機械受注1月は大型案件の影響で大幅増、製造業弱めの動き News

機械受注1月は大型案件の影響で大幅増、製造業弱めの動き

[東京 14日 ロイター] - 内閣府が14日に発表した1月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比15.0%増と2カ月連続の増加、9347億円と高水準となった。ただ鉄鋼業からの大型受注が数字を押し上げており、これを除くと主要製造業で足元弱めの動きが目立つ。世界経済の減速を受けて投資計画の先送りの動きが指摘されている。

ドル/円はレンジ継続、日銀が現状維持なら円高=今週の外為市場 News

ドル/円はレンジ継続、日銀が現状維持なら円高=今週の外為市場

[東京 14日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円はレンジ内で神経質な展開となりそうだ。日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)は現状維持とみる向きが多いが、日銀については一部で追加緩和期待が残されている。政策変更がなかった場合は、期待がはく落した分だけ円高方向に振れるとみられている。

中国人民銀総裁、大規模な刺激策を否定 「緊急時は柔軟に対応」 News

中国人民銀総裁、大規模な刺激策を否定 「緊急時は柔軟に対応」

[北京 12日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は12日、過度な刺激策を用いて経済成長率を押し上げる必要はないと述べる一方、国内外で経済に大きなショックが生じた場合には柔軟に対応すると強調した。現在の穏健な金融政策を維持する姿勢もあらためて示した。

今週の日本株は底堅い、日米中銀会合後の為替変動に警戒感も News

今週の日本株は底堅い、日米中銀会合後の為替変動に警戒感も

[東京 14日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、底堅い値動きとなりそうだ。日米の中銀会合を控えて週初は方向感が出にくいものの、米景気の先行き懸念後退と原油価格の底入れにより、投資家の不安心理は消えつつある。中銀イベントを無難に通過すれば、押し目買いや年度末特有の買い需要が相場の支えになるとみられる。

1─2月の中国鉱工業生産は5.4%増に鈍化、小売売上高も予想下回る News

1─2月の中国鉱工業生産は5.4%増に鈍化、小売売上高も予想下回る

[北京 12日 ロイター] - 中国国家統計局(NBS)が12日発表した2016年1─2月期の鉱工業生産は前年同期比5.4%増で、昨年12月の5.9%増から減速、世界的な金融危機が深刻だった2008年11月以来の低水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(5.6%増)も下回った。

日銀会合、MRFのマイナス金利適用除外を議論の公算=関係筋 News

日銀会合、MRFのマイナス金利適用除外を議論の公算=関係筋

[東京 13日 ロイター] - 複数の関係筋によると、日銀は3月14、15日に開く金融政策決定会合で、マネー・リザーブ・ファンド(MRF)の資金に関し、日銀当座預金におけるマイナス金利の適用除外にするかどうか議論する公算が大きくなっている。決済機能を持つMRFは、証券投資の重要な受け皿となっており、証券業界が適用除外を要望しているが、緩和効果への影響の観点から日銀内に慎重な意見もあり、結論が出るか流動的な要素も残されている。