［東京　１３日］ - ２０１６年序盤の金融市場は、原油価格の下落、中国経済に対する不透明感、米国景気減速懸念という３つのリスクに振り回され、大荒れのスタートとなった。しかし、これらのリスクに対する懸念はここにきて徐々に後退しているようだ。

［サンフランシスコ　５日　ロイター］ - 暗号化データへのアクセスをめぐって米司法省とアップルが法廷闘争を繰り広げているが、オバマ政権内でも、ＩＴ企業が法執行機関向けの「バックドア（裏口）」を自社製品に仕込むよう要請することを支持するべきか否か、意見が割れている。

［香港　９日　ロイター］ - 世界各地の大都市で不動産の価格高騰を招いたチャイナマネーは、従来の領域を超えて、ドバイの土地や英マンチェスターの学生住宅のような格安で高いリターンの見込める物件に触手を伸ばしている。

［８日　ロイター］ - 世界各国の中央銀行が失敗に終わったことが、２０１６年の米大統領選によって実現されるかもしれない。ただ希望したやり方ではない。「保護主義」によるインフレの回復だ。

［ワシントン　１１日　ロイター］ - 米大統領選の共和党候補指名レースで、ライアン下院議長の擁立を目指すグループが１１日、活動を停止すると声明で明らかにした。

［ニューヨーク　１１日　ロイター］ - ニューヨーク外為市場では、リスク資産に対する需要が増大したことでドルが主要通貨に対して上昇した。前日の欧州中央銀行（ＥＣＢ）の決定に加え、この日に中国人民銀行（中央銀行）が人民元の対ドル基準値を年初来高値水準に設定したことが背景。

［ニューヨーク　１１日　ロイター］ - １１日の米国株式市場は主要３指数が上昇して取引を終えた。欧州中央銀行（ＥＣＢ）が前日に発表した追加金融緩和が追い風となったほか、原油先物価格の上昇でエネルギー関連が買われた。

［パームビーチ（米フロリダ州）　１１日　ロイター］ - 米大統領選の共和党候補指名争いから撤退した元神経外科医ベン・カーソン氏は１１日、支持率でトップを走るドナルド・トランプ氏に支持を表明した。

また、イラン大統領府長官は１０日、制裁導入前の原油市場シェアを回復するまで、イランは供給抑制に向けたいかなる合意にも参加しないと述べている。

［ワシントン　１１日　ロイター］ - 米労働省が１１日発表した２月の輸入物価指数は前月比０．３％下落し、８カ月連続のマイナスとなった。市場予想は０．６％下落だった。石油のほか広範な品目が値下がりし全体水準を押し下げた。ただ、ドル高の傾向が和らぎ原油価格も安定し始める中で、下落のペースは緩やかになってきている。