自民、企業の内部統制や監査の質的向上で提言へ 東芝問題を受け News

自民、企業の内部統制や監査の質的向上で提言へ 東芝問題を受け

[東京 5日 ロイター] - 自民党は、東芝の不正会計問題を受けて、企業の内部統制や会計監査の質の向上を目指すための提言をまとめる方針だ。同党・金融調査会の根本匠会長が5日、記者団に述べた。監査制度に関する論点を整理し、欧米の事例を踏まえた上で取りまとめる。監査法人をめぐる制度改革の必要性のみならず、企業の内部統制を機能させることの重要性も盛り込まれる方向だ。

コラム:期待される日銀マイナス金利の円高防止効果 News

コラム:期待される日銀マイナス金利の円高防止効果

[東京 5日 ロイター] - 世界経済のエンジンである米景気への懸念が、市場のリスクオフ心理を高め、ドル全面安となっている。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が10日の議会証言で、海外経済動向を注視すると言えば、3月利上げ観測が後退し、ドル安が進展。日本は円高・株安リスクに直面する。

正午のドルは方向感出ず、米雇用統計を前に手掛かり乏しく News

正午のドルは方向感出ず、米雇用統計を前に手掛かり乏しく

[東京 5日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の116.82/84円だった。株価の下げ渋りを眺めて底堅い動きとなったが、手掛かりに乏しく方向感は出なかった。午後にかけては、米雇用統計の発表を海外時間に控えて様子見が強まるとみられている。

仏・伊・スペインなど、EU財政目標の達成困難な見通し=欧州委 News

仏・伊・スペインなど、EU財政目標の達成困難な見通し=欧州委

[ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州委員会が4日公表した最新の経済予測では、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルが、欧州連合(EU)が定めた財政赤字の削減目標を達成できていないか、今後に政策変更しなければ達成できない見通しであることが示された。

訂正:主要国のイールドカーブがフラット化、景気後退の前兆か News

訂正:主要国のイールドカーブがフラット化、景気後退の前兆か

[ロンドン 4日 ロイター] - 各国の債券イールドカーブ(利回り曲線)の形状がフラット化している。これは通常、景気後退の訪れを告げるサインだが、今回は中央銀行が量的緩和(QE)やゼロ金利、マイナス金利政策を実施中という異例の状況にあるため、過去の事例が当てはまらないとの見方もある。