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新型コロナは第2ステージ入り。ドル/円の 105円台は買いだが、もぐらたたき戦法で! ブログ

新型コロナは第2ステージ入り。ドル/円の 105円台は買いだが、もぐらたたき戦法で!

■新型コロナウイルス、現在は第2ステージ ここのところ、金融市場は新型コロナウイルス次第という状況になっているので、まず、新型コロナウイルス関連の状況について、考えてみたいと思います。

 世界的に蔓延した新型コロナウイルスですが、現在は、第2ステージに入っているように見えます。

 最初に爆発的な広がりを見せた中国では、ほぼ完全と言っていいくらいの収まりを見せています。

 中国では、私の知るところ、今月(5月)に入って、国内で新規に感染している人はいなくなりました。外国からの帰国者の中に、若干、感染者がいる程度です。

中国の新型コロナウイルス感染者(日別)(出所:世界保健機関)

 こうした状況を受けて、中国では経済活動が再開し、5月15日(金)には、完全に規制が撤廃されます。正常に戻るということです。

 また、隣国の韓国も同じ状態で、すでに中韓では、貿易の正常化が進んでいます。韓国人が大量に中国に入り込み、日本企業のビジネスを、かなり奪っているようです。

■欧米でも経済活動再開の動き。日本も正常化へ 感染拡大が中国よりも悪化してしまった欧米ですが、こちらも、すでに一部ではありますが、経済活動が再開され始めています。米国では、まだ感染は収まっていませんが、いったんピークアウトした可能性が高く、近いうちに、徐々に経済活動は再開されるでしょう。

 日本も、今月(5月)末まで緊急事態宣言が延長されましたが、すでに規制を緩和し始めた県もあり、政府も5月14日(木)、21日(木)と、専門家会議を開いて、さらなる規制緩和を議論します。

 日本国内も、今月(5月)から来月(6月)にかけて、正常化に向けた動きとなってくるでしょう。

【参考記事】

●日本は緊急事態を海外に合わせて解除!? 巨額の政府支出で危険な通貨は?(5月7日、志摩力男)

 もちろん、インドのように、今まさに、感染拡大が深刻化している国もありますが、結局、時間差で各国に伝播しているということなので、先に感染が広がった国から経済活動を再開していくということになります。

【参考記事】

●ドル/円・ユーロ/円は予想以上の円高に。レパトリ本格化なら、かなりの円高圧力か(4月30日、今井雅人)

■今後は、上手く付き合いながらの安全運転で さて、そこで今後ですが、これには、100年ほど前に流行したスペイン風邪のケースが参考になります。

 スペイン風邪は、1918年に爆発的な流行をしましたが、いったん、ある程度、収まりました。しかし、翌1919年になって、再び猛威を振るいました。つまり、ピークは2度あった、ということになります。

 私の見立てでは、今回の新型コロナウイルスも、6月ぐらいでいったんの収まりを見せ、世の中も正常化に向かうと考えています。しかし、新型コロナウイルスは、消滅するわけではないですし、国によっては感染が収まらない状況が続くでしょう。

 そうすると、どうしても経済活動は滞ります。コロナウイルスと、うまく付き合いながら、安全運転を余儀なくされるでしょう。

 あとは、治療薬とワクチンが、いつ普及するかという問題と、スピード勝負になります。特に、ワクチンが早く開発されれば、収束に向かうでしょうし、そうでなければ、もう一度、感染拡大がやってくるかもしれません。

 金融市場ですが、以上、説明したような状況を見ながら…
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/8 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/8 金)

 -------------5/7ドル円相場------------------------- 106円割れの底堅さを確認して小反発。ただ、米2年債利回りが過去最低に低下する中、106.653で頭打ち。 OP106.036 HI106.653  LO105.993 CL106.263  -----------5/7主な出来事---------------------------10:30 オーストラリア 3月貿易収支 +106.02億豪ドル前回+43.61億豪ドル(38.65億豪ドル) 予想+68.00億豪ドル  10:45 中国4月財新サービス業PMI 44.4前回43.0 予想50.1  12:02 中国4月貿易収支(米ドル)+453.4億ドル 前回+199.0億ドル(199.3億ドル) 予想+63.5億ドル  15:00 ドイツ3月鉱工業生産(前月比) -9.2% 前回+0.3% 予想-7.5%  15:00 BOE、政策金利0.10%と資産買入れ6450億ポンドを維持 15:00 BOE議事録「0.10%の政策金利の据え置きを全会一致で決定」「資産購入は賛成7、反対2」「反対の2人のメンバ―が資産購入プログラムの1000億ポンド拡大を支持」 15:00 BOEインフレレポート「例示的シナリオ、2020年GDPは14%減・21年は15%増」「例示的シナリオ、CPIは22年に2.0%に上昇」 18:00 ベイリーBOE総裁「金融政策の手段がなくなったわけではなく、その都度適切に行動する」「BOEがFRBやECBと異なるのは、我々は資産購入にアプローチし、イールドカーブを目標にしていないことだ」 20:30 アメリカ4月チャレンジャー人員削減数(前年比)+1576.9% 前回+266.9% 21:30 アメリカ1-3月期非農業部門労働生産性・速報値(前期比) -2.5% 前回+1.2% 予想-5.5% アメリカ1-3月期単位労働コスト・速報値(前期比年率)+4.8% 前回+0.9% 予想+4.0%  21:30 アメリカ新規失業保険申請件数 316.9万件 前回383.9万件(384.6万件) 予想300.0万件  23:00 カナダ4月Ivey購買部協会指数 22.8 前回26.0 予想25.0 28:00 アメリカ3月消費者信用残高(前月比) -120.4億ドル 前回+199.2億ドル 予想+150.0億ドル  --------5/7株式・債券・商品------------------------- 日経平均 19674.77△55.42豪ASX  5364.203▼20.403上海総合 2871.523▼6.617英FT   5935.98△4.34独DAX  10759.27△153.07NYダウ 23875.89△211.25 日10年債利回り 0.005%△0.024豪10年債利回り 0.930%△0.012英10年債利回り 0.235%△0.004独10年債利回り -0.545%▼0.037米02年債利回り 0.1388%▼0.0395米10年債利回り 0.6409%▼0.0621 NY原油 23.55 ▼0.44NY金 1725.80△37.30 ------------5/8注目材料---------------------------- <国内>特になし <海外>英・仏祝日10:30  RBA四半期金融政策報告15:00  3月独貿易収支15:00  3月独経常収支20:00  ラガルドECB総裁講演21:15  4月カナダ住宅着工件数21:30  3月カナダ住宅建設許可件数21:30  4月カナダ新規雇用者数21:30  4月カナダ失業率21:30  4月米非農業部門雇用者数21:30  4月米失業率21:30  4月米平均時給23:00  3月米卸売在庫23:00  3月米卸売売上高 ------------5/8きょうのひとこと-------------------- 米4月雇用統計の市場予想は、NFPが▼2200万人、失業率が16.0%と、これまで見た事がない数字になっています。一方、平均時給は前月比+0.5%、前年比+3.3%と高めの伸びが予想されています。ロックダウンの影響で解雇・一時帰休の憂き目にあったのは、比較的低賃金の労働者であり、そういった人たちが統計から除外される事で賃金上昇率がアップするというなんともやるせない予想になっています。 本日もよろしくお願いいたします。  
バフェット氏が「世界は変わる」と発言! ポストコロナはユーロが主役になる相場 ブログ

バフェット氏が「世界は変わる」と発言! ポストコロナはユーロが主役になる相場

■ウォーレン・バフェット氏が「世界は変わる」とコメント みなさん、こんにちは。

 先日、著名投資家のウォーレン・バフェットさんが興味深いコメントしていたので、ご紹介させていただきます。

バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは2日、年次株主総会を開いた。バフェット氏は新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」として、保有していた米航空株を全て売却したと明かした。数々の危機を乗り越えてきた「投資の神様」は米国の明るい将来を信じつつも、コロナ後の世界を見据えて動き始めている。

出所:日経新聞

 バフェットさんのコメントを簡単にまとめると以下のとおり。

 ここでマーケットが注目したのは、彼が米航空株をすべて売却した点。

 本来、航空株はバフェットさんの「お気に入り銘柄」として有名。今回、その「お気に入り銘柄」をすべて売却したことがマーケットを驚かせたわけです。

 報道によれば、バフェット氏は「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示したとのこと。

 航空需要は、数年後も戻ってこないとコメントしているわけです。

 ウォーレン・バフェット氏は、新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」と発言。自身が保有していた米航空株をすべて売却したことを明らかにした (C) Bloomberg/Getty Images News

 過去数十年に渡って、主要国はグローバル化を推し進め、成長してきました。

 グローバル化が意味することは「人と物の移動」。

 その「人と物の移動」から、人の移動が少なくなるということになります。

■ラリー・フィンクCEOも「状況は一変する」との見解示す そしてもうひとり、ポストコロナで「状況は一変する」とコメントしている投資家がいます。

 それは、米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンクCEO(最高経営責任者)です。

 前述のバフェットさんは、「航空業界を中心に世界は変わる」と言いましたが、ブラックロックのフィンク氏も同じようなコメントをしています。

ブラックロックのフィンク氏、経済はやがて回復も状況は一変へ

米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた経済が将来的には回復すると予想する一方、今回の危機によって投資家心理や事業慣行、消費者の性向は一変するとの見通しを示した。

フィンク氏は29日付の投資家宛て年次書簡で、今年に入ってからの新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の結果、人々の間でジャストインタイムのサプライチェーンや、飛行機での旅行への依存を見直す動きが生じていると指摘した。

出所:Bloomberg

 彼も、ポストコロナでは「人の移動が減る」ことを指摘しています。

 加えて、相場が底打ちしたかどうかもわからないとしています。

 実際、私も…
米ドル円2万売り AI判断での初売買【みんなのリピート注文+手動売買2020年5月7日】 ブログ

米ドル円2万売り AI判断での初売買【みんなのリピート注文+手動売買2020年5月7日】

みんなのFX口座で米ドル円売りポジション2万通貨を新規で仕掛けています。作成したポジションはこちらです。106.535円の売りポジションですので、今のところ含み益です。これは、育成中のAIの売買判断に乗せて作成したものです。参考記事:MAiMATE「マイメイト」 育成日記このAI、なぜか「米ドル円売り中心」の判断をするタイプに育ってきています。どういう育て方をしたのかと言われてしまいそうですが、自分でもよくわかりませ(笑)。育成方針として「ほめて育てる」ということを意識していただけなんです。でも、なかなか良いところで売りを入れてくれています。これまではデモ売買でやっていたのですが、そろそろリアル口座での検証もしていきたいと思っていました。みんなのリピート注文による自動売買は「米ドル円買いポジションのみ」で行っています。この自動売買と合わせて売買していくと調度良さそうなんですよね。みんなのリピート注文 保有ポジション画像中央の薄赤色部分が保有ポジション数量です。現在3.4万通貨の米ドル円買いポジション保有中です。この買いポジションにぶつけて両建てにする感じで、AIの「米ドル円売りポジション」を入れていけば、両建てに近い形になります。つまり、こんな感じです。米ドル円 両建てのイメージみんなのFX口座:裁量口座で米ドル円売りポジションみんなのシストレ口座:自動売買で米ドル円買いポジション完全な同一口座内での両建てではないのですが、完全両建てと似たような効果が期待できます。みんなのFX口座とみんなのシストレ口座は、「資金振替ですぐに資金移動が可能」で「スワップポイントが同一」だからです。みんなのFX・みんなのシストレ口座はスワップポイントが同じであるとともに、「スワップポイント差ゼロ口座」でもあります。本日のみんなのFX米ドル円スワップポイントは「買い4円ー売り4円」です。両建てにすると、この有難さが身に染みます。今回作った「米ドル円売りポジション2万通貨」によって、みんなのFX全体の米ドル円ポジションは「売り2万通貨ー買い3.4万通貨」になっています。他の口座だと、これくらいの保有だと米ドル円買いで受け取るスワップポイントよりも米ドル円売りで支払うスワップポイントの方が大きくなることもあります。例えば、某FX口座の米ドル円スワップポイントは「買い2円ー売り-98円」だからです。これだと1万通貨の売りポジションを持つと、買いポジションを40万通貨保有していてもポジション全体のスワップポイント収支は毎日マイナスです。みんなのFX口座では、そういうことはありません。米ドル円2万通貨売りポジションを持っても、米ドル円買いポジションが2万通貨あれば、スワップポイント収支で損をすることはないからです。こういうのは、この後の売買判断にも大きな影響を与えます。マイナススワップポイント負担が大きい口座では、急いで決済したくなるものだからです。みんなのFX口座では、そういう気持ちはかなり抑えられます。じっくりと利益が乗るのを待って決済することだって可能です。今回の売りポジション決済も、AI判断に乗せる予定でいます。みんなのリピート注文+手動売買 関連ページみんなのリピート注文+手動売買 運用関連ページみんなのリピート注文+手動売買 運用状況みんなのリピート注文 メリット・デメリットサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/7 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/7 木)

-------------5/6ドル円相場------------------------- 円買い>ドル買いの流れ変わらず一時106円割れ。 OP106.499 HI106.601 LO105.988 CL106.536  -----------5/6主な出来事--------------------------- 07:45 ニュージーランド1-3月期失業率 4.2% 前回4.0% 予想4.4% ニュージーランド1-3月期就業者数(前期比) +0.7% 前回0.0%(0.1%) 予想-0.2%  10:30 オーストラリア3月小売売上高(前月比) +8.5% 前回+0.5%(0.6%) 予想+8.0%  15:00 ドイツ3月製造業新規受注(前月比) -15.6% 前回-1.4%(-1.2%) 予想-10.0%  16:50 フランス4月サービス業PMI・改定値 10.2 前回10.4 予想10.4  16:55 ドイツ4月サービス業PMI・改定値 16.2 前回15.9 予想15.9  17:00 ユーロ4月サービス業PMI・改定値 12.0 前回11.7 予想11.7  17:30 イギリス4月建設業PMI 8.2 前回39.3 予想21.7  18:00 ユーロ 3月小売売上高(前月比) -11.2%前回+0.9%(0.6%) 予想-10.6%  21:15 アメリカ4月ADP雇用統計(前月比)-2023.6万人 前回-2.7万人(-14.9万人) 予想-2100.0万人 --------5/6株式・債券・商品------------------------- 日経平均 -----豪ASX  5384.606▼22.460上海総合 2878.140△18.058英FT   5853.76△4.34独DAX  10606.20▼123.26NYダウ 23664.64▼218.45 日10年債利回り -----豪10年債利回り 0.918%△0.050英10年債利回り 0.231%△0.025独10年債利回り -0.507△0.070米02年債利回り 0.1784%▼0.0098米10年債利回り 0.7030%△0.0411 NY原油 23.99▼0.57NY金  1388.50▼22.10 ------------5/7注目材料---------------------------- <国内>08:50  4月マネタリーベース <海外>10:30  3月豪貿易収支10:45  4月財新中国サービス業PMI未定  4月中国貿易収支14:45  4月スイス失業率15:00  3月独鉱工業生産15:00  BOE政策金利15:00  MPC議事要旨15:00  BOEインフレリポート15:45  3月仏鉱工業生産指数15:45  3月仏貿易収支15:45  3月仏経常収支17:00  ノルウェー中銀政策金利18:00  ベイリーBOE総裁ブリーフィング20:00  4月メキシコ消費者物価指数20:30  4月米チャレンジャー人員削減数21:30  1-3月期米非農業部門労働生産性・速報値21:30  1-3月期米単位労働コスト・速報値21:30  前週分の米新規失業保険申請件数21:30  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演22:00  4月ロシア消費者物価指数23:00  4月カナダIvey購買部協会景気指数23:00  ラガルドECB総裁講演25:00  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演28:00  3月米消費者信用残高29:00  ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演 ------------5/7きょうのひとこと-------------------- 昨晩の米ADP雇用報告は2023.6万人の減少というとんでもない数字が発表されました。予想されていた(-2055.0万人)事とはいえ、米国の労働人口16500万人の12%強がわずか1カ月の間に失業したという、「瞬間蒸発」な雇用の喪失です。ドルに直接的な反応が見られなかったのは、①織り込み済み?②異常値すぎてフリーズ?③5月以降の持ち直しを期待している?ためではないかと見られます。雇用情勢の急激な悪化が見込まれる明日の米4月雇用統計もドルのリアクションは限られそうです。 本日もよろしくお願いいたします。  
含み損抑制効果約50万円 勝ちやすい仕組みで必然的に勝つ【FXオプションからのスワップ投資2020年5月7日】 ブログ

含み損抑制効果約50万円 勝ちやすい仕組みで必然的に勝つ【FXオプションからのスワップ投資2020年5月7日】

米ドル円がジワジワと下がる円高展開が続いています。この時期は、「FXオプションからのスワップ投資」の含み損抑制効果を確認するのに丁度よい時期でもあります。今回は、現在の保有ポジション状況とともに後半部分で「現在の含み損抑制効果」の計算と「今後の方針」についてまとめました。スワップポイント投資をされていて相場下落期に含み損増加で苦しんだ経験をお持ちの方などには参考になる部分もあると思います。この運用法は以下の特長があります。FXオプションからのスワップ投資 5つの特長安値でFXポジションを作るのに有効FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げるFXオプションでプレミアム受取利益が発生。FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う月5~10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10~20万より変更)による定期収入米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益FXオプションからのスワップ投資 保有ポジション状況この運用で保有しているポジションは、「FXオプションのポジション」と「FXポジション」の2種類に分かれます。それぞれの状況を定期的に確認しています。FXオプション部分(5月7日)現在保有中のポジションはこちらです。保有中のFXオプションポジションは1本です。米ドル円現在値は106.210円です。米ドル円プットオプション売り作成日:2020年3月10日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:105.400円権利行使価格:105.00権利行使期日:2020年5月27日売買数量10万通貨プレミアム:2.369利益上限:2.369×10万通貨=236,900円損益分岐点:105.00-2.369=102.631円プレミアム現在値は0.444です。本日のポジション損益状況項目損益プレミアム受取利益236,900円含み損-44,400円差引損益192,500円プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「利益限定・損失限定なし」という性質を持ちます。このポジションは、権利行使日5月27日に米ドル円が権利行使価格105円を上回っていれば236,900円のプレミアム受取分の満額利益が確定します。105円未満となった場合は、FX口座で105円の米ドル円買いポジションとする予定です。FXポジション部分(5月7日)米ドル円買いポジション20万通貨にふえています。。FXポジションをくりっく365で保有するのは、「くりっく365の米ドル円スワップポイントが長年高水準を継続している実績」があるためです。参考:5月7日のスワップポイントくりっく365 41円(3日分)⇒1日換算13.7円サクソバンク証券 -9円くりっく365の方が22.7円高いですね。私は、有利な方を使っていきます。FXオプションからのスワップ投資 過去の成績2020年 月別成績推移2020年の月別の確定利益推移です。2020年運用開始時元金 11,850,114円年月利益額2019利益利益率2020年1月345,680円345,680円2.92%2020年2月125,700円471,380円3.98%2020年3月29,200円500,580円4.22%2020年4月-43,100円457,480円3.86%2020年5月0円457,480円3.86%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}年度別成績2019年運用開始からここまでの年度別成績運用原資 12,000,000円運用開始年月:2019年3月年利益額累計利益2019年-149,886円-149,886円2020年457,480円307,594円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}今回の含み損抑制効果 総合損益推移で確認2020年5月7日時点の各項目の損益項目損益FXオプション損益327,746円FX損益(確定分)-20,152円FX+FXオプション(含み損益)-570,210総合損益(含み損益考慮)-262,616円米ドル円現在値106.210円table.tbl_krep{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_krep{width:100%;}table.tbl_krep td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_krep th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_krep,table.tbl_krep td,table.tbl_krep th{border:solid 1px #C0C0C0;}運用開始日:2019年3月21日運用通貨:米ドル円買いポジション最大40万通貨(FX+プットオプション売り合計運用資金1200万円(1万通貨あたり30万円)総合損益は-262,616円です。円高傾向が続いているので、FX・FXオプションともに含み損が増加して総合損益が悪化しています。総合損益は悪化中ですが、FXオプションの含み損抑制効果により、その増加は抑えられています。参考記事:含み損抑制効果とその「限界」のまとめこのFXオプションの含み損抑制効果は、今回の記事だけではよくわからないはずです。過去記事との比較をすると見えてきます。含み損抑制効果の計算今回のケースでいくと、米ドル円108.945円だった4月9日時点での総合損益は+59,134円でした。参考記事:【FXオプションからのスワップ投資2020年4月9日】この時点で保有中していた米ドル円買い相当のポジションは30万通貨です。4月9日時点保有ポジションFX口座:米ドル円買いポジション10万通貨FXオプション口座:米ドル円プットオプション売り20万通貨この後、4月29日の権利行使でFXオプション10万通貨がFXポジション10万通貨に変換されています。参考記事:米ドル円10万通貨買い 権利行使にて発生米ドル円買い相当のポジション数量は30万通貨で変化ありません。更に1週間が経過したのが、本日5月7日です。5月7日保有ポジションFX口座:米ドル円買いポジション20万通貨FXオプション:米ドル円プットオプション売り10万通貨5月7日の米ドル円は106.210円で総合損益は-262,616円です。これを比較表にまとめるとこうなります。4月9日と5月7日の比較保有数量米ドル円総合損益4月29日30万通貨108.945+59,134円5月7日30万通貨106.210ー262,616円変化値変化なし2.735円下落ー321,750円table.tbl_ngiy{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_ngiy{width:100%;}table.tbl_ngiy td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_ngiy th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_ngiy th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.tbl_ngiy,table.tbl_ngiy td,table.tbl_ngiy th{border:solid 1px #C0C0C0;}FXポジションで保有数量30万通貨の場合、2,735円の下落であれば総合損益は2.735×30万通貨=820,500円悪化します。それが、FXオプションで10~20万通貨を保有していたことで総合損益悪化は321,750円と半分以下に抑えられています。今回の含み損抑制効果:820,500円ー321,750円=498,750円含み損抑制効果約50万円ということになります。この含み損抑制効果は、FXオプションのプレミアム部分が相場下落期にクッションのような役割を果たしてくれるお陰です。勝ちやすい仕組みで必然的に勝つ・・・という運用スタイルこの「FXオプションからのスワップ投資」のやり方は、円高期に含み損増加を抑制しながらポジション保有できるというのも特徴のひとつです。含み損増加が抑制できれば、円高期に受ける精神的ストレスも少なくなります。その分だけ、運用も落ち着いてできます。そして、この円高期もいずれ終わります。現在は、含み損を抑制しつつ我慢の時期です。もう少し下げるところがあれば、もう10万通貨の買いを入れる予定でいます。相場転換となって米ドル円が上昇期に入れば、今度は利益拡大期に入ります。買いを増やすか、このまま拡大期を待つかは米ドル円相場次第です。いずれの状況になろうとも、自分のルール通りに売買をしていきます。勝ちやすい仕掛けを続けるからこそ、必然的に勝てるようになる・・・これが「FXオプションからのスワップ投資」の基本的な考え方です。米ドル円の次の上昇期には、利益を伸ばしていく状態もお見せできるはずです。米ドル円買いポジション保有で使用中、くりっく365は米ドル円で長期間高水準提供を続けています。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況「FXオプションからのスワップ投資」やり方とルール運用記録と気づき「FXオプションからのスワップ投資」FXオプション 具体的な作成事例FXオプションとはサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
【2020年5月】原油売りーガソリン買いの時期近し 10年に一度のチャンスをものにできるかの正念場 ブログ

【2020年5月】原油売りーガソリン買いの時期近し 10年に一度のチャンスをものにできるかの正念場

原油鞘取り、「原油ーガソリン」の組み合わせが面白い状況になっています。うまく仕掛けられるかどうか、その時期を待っているところです。5月6日 原油ーガソリンサヤ状況月日原油10月限ガソリン11月限価格差(サヤ)5月1日22070304008330table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}連休前の場帳値です。今狙っているのは「原油ーガソリン」です。「原油ーガソリン」のサヤは、ここ10年くらいは縮小しても10000が下限で、ここまで下がると拡大傾向に入ような動きをしていました。2020年4月にその均衡は破られて7000台まで縮小しています。5月1日時点でも、8000台と一時よりは拡大してきているものの、まだまだ歴史的にみてかなり縮小したままの状況です。私としては、「縮小期が止まった感じ」がでてから出動する予定でいます。5月13日 サヤ変動落ち着く月日原油10月限ガソリン11月限価格差(サヤ)5月12日終値22610324609850table.lqjlmr{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.lqjlmr td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.lqjlmr th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.lqjlmr th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.lqjlmr,table.lqjlmr td,table.lqjlmr th{border:solid 1px #C0C0C0;}原油ーガソリンのサヤが10000近辺で落ち着いています。縮小傾向は一旦終わった感じですね。かといって、ガソリン需要が落ち込んでいる現段階では、ここから再拡大するかどうかは微妙なところです。拡大に向けて仕掛けるにしても、もう少し縮小する局面を待ってからにしたいところです。もうちょっと待つことにします。
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/6 水) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/6 水)

-------------5/5ドル円相場------------------------- 欧米株高でも円売り進まず。107円台に届かず106.416まで反落。 OP106.711 HI106.893 LO106.418 CL106.536  -----------5/5主な出来事--------------------------- 13:30 RBA、政策金利を0.25%に維持 17:30 イギリス4月サービス業PMI・改定値 13.4 前回12.3 予想12.3  17:15 独憲法裁、ECBの量的緩和は一部違憲 18:00 ユーロ3月卸売物価指数(前月比) -1.5% 前回-0.6%(-0.7%) 予想-1.4%  21:30 カナダ3月貿易収支 -14.1億カナダドル 前回-9.8億カナダドル(-8.9億カナダドル) 予想-25.0億カナダドル 21:30 アメリカ3月貿易収支 -444億ドル 前回-399億ドル(-398億ドル) 予想-442億ドル  22:45 アメリカ4月サービス業PMI・改定値 26.7 前回27.0 予想27.0  23:00 アメリカ4月ISM非製造業景況指数 41.8 前回52.5 予想37.8 --------5/5株式・債券・商品------------------------- 日経平均 -----豪ASX  5407.067△87.221上海総合 -----英FT   5849.42△95.64独DAX  10729.46△262.66NYダウ 23883.09△133.33 日10年債利回り -----豪10年債利回り 0.868%△0.036英10年債利回り 0.206%▼0.025独10年債利回り -0.578▼0.014米02年債利回り 0.1882%▼0.0060米10年債利回り 0.6619%△0.0283 NY原油 24.56△4.17NY金  1710.60▼2.70 ------------5/6注目材料---------------------------- <国内>振替休日で休場 <海外>07:45  1-3月期NZ失業率07:45  1-3月期NZ就業者数10:30  3月豪小売売上高15:00  3月独製造業新規受注16:50  4月仏サービス業PMI・改定値16:55  4月独サービス業PMI・改定値17:00  4月ユーロ圏サービス業PMI・改定値17:00  ミュラー・エストニア中銀総裁講演17:30  4月英建設業PMI18:00  3月ユーロ圏小売売上高21:15  4月ADP全米雇用報告22:00  バーキン米リッチモンド連銀総裁討議に参加22:30  ビルロワ・フランス中銀総裁講演23:30  EIA週間原油在庫統計26:30  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演  ------------5/6きょうのひとこと-------------------- ドル円は107.00円を挟んだ小動きながらも小甘い展開です。GW初日(4/29)に付けた109.360の安値を、GW最終日に下抜ける事になるのでしょうか。 本日もよろしくお願いいたします。  
リピート系自動売買の特徴と5つのデメリット ブログ

リピート系自動売買の特徴と5つのデメリット

今回は「リピート系自動売買そのもの」についての内容やメリット・デメリットについてまとめさせていただきます。前回「みんなのリピート注文の特徴」などをまとめたので、順番逆ですよね。前回記事:第4回:みんなのリピート注文 2つのデメリット・4つのメリットすみませんです(反省)。連載記事読み直していて「基本の基本が抜けている事」に気づいた次第です。では、はじめさせていただきます。リピート系自動売買とは「リピート系自動売買」は、FXにおける運用法の一つとして定着してきています。「特定の条件で売買を繰返す注文」をリピート注文と呼びます。このリピート注文を何本も大量に仕掛けておいて、自動売買として実行させているのが「リピート系自動売買」です。リピート系注文の仕組み画像は、100.50-98.50円の間で往来相場となったときの売買イメージです。この場合、裁量トレードであれば左画像のように利益確定は1回くらいということが多いものです。短期売買を得意とする方であれば、この流れで何度も利益確定できるかもしれませんが、相応の能力と労力が必要です。リピート系自動売買であれば、一度設定しておけば右側画像のように綺麗に利益を出していくことができます。そもそも為替相場は往来相場7割と言われているくらい一定値幅での値動きが多い傾向があります。リピート系自動売買は、この往来相場中心の為替相場と相性が良いです。2006年(平成18年)に初のリピート系自動売買であるトラリピが提供開始されてから14年近くが経過しています。この間、リーマンショックや中国ショックなどの様々な大変動を経験しながらもリピート系自動売買は利用者が増加し続けています。私も、年間10%くらいのペースですが利益を出し続けてこれています。ほどほどの利益率で、手間少なく手堅くやっていきたい、そんな方にリピート系自動売買はピッタリの運用法と言えます。このリピート系自動売買にも、メリットとデメリットの両方あります。リピート系自動売買 5つのデメリットまずはデメリットからまいりましょう。どのリピート系自動売買でも共通して感じるデメリットは、以下の5点です。5つのデメリット1回1回の利益額が少ない。高利益率を狙う売買には向かない。含み損が常にあるのが普通。想定レンジを外れるような変動となると大きく負けることもある。リスクを取り過ぎると危険なのはリピート系でも同じ。1つづつ補足させていただきます。その1:1回1回の利益額が少ない。リピート系自動売買は、為替相場変動を細かく取っていくような設定が多くなります。このため、設定内容は以下の傾向がでてきます。1本の売買数量は少ない。利益幅は数銭~数10銭となることが多い。設定本数は30本・50本・100本と多くなる傾向がある。1本の売買数量1000通貨というのは普通で、30銭など比較的少な目の利益幅で利益確定というパターンになります。このため、1本の利益額は1000通貨×30銭=300円という具合になります。私の「みんなのリピート注文」も、1本2000通貨で50銭で利益確定というパターンですので、1本の利益額は2000通貨×50銭=1000円となっています。1本1本だけみれば、数百円~数千円の利益ということが多いです。これを積み上げて数十万円~数百万円の利益に成長させていく流れになります。その2:高利益率を狙う売買には向かない。リピート系自動売買は、年間50%・100%といった高利益率を狙う売買はしにくいところがあります。それでも、低リスクにしても、利益率10%くらいであれば無理なく狙えます。その3:含み損が常にあるのが普通。リピート系自動売買は、「30銭幅で買い下がり」あるいは「30銭幅で売り上がり」といった売買を続けていきます。この性質上、含み損はそれなりに抱えます。最初のうちは、利益確定額よりも含み損の方が大きいという状況も続きます。そして、ある程度含み損が膨らんだ後に相場が反転することで大き目の利益獲得に繋がることにもなります。これも慣れてしまえばどうということはありません。「リピート系自動売買を始めた方が最初に通る試練」含み損との付き合いは、そんなところがあります。その4:想定レンジを外れるような変動となると大きく負けることもある。ここは十分に注意して欲しいところです。特に、「過去●●年の変動幅を元に設定」などという場合です。こういう形で設定したリピート系自動売買は、その後は「完全に放ったらかし運用」となることが普通です。いずれ、それ以上の変動となる時期がきます。それがいつなのかは、誰にもわかりません。問題は、その変動期が到来したときに「完全放ったらかし」にしてあるリピート系自動売買設定は、「逃げ遅れる」リスクがあるということです。それは「マズイ」と感じたときには、既に大きな含み損となっている可能性が高いからです。「反転を期待して我慢」するか「大きな損失を出して撤退」するか、その時点の選択肢はこのどちらかしかなくなります。万が一のときにどう対処するかは、予め決めておくようにした方が良いです。その5:リスクを取り過ぎると危険なのはリピート系でも同じ。また、高利益率を狙いすぎるのも失敗のもとになります。利益率を上げる方法は簡単にできます。「設定値幅を狭くして・売買本数を増やせばよい」だけだからです。「2本・3本の設定を同時に走らせる」という方法もありますが、結果的には似たようなところがあります。これらの利益率を上げる方法は・・・売買数量が増えやすくなる大きな下げのときに含み損増加ペースが上がることになる・・・両方の現象が加速度的に進みます。この損失増加は、裁量トレードの数倍恐ろしいです。リピート系自動売買の損失は「保有ポジションが増えながら含み損が増えていく」からです。「損失加速のリスク」とでも呼ぶべき部分です。参考記事:損失加速のリスク ここでの事例は、「裁量トレード」と「リピート系自動売買」の比較です。でも、高勝率を狙って売買数量を増やすと、更に恐ろしいことになります。リスクを上げてリピート系自動売買に挑む場合は、意識しておかねばならないところだと思っています。これらのリスクはあるものの、それを上回るメリットがあります。メリット部分は、次回ご紹介させていただきます。