東京市場は大荒れ続く、日経2日で一時1500円安 長期金利プラスに News

東京市場は大荒れ続く、日経2日で一時1500円安 長期金利プラスに

[東京 10日 ロイター] - 10日の東京市場は、連日の大荒れとなった。日経平均は一時650円安と2日間の下げ幅は1500円超まで広がった。一方、10年長期金利<JP10YTN=JBTC>はプラス圏に浮上。ドル/円<JPY=EBS>は前日安値を下回らなかったものの、世界的なリスク回避が強まる中で、上値の重い展開が続いている。

ドル方向感出ず、イエレン証言控え様子見も News

ドル方向感出ず、イエレン証言控え様子見も

[東京 10日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時点に比べドル安/円高の114.52/54円だった。日経平均株価が大幅続落となる中でドル/円の上値も重かった。海外時間にイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えており、様子見ムードも出たもようで方向感は出なかった。

日経平均は大幅続落、一時1万5500円割れ リスク回避続く News

日経平均は大幅続落、一時1万5500円割れ リスク回避続く

[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に続落。取引時間中としては2014年10月29日以来、約1年3カ月ぶりに1万5500円を下回った。リスク回避姿勢が継続し、下げ幅は一時655円まで拡大。日経平均ボラティリティ指数は昨年8月以来の水準まで急伸する場面もあった。東証1部の値下がり銘柄は91%に上り、全面安商状となった。

ソフトバンクGの4─12月営業益は+18%、国内通信やヤフー寄与 News

ソフトバンクGの4─12月営業益は+18%、国内通信やヤフー寄与

[東京 10日 ロイター] - ソフトバンクグループが10日発表した2015年4─12月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年比18.0%増の8753億円となった。国内通信事業が堅調に推移したほか、ヤフーによるアスクル子会社化も利益を押し上げた。米携帯電話子会社スプリントの改善も寄与した。

ユーロと円のベア戦略誤算、対豪ドルで金利差影響せず News

ユーロと円のベア戦略誤算、対豪ドルで金利差影響せず

[シドニー 10日 ロイター] - 日銀がマイナス金利を導入し、欧州の利回りも一段のマイナスとなるなか、円やユーロを売って、高利回りの豪ドルを買うのは理にかなった行動のように見える。しかし、最近の為替相場はこれとは真逆の動きを示しており、金利差だけが相場の決定要因ではないことが鮮明になった。