、離脱の延期がほぼ確定的になった現在、1.28ドル台ですので、もうこの材料での英ポンドの上昇は終わったと見るべきではないかと思います。

 したがって、いずれまた、ずるずると下落する局面が来るのではないかと考えています。

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足)

 米中の貿易交渉も…
メキシコペソ・南アフリカランドスワップポイント業界No.1チャレンジキャンペーン・・・・素直に応援したくなった。 ブログ

メキシコペソ・南アフリカランドスワップポイント業界No.1チャレンジキャンペーン・・・・素直に応援したくなった。

トレイダーズ証券が提供中の「LIGHTFX口座」、今週に入り高スワップポイント提供を始めています。「祝・LIGHT FX1周年記念!メキシコペソ・南アフリカランドスワップポイント業界No.1チャレンジキャンペーン」を開始したためです。スワップ派にとっては、有難いキャンペーンですので紹介させて頂きます。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/25 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(10/25 金)

  -------------10/24ドル円相場------------------------- 決め手欠き、108.497-108.750の25銭レンジでもみ合った。一部で注目されていたペンス米副大統領の対中関係スピーチにも大きなサプライズは見られず。 OP108.601 HI108.726  LO108.440 CL108.481 -----------10/24主な出来事-------------------------- 16:30 ドイツ 10月製造業PMI・速報値 41.9 前回41.7 予想42.0 16:30 ドイツ 10月サービス業PMI・速報値 51.2 前回51.4 予想52.0  17:00 ユーロ圏10月製造業PMI・速報値 45.7 前回45.7 予想46.0 ユーロ圏10月サービス業PMI・速報値 51.8 前回51.6 予想51.9  20:45 ECB主要政策金利を据え置き「インフレ見通しが、2%に近いが2%未満のレベルにしっかりと近づくまで政策金利を現行かさらに低い水準にする」「来月1日から毎月200億ユーロの債券買い入れを開始することを確認」「必要な限り債券買入れを継続」 21:30 ドラギECB総裁会見 「しばらくの間、極めて緩和的な政策が必要と見込む」「必要ならあらゆる手段を調整する用意がある」「ユーロ圏経済の弱さは長期化している」「下振れリスクは顕著でインフレは低い」「経済見通しのリスクは下方向のまま」  21:30 アメリカ9月耐久財受注(前月比) -1.1% 前回+0.2%(0.3%) 予想-0.8% アメリカ9月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) -0.3% 前回+0.5%(0.3%) 予想-0.2%  21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 21.2万件 前回21.4万件(21.8万件) 予想21.5万件  22:45 アメリカ10月製造業PMI・速報値 51.5 前回51.1 予想50.9  23:00 アメリカ9月新築住宅販売件数(年率換算) 70.1万件前回71.3万件(70.6万件) 予想70.2万件 24:57 ペンス米副大統領「中国が不公平な貿易取引を止めれば米国は新たな未来を用意」「香港における中国の行動は自由や権利を抑圧」「トランプ政権は中国からの分離を求めていない」 --------10/24株式・債券・商品----------------------- 日経平均 22750.6△125.22豪ASX  6693.647△20.555上海総合 2940.921 ▼0.698英FT  7328.25△67.51独DAX  12872.1△73.91NYダウ 26805.53▼28.42 日10年債利回り -0.1390%▼0.0040豪10年債利回り 1.083%▼0.020英10年債利回り 0.625%▼0.060独10年債利回り  -0.404%▼0.010米02年債利回り 1.5777%▼0.0040米10年債利回り  1.7660%△0.0018 NY原油 56.23 △0.26NY金 1504.70△9.00 ------------10/25注目材料---------------------------- <国内>08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース) <海外>15:00  11月独Gfk消費者信頼感指数17:00  10月独Ifo企業景況感指数23:00  10月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報値23:30  ビルロワ・フランス中銀総裁、講演27:00  9月米月次財政収支  ------------10/25きょうのひとこと-------------------- 今週のドル円は、ここまでの値幅が108.249-108.750の50銭です。きょうは金曜日ですが、これでは短期筋のポジション調整も出そうにない(出ても影響小)ですね。来週は今週と打って変わって重要イベントが目白押しですから、総じてやる気が出ない金曜日となりそうです。  本日もよろしくお願いします。