勝つために抑えておくべきポイント【リピート系自動売買 6つのメリット】

前回、リピート系自動売買のデメリットについてまとめました。参考記事:リピート系自動売買の特徴と5つのデメリット今回はメリットについてです。リピート系自動売買 6つのメリットメリットは、勝つために抑えておくべきポイントでもあります。メリットシンプルでわかりやすい。初心者でもすんなり入れる。24時間自動的に売買をしてくれる。裁量トレードでは取りにくい往来相場をとれる。細かい相場予測は不要。想定のレンジで動いてくれれば、手間少なく利益を出してくれる。それぞれ補足させていただきますね。 その1:シンプルでわかりやすい。「リピート系自動売買の仕組みがシンプルでわかりやすいこと」この「シンプルでわかりやすい」というのは、長く続けていくうえで大切な意味があります。自動売買は、それ相応に複雑なものがほとんどです。最低でも、テクニカル指標の基礎知識などは必須です。仮に十分な基礎知識があったとしても売買ロジックが完全に公開されることは稀なため、その売買を理解しきることはまずできません。この状況は、自動売買作成者側からみれば当然のことです。でも、投資家側からみれば、将来的に「不信感・不安感」の元になります。売買が調子が良いときは続けられても、調子が悪くなると続けられなくなるのです。調子が悪くなって損きりが多くなると、「この後どういう売買をするのか」「この自動売買プログラムはもう使えないかもしれない」、そんな気持ちを持ちやすくなるからです。今までMT4やミラートレーダーで多くの自動売買を経験してきましたが、いずれもこのパターンで、最終的に続けられなくなってしまいました。その点、リピート系自動売買は全く逆です。少しいじれば、どなたにでも理解できます。取引をして数ヶ月もすれば、「リピート系自動売買の仕組みが理解できません」という声はほぼ無くなります。売買が不調になっても、「今後どのような売買をするか」はわかっているので為替相場の流れと照らし合わせて「この苦境はまだ続きそうだ」という見通しや覚悟を決めることができます。リピート系自動売買でも、リスクの取り過ぎなどで失敗することはあります。でも、失敗の反省をして対策を打ちながらやっていけば、段々と自分なりの運用スタイルも固まってきます。シンプルであるがゆえに応用も効き続けていける、そういう良さがリピート系自動売買にはあります。その2:初心者でもすんなり入れる。FXが初めての方でも、リピート系自動売買は取り組みやすい分野の一つです。運用を始めるにあたり、目先の相場予測などはいらず、簡単な設定で自動売買で注文がだされて利益を産み出してくれます。小難しい理論も不要なため、運用を始めて最初の利益が出るまでが早いです。一番最初のFXがリピート系自動売買という方も増えているようです。それでも、売買を始めて数ヶ月もすれば利益を出せるようになっている方が多く、初心者でもFXにすんなり入っていけます。ただ、あまりに手軽なため、高リスク気味な設定にしてしまっていることに気づいていないこともあるようです。相場の急変動で資金が吹き飛んでしまってから「なぜこんな高リスクで取引していたのか」と後悔してしまうこともあるので注意が必要です。その3:24時間自動的に売買をしてくれる。一度設定すれば自動売買で寝ている間も売買を続けてくれます。MT4の自動売買のようにVPSを借りる費用も必要ありません。リピート系自動売買のスプレッドコスト(スプレッド+手数料の合計)は、どの口座でも裁量トレードよりも広くなっています。この広い部分が手数料に相当するのですが、長く続けていくことでこの部分はあまり気にならなくなります。このコスト以上の利益となることが実感できるからです。余談ですが、「このコストが気になってしょうがない」という方は、手動トラリピなどと呼ばれる「手動売買でのリピート売買」の方向に動いていくようです。スプレッドコストが気にならないと感じる方は、そのまま自動売買中心で運用を続けています。自動売買ですので、値動きの激しい深夜のNY市場などでも利益確定の場とできるのもうれしいところです。私達投資家は、深夜起きている必要はなく、熟睡ができます。その4:裁量トレードでは取りにくい往来相場をとれる。そして、前回も触れたのですが、裁量トレードで往来相場をきっちり取るのは能力と労力の両方が必要になります。どんなに上手でも細かい上げ下げを丁寧にとっていくことはできません。リピート系自動売買は、能力も労力も必要なく、簡単な設定をしておくことで利益を往来相場で積み上げてくれます。自動売買で任せておけば、朝には利益が積み上がっているわけです。無論、往来相場をどれくらい細かく取れるかは「設定次第」です。10銭くらいの狭い値幅で設定しておくと毎日のように利益が出てくるのですが、一方的に大きく動くような時期には、一気に含み損が膨らむ原因にもなります。その5:細かい相場予測は不要。リピート系自動売買の設定に細かい相場観は不要です。相場観が全く不要かどうかは、その方の運用スタイルによります。私の場合は、「大雑把な相場観」を持って取り組んでいます。人によっては、過去5年とか10年とかの変動幅に合わせて設定して放置するという場合もあります。そういう場合は、目先の変動が上げでも下げでも関係ないことになります。私は、この手の設定はしません。それは、この形で設定した場合、過去10年を超える大きな動きとなった時に、苦しむことになるからです。損失を一気に膨らませてこれまでの利益を全て失ったり、大きな含み損を抱えて苦しんでいる方のブログを何度もみたことがあります。私のリピート系自動売買は、「大雑把な相場観」を元に設定しています。大雑把な相場観とは、「米ドル円はいずれ上がるだろう」という程度のものです。私の運用で必要な相場観いつ上がるかは予想しません。下がる時期もあるだろうことも想定しています。この大雑把な相場観で「米ドル円買い」を自動売買の基本方針としています。これを「相場観を持っている」というのかどうか、微妙なところですよね。私の方法でも完全に相場観を持たない方法も、どちらも完ぺきではありません。ただ、いずれの方法も「細かい相場観は持つ必要はない」ということは共通しています。為替相場は往来相場7割でリピート系自動売買の稼ぎ時とはいっても、「いつ往来相場に入るか」は誰にもわかりません。往来相場が続いて、「おっ、稼ぎ時に入っている!」と喜ぶ程度のものです。こんな感じでも、それなりに利益が積み上がっていきます。その6:想定のレンジで動いてくれれば、手間少なく利益を出してくれる。リピート系自動売買をする投資家は、運用資金とレバレッジなどから「想定する値動き幅」をに合わせて自分の設定を作ります。この「想定する値動き幅」=「想定のレンジ」ということです。為替相場がこの範囲内で動いてくれれば、設定調整する必要もなく利益が積み上がってくれます。想定レンジが広ければ広いほうど、ほとんと放ったらかしで運用ができる分、利益率は広くなりがちです。逆に、想定レンジが狭ければ狭いほど、細かい調整が必要にはなるものの、高い利益率を目指せるようになります。私の場合は、「想定レンジは広目」です。これに手動売買を加えていくことで「含み損を減らし」「利益率を高める」ような形にしています。次回以降、実際の売買のやり方に入らせていただきます。

参照元:お気楽FX 相場生活入門編

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